JPS5835782B2 - 溶融物質の連続鋳造方法及び装置 - Google Patents

溶融物質の連続鋳造方法及び装置

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JPS5835782B2
JPS5835782B2 JP53077097A JP7709778A JPS5835782B2 JP S5835782 B2 JPS5835782 B2 JP S5835782B2 JP 53077097 A JP53077097 A JP 53077097A JP 7709778 A JP7709778 A JP 7709778A JP S5835782 B2 JPS5835782 B2 JP S5835782B2
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refrigerant
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groove
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フランシス・ジヨセフ・フツクス・ジユニア
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/40Making wire or rods for soldering or welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/005Continuous extrusion starting from solid state material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の背景」「発明の分野」 本発明は溶融物質たとえば金属の連続鋳造方法及び装置
に関し、特に−面を溝を有する回転体を使用する溶融物
質たとえば金属の連続鋳造方法及び装置に関する。
「従来技術の説明」 溶融物質たとえば金属の連続鋳造技術に於てその周辺面
に溝を有する回転体を使用することは既知である。
周辺溝の一部は蓋をされて居り、これは典型的には回転
体の周辺を包囲しかつ溝の閉じられた部分のみに沿って
該周辺に接触する可動帯の一部により行なわれる。
溶融物質は溝の有蓋部の近傍に於て回転帯の溝内に導入
され、回転体の回転体ならびに鉄帯の同一方向への運動
により溝の有蓋部を通じて搬送される。
溶融物質は溝の有蓋部内に於て固化し、有蓋部から出る
と溝から放出される。
かかる連続鋳造技術の典型的なものは米国特許2,71
0,433号、2,865,067号、2.928,1
48号、3,284,859号、3.318,369号
及び3,528,479号に記載された方法及び装置で
ある。
前記各特許に代表される如く可動帯により部分的に蓋止
された回転体周辺溝内に於て溶融物質を連続的に鋳造す
る技術は連続した固化製品を得るのに有用である。
しかしかかる技術に於ては溶融物質の固化に必要な冷却
は回転体への熱伝導により行なわれねばならず、可動帯
により溶融物質に高度の冷却効果を与えることは実用的
でないため、使用装置の寸法により能力が制約される。
またかかる構造に於ては帯が高温に於て張力下に維持さ
れねばならず、その耐久性も満足できる状態にない。
「発明の概要」 本発明は溝を有する回動部材を用いる溶融物質たとえば
金属の連続鋳造方法及び装置を提供する。
溝は周辺面でなく回動部材の第一面上に半径方向に設け
られた円形溝であり、第二の可動部材上の第二面により
部分的に蓋止されて両部材間の蓋止環状溝部に於て冷却
部を形成する。
回動部材の回転及び第二部材の同時運動により溶融物質
は供給部に於て回動部材の第一面に半径方向に設けられ
る環状溝に入り、政情の蓋止部により規定される冷却部
を搬送され、排出部に於て固化状態で溝から排出される
第二の可動部材は好ましくは第二の回動部材であり、有
利にはその第二面が半径方向に伸びる面を構成し、両回
動部材は二個の異る軸の周囲に同時に回転される。
「詳細な説明」 連続鋳造装置の第一実施態様を示す第1,2図に於て、
該装置10は二個の主要部材11.12を有する。
三者のうち下方の第一回動部材11は上側の第一面14
の半径方向に伸長された環状溝13を有する。
第二の回動部材12はその下側の半径方向の第二面16
(第2図)が部材11の上側の半径方向第一面14の一
部と係合するため第一部材11の環状溝13の一部を覆
いこれを蓋止する。
政情13の蓋止部は溶融物質が固化する冷却領域を構成
する。
第−及び第二部材11,12は円形外周面を有し、第一
部材11の直径は第二部材12の直径より犬である。
両部材11.12は中央ハブ17の周囲に回動しうるよ
う取付けられるが第二部材12の実質上垂直な軸は第一
部材11の実質上垂直な軸から多少ずれて居り、この結
果第二部材は環状溝13の冷却領域のみを蓋止し他の部
分を開放状態としている。
ハブ17はハウジング18に通常の手段例えばボルト1
9.19により取付けられる。
第一部材11をハブ17の周囲で矢印21.21方向(
第1図)に回転させる適当な手段は流体または軸23を
有する他のモータ22(第2図)により提供される。
軸23はハウジング18を貫通してピニオン24を駆動
し、これは第一部材11に固定された環状ギヤ26と係
合する。
第二部材12は両部材11.12間の摩擦により第一部
材11の回転と同時に前記の如く偏心軸に沿いハブ17
の周囲を回転する。
この摩擦係合はスプリングで付勢された圧着リング27
により強化される。
ハブ17と環状ギヤ26の間、及びハブ17と第二部材
12の間にはそれぞれ適当なベヤリング28゜29が設
けられて両部材lL12のハブ1T周囲での回転を可能
にしている。
第一部材11は二個の手部分31.32から構成され、
両者は通常の手段たとえばボルト33゜33及びネジ3
4.34により結合される。
同様に第二部材12も二個の手部分36.37から構成
され、両者は通常の手段たとえばボルト38゜38及び
ネジ39.39により結合される。
相互に30°離れた第一組の半径方向内部通路41.4
1(第1図)によりハブ17に隣接する第一部材最内側
面42と二個の手部分31.32の間の第一部材11内
に於て環状溝13下方に設けられる第二環状室47(第
2図)とが連結される。
同様に相互に30°離れた第二組の半径方向内部通路4
4゜44(第1図)によりベアリング29に隣接する第
二部材12の最内側面46と二個の手部分36゜37の
間の第二部材12内に於てその最外側部に沿って設けら
れる第二環状室47(第2図)とが連結される。
冷媒導入路48及び同排出路49(第1図)はほぼ軸方
向にハブ1γの上部を貫通している。
該導入路48は第一連通路51を経てハブ17を貫通し
冷媒を第一部材11の最内側面に供給し、さらにハブ1
7を貫通する第二連通路52を介して第二部材12の最
内側面46に沿うベアリング29内の小型の第一弧状分
配室へ冷媒を供給する。
同様に冷媒排出路49はハブ17を貫通する第二連通路
54に接続され、該連通路はハブ1Tに於て第一連通路
51に対し約180°に位置されて第一部材11の最内
側面42から冷媒を受取り、また第二連通路52から約
180°の位置に於てハブ17を貫通する第四連通路5
6を介して第二部材の最内側面46に沿うベアリング2
9内の小型の第二弧状分配室57から冷媒を受取る。
この配置は第一部材11と第二部材12の同時回転に際
して冷媒が両部材内部を循環しうるよう構成される。
