JPS5835814B2 - 鋸盤の切込制御方法及び制御装置 - Google Patents

鋸盤の切込制御方法及び制御装置

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JPS5835814B2
JPS5835814B2 JP54066061A JP6606179A JPS5835814B2 JP S5835814 B2 JPS5835814 B2 JP S5835814B2 JP 54066061 A JP54066061 A JP 54066061A JP 6606179 A JP6606179 A JP 6606179A JP S5835814 B2 JPS5835814 B2 JP S5835814B2
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speed
constant
cut
saw blade
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信男 桜井
菊雄 守屋
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D55/00Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D55/06Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of drives for strap saw blades; of wheel mountings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D55/00Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D55/08Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of devices for guiding or feeding strap saw blades
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/007Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work while the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/12Adaptive control, i.e. adjusting itself to have a performance which is optimum according to a preassigned criterion

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、鋸盤の切込制御方法及び制御装置に係り、
更に詳しくは、素材の切削中に、切削長に応じて、切込
速度と、調速とを一定の比率となるように制御して、素
材に対する切削率及び切込量を一定に制御し、易剛材及
び難削材を問わず、常に一定の切削率で切込みを行なう
ことを可能とした鋸盤の切込み制御方法及び制御装置に
関するものである。
一般に、鋸盤において素材を切断する場合、素材が普通
鋼や、易削材の場合には調速を速くし、かつ切込圧を小
さくして切削するのに対し、素材が難削材の場合には、
鋸刃が素材をこすって加工硬化が起るのを阻止すべく調
速を遅くシ、かつ切込圧を大きくして切削するのが良い
とされている。
ところで、従来の鋸盤による素材の切込制御方法には調
速を一定にしておき、鋸刃に作用させる荷重を制御する
荷重制御方法(又は圧力制御方法)と、調速を一定にし
ておき、鋸刃を支持する流体シリンダの作動流体の排出
速度を一定に制御する流量制御方法とが一般に知られて
いる。
前者の荷重制御方法は、例えば普通材や易削材を切断す
る場合、切削率を常に一定に制御するために、切削長の
長い部分では、鋸歯の切込速度及び切込量を小さくする
が、加工硬化性の難削材のように、切込量がある設定値
より小さいと切削しにくい素材の場合には、荷重制御方
法は適用できないという問題があった。
また後者の流量制御方法の場合は、易剛材は勿論のこと
、難削材でも切削可能なある設定値以上に切込量を保つ
ことができる。
しかし、切削長の短い部分における切削率と、切削長の
最長部の切削率とは、切削率が異なる。
即ち、切削長の最長部に合わせて、最大切削率を設定す
るため、平均切削率が低下し、従って切削率を一定に制
御することが困難であった。
この発明は、かかる従来の問題点に鑑み、これを有効に
解決するために案出されたもので、この発明の目的とす
るところは、素材の切削中に、切削長に応じて、切込速
度と、調速とを一定の比率となるように制御して、素材
に対する切削率及び切込量を一定に制御し、易削材及び
難削材を問わず、常に一定の切削率で切込みを行なうこ
とを可能とした鋸盤の切込制御方法及び制御装置を提供
するものである。
また、この発明の他の目的は、素材に対する切込量及び
、切削率を一定に保つことによって、鋸盤による切削能
率を著しく向上することができる鋸盤の切込制御方法及
び切込制御装置を提供するものである。
また、この発明の他の目的は、切込量及び切削率を一定
に制御することによって、鋸刃に対する極度の負荷が低
減でき、以って鋸刃の寿命を伸ばすことができる鋸盤の
切込制御方法及び制御装置を提供するものである。
以下、添付図面に基づいてこの発明の好適一実施例を説
明する。
第1図は一般的な横型帯鋸盤を示すもので、長方形状の
基台1上には、素材(M)を支持する素材支持台3と、
この素材支持台3上に載置支持された素材(M)を挟持
固定する固定バイスジョー5f及び可動バイスジョー5
Mを備えたバイス機構5とが装着しである。
また基台1上には、はぼC型をした鋸刃ハウジング7が
ヒンジピン9を介して上下方向に回動自在に支承されて
いる。
この鋸刃ハウジング7の一方のハウジング部11の内部
には、1駆動ホイール13が駆動軸15を介して回転自
在に内装されており、また他方のハウジング部17には
、回転軸19を介して従動ホイール21が回転自在に内
装されている。
前記1駆動ホイール13と、従動ホイール21とには、
ノμプ状の帯鋸刃23が掛は回されている。
なお、鋸刃ハウジング7において、ハウジング部11.
