JPS5835583B2 - 希土類磁石の製造法 - Google Patents
希土類磁石の製造法Info
- Publication number
- JPS5835583B2 JPS5835583B2 JP54162929A JP16292979A JPS5835583B2 JP S5835583 B2 JPS5835583 B2 JP S5835583B2 JP 54162929 A JP54162929 A JP 54162929A JP 16292979 A JP16292979 A JP 16292979A JP S5835583 B2 JPS5835583 B2 JP S5835583B2
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- JP
- Japan
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- magnetic field
- rare earth
- cutting
- earth magnet
- magnet manufacturing
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は焼結前に所定の形状に切削や研磨などの加工を
行なってその際に生じる加工粉末を再生利用できるよう
にした希土類磁石の製造法に関するものである。
行なってその際に生じる加工粉末を再生利用できるよう
にした希土類磁石の製造法に関するものである。
従来のサマリウム、コバルト、鉄、鋼などの金属によっ
て構成される希土類磁石の製造法としては、第１図に示
すように上述の金属塊を所定量づつ配合する配合工程１
と、この配合されたものを溶解する溶解工程２と、この
溶解によって合金化されたものを粉砕する粉砕工程３と
、この粉砕された粉末を磁場成形する磁場成形工程４と
、この磁場成形したものを焼結する焼結工程５と、焼結
されたものをバリ取り加工６、センタレス研磨加工１、
所定寸法に切断する切断加工８などの加工工程９をもっ
て行なわれていた。
て構成される希土類磁石の製造法としては、第１図に示
すように上述の金属塊を所定量づつ配合する配合工程１
と、この配合されたものを溶解する溶解工程２と、この
溶解によって合金化されたものを粉砕する粉砕工程３と
、この粉砕された粉末を磁場成形する磁場成形工程４と
、この磁場成形したものを焼結する焼結工程５と、焼結
されたものをバリ取り加工６、センタレス研磨加工１、
所定寸法に切断する切断加工８などの加工工程９をもっ
て行なわれていた。
上記磁場成形工程４としては第２図に示すように下型１
０、両側面金型１１，１２、上型１３と、両側面金型ｌ
Ｌ１２の外側面に磁場発生コイル１４．１５を配置し、
この磁場発生コイル１４゜１５に電流を流して磁界を発
生させ、上型１３を下動させてプレス成形している。
０、両側面金型１１，１２、上型１３と、両側面金型ｌ
Ｌ１２の外側面に磁場発生コイル１４．１５を配置し、
この磁場発生コイル１４゜１５に電流を流して磁界を発
生させ、上型１３を下動させてプレス成形している。
このとき、上型１３、下型１０の形状の関係から成形体
１６の両側にバリ１７が発生する。
１６の両側にバリ１７が発生する。
この成形体１６を焼結したものが第３図であり、この焼
結体１８のバリ１γを加工工程９で切削する。
結体１８のバリ１γを加工工程９で切削する。
このとき、焼結体は一体の金属となっているため、きわ
めて硬く、加工時に冷却用の油を用いるため、切削屑を
回収して再生利用することはきわめて困難となり、その
まＸ廃棄されていた。
めて硬く、加工時に冷却用の油を用いるため、切削屑を
回収して再生利用することはきわめて困難となり、その
まＸ廃棄されていた。
なお、第４図はセンタレス研磨加工γ、切断加工８を施
して最終的な磁石製品１９とした例である。
して最終的な磁石製品１９とした例である。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本発明の希土類磁石の製造法の実施例を図面第５
図〜第８図により説明する。
図〜第８図により説明する。
まず、第５図において、その製造工程を順を追って説明
すると、２０はサマリウム、コバルト、鉄、鋼などの金
属塊を所定量づつ配合する配合工程であり、この配合さ
れたものを溶解する溶解工程２１を経て、この溶解後冷
却固化によって得た合金を粉砕する粉砕工程２２に進み
、この粉砕されたものを磁場成形する磁場成形工程２３
に送り、ここでプレス成形されたものを所定形状に加工
する加工工程２４に送り、所定形状に加工した後焼結工
程２５で焼結した後、仕上がりの磁石となるように切断
する加工工程２６を経て製造される。
すると、２０はサマリウム、コバルト、鉄、鋼などの金
属塊を所定量づつ配合する配合工程であり、この配合さ
れたものを溶解する溶解工程２１を経て、この溶解後冷
却固化によって得た合金を粉砕する粉砕工程２２に進み
、この粉砕されたものを磁場成形する磁場成形工程２３
に送り、ここでプレス成形されたものを所定形状に加工
する加工工程２４に送り、所定形状に加工した後焼結工
程２５で焼結した後、仕上がりの磁石となるように切断
する加工工程２６を経て製造される。
上記の各工程中の磁場成形工程２３としては、第６図に
示すように下型２γ、上型２８、外側面側に磁場発生コ
イル２９．３０をそれぞれ有した両側面金型３１，３２
によって行なわれる。
示すように下型２γ、上型２８、外側面側に磁場発生コ
イル２９．３０をそれぞれ有した両側面金型３１，３２
によって行なわれる。
すなわち、上型２８を上方に移動させた状態で下型２７
と両側面金型３１．３２によって形成される空間に粉末
を充填し、磁場発生コイル２９．３０に電流を流して磁
界を発生させた状態で上型２８を下動させてプレス成形
する。
と両側面金型３１．３２によって形成される空間に粉末
を充填し、磁場発生コイル２９．３０に電流を流して磁
界を発生させた状態で上型２８を下動させてプレス成形
する。
これで一方向に配向された第１図に示すような角柱状の
成形体３３が得られる。
成形体３３が得られる。
この成形体３３を第８図に示すような円柱状に研削加工
する。
する。
この場合、粉末のプレスによる成形体３３は２トン／ｃ