即ち第一部材11内の冷媒循環は冷媒導入路48、第一
連通路51該連通路51を順次通過する各半径方向通路
4またとえば第1図に於ては通路41A1第一環状室4
3、第三連通路54を順次通過する半径方向通路4また
とえば第1図に於ては通路41B1第三連通路54、及
び冷媒排出路49を順次介して行なわれる。
また第二部材12内の冷媒循環は冷媒導入路48、第二
連通路52、第一弧状分配室53、該室53を順次通過
する半径方向通路44たとえば第1図に於ては通路44
Aおよび44B1第二環状室47、第二弧状分配室57
を順次通過する半径方向通路44たとえば第1図に於て
は通路44C及び44D1第二弧状分配室57、第四連
通路56、及び冷媒排出路49を順次介して行なわれる
冷媒導入路48及び排出路49は無滴それぞれ通常の加
圧冷媒供給源たとえばポンプ及び通常の冷媒受容器たと
えばタンクに接続される(これらはいずれも本紀−実施
例には示されないが、後述の第三実施態様に関連して第
5図に暗示する形式のものでよい)。
第一部材11上方の供給ステーション59には供給槽5
8(第1図)が設けられる。
これは通常の形式のもので底面開口61及び湾曲管62
を有し、溶融物質たとえば溶融金属たとえば銅、アルミ
またはハンダを第一部材11上面の環状溝13内に導入
する。
また溝13内の溶融金属の液面の視覚による監視が望ま
しい場合には、湾曲管62を溝13から多少離してもよ
く、この場合には環状溝13の上流部に沿って溶融金属
用ダムを設けることが好ましい。
両部材は矢印21.21の方向に回転されて居り、従っ
て溝13が第二部材12の下にある冷却領域に入る近傍
に於て溶融物質が溝13内に導入されるよう供給ステー
ション59が配置される。
排出ステーション63(第1図)は溝13が第二部材1
2の下の冷却領域から出る位置の近傍に於て第一部材1
1に沿って配置され、スクレーパ64(第3図)及びそ
の支持部66(第1図)が設けられる。
スクレーパ64は第一部材11の溝13内に冷却領域迄
挿入される湾曲ブレードを構成する。
スクレーパ64の上面67の傾斜により第一部材11の
回転につれて固化物質68が冷却領域から搬出される時
に該物質68が環状溝13から排出される。
次に第1〜3図の装置の作動を説明する。
装置10の初期状態に於てモータ22(第2図)は軸2
3(第2図)、ピニオン24及び環状ギヤ26により第
一部材11を矢印21,21方向(第1図)に駆動する
加圧リング27の付勢による両部材11.12間の摩擦
により第二部材12も同じく矢印21.21方向に回転
する。
供給ステーション59の供給槽58(第1図)には溶融
金属が適当に連続的に供給される。
加圧冷媒は前記経路を介して両部材11.12内を循環
する。
溶融金属は通常の方法で開口61及び湾曲管62を通過
し第1部材11上面14の半径方向環状溝13に入り、
第一部材11の回転により該溝13内に於て第二部材1
2の下面16(第2図)の下方冷却領域を搬送される。
加圧冷媒は両部材lL12内の環状室43゜47(第2
図)を通過する際に冷却領域から連続的に熱を受は取り
、溝13内を前進する溶融物質を冷却固化させる。
内部冷却される両部材11゜12はそれぞれ冷却に実質
的に寄与する。
第一部材11及び第二部材12がさらに回転すると固化
物質68(第1図)は排出ステーションに排出される。
第一部材11の溝13内に挿入されるスクレーパ64の
上面67(第3図)の傾斜面が固化物質68と係合する
従って該物質68は溝13から連続的に排出され、通常
の巻取または集積設備(図示されていない)に向って矢
印69方向に溝13に対し接線方向に連続的に進行する
第4図は本発明装置の第一実施態様70の一部を示す。
該態様70は第一態様10とほぼ同一であるが、最初に
供給槽58(第1図)から第一部材11上面14の環状
溝13内に供給された溶融物質から希望断面形状の細長
い製品68′を得るに適する点が異る。
第二態様70は(第4図)排出ステーション63の近傍
に於て溝13の蓋止冷却領域内に一部挿入された押出ダ
イス71を有する該ダイス71はその軸方向に貫通する
開ロア2を有し、その形状は製品68′の希望断面形状
に対応する。
第一実施態様10のスクレーパ64(第3図)の上面6
7と同様な傾斜面がダイス71の入口端を構成する。
該傾斜面は第一部材11が矢印21方向に回転する際に
固化物質68を環状溝13から剥離し、これをダイス開
ロア2に押込む働きを行う。
第二実施態様70の作動は第二部材12の下E16の下
方の冷却領域内の溝13内に於て物質68が固化する点
迄は第一実施態様10と同一である。
ついで固化物質68は傾斜面に遭遇しダイス開ロア2に
入る。
両部材lL12がさらに回転されると固化物質68はダ
イス開ロア2を介して押出され、希望断面形状の細長い
製品68′として排出ステーション63に於て溝13か
ら連続的に排出される。
第5図は本連続鋳造装置の第三実施態様80の略図であ
り、第二実施態様70と類似しているが、特定の種類の
細長い製品68′即ちロジン封入ハンダの製造に適する
点が異る。
第三態様80に於ては第二態様70の押出ダイス71の
代りに押出ダイス71′が使用され、これは−個または
それ以上の助材γ4,74により保持されるマンドレル
73を有する。
助材74,74の一者からマンドレル73の下流端77
へと貫通する通路76は溶融ロジンを第一容器78から
該下流端77へと導く。
第5図に於て実線と矢印で示される如く第一容器78か
ら通路76ヘロジンを導くにはポンプ79が使用される
第一容器78からポンプ79及び通路76を経てロジン
供給が円滑かつ連続に行なわれるためには、ロジンを高
温たとえば79.4℃として溶融状態に維持することが
必要である。
ロジン容器78内には熱交換器81が設けられる。
冷媒は第二容器またはタンク82内に保持され、実施態
様10.70につき説明したのと同様にポンプ83によ
り部材11.12内を循環される。
該冷媒は無滴該部材11.12冷却時に該部材から熱を
受取る。
冷媒及び冷却システムは好ましくは部材11.12から
出る冷媒たとえば水がロジンを溶融状態に保つに必要な
温度をやや上廻る温度たとえば93.3℃となるように
設計される。
加熱された冷媒は部材11.12から熱交換器81に導
かれ、ここでロジンを所要温度に維持するに十分な熱を
放出する。
従って冷媒が第二容器82及びポンプ83を経て部材1
1.12に再循環される前に冷媒が有利に冷却されロジ
ンが有利に加熱される。
冷媒の経路は第5図に点線及び矢印により示される。
第三実施態様80の作動は物質68がダイス71′領域
に入る迄第二態様70と同一である。
第三態様の場合該物質68はハンダである。
第5図破線の経路をたどるハンダ材料は溶融状態でタン
ク58から第一部材11の溝13に導入され、第二部材
12下の冷却領域をほぼ全部通過し、固化したハンダ6
8′として第三態様80のダイス71′に達する。
固化したハンダ68がマンドレルに遭遇すると管状に変
形され、マンドレル73下流端77の通路76からのロ
ジンにより充填される。
このロジン封入ハンダが連続的に形成されるに従い冷媒
は両部材lL12内部を連続的に循環され、溝13の冷
却領域内の溶融ハンダが冷媒に熱を与える。
加熱された冷媒は連続的に熱交換器内を循環され、タン
ク78内のロジンに熱を与えてこれを溶融流動状態に維
持する。
第6図は本連続鋳造装置の第四実施態様90の略図であ
り、該態様は第4図の第二態様と同様に鋳造及び押出設
備を有する。
しかし第四態様90(第6図)は鋳造機構91と、これ
から少し離れた押出機構92とを有する。