17の上部付近を連結支持する梁部材25に設けられた
ガイド部材27には、前記帯鋸刃23の切削領域両側部
において、帯鋸刃23を案内支持するためのガイドピー
ス29.31を下端部に備えたアーム部材33.35が
、夫々位置調整自在に取付けである。
上記構成の横型帯鋸盤においては、前記駆動軸15に連
動連結したモーターのごとき回転駆動装置(図示省略)
により駆動ホイール13を回転1駆動せしめ、1駆動ホ
イール13と従動ホイール21に掛回した帯鋸刃23を
走行駆動せしめて素材(M’)を切削するものである。
なお、素材(M)を切削する際に鋸刃ハウジング7をヒ
ンジピン9を軸として上下方向に昇降回動するには、鋸
刃ハウジング7の適宜位置にピストンロッド37の先端
部を枢支連結し、かつ基部を前記基台1に枢着支持され
たリフトシリンダー39の作動によるものである。
すなわち、リフトシリンダー39内に圧油を供給して、
ピストンロッド37を突出作動せしめることによって鋸
刃ハウジング7は上昇回動される。
その後、油路を切換え、鋸刃ハウジングの重量によりリ
フトシリンダー39内の圧油を排出することによって、
鋸刃ハウジング7は下降回動するものである。
ところで、上記のような帯鋸盤における1歯当りの切込
量(h)と、鋸刃全体の切削抵抗(R)とは、次のよう
に求められる。
即ち、第2図において、帯鋸刃23の長手移動方向にX
座標軸、切込方向にy座標軸をとり、1歯当りの切込量
をh1鋸歯間隔をPとすると、素材(M)に対する帯鋸
刃23の進入角(切込角)tanθは、 により求めることができる。
て1歯当りの切込量(h)は、 そして(1)式を変形し となる。
ここで1歯当りの切削抵抗(r)は、 切削抵抗(r)= A x切込量(h) ・
・・・・・・・・(4)(A:定数)の関係があるので
、鋸刃全体の切削抵抗(R)は、次のようになる。
鋸刃全体の切削抵抗(R) 1歯当りの切削抵抗(r)×鋸歯数(n)・・・・・・
(5)(4)式を(5)式に代入すると、切削抵抗(R
)は、切削抵抗(R)一定数(A)×切込量(h)×鋸
刃数(n)・・・・・・・・・(6) となり、また切削長(L)は、 である。
また、(8)式を(6)式に代入して切削抵抗(R’)
を求めると、 となり、更に上記(3)式を(9)式に代入すると、切
削抵抗(R)は、次式で求められる。
上記のような帯鋸盤による金属切削においては切込量が
減少すると、単位切込量当りの切削抵抗が増大する傾向
があり、特に難削材において、この傾向がある。
例えば、ステンレス等の材料においては、切込量が0.