ｄｔで加圧されているだけのため、切削加工が容易とな
り、たとえば旋盤のバイトによる研削でも十分に加工で
き、しかも研削時に冷却用の油を注入する必要もなく、
切削した粉末はそのま＼回収して再生に利用できる。
ｄｔで加圧されているだけのため、切削加工が容易とな
り、たとえば旋盤のバイトによる研削でも十分に加工で
き、しかも研削時に冷却用の油を注入する必要もなく、
切削した粉末はそのま＼回収して再生に利用できる。
したがって、磁場成形時の成形金型としても複雑な形状
のものを必要とせず、１種類の成形金型で加工時に所望
とする寸法や形状に仕上げることができる。
のものを必要とせず、１種類の成形金型で加工時に所望
とする寸法や形状に仕上げることができる。
その後は焼結した後、所定形状や寸法に切断して最終製
品としての円板状、円柱状の希土類磁石とする。
品としての円板状、円柱状の希土類磁石とする。
以上のように本発明の希土類磁石の製造法によれば、所
定の外形形状に加工するのが磁場成形後のため切削や研
削加工がきわめて容易となり、その削り屑の回収、再利
用も計れて材料歩留りが約２０俤向上することができ、
成形金型としても簡単な構成であってもよく、成形金型
のコストの低減化も計れるなどの利点をもち、工業的価
値の犬なるものである。
定の外形形状に加工するのが磁場成形後のため切削や研
削加工がきわめて容易となり、その削り屑の回収、再利
用も計れて材料歩留りが約２０俤向上することができ、
成形金型としても簡単な構成であってもよく、成形金型
のコストの低減化も計れるなどの利点をもち、工業的価
値の犬なるものである。
第１図は従来の希土類磁石の製造法を示す各工程のブロ
ック図、第２図は同磁場成形工程の断面図、第３図は同
焼結後の焼結体の斜視図、第４図は最終的な希土類磁石
の完成品の斜視図、第５図は本発明の希土類磁石の製造
法の一実施例を示す工程順のブロック図、第６図は同磁
場成形工程の断面図、第１図は同磁場成形によって得た
成形体の斜視図、第８図は同成形体の切削または研削工
程の斜視図である。 ２０・・・・・・配合工程、２１・・・・・・溶解工程
、２２・・・・・・粉砕工程、２３・・・・・・磁場成
形工程、２４・・・・・・加工工程、２５・・・・・・
焼結工程、２６・・・・・・加工工程、３３・・・・・
・成形体。
ック図、第２図は同磁場成形工程の断面図、第３図は同
焼結後の焼結体の斜視図、第４図は最終的な希土類磁石
の完成品の斜視図、第５図は本発明の希土類磁石の製造
法の一実施例を示す工程順のブロック図、第６図は同磁
場成形工程の断面図、第１図は同磁場成形によって得た
成形体の斜視図、第８図は同成形体の切削または研削工
程の斜視図である。 ２０・・・・・・配合工程、２１・・・・・・溶解工程
、２２・・・・・・粉砕工程、２３・・・・・・磁場成
形工程、２４・・・・・・加工工程、２５・・・・・・
焼結工程、２６・・・・・・加工工程、３３・・・・・
・成形体。
Claims (1)
- １ 磁石の原材料を配合し溶解後冷却固化したものを粉
砕し、この粉砕したものを磁場成形した成形体を所定の
外形形状を得るように切削、研削により加工した後焼結
し、この焼結したものを所定寸法に切断することを特徴
とする希土類磁石の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54162929A JPS5835583B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 希土類磁石の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54162929A JPS5835583B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 希土類磁石の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5687640A JPS5687640A (en) | 1981-07-16 |
| JPS5835583B2 true JPS5835583B2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=15763910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54162929A Expired JPS5835583B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 希土類磁石の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835583B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922925A (ja) * | 1972-06-19 | 1974-02-28 | ||
| JPS5428120A (en) * | 1977-08-04 | 1979-03-02 | Nippon Gakki Seizo Kk | Timbre controller of electronic musical instruments |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP54162929A patent/JPS5835583B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922925A (ja) * | 1972-06-19 | 1974-02-28 | ||
| JPS5428120A (en) * | 1977-08-04 | 1979-03-02 | Nippon Gakki Seizo Kk | Timbre controller of electronic musical instruments |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5687640A (en) | 1981-07-16 |
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