鋳造機構91は第1゜2図に示した第一態様10でもよ
いが、押出機構92は好ましくは1977年3月8日出
願の日本特許出願昭52−24525号記載の形式のも
のである。
かかる両機構は組合せ使用に特に適するが、これは第一
態様10からの固化物質68の断面形状即ち第2図に示
す溝13の形状が上記日本特許出願記載の押出機構で処
理のため希望されるロッド形状と一致するためである。
第四態様90の作動に於て鋳造機構91は前述の第一態
様10と同様に作動される。
鋳造機構91の矢印93方向への回転により固化物質9
4たとえば鋳造ロンドまたはバーは該機構91から矢印
95方向に押出機構92に供給される。
固化物質94は熱いうちに押出機構92に移行し、該機
構の矢印96方向への回動により直ちにダイスDを通じ
て押出される。
従って押出製品97すなわち金属線またはロジン封入ハ
ンダは押出機構92から矢印98方向即ち適当な巻取機
構(図示されていない)に向って排出される。
該製品はダイスDの開口形状に一致する断面形状を有す
る。
望ましくは固化物質94の進路内に於て鋳造機構91と
押出機構92との間の冷却ステーションに第二の冷却装
置99を設けてもよい。
かかる第二冷却装置99は高融点物質たとえば銅または
鋼鉄を扱う場合に固化物質94の温度を低下させ希望の
物性を有する押出製品97を得るに適した温度とするの
に有効である。
従って固化物質94の中心部は冷却装置99への進入時
には未だ溶融状態であるかも知れぬが、二次冷却による
中心部の固化により粒子構造の改善された押出製品97
が得られる。
またかかる二次冷却は、冷却ステーション下流の押出機
構92の代りに他の装置たとえば熱間圧延ミルを用いる
場合にも有用である。
第7図は本装置の第五の実施態様100を示し、これは
前述の第一態様10と大部分同一であるので、以下に主
要な相違点のみを説明する。
第五態様100は第8図の冷媒循環装置101と組合わ
せて使用される変形内部冷却機構を有する。
装置101は冷媒たとえば水を高圧で供給ライン103
に供給するポンプ102を有する。
該ライン103は中央ハブ104(第7図)を貫通し、
ハブ104に沿って一定間隔で配置される供給パイプ1
06,107に冷媒を供給する。
各パイプ106,107はそれぞれ回動部材111゜1
12の中空部108,109内に配置される。
第一態様10(第1図)の部材lL12に対応する回動
部材111,112はハブ104(第7図)の周囲に回
転可能とされる。
簡単のため第1図に於ては部材111,112の寸法差
、回転軸間のずれ、かかる寸法差及びずれを補償するた
めのハブ104の正確な構造は既に第2図で説明したの
で省略する。
供給ライン103が連通する環状供給パイプ106.1
07は回動部材111,112と共に回転可能であり、
高圧の冷媒を一連の半径方向パイプ113,113また
は114,114を介して周辺冷却ジェットパイプ11
6,117に供給する。
各パイプ116,117は部材112の面119内の環
状鋳造溝118に対面する位置に多数の小孔を有し、該
孔からの高圧冷媒により高速冷却ジェットが形成され、
部材111,112の環状構118付近に於て非常に著
しい冷却作用を生じる。
有利には部材11L112内に於て高速冷却ジェットが
向う位置に冷却フィン121゜122を設けることが出
来る。
また部材111゜112の対向面と反対側の壁面に於て
溝18近傍からの熱伝導により付加的冷却効果が達成さ
れる。
排出ライン123は中央ハブ104の複数の場所から高
能力真空ポンプ124(第8図)に連結される。
部材111,112の内部108,109から冷媒蒸気
または液体を除去する真空ポンプ124はたとえばター
ビン型または遠心型ポンプであってよい。
該内部108,109の低蒸気圧により冷媒の気化が促
進され、従って冷却速度が改善される。
冷媒の蒸気及び液体はポンプ124からコンデンサ12
6に入り、ついでポンプ102により液体状態で供給ラ
イン103に戻される。
上記の第五態様100及び冷媒循環系101は閉鎖系で
ある。
高速ジェットによる冷却は部材111.112の閉鎖さ
れた内部から水または他の冷媒が飛散することなく行な
われ、従ってミスト及び(または)スチーム処理装置は
不要である。
但したとえば漏洩による冷媒損失の追加または交換のた
め冷媒補給ライン127を設けてもよい。
第五態様100は第一態様10と同様に作動し、アルミ
、銅、鋼鉄等の溶融物質から細長い鋳造製品を得るもの
であり、これら材料には第五態様の高冷却能力が特に適
している。
水または他の冷媒を高圧でポンプ102から供給ライン
103、環状供給パイプ106,107、半径方向パイ
プ113.113及び114,114ならびに周辺冷却
ジェットパイプ116,117を介して供給すると多量
の冷媒が部材111,112内の溝118付近のフィン
121,122に噴射され、政情118から多量の熱を
奪う。
ジェットはフィン121,122近傍のスチームまたは
蒸気層を貫通する作用を果す。
また真空ポンプは部材111゜112内部108,10
9から冷媒蒸気ならびに液体を除去し該内部の蒸気圧を
低下させて冷却作用を促進する。
冷媒の蒸気と液体は排出ライン123と真空ポンプ12
4を経てコンデンサ126に入り、ここから液体冷媒は
ポンプ102及び供給ライン103に返還される。
上述の実施態様は本発明の装置及び方法の例示に過ぎず
、熱論本発明の範囲内に於て多数の変形が可能である。
以下、本発明を要約すると次のようになる。
1(a)供給ステーションに於て第一回動部材の半径方
向面を構成する第一面内の環状溝に溶融物質を導入し、 (b) 第一面の環状溝の一部を第二可動部材の一面
を構成する第二面により被蓋して第−及び第二部材間の
環状溝の被蓋部に於て冷却領域を規定し、 (c) 溶融物質を供給ステーションから環状溝の被
蓋部により規定される冷却領域を経て排出ステーション
に搬送する如き方向に第一部材を回動させると共に第二
部材を移動させ、(d) 該排出ステーションに於て
該物質を固化状態で環状溝から排出する各工程を有する
溶融物質の連続鋳造方法。
さらに(e)該第−回動部材内部に冷媒を適用して該冷
却領域から熱を除去する工程を有する特許請求の範囲第
1項記載の方法。
さらに(e)該第二可動部材内部に冷媒を適用して該冷
却領域から熱を除去する工程を有する前記第1項記載の
方法。
4 さらに(e)該第−回動部材及び第二可動部材内部
に冷媒を適用して該冷却領域から熱を除去する工程を有
する前記第1項記載方法。
5 溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第1項記載の方法に於て、 工程(d)がさらに(e)該物質を該固化状態に於て環
状溝から該希望断面形状と一致する開口部を有するダイ
スを経て排出する工程を有することを特徴とする方法。
6 該細長い製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第5項記載方法に於て
、 (f) 該第−回動部材と第二可動部材の少くとも一
部の内部に冷媒を適用して該冷却領域から熱を除去する
と共に冷媒を加熱し、 (g) 加熱された冷媒をロジンに適用して冷媒から
熱を除去すると共にロジンを溶融状態に保ち、 (h) 該溶融ロジンを該ダイス近傍に於て該固化ハ
ンダ管内に導入する各工程を有することを特徴とする方
法。
7 前記第1項記載の方法に於て工程(b)及び(c)
がそれぞれ、 (e) 第一面内の環状溝の該部分を第二回動部材の
第二半径方向面により被蓋し、該第二半径方向面及び第