3 mm以下になると、単位切削量当りの切削抵抗が著
しく増大する。
従来行なわれてきた鋸盤の荷重制御といわれる方法は、
上述のように調速を特に制御せず、一定としたものであ
った。
この荷重制御方法は、上記第(10)式において、調速
を一定にしたもので、次のように表わされる。
ここで鋸盤において、切削率(η)は次のように定義さ
れる。
そして、(15)式を(14)式に代入すると、切削抵
抗(R)は、 切削抵抗(R)=A’x切削率(η) ・・・・・・
・・・(16)となる。
従来の荷重制御方法は、(16)式に基づき、切削抵抗
を一定となるように制御することにより、切削率(η)
を一定に制御しようとするものであるが、これは、単位
切込量当りの切削抵抗(R)が一定であることを前提と
しており、実際には切込量が小さくなった場合、単位切
込量当りの切削抵抗(R)が増加する。
例えば、難削材において、上記(13)式に基づいて説
明すれば、 (a) 切削抵抗(R)が一定になるように、切込量
(h)を制御しているとする。
(b) 切削長(L)が増加する。
(C) 切削抵抗(R)を一定とするため、切込量を
減らす。
(d) 切込量が減少したので、単位切込量当りの切
削抵抗(r)が増加する。
となり、上記(c)と、(d)との間で循環し、切込速
度が急減する。
この発明は、切込速度(VF)と、調速(Vt )との
両方を制御することにより、切込量(h)を一定とし、
上述した切込速度が低下する現象を防止することを要旨
とするものである。
次に、前記(11)式を再び示すと、 切削抵抗(R)×鋸速(Vt’) になる。
(19)式で、切削動力(H)を一定にすれば、切削率
(η)も一定となる。
従って、従来の荷重制御方法は、調速(Vt )を一定
とした場合で、(19)式の特殊例と言える。
この発明は、上記(19)式において、切削率(η)を
一定とするため、切削動力(H)を一定に制御するとと
もに、上記(3)式での切込量(h)を一定とするよう
調速(Vt)と、切込速度(VF’)との比率を、はぼ
一定に制御するものである。
即ち、切込速度(VF)と、調速(Vt )とを連動、
つまり、両速度が常に一定の比になるように制御する。
ところで、切削長(L)が増加すると、切削抵抗(R)
も増加する。
そこで、切削動力(H)−切削抵抗(R)×鋸速(Vt
)(=Ax切込速度(VF)X切削長(L))・・・(
11)を一定におさえるため、切込速度(VF)を下げ
、切込速度(VF)と−走化を保ちつつ、調速(Vt
)を下げる。
この時、完全に一定であれば問題はない。
しかし誤差等で、例えば調速(Vt)が減少すると切込
量(h)が増加する。
従って、切削長(L)が増加した場合、切削抵抗(II
’()が増加するので、切削動ノ〕(H)を一定に保つ
べく調速(Vt)を下げるように制御すると、切込量(
h)が増加するとともに切削抵抗(R)が更に増加する
従って、再度調速(Vt )を下げなければならないと
いう悪循環が生ずるのを防止するため、調速(Vt )
の減少とともに、切込量(h)が減少する傾向を持たせ
るように、切込速度(V F )と調速(Vt ’)と
の連動制御関数を設定する。
この連動制御関数(K’)は、例えば、第3図、第4図
のグラフ説明図に示すように表わされる。
即ち、 O切込速度(VF)(調速(Vt))の増加とともにθ
は減少し、切込量は増大する。
O切込速度(VF)(調速(vt’) )の減少とと
もにθは増大し、切jΔ量は減少する。
このように、調速(、Vt)と切jΔ量(h)との関係
を制御すれば、切込量は完全に一定とはならないが、従
来の調速一定の荷重制御方式に比較すれば、切込量(h
)の変化は少なくできる。
例えば、第3図の連動制御関数(K)の直線式は、調速
(Vt)−DX切込速変(VF)+E・・・(21)と
なり、ここでD及びEは定数である。
また一般に調速(Vt )は、 調速(Vt)=f(切込速度)・・・・・・・・・・・
・・・・(22)とおける。
fは調速(Vt )と切込速度(VF)との関係を示す
関数である。
ここで上記(22)式を、′前記第(17)式に代入す
ると、 なお、実施に際しては、比例定数A、D、E等は実験的
