JPS5835491B2 - 不飽和アルデヒドの製造方法 - Google Patents
不飽和アルデヒドの製造方法Info
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- JPS5835491B2 JPS5835491B2 JP678576A JP678576A JPS5835491B2 JP S5835491 B2 JPS5835491 B2 JP S5835491B2 JP 678576 A JP678576 A JP 678576A JP 678576 A JP678576 A JP 678576A JP S5835491 B2 JPS5835491 B2 JP S5835491B2
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- Japan
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- reaction
- general formula
- represented
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Description
【発明の詳細な説明】
叛発明は一般式1
(式中nはOまたは1である)で示される不飽和アルデ
ヒドの製造方法に関する。
ヒドの製造方法に関する。
一般式Iで示される不飽和アルデヒドはそれ自体香料と
して使用できるだけでなく、医薬品、農薬、幼若ホルモ
ン化合物、植物成長調整剤等の合成中間体としても重要
な化合物である。
して使用できるだけでなく、医薬品、農薬、幼若ホルモ
ン化合物、植物成長調整剤等の合成中間体としても重要
な化合物である。
このものの合成法に関しては今までにいくつかの報告が
なされているが、そのうちの代表的なものを挙げると次
のとおりである。
なされているが、そのうちの代表的なものを挙げると次
のとおりである。
(1) シトラールとアセトアルデヒドをアルカリ存
在下に縮合させる方法 (Barbier ; Compt、Rend、 1
44.1442(1907)参照) (2) シトリリデン酢酸よりアニリド、イミドクロ
ライドを経てシッフ(5chiff )塩基としこれを
加水分解する方法 (3) R換フロパルギルアルコールとα−ホルミル
カルボン酸エステルを100〜350℃の温度で加熱す
る方法(特公報47−16287号公報参照) しかしながら(1)の方法は収率が低く、(2)の方法
は反応工程が非常に長く、(3)の方法は原料のαホル
ミルカルボン酸エステルが高価でありかつ一般的な試薬
として大量に入手し難いことなどの欠本*点を有し、こ
のため工業的によ 発が望まれていた。
在下に縮合させる方法 (Barbier ; Compt、Rend、 1
44.1442(1907)参照) (2) シトリリデン酢酸よりアニリド、イミドクロ
ライドを経てシッフ(5chiff )塩基としこれを
加水分解する方法 (3) R換フロパルギルアルコールとα−ホルミル
カルボン酸エステルを100〜350℃の温度で加熱す
る方法(特公報47−16287号公報参照) しかしながら(1)の方法は収率が低く、(2)の方法
は反応工程が非常に長く、(3)の方法は原料のαホル
ミルカルボン酸エステルが高価でありかつ一般的な試薬
として大量に入手し難いことなどの欠本*点を有し、こ
のため工業的によ 発が望まれていた。
本発明によれば一般式■
り有利な方法の開
(式中nは一般式■中のnと同じ意味を有する)で示さ
れる不飽和ケトンを一般式■ (式中Rは低級アルキル基を表わす) アルコキシブテニンと反応させて 一般式■ で示される (式中nおよびRはそれぞれ一般式■および■中のそれ
らと同じ意味を有する)で示されるプロパルギル型アル
コールとし、これを部分水素添加反応後、酸性条件下で
脱水、加水分解することにより一般式■で示される不飽
和アルデヒドを高収率☆☆かつ安価に製造することがで
きる。
れる不飽和ケトンを一般式■ (式中Rは低級アルキル基を表わす) アルコキシブテニンと反応させて 一般式■ で示される (式中nおよびRはそれぞれ一般式■および■中のそれ
らと同じ意味を有する)で示されるプロパルギル型アル
コールとし、これを部分水素添加反応後、酸性条件下で
脱水、加水分解することにより一般式■で示される不飽
和アルデヒドを高収率☆☆かつ安価に製造することがで
きる。
ここで一般式■および■中のRはメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基などである。
プロピル基、ブチル基などである。
本発明の方法の反応経路は次回で表わすことができる。
以下、各工程に関して詳細に説明する。
一般式■で示される不飽和ケトンと一般式■で示される
アルコキシブテニンとを反応させて一般式■のプロパル
ギル型アルコールを得る反応は下記の(+)また哄11
)の方法により行なうことが好ましい。
アルコキシブテニンとを反応させて一般式■のプロパル
ギル型アルコールを得る反応は下記の(+)また哄11
)の方法により行なうことが好ましい。
(1)ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン(以下THF と略す)等の極性溶媒中、そ
の場で生成してもよいグリニヤール(Grignard