二回動部材がそれぞれ該第二面及び該第二部材を構成し
、かつ (f) 第−及び第二部材を二個の異る軸の周囲に同
時に回動させる各工程を有することを特徴とする方法。
8 さらに(g)該第−及び第二部材の少くとも一部の
内部に冷媒を適用して該冷却領域から熱を除去する工程
を有する前記第7項記載の方法。
9 さらに(g)該第−及び第二部材の両者の内部に冷
媒を適用して該冷却領域から熱を除去する工程を有する
前記第7項記載の方法。
10溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第7項記載の方法に於て、 工程(d)がさらに(g)該物質を該固化状態に於て環
状溝から該希望断面形状と一致する開口部を有するダイ
スを経て排出する工程を有することを特徴とする方法。
11該細長い製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第10項記載の方法に
於て、さらに (h) 該第−及び第二部材の少くとも一部の内部に
冷媒を適用して該冷却領域から熱を除去すると共に冷媒
を加熱し、 (i) 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒か
ら除熱すると共にロジンを溶融状態に保ち、(j)
該溶融ロジンを該ダイス近傍に於て該固化ハンダ管内に
導入する各工程を有する方法。
12前記第1項記載の方法に於て工程(a) 、 (b
) 、 (c)がそれぞれさらに (e) 該供給ステーションに於て溶融物質を第一回
動部材の半径方向上面の環状溝に導入し、該上面が該第
−面を構成し、 (f) 第一回動部材の上面の環状溝の一部を第二回
動部材の半径方向下面により被蓋し、該下面及び第二回
動部材がそれぞれ該第二面及び該第二部材を構成し、 (g) 第−及び第二部材を同時に二個の異る実質上
垂直な軸の周囲に回動させる各工程を有する方法。
13溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第12項記載の方法に於て、 工程(a)がさらに(h)該物質を該固化状態に於て環
状溝から該希望断面形状と一致する開口部を有するダイ
スを経て排出する工程を有することを特徴とする方法。
14該細長い製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第13項記載の方法に
於て、さらに (i) 該第−及び第二部材の少くとも一部の内部に
冷媒を適用して該冷媒領域から熱を除去すると共に冷媒
を加熱し、 (j)加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒から除
熱すると共にロジンを溶融状態に保ち、(k)該溶融ロ
ジンを該ダイス近傍に於て該固化ハンダ管内に導入する
各工程を有する方法。
15 (a) 半径方向上面に環状溝を有する第一回
動部材を実質上垂直な第−軸の周囲に回動させ、(b)
第二回動部材を第−軸からずれた実質上垂直な第二
軸の周囲に回動させ、第−及び第二部材がそれぞれ第−
軸及び第二軸の周囲に回動される間該第二部材が連続的
に第一部材の環状溝の一部に重畳してこれを被蓋し、環
状溝の被蓋部が冷却領域を形成し、 (c) 供給ステーションに於て溶融物質を環状溝内
に導入し、該供給ステーションは第一回動部材の回動に
より溶融物質が該冷却領域を経て搬送される如く位置さ
れ、 (d)排出ステーションに於て該物質が冷却領域から出
るにつれて該物質を固化状態に於て環状溝から排出する
各工程を有することを特徴とする溶融物質の連続鋳造法
16エ程(b)がさらに(e)第一回動部材の回動と共
に第二回動部材を回動させるため該第−及び第二回動部
材間の摩擦係合を利用する工程を含む前記第15項記載
の方法。
17 さらに(e)該第−及び第二回動部材の両者の内
部に冷媒を適用して環状溝の被蓋部内の溶融物質から除
熱する前記第15項記載の方法。
18溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第15項記載の方法に於て、 工程(d)がさらに(e)固化物質を環状溝から該希望
断面形状と一致する開口部を有するダイスを経て排出す
る工程を有する方法。
19該細長い製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第18項記載の方法に
於て、さらに (h) 該第−及び第二部材の少くとも一者の内部に
冷媒を適用して該冷却領域から熱を除去すると共に冷媒
を加熱し、 (i) 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒か
ら除熱すると共にロジンを溶融状態に保ち、1) 該
溶融ロジンを該ダイス近傍に於て該固化ハンダ管内に導
入する各工程を有する方法。
20希望断面形状の細長い製品を連続的に形成する方法
に於て、 (a) 溶融金属を連続鋳造装置内に於て連続的に固
化状態へと鋳造し、 (b) 固化した金属を連続鋳造装置から直接に該希
望断面形状と一致する開口部を有するダイスを経て排出
する各工程を有する方法。
21工程(a)がさらに(c)第一部材の半径方向面と
第二可動部材の一面との間に於て溶融金属を連続的に該
固化状態へと鋳造し、この間第一部材を回動させると共
に第二部材を移動させる工程を有する前記第20項記載
の方法。
22工程(a)がさらに(c)二個の回動部材にそれぞ
れ設けられた二個の半径方向面の間に於て溶融金属を連
続的に該固化状態へと鋳造し、この間二個の回動部材が
二個の異る軸の周囲に同時に回動される工程を有する前
記第20項記載の方法。
23該細長い製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ハンス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第20項記載の方法に
於て、さらに (h) 該第−及び第二部材の少くとも一者の内部に
冷媒を適用して該冷却領域から熱を除去すると共に冷媒
を加熱し、 (i) 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒か
ら除熱すると共にロジンを溶融状態に保ち、(j)
該溶融ロジンを該ダイス近傍に於て該固化ハンダ管内に
導入する各工程を有する方法。
の溶融物質の連続鋳造装置に於て、 半径方向の第一面に環状溝を有する第一回動部材と、 該第一部材の第一半径方向面に隣接する第二面を有して
該環状溝の一部を被蓋する第二可動部材とを有し、該第
−及び第二部材間の環状溝の該被蓋部に於て冷却領域が
規定され、 さらに供給ステーションに設けられて溶融物質を該環状
溝内に導入する第一手段と、 溶融物質を該供給ステーションから該環状溝内に於て該
冷却領域を経て排出ステーションへ搬送する如き方向に
第一部材を回動させると共に第二部材を移動させる第二
手段と、 −該排出スチージョンに設けられて該物
質を固化状態で該環状溝から排出する第三手段とを有す
る装置。
25 さらに第一部材内部に冷媒を適用して該冷却領
域から除熱する第四手段を有する前記第24項記載の装
置。
26 さらに第二可動部材内部に冷媒を適用して該冷却
領域から除熱する第四手段を有する前記第24項記載の
装置。
27 さらに該第−回動部材及び第二可動部材の両者の
内部に冷媒を適用して該冷却領域から除熱する第四手段
を有する前記第24項記載の装置。
銘菓24項の装置と組合わせて使用され、該固化排出物
質から希望断面形状の細長い製品を形成するダイス手段