に決めるものとする。
また、上記の説明は、鋸刃ハウジング7が、ヒンジピン
9を支点として上下に回動する形式の鋸盤について説明
したが、鋸刃ハウジング7が、ガイドポスト(図示せず
)に対して昇降する形式の鋸盤についても同様である。
次に、この発明、つまり切込速度(VF)と、調速(V
t )との比が、常に一定となるように制御して、切削
率を一定に制御するための具体的な実施例を、第5図か
ら第11図に基づいて説明する。
まず、第5図に示す、この発明の第1実施例は、鋸刃ハ
ウジング7が昇降するいわゆるコラム形式のもので、切
削抵抗(R)として、ガイドピース29.31と、鋸刃
のアーム部材33.35との間に設置した荷重検出器4
1により、帯鋸刃23の長手方向(第5図において左右
方向)と直交する垂直方向の切削抵抗成分を取出す。
そして、所望の切削率(p)と、上記荷重検出器41で
求めた垂直方向の切削抵抗成分とを第1演算装置43に
与え、前記(25)式、即ち、VFA×η f−1←−一−)により切込速度(VF’)を求める。
次に、この(25)式で求めた切込速度(VF)を、切
込速度制御装置45に与え、そしてこの切込速度制御装
置45により、サーボモータ47を制御して、その駆動
軸49に設けた減速機51、及びラック53とピニオン
55を介して、切込速度(VF)を制御するものである
また、前記(25)式で求めた切込速度(VF)と、所
望の切込量(hx)とを第2演算装置57に与え、VF 前記(20)式(h −−−cotθ)及び(22)式
(Vtt f(切込速度))により調速(Vt )を求める。
そして第2演算装置57で求めた調速(Vt )の値を
鋸速制御装置59に与え、この鋸速制御装置59により
サーボモータ61を制御し、駆動ホイール13の駆動軸
15と連結する駆動軸63及び、減速機65を介して帯
鋸刃23の鋸速(Vt)を制御するものである。
なお、切込速度制御装置45と、鋸速制御装置59とを
包含する速度制御装置67は、油圧方式等の適宜な速度
制御方法を用いても良いことは勿論である。
また前記、サーボモータ47.61と、減速機51.6
5との間の1駆動軸49.63には、ギヤ69a 、6
9bを介して夫々のサーボモータ47゜61の回転数を
切込速度制御装置45、鋸速制御装置59にフィードバ
ック制御するための速度発電機71.73が設けである
第6図は、この発明の第2実施例を示し、鋸刃ハウジン
グγは、上下に昇降し、かつ帯鋸刃23は1.駆動軸7
5を介して鋸刃1駆動モータ77により1駆動されるい
わゆるコラム形式のものである。
一般にモータの機械出力(ps)は、 PS−トルク×回転数(N’) 各種損失+切削抵抗(R)×錫量(V t ’)・・・
・・・・・・(26) であるから、各種損失を一定と仮定すれば、モータの機
械出力(ps)、即ち、七−夕の実効入電力を一定に制
御すれば、前記(17)式(切削抵抗(R)×錫量(V
t)−A×切削率(η)により切削率(η)が一定に制
御される。
即ち、本実施例では、同図に示すように、鋸刃駆動モー
タ77を、電力制御装置79により制御することによっ
て、切削率(η)を一定に制御するものである。
また、駆動ホイール13の1駆動軸15の回転数N1と
、定速モータ81の回転数N2とを、差動ギヤ83によ
り合成すれば、出力軸85の回転数は、(N1−N2)
となる。
この出力軸85の回転数(N1−N2’)を、変速比(
G)の変速機87を通して、回転数を(N。
N2)Gとし、これで鋸刃ハウジング7の切込速度(V
F)を設定するメータリングバルブ89を回転させるも
のである。
即ち、変速機87により設定された回転数(N1N2)
Gによりメータリングバルブ89を回転させて、鋸刃ハ
ウジング7に設けられたリフトシリンダ91の排出流量
を制御し、鋸刃ハウジング7の切込速度(VF)を制御
するものである。
このような制御は、前記第(21)式(Vt−Dx■F
+E)に従っており、即ち(21)式を切込速度(vr
;”)について解くと、切込速度(VF)は、となる。
又、切込量(h)を設定するには、変速機87を用いて
、その変速比(G)を変えるかわ心鏝こ、メータリング
バルブ89の図示!7ないプランジャーストロークを変