に於て、 該ダイス手段が該排出ステーション近傍に配置されたダ
イスを有し、該ダイスが固化物質を受容するよう配置さ
れかつ該希望断面形状に一致する開口部を有することを
特徴とするダイス手段。
29該製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物質が溶
融ハンダであり、かつ該開口部が固化ハンダの管を形成
するよう構成される前記第28項記載の組合せに於て、 さらに該第−回動部材と第二可動部材の少くとも一者の
内部に冷媒を適用して該冷却領域から除熱すると共に冷
媒を加熱する第四手段と、加熱された該冷媒をロジンに
適用して冷媒から除熱すると共にロジンを溶融状態に保
つ第五手段と、 該ダイス近傍に設けられて該溶融ロジンを該固化ハンダ
管内に導入する第六手段とを有する組合せ。
30該第二部材が回動部材を有し、該第二面がその半径
方向の一面であり、 該第二手段が第−及び第二部材を二個の異る軸の周囲に
回動させる手段を有する前記第24項記載の装置。
31 さらに該第−及び第二部材の少くとも一者の内
部に冷媒を適用して該冷却領域から除熱する第四手段を
有する前記第30項記載の装置。
32 さらに該第−及び第二部材の両者の内部に冷媒を
適用して、該冷却領域から除熱する第四手段を有する前
記第30項記載の装置。
33第30項の装置と組合わせて使用され、該固化排出
物質から希望断面形状の細長い製品を形成するダイス手
段に於て、 該ダイス手段が該排出ステーション近傍に配置されたダ
イスを有し、該ダイスが固化物質を受容するよう配置さ
れかつ該希望断面形状に一致する開口部を有することを
特徴とするダイス手段。
34該製器力釦ジン封入ハンダであり、該溶融物質が溶
融ハンダであり、かつ該開口部が固化ハンダの管を形成
するよう構成される前記第33項記載の組合せに於て、 該第−及び第二部材の少くとも一部の内部に冷媒を適用
して該冷却領域から除熱すると共に冷媒を加熱する第四
手段と、 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒から除熱する
と共にロジンを溶融状態に保つ第五手段と、 該ダイス近傍に設けられて該溶融ロジンを該固化ハンダ
管内に導入する第六手段とを有する組合せ。
35前記第24項記載の装置に於て、 該第−面が該第一部材の半径方向上面を有し、該第二部
材が回動部材を有し、該第二面がその半径方向下面であ
り、 該第二手段が該第−及び第二部材を二個の異る実質上垂
直な軸の周囲に同時に回動させる手段を有する装置。
36 さらに該第−及び第二部材の少くとも一部の内部
に冷媒を適用して該冷却領域から除熱する第四手段を有
する前記第35項記載の装置。
37 さらに該第−及び第二部材の両者の内部に冷媒を
適用して該冷却領域から除熱する第四手段を有する前記
第35項記載の装置。
38第35項の装置と組合わせて使用され、該固化排出
物質から希望断面形状の細長い製品を形成するダイス手
段に於て、 該ダイス手段が該排出ステーション近傍に配置されたダ
イスを有し、該ダイスが固化物質を受容するよう配置さ
れかつ該希望断面形状に一致する開口部を有することを
特徴とするダイス手段。
39該製品力忙ジン封入ハンダであり、該溶融物質が溶
融ハンダであり、かつ該開口部が固化ハンダの管を形成
するよう構成される前記第38項記載の組合せに於て、 該第−及び第二部材の少くとも一部の内部に冷媒を適用
して該冷却領域から除熱すると共に冷媒を加熱する第四
手段と、 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒から除熱する
と共にロジンを溶融状態に保つ第五手段と、 該ダイス近傍に設けられて該溶融ロジンを該固化ハンダ
管内に導入する第六手段とを有する組合せ。
40溶融物質の連続鋳造装置に於て、 実質上垂直な第−軸の周囲に回動可能に取付けられかつ
環状溝を有する半径方向上面を有する第一回動部材と、 該第−軸と異る実質上垂直な第二軸の周囲に回動可能に
取付けられかつ該第−回動部材の環状溝の一部に重畳し
これを被蓋するよう配置された半径方向を有する第二回
動部材とを有し、該第−及び第二回動部材がそれぞれ該
第−軸及び第二軸の周囲に回動される際に該被蓋部が冷
却領域を形成し、 さらに供給ステーションに設けられて溶融物質を該環状
溝内に導入する第一手段と、 溶融物質を該供給ステーションから該環状溝内に於て該
冷却領域を経て排出ステーションへ搬送する如き方向に
該第−及び第二回動部材をそれぞれ第−軸及び第二軸の
周囲に回動させる第二手段と、 該排出ステーションに設けられて該物質を固化状態で該
環状溝から排出する第三手段とを有する装置。
41該第二手段が該第二回動部材を該第−回動部材と摩
擦係合状態に保ち、第一回動部材の第一軸周囲での回転
と同時に第二回動部材を第二軸周囲に回動させる別記第
40項記載の装置。
42 さらに該第−及び第二回動部材の両者の内部に冷
媒を適用して該冷却領域から除熱する第四手段を有する
前記第40項記載の装置。
43第40項の装置と組合わせて使用され、該固化排出
物質から希望断面形状の細長い製品を形成するダイス手
段に於て、 該ダイス手段が該排出ステーション近傍に配置されたダ
イスを有し、該ダイスが固化物質を受容するよう配置さ
れかつ該希望断面形状に一致する開口部を有することを
特徴とするダイス手段。
44細長い該製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第43項記載の組合せ
に於て、 該第−及び第二回動部材の内部に冷媒を適用して該冷却
領域から除熱すると共に冷媒を加熱する第四手段と、 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒から除熱する
と共にロジンを溶融状態に保つ第五手段と、 該ダイスの近傍に配置され該溶融ロジンを該固化ハンダ
管内に導入する第六手段とを有する組合せ。
45溶融金属から希望断面形状の細長い製品を連続的に
形成する装置に於て、 溶融金属を連続的に鋳造し金属を固化状態で排出する手
段と、 連続鋳造手段から固化金属が排出されるにつれ固化金属
を受容する如く位置されかつ該断面形状と一致する開口
部を有するダイスとを有する装置。
46該連続鋳造手段が、 半径方向第一面を有する第一回動部材と、第一部材の半
径方向第一面と対面して溶融金属をその間に被蓋する第
二面を有する第二可動部材とを有する前記第45項記載
の装置。
47該連続鋳造手段が、 二個の異る軸の周囲に回動可能に取付けられ、かつ対向
するよう配置された半径方向第一面及び第二面がそれぞ
れ設けられて溶融金属を該面間に被蓋する第−及び第二
回動部材を有する前記第45項記載の装置。
48細長い該製品カルジン封入ハンダであり、該溶融物
質が溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの
管を形成するよう構成される前記第45項記載の装置に
於て、さらに 該連続鋳造手段に冷媒を適用して該手段から除熱すると
共に冷媒を加熱する第二手段と、加熱された該冷媒をロ
ジンに適用して該冷媒から除熱すると共に該ロジンを溶
融状態に保つ第三手段と、 該ダイス近傍に配置されて該溶融ロジンを該固化ハンダ
管内に導入する第四手段とを有する装置。
49 (a) 供給ステーションに於て第一可動部材
の一面を構成する第一面内の溝に溶融物質を導入し、 (b) 第一面の溝の一部を第二可動部材の一面を構
成する第二面により被蓋して該第−及び第二可動部材の
間の溝被蓋部に於て冷却領域を形成し、 (c) 溶融物質を供給ステーションから溝の被蓋部
により規定される冷却領域を経て排出領域に搬送する如
き方向に第−及び第二部材を同時に移動させ、 (d) 該第−及び第二可動部材の少くとも一部の内
部の該冷却領域の近傍に冷媒を噴射して該冷媒の加熱に
より該冷却領域から除熱し、(e) 該排出ステーシ
ョンに於て物質を固化状態で溝から排出する各工程を有
する溶融物質の連続鋳造方法。
50工程(d)が(f)第−及び第二可動部材の両者の
内部の該冷却領域の近傍に冷媒を噴射する工程を有する
前記第49項記載の方法。
51 さらに(f)加熱された冷媒を少くとも一個の
該可動部材内から連続的に排出し、 (g) 該工程(d)に使用するため少くとも一個の
該可動部材内へ冷媒を非加熱状態で連続的に供給する各
工程を有する前記第49項記載の方法。
52工程(f>が(h)少くとも一個の該可動部材の内
部を連続的に真空ポンプで排気し冷媒蒸気を除去する工
程を有する前記第51号記載の方法。
53工程(g)が、 (h) 工程(f)に於て少くとも一個の該加動部材
内から除去された加熱された冷媒を連続的に少くとも一
個の該加動部材内部へ再循環させ、(i) 少くとも
一個の該可動部材内へ冷媒を再導入する前に冷媒を該部
材の外部に於て連続的に冷却する各工程を有する前記第
51項記載の方法。
54工程(f)が(h)少くとも一個の該可動部材の内
部を連続的に真空ポンプで排気し冷媒蒸気を除去する工
程を有する前記第51項記載の方法。
55工程(i)が(k)該連続冷却中連続的に冷媒蒸気
を凝縮させ液体とする工程を有する前記第54項記載の
方法。
56エ程(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)
がそれぞれ、(f> 該供給ステーションに於て該第
−可動部材の該第−面を構成する第一回動部材の半径方
向面内の環状溝に溶融物質を導入し、 (g) 政情の一部を該第二可動部材の該第二面を構
成する第二回動部材の半径方向面により被蓋し、 (h) 第−及び第二回動部材を二個の異る軸の周囲
に同時に回動させ、 (i) 第−及び第二回動部材の少くとも一部の内部
の該冷却領域の近傍に冷媒を噴射して冷媒の加熱より該
冷却領域から除熱する各工程を有する前記第49項記載
の方法。
57エ程(i)が(j)第−及び第二回動部材の両者の
内部の該冷却領域の近傍に冷媒を噴射する工程を有する
前記第56項記載の方法。
58工程(i)が、 (j) 少くとも一個の該回動部材の内部を真空ポン
プで連続的に排気して加熱された冷媒及び冷媒蒸気を除
去し、 (k) 冷媒蒸気を連続的に凝縮させて液体とし、(
1)冷却された冷媒及び冷却凝縮された冷媒蒸気を連続
的に少くとも一個の該回動部材内部へ再導入して該冷却
領域近傍での噴射に使用する各工程を有する前記第56
項記載の方法。
59溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第56項記載の方法に於て工程(e)が、(j)
固化物質を溝から排出して希望断面形状と一致する開
口部を有するダイスを備えた押出機構内に送入する工程
を有する方法。
60 さらに(k)固化物質が溝から排出され該押出機
構に接近する際に溝の外部に於て固化物質を冷却する工
程を有する前記第59項記載の方法。
61該押出機構が二個の回動部材にそれぞれ設けられた
二個の半径方向面を有する前記第59項記載の方法に於
て、 さらに(k)固化物質を二個の半径方向面間保持しつつ
該押出機構の二個の回動部材を回動させて固化物質を該
ダイスの開口部を経て搬送する工程を有する方法。
62 さらに(k)固化物質が溝から排出され該押出機
構に接近する際に溝の外部に於て固化物質を冷却する工
程を有する前記第61項記載の方法。
63 (a) 供給ステーションに於て第一可動部材
の一面を構成する第一面内の溝に溶融物質を導入し、 (b) 第一面の溝の一部を第二可動部材の一面を構
成する第二面により被蓋して該第−及び第二可動部材の
間の溝被蓋部に於て冷却領域を形成し、 (c) 溶融物質を供給ステーションから溝の被蓋部
により規定される冷却領域を経て排出領域に搬送する如
き方向に第−及び第二部材を同時に移動させ、 (d) 第−及び第二可動部材の少くとも一部の内部
に連続的に冷媒を適用して冷媒の加熱により該冷却領域
から除熱し、 (e) 少くとも一個の該可動部材の内部を真空ポン
プにより連続的に排気して冷媒蒸気を除去し、 (f) 該排出ステーションに於て物質を固化状態で
溝から排出する各工程を有する溶融物質の連続鋳造法。
64工程(d)が(g)冷媒を少くとも一個の該可動部
材の内部の該冷却領域近傍に噴射する工程を有する前記
第63項記載の方法。
65工程(d)が、 (g) 排出された冷媒蒸気を少くとも一個の該可動
部材外に於て液体状に連続的に凝縮させ、(h) 凝
縮された冷媒蒸気を少くとも一個の該可動部材に連続的
に返還する各工程を有する前記第15項記載の方法。
66溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第63項記載の方法に於て工程(f)が、(g)
固化物質を溝から排出して希望断面形状と一致する開
口部を有するダイスを備えた押出機構内に送入する工程
を有する方法。
67 さらに(h)固化物質が溝から排出され該押出機
構に接近する際に溝の外部に於て固化物質を冷却する工
程を有する前記第66項記載の方法。
68溶融金属から希望断面形状の細長い製品を連統帥に
形成する方法に於て、 (a) 溶融金属を連続鋳造装置内に於て連続的に固
化状態へ鋳造し、 (b) 固化金属が連続鋳造装置から出るにつれて該
装置外の冷却ステーションに於て固化金属を連続的に冷
却し、 (c) 冷却された固化金属を冷却ステーションから
押出機構に移行させ、 (d) 希望断面形状と一致する開口部を有するダイ
スを備えた該押出機構内に於て冷却された固化金属を押
出す各工程を有する方法。
69工程(a)が(e)二個の回動部材にそれぞれ設け
られる二個の半径方向面の間に於て該回動部材を二個の
異る軸の周囲に同時に回動させつつ溶融金属を連続的に
該固化状態に鋳造する工程を有する前記第68項記載の
方法。
70 さらに(f)該二個の回動部材の少くとも一部の
内部を冷却する工程を有する前記第69項記載の方法。
71 さらに(f)該二個の回動部材の少くとも一部
の内部を噴射冷却する工程を有する前記第69項記載の
方法。
72溶融金属から希望断面形状の細長い製品を連続的に
形成する方法に於て、 (a) 二個の回動部材にそれぞれ設けられる二個の
半径方向面の間に於て該回動部材を二個の異る軸の周囲
に同時に回動させつつ溶融金属を連続的に固化状態へ鋳
造し、 (b) 固化金属を二個の回動部材の間から固化金属
を押出機構へと排出し、 (c) 該希望断面形状に一致する開口部を有するダ
イスを備えた該押出機構内にて固化金属を押出す各工程
を有する方法。
73 さらに(d)固化金属が回転部材から排出され該
押出機構に近接する際に二個の回動部材の外側に於て固
化金属を冷却する工程を有する前記第68項記載の方法
74 さらに(d)該二個の回動部材の少くとも一部の
内部を冷却する工程を有する前記第72項記載の方法。
75 さらに(d)該二個の回動部材の少くとも一部の
内部も噴射冷却する工程を有する前記第72項記載の方
法。
76該製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物質が溶
融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの管を形