えても良い。
第7図は、第5図を変形した(二の発明の第3実施例を
示し、切削抵抗(R)とし\−、リフトン1:ンダ91
内の圧力(P5C)により1.(1刃ハウジング7の自
重(W)による影響を、圧力i等出器93を弁して第3
演算装置95により差し引き、即ち、■イ、W−1,P
(A:はピストンの受圧面積)の式により、帯鋸刃23
の長手方向(第7図において左右方向)に対する法線方
向の切削抵抗法線方向成分(R1)を求める。
そして、所望の切削率(ηx”と、−上記切削抵抗法線
方向成分(R3)とを第4演算装置97に与えて演算し
、前記式(25)(VFA×ηX f−’()により切込量’r、ff−(V F )を求
さ・)る。
次に、第4演算装置97で求めた切込速度(’VF)を
、切込速度制御装置99に与え、前記リフ“、シリンダ
91から排出される作動流体(この実施例では油圧シリ
ンダを使用することにより排油゛)の排出速度を、モー
ター01を介して流量制御弁103で制御し、鋸刃ハウ
ジング7の切込速度(VF)を制御するものである。
更に、前記第4演算装置97で求めた切込速度(VF)
と、所望の切込量(hx)とを第5演算装置105に与
え、前記式(20) (h −VF/V tcotθ)
、及び式(22)(vt = f(切込速度))により
鋸速(Vt)を求める。
そして、この第5演算装置105で求めた鋸速(Vt)
の値を、前記と同様に、鋸速制御装置107に与え、こ
の鋸速制御装置107によりサーボモーター09を制御
し、駆動ホイール13の駆動軸15と直結する駆動軸1
11及び、減速機113を介して帯鋸刃23の減速(V
t )を制御するものである。
また駆動軸111にギヤ117を介して連動連結して設
けられた速度発電機115は、駆動軸111の回転数を
、調速制御装置107にフィードバック制御させるもの
である。
また切込速度(VF)も、リフトシリンダ91のピスト
ンロッド119に取付けたラック121と噛合するピニ
オン123及び回転軸125に設けられた速度発電機1
27を介して切込速度制御装置99にフィードバックさ
れて、制御されるものである。
第8図は、この発明の第4実施例を示すもので、この実
施例は、鋸刃ハウジング7の一端がヒンジピン9を支点
として上下方向に回動し得る、いわゆるスイングタイプ
の鋸盤について実施したものである。
この実施例における切込速度(VF)の制御及び調速(
Vt )の制御は次のように行なう。
まず、切削抵抗(R/)として、鋸刃1駆動ホイール1
3の伝達トルク、即ち、駆動モーター29の回転駆動力
を、トルク検出器131により取出して使用する。
そして、このトルク検出器131で取出した切削抵抗(
R)と、所望の切削率(ηX)とを第6演算装置133
に与え、前記式(25)、即ち、VF −A×η f−’() により、切込速度(VF)を求める。
次に、被削材(素材M)の断面形状、寸法、及び鋸盤の
形状、寸法、及びヒンジ角度を、第7演算装置135に
与え、実際の切込速度(■F′)を求める。
この実際の切込速度(VF’)の求め方としては、例え
ば、丸棒の場合には次のように行なう。
即ち、第9図、第10図に示すように、座標軸x、yを
取る○ 鋸刃光に相当する直線Zは、点P、(J H,sinθ、 I(1(1−cosθ))を通る傾き
−tanθの直線である。
y −−tanθ・X+C,とおけばPを通るから、H
,(1−CO3θ) −−tanθ(J−H,sinθ
)+C、”、C=H,(1−cosθ) +tanθ(
J−H1Sinθ)よって求める直線Zの方程式は、 y −−tanθ−X+H1(1−cosθ)+tan
θ(J−((、sinθ)・・・・・・(28)素材(
M)の半径をrとすれば、外径円の方程式%式%(29
) 次に円と直線との交点のX座標を求める。
前記(28)式を(29)式に代入すると、 (1+tan2θ) x2+2 (tanθ(r−ψ)
+r)+(r−φ)2=O・・・(30) ただし、φ−H1(1−cosθ)+tanθ(J−H
sinθ) ・・・・・・・・・・・・(31)前記
(30)式が、実根、重板を持てば、(28)式、(3
0)式は交わり、または接する。