成するよう構成される前記第72項記載の方法に於て、
さらに (d) 冷媒を該二回動部材の少くとも一部の内部に
適用してその熱を除去すると共に冷媒加熱し、 (e) 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒か
ら除熱すると共にロジンを溶融状態に保ち、(f)
該ダイス近傍に於て該溶融ロジンを該固化ハンダ管内に
導入する各工程を有する方法。
77溶融物質の連続鋳造装置に於て、 第一面に溝を有する第一可動部材と、 第一可動部材の該第−面に隣接配置された第二面を有し
政情の一部を被蓋し両部材間の清液蓋部に於て冷却領域
を規定する第二可動部材と、供給ステーションに設けら
れて溶融物質を該溝内に導入する手段と、 溶融物質を供給ステーションから該溝内に於て該冷却領
域を経て排出ステーションに搬送する如き方向に第−及
び第二可動部材を同時に移動させる手段と、 第−及び第二可動部材の少くとも一部の内部の該冷却領
域近傍に冷媒を噴射して冷媒の加熱により該冷却領域か
ら除熱する手段と、 該排出ステーションに配置され物質を固化状態で溝から
排出する手段とを有する装置。
78該噴射手段が該第−及び第二可動部材の両者の内部
の該冷却領域近傍に冷媒を噴射する手段を有する前記第
77項記載の装置。
79 さらに加熱された冷媒を少くとも一個の該可動部
材の内部から連続的に除去する手段と、冷媒を非加熱状
態で該噴射手段に連続的に供給する手段とを有する前記
第77項記載の装置。
80該除去手段が少くとも一個の該可動部材内部を連続
的に排気し冷媒蒸気を除去する真空ポンプ手段を有する
前記第79項記載の装置。
81該供給手段が、 少くとも一個の該可動部材内部から除去された加熱され
た冷媒を連続的に少くとも一個の該可動部材内部に再循
環させる手段と、 少くとも一個の該可動部材内部へ冷媒を再導入する前に
該部材の外部に於て冷媒を連続的に冷却する手段とを有
する前記第79項記載の装置。
82該除去手段が少くとも一個の該可動部材内部を連続
的に排気し冷媒蒸気を除去する真空ポンプ手段を有する
前記第81項記載の装置。
83該冷媒連続冷却手段が、 該連続冷却中冷媒蒸気を連続的に凝縮液化させる手段を
有する前記第82項記載の装置。
84該第−面が第一回動部材の半径方向面を有し、該第
二面が第二回動部材の半径方向面を有し、該移動手段が
該第−及び第二部材を二個の異る軸の周囲に同時に回動
させる手段を有し、該噴射手段が該第−及び第二部材の
少ぐとも一部の内部へ冷媒を噴射して冷媒の加熱により
該冷却領域から除熱する手段を有する前記第77項記載
の装置。
85該噴射手段がさらに第−及び第二回動部材の両者の
内部の該冷却領域近傍に冷媒を噴射する手段を有する前
記第84項記載の装置。
86該噴射手段がさらに、 少くとも一個の該回動部材内部を連続的に排気して加熱
された冷媒及び冷媒蒸気を除去する真空ポンプ手段と、 冷媒蒸気を連続的に凝縮液化させる手段と、冷却された
冷媒及び冷却凝縮された冷媒蒸気とを少くとも一個の該
回動部材内部に再導入し冷却された冷媒及び冷却凝縮さ
れた冷媒蒸気を冷却領域の近傍に噴射する手段とを有す
る前記第84項記載の装置。
87溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第84項記載に於て、 該排出ステーションに隣接して配置されて政情から排出
された固化物質を受容する押出機構を有し、該機構が該
希望断面形状と一致する開口部を有するダイスを備える
装置。
88 さらに二個の回動部材と押出機構の間に設けられ
て該溝外に於て固化物質を冷却する手段を有する前記第
87項記載の装置。
89該押出機構が、 二個の回動押出部材を有し、各部材が他方部材の半径方
向面と対向する半径方向を有してその間に固化物質を保
持し、さらに、 二個の回動押出部材の対向する半径方向面間に固化物質
を保持した状態に於て該物質を該ダイス開口部を経て搬
送する如き方向に該押出部材を回動させる手段とを有る
前記第87項記載の装置。
90 さらに該第−及び第二回動部材の下流側かつ該二
個の回動押出部材の上流側に設けられて固化物質を該溝
外にて冷却する手段を有する前記第89項記載の装置。
91溶融物質の連続鋳造装置に於て、 第一面に溝を有する第一可動部材と、 第一可動部材の該第−面に隣接して配置されて政情の一
部を被蓋し両部材間の溝の該被蓋部に於て冷却領域を規
定する第二可動部材と、供給ステーションに配置されて
溶融物質を該溝内に導入する手段と、 溶融物質を該供給ステーションから該溝内に於て該冷却
領域を経て排出ステーションに搬送する如き方向に第−
及び第二可動部材を同時に移動させる手段と、 第−及び第二可動部材の少くとも一部の内部に連続的に
冷媒を適用して冷媒の加熱により該冷却領域から除熱す
る手段と、 少くとも一個の該可動部材の内部を連続的に排気して冷
媒蒸気を除去する真空ポンプ手段と、該排出ステーショ
ンに配置されて物質を固化状態で溝から排出する手段と
を有する装置。
92該冷媒適用手段が該第−及び第一可動部材少くとも
一部の内部の該冷却領域近傍に冷媒を噴射する手段を有
する前記第91項記載の装置。
93該冷媒適用手段が、 少くとも一個の該可動部材の外部に於て冷媒蒸気を連続
的に凝縮液化させる手段と、 凝縮された冷媒蒸気を少くとも一個の該回動部材内部へ
連続的に返還する手段とを有する前記第91項記載の装
置。
94溶融物質から希望断面形状の細長い製品を形成する
前記第91項記載の装置に於て、 該排出ステーションに隣接して配置されて政情から排出
された固化物質を受容する押出機構を有し、該機構が該
希望断面形状と一致する開口部を有するダイスを備える
装置。
95 さらに二個の回動部材と押出機構の間に設けら
れて該溝外に於て固化物質を冷却する手段を有する前記
第94項記載の装置。
96溶融金属から希望断面形状の細長い製品を連続的に
形成する装置に於て、 溶融金属を固化状態に鋳造する連続鋳造機構と、 冷却ステーションに配置され固化金属が連続鋳造機構か
ら出た際に該機構外部に於て固化金属を冷却する手段と
、 冷却ステーションからの固化金属を受容するよう配置さ
れかつ該希望断面構造と一致する開口部を有するダイス
を備える押出機構とを有する装置。
97該連続鋳造機構が、 異なる二個の軸の周囲に回動可能に取付けられた第−及
び第二回動部材を有し、該部材がそれぞれ相互lこ対向
する第−及び第二半径方向面を有して溶融金属をその間
に被蓋する前記第96項記載の装置。
98 さらに該第−及び第二回動部材の少くとも一部の
内部を冷却する手段を有する前記第97項記載の装置。
99 さらに該第−及び第二回動部材の少くとも一部の
内部を噴射冷却する手段を有する前記第97項記載の装
置。
100溶融金属から希望断面形状の細長い製品を連続的
に形成する装置に於て、 二個の異る軸の周囲に回動可能に取付けられかつ相互に
対向する第−及び第二の半径方向面をそれぞれ有して溶
融金属をその間に被蓋する第−及び第二回動部材を有し
溶融金属を固化状態に鋳造する連続鋳造手段と、 連続鋳造手段からの固化金属を受容するよう配置されか
つ該希望断面形状と一致する開口部を有するダイスを備
えた押出機構とを有する装置。
101さらに固化金属が該回動部材から排出され該押出
機構に接近する際に該第−及び第二回動部材の外部に於
て固化金属を冷却する手段を有する前記第100項記載
の装置。
102さらに該第−及び第二回動部材の少くとも一部の
内部を冷却する手段を有する前記第100項記載の装置
103さらに該第−及び第二回動部材の少くとも一部の
内部を噴射冷却する手段を有する前記第100項記載の
装置。
104該製品がロジン封入ハンダであり、該溶融物質が
溶融ハンダであり、該ダイス開口部が固化ハンダの管を
形成するよう構成される前記第100項記載の組合せに
於て、 さらに該第−及び第二回動部材の少くとも一部の内部に
冷媒を適用してこれから除熱を行うと共に冷媒を加熱す
る手段と、 加熱された該冷媒をロジンに適用して冷媒から除熱する
と共にロジンを溶融状態に保つ手段と、 該ダイス近傍に設けられて該溶融ロジンを該固化ハンダ
管内に導入する手段とを有する組合せ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の連続鋳造装置の第一の実施態様の平面
図を示し、該装置は冷却区域を規定する一対の回動部材
と、両部材のうち下方の部材の半径方向に延びる面上の
環状溝に溶融物質を供給する機構と、該物質が両回動部
材の回転により冷却区域を通じて搬送されたのちこれを
固化状態で溝から排出する機構とを有する、第2図は第
1図示の装置の線2−2に沿う拡大垂直断面図であり、
さらに両回動部材の回転機構と、両部材の内部冷却用の
流体循環系の一部とを示す、第3図は下方の回動部材の
環状溝から固化物質を排出するスクレーパ機構を示し、
環状溝に垂直な面に於て該部材の回転方向と逆の方向か
ら見た拡大垂直断面図である。 第4図は第1図の装置の一部の変形による第二実施態様
の平面図であり、希望の断面形状の長い製品を作るため
下方回動部材の環状溝内に伸長される押出ダイスが設け
られ、該形状はダイスを通じて設けられる対応形状の開
口部により形成される:第5図はロジン芯ハンダを作る
よう第二実施態様を変形した第三の実施態様の略図であ
る:第6図は第二実施態様を変形した第四の実施態様の
略図であって押出ダイスが別個の押出機構内に設けられ
、該機構には直接にまたは第二の冷却設備を介して第1
図の装置から出る長い製品により供給が行なわれる:第
7図は本発明の第五の実施態様の垂直断面図であり、第
1図の第一実施態様の二個の回動部材に対し変形された
内部冷却構造が設けられて居り、本図に於ては該構造を
明示するため第2図の一部が省略されている:第8図は
第7図の第五実施態様と共に使用しうる冷媒循環系の略
図である。 主要部分の符号の説明、59・・・・・・供給ステーシ
ョン、13・・・・・・溝、14・・・・・・第1面、
11・・・・・・第1回動部材、16・・・・・・第2
面、12・・・・・・第2回動部材、63・・・・・・
排出ステーション、72・・・・・・ダイス開口部、6
8′・・・・・・固化ハンダ、82・・・・・・加熱さ
れた冷媒、78・・・・・・ロジン物質、71.71’
・・・・・・ダイス、58,61.62・・・・・・溶
融物質を導入する手段、48.51−54.56.57
・・・・・・冷媒を連続的に供給したり取り換えたりす
る手段、22.24,26・・・・・・ずれた軸のまわ
りに第1及び第2回動部材を回動する手段、81・・・
・・・加熱された冷媒を適用する手段、76.77・・
・・・・溶融した第2物質を導入する手段、99・・・
・・・固化物質を溝外に於て冷却する手段、91・・・
・・・回動部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 供給ステーションに於て第1回動部材の1面を構成
    する第1面内の溝に溶融物質を導入する工程と、 前記溝内にある溶融物質の一部を第2回動部材の1面を
    構成する第2面で被蓋する工程と、前記溝の被蓋部に於
    て第1及び第2回動部材間に冷却領域を規定する工程と
    、 前記第1及び第2回動部材の少くとも一方の内部へ冷媒
    を連続的に供給したり除去して前記溶融物質を凝固する
    ような割合で冷却領域近傍の部材から除熱し、前記供給
    ステーションから冷却領域を通過して前記溶融物質を搬
    送するために前記第1及び第2部材を回動し、且つ排出
    ステーションに於て該物質を固化状態で政情から排出す
    る工程とを含む溶融物質の連続鋳造方法に於て、回転軸
    がずれている2つの半径方向に伸びている面から成る前
    記第1及び第2面を回動し、固化物質が前記第1及び第
    2の半径方向に伸びた面間の政情の長さ方向に沿って握
    持され政情の排出ステーションに搬送される工程を含む
    ことを特徴とする溶融物質の連続鋳造方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法に於て、前記溶融
    物質は溶融ハンダであり、固形ハンダの細長い管を形成
    するように配置されたダイスの開口部を前記固形ハンダ
    が通され、冷媒から熱を除去しロジン物質を溶融した状
    態に維持するように加熱された冷媒がロジン物質に供給
    され、前記溶融ロジン物質が前記ダイスの近傍に於て固
    化ハンダの管の内部に導入されることを特徴とする溶融
    物質の連続鋳造方法。 3 第1面に溝を有する第1回動部材と、前記第1回動
    部材の第1面に隣接し設置された第2面を有し、前記溝
    の一部を被蓋する第2回動部材であって前記溝の被蓋さ
    れた部分に於て前記第1及び第2回動部材間に冷却領域
    を規定する第2回動部材と、 供給ステーションに設置され溶融物質を前記溝に導入す
    る手段と、 前記第1及び第2回動部材の少くとも1つの内部に連続
    的に冷媒を供給したり取り換えたりして前記部材の回動
    中に排出に先立って前記溶融物質を凝固するような割合
    で除熱する手段と、前記溶融物質を供給ステーションか
    ら該溝内に於て冷却領域を通過して排出ステーションへ
    と搬送する方向に前記第1及び第2部材とを同時にずれ
    た軸のまわりに回動させる手段とを有する溶融物質の連
    続鋳造装置に於て、 排出ステーションに隣接配置されて溝から排出される固
    化物質を受容し且つ希望の断面形状と一致する開口部を
    有するダイスを有することを特徴とする溶融物質の連続
    鋳造装置。 4 特許請求の範囲第3項記載の装置に於て、前記細長
    い製品がロジン封入ハンダであり、溶融物質が溶融ハン
    ダであり、ダイス開口部が固化ハンダの細長い管を形成
    するよう構成されており、加熱された冷媒を第2物質の
    ロジンに適用して冷媒から熱を除去すると共に前記第2
    物質を溶融状態に維持する手段と、該ダイス近傍に配置
    されて固化ハンダの管内に前記溶融第2物質を導入する
    手段とを有することを特徴とする溶融物質の連続鋳造装
    置。 5 特許請求の範囲第3項又は第4項記載の装置に於て
    、 前記2個の回動部材に続いて固化物質を溝外に於て冷却
    する手段を有することを特徴とする溶融物質の連続鋳造
    装置。
JP53077097A 1977-06-27 1978-06-27 溶融物質の連続鋳造方法及び装置 Expired JPS5835782B2 (ja)

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JP (1) JPS5835782B2 (ja)
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DE2861225D1 (en) 1981-12-10
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