上記スイングタイプの鋸盤の場合、切削長(L)の範囲
で、ヒンジに近い側と離れた側で、切込量(h)は異な
るが、例えば、切削長(L)の中点の値を採用するとす
れば、中点X座標は、 となり、 また中点とP点との距離Qは、 となり、切込量をciyとすれば、切込量(dy)は鋸
刃長手方向に垂直の変位であるから、 切込速度は、 となる。
次に調速(Vt )の制御は、前記(25)式で求めた
切込速度(VF )と、第7演算装置135で求めた実
際の切込速度(VF6)とを、比較装置137により比
較し、両速度(VF)、(■F′)が近づき、若しくは
、一致するようにサーボ弁制御装置13龜及びサーボ弁
141を介して、鋸刃ノ\ウジング7を上下に回動させ
るリフトシリンダ143を制御し、鋸刃ハウジング7の
切込速度(VF)を制御する。
そして、前記実際の切込速度(VF’)と、所望の切込
量(hx)とを、第8演算装置145に与え、前記と同
様に、(20)式、(22)式により調速(Vt )を
求めるものである。
そして更に、第8演算装置145で求めた調速(Vt
)を、調速制御装置147に与え、前記第11第3実施
例と同様に、無段変速機149等を介して調速(Vt)
を制御するものである。
なお、調速(Vt )を制御する構成は、上記第1、第
3実施例と同様なので、第1実施例と同一符号を付して
説明は省略する。
また、前記、第7演算装置135に入れるヒンジ角度の
値は、ヒンジピン9と連結したヒンジ軸151に設けた
ロータリエンコーダ153により検出するものである。
次に、第11図は、この発明の第5実施例を示し、鋸刃
ハウジング7が上下方向に垂直に昇降する形式の鋸盤に
実施したものである。
乙の実施例は、同図に示すように、鋸刃ハウジング7の
切込速度(VF)は、油圧のリフトシリンダ155から
の排油速度を、メータリングバルブ157aで制御する
ことにより決定される。
またメータリングバルブ157bの排出流量(QO)は
、図示しないバルブの回転数(N)と、メータリングバ
ルブ157bのプランジャーのストローク(1)との積
(Nxl−排出流量)に比例する。
更にメータリングバルブ157aの回転数は、鋸刃駆動
ホイール13の回転数(N)と、定速モータ163の回
転数(、)とを、差動ギヤ165で合成して、(N−n
)となっており、前記第2実施例において述べた第(2
7)式(VF −(Vt −E)×石)に従っている。
従って、切込量(h)は、前記プランジャ161のスト
ローク(1)を変えることにより、任意に設定できる。
次に、上記実施例により、切削率(η)を設定する方法
について述べる。
まず鋸刃ハウジング7を昇降させるリフトシリ−R ンダ155の圧力Pは、p= (w:フレー1 ム自重、R:切削抵抗、A1:ピストン面積)である。
切削抵抗R=O,つまり、P=W/Aで圧力最大なとき
、圧縮はね167の力と平衡した位置は、プランジャス
トローク(1)が01切削抵抗(R)が−R 増加するに従って、P=Tより圧力が低下する。
従って圧縮ばね167が伸び、プランジャストローク(
1)が増加するように構成する。
圧縮ばね167が開放時よりXlだけ縮んで、油圧Pと
、平衡しているとすれば、 この(37)式のように圧縮ばね167の変位、即ち、
シリンダ159のピストン169の変位X1は、切削抵
抗(R)と−次関数の関係となる。
そこでピストン169に、メータリングバルブ157b
のブランジャストロータストッパを連結し、圧縮ばね1
67が伸びる、即ち変(qXが減ると、プランジャスト
ローク(1)が増加する方向に組合わせる。
プランジャストロークC1’)は、 Cは、ピストン169と、プランジャストロークストッ
パとを連結する棒の長さにより決まる定数である。
前記(37)式を(38)式に代入すれば、プランジャ
ストローク(1)は、 切削抵抗R=0のとき、プランジャストローク(1)=
Oとなるように、連結棒の長さを決めれば、R=O、
l=Oを前記(39)式に代入して、つまり、プランジ
ャストローク(A)は、切削抵抗(B、)に比例する。
ところで、メータリングバルブ157bの単位時間当り
の排出流量(Qo)は、プランジャストローク<1.)
と、回転数(N)の積に比例する。
即ち、Qo=l×N ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(42)前記(41)式
を(42)式に代入すると、つまり、流量(QO)は、
切削抵抗(R)と、調速(Vt)(Vt ocN)の積
に比例する。
即ち、前記第(17)式から明らかなように、流量(Q
o)は、切削率(η)に比例する値である。
従って、切削率設定用の圧力補償続流量調整弁171に
より、シリンダ173へ流入する流量(Qi )を設定
する。
例えば、切削長(L)が一定の場合、流入量(Ql)と
、排出流量(Qo)が等しければ、ピストン175は動
かないが、実切削率(ηX)が、設定切削率(η)より
小さいと、排出流量(QO)が流入量(Qi)よりも小
さくなり、シリンダ173の油量が増加し、ヒストン1
75が上昇する。
モしてモータ 177の印加電圧を上昇させ、モータ1
77の回転数を上昇させて、調速(vt’)及びメータ
リングバルブ157aの回転数を増し、更に、切込速度
(VF)を増加させて、前記(11)式(RxVt=A
x■FxL−Axh/TxL)により、切削抵抗(R)
×調速(Vt )の値、つまり排出流量(QO)が増加
して、流入量(Qi )に近づく。
また実切削率(η)が設定切削率(η)より大きいとき
は、前述の場合と逆のことが起り、排出流量(Qo)が
減少して流入量(Qi )に近づくものである。
なお、図中179a 、179bはカップリングである
なお、この発明は、上記の各実施例に限定されず、他の
実施例により行なうことも可能である。
この発明は、上記のように、素材(M)の切削中に切削
長(L ’)に応じて切込速度(VF)と、調速(Vt
)とを一定の比率となるように制御すると同時に、切
削動力を一定になるように制御することにより、切込量
(h)を一定に制御し、易削材及び難削材を問わず、常
に一定の切削率(η)で切込みを行なうことができる効
果がある。
また、上記のような操作は、全て自動的に制御されつつ
行なわれるので、人手を要さず、従って切削能率を著し
く向上することができる。
更に、被剛材(M)の種類や、切削長(L)及び切削抵
抗に応じて、切込速度(VF)及び調速(Vt)が設定
されるので、鋸歯にかかる負荷もほぼ一定となり、従っ
て鋸歯の寿命を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般の横型帯鋸盤の概略説明図、第2図は帯
鋸盤における一般の切込量を説明するための説明図、第
3図、第4図は切込速度と、調速との連動制御関数を示
すグラフ説明図、第5図はこの発明の第1実施例を示す
概略構成説明図、第6図は第2実施例を示す概略構成説
明図、第7図は第3実施例を示す概略構成説明図、第8
図は第4実施例を示す概略構成説明図、第9図、第10
図は丸棒の切込速度を求める場合の説明図、第11図は
この発明の第5実施例を示す概略構成説明図である。 図面中に表わされた主要な符号の説明、M・・・・素材
、N・・・・・・切削長、VF・・・・・・切込速度、
Vt・・・・・・調速、η・・・・・・切削率、R・・
・・・・切削抵抗、45・・・切込速度制御装置、57
・・・・・・調速制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 素材(M)の切削中に、切削長(L)に応じて、切
    込速度(VF)と、調速(Vt)とを一定の比率となる
    ように制御して、素材(M)に対する切削率(η)及び
    切込量(h)を一定に制御することを特徴とする鋸盤の
    切込制御方法。 2 素材(M)の切削長(L)に対応する切削抵抗(R
    X、−検出する検出装置と、この検出装置により検出さ
    れた切削抵抗(R)に基づいて、切込速度(VF)と、
    調速(Vt )とを一定の比率に制御する切込速度制御
    装置45及び調速制御装置59と、前記切込速度制御装
    置45からの制御信号に基づいて作動し、かつ切込速度
    (VF’)を制御する制御装置と、前記調速制御装置5
    9からの制御信号に基づいて作動し、調速(Vt )を
    制御する制御装置とから成ることを特徴とする調速の切
    込制御装置。
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