)試薬と一般式■で示されるアルコキシブテニンを反
応させてマグネシウムノ・ライド塩を形成したのち、こ
れに−30℃〜+50℃の温度範囲、好ましくは約り℃
〜約30℃にて一般式■で示される不飽和ケトンを反応
させる方法。
ドロフラン(以下THF と略す)等の極性溶媒中、そ
の場で生成してもよいグリニヤール(Grignard
)試薬と一般式■で示されるアルコキシブテニンを反
応させてマグネシウムノ・ライド塩を形成したのち、こ
れに−30℃〜+50℃の温度範囲、好ましくは約り℃
〜約30℃にて一般式■で示される不飽和ケトンを反応
させる方法。
(ii) ジエチルエーテル、シフチルエーテル、T
HF1ジメチルホルムアミド等の極性溶媒中または液体
アンモニア中、ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナ
トリウムアルコキシド、カリウムアルコキシド、アルキ
ルリチウム、金属リチウム、ナトリウム、カリウム等と
一般式■で示されるアルコキシブテニンを反応させて相
当する金属のアセチリドを形成したのち、該アセチリド
と一般式■で示される不飽和ケトンを一30℃〜+50
℃の温度範囲、好ましくは約り℃〜約30℃にて反応さ
せる方法。
HF1ジメチルホルムアミド等の極性溶媒中または液体
アンモニア中、ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナ
トリウムアルコキシド、カリウムアルコキシド、アルキ
ルリチウム、金属リチウム、ナトリウム、カリウム等と
一般式■で示されるアルコキシブテニンを反応させて相
当する金属のアセチリドを形成したのち、該アセチリド
と一般式■で示される不飽和ケトンを一30℃〜+50
℃の温度範囲、好ましくは約り℃〜約30℃にて反応さ
せる方法。
なお、通常のエチニル化反応において採用されている水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸
化物触媒下での反応は、本発明においては、反応速度が
極めて遅いので採用し難い。
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸
化物触媒下での反応は、本発明においては、反応速度が
極めて遅いので採用し難い。
上記(11)の方法において溶媒としてはジエチルエー
テル、THF 、ジメチルホルムアミド等の極性溶媒ま
たはこれら極性溶媒と液体アンモニアの混合溶媒を用い
ることが特に好ましい。
テル、THF 、ジメチルホルムアミド等の極性溶媒ま
たはこれら極性溶媒と液体アンモニアの混合溶媒を用い
ることが特に好ましい。
液体アンモニア中還流下等モルの金属ナトリウムを用い
て8時間反応を行っても原料ケトンの転化率は高々30
%であるが、エーテル、THF等の極性溶媒中では室温
下3〜4時間で反応が終了する。
て8時間反応を行っても原料ケトンの転化率は高々30
%であるが、エーテル、THF等の極性溶媒中では室温
下3〜4時間で反応が終了する。
また液体アンモニアとエーテル等の極性溶媒との混合溶
媒系を用いても反応速度が速くなることが確認された。
媒系を用いても反応速度が速くなることが確認された。
この様にして得られた一般式■で示されるプロパルギル
型アルコールは熱的には比較的不安定であるので、これ
を蒸留により精製する場合、高真空下で蒸留を行なうの
が好ましい。
型アルコールは熱的には比較的不安定であるので、これ
を蒸留により精製する場合、高真空下で蒸留を行なうの
が好ましい。
一般式■で示されるプロパルギル型アルコールの部分水
素添加反応に際しては水素化リチウムアルミニウム(L
iAlH4)等の還元剤を用いて該プロパルギル型アル
コールを化学量論的に還元することも可能であるが、工
業的には適当な水素添加触媒(例えばパラジウム触媒)
を用いて接触還元を行なうのが好ましい。
素添加反応に際しては水素化リチウムアルミニウム(L
iAlH4)等の還元剤を用いて該プロパルギル型アル
コールを化学量論的に還元することも可能であるが、工
業的には適当な水素添加触媒(例えばパラジウム触媒)
を用いて接触還元を行なうのが好ましい。
部分水素添加して得られた化合物を硫酸、塩酸、リン酸
等の酸性物質の使用による酸性条件下、水溶液中にて脱
水、加水分解することにより、一般式Iで示される不飽
和アルデヒドが得られる。
等の酸性物質の使用による酸性条件下、水溶液中にて脱
水、加水分解することにより、一般式Iで示される不飽
和アルデヒドが得られる。
この際の反応温度としては一5℃〜+50℃の範囲が特
に好ましい。
に好ましい。
一般式■で示されるプロパルギル型アルコールの接触還
元を該プロパルギル型アルコールの転化率が十分に高く
なる前のたとえば転化率80〜90%で停止した場合、
水素添加生成物と原料との蒸留分離は必ずしも容易では
ないので、通常は水素添加反応後の反応液を例えば4N
−硫酸で処理して水素添加生成物を一般式Iで示される
不飽和アルデヒドに誘導して原料との分離を容易にする
のが好ましい。
元を該プロパルギル型アルコールの転化率が十分に高く
なる前のたとえば転化率80〜90%で停止した場合、
水素添加生成物と原料との蒸留分離は必ずしも容易では
ないので、通常は水素添加反応後の反応液を例えば4N
−硫酸で処理して水素添加生成物を一般式Iで示される
不飽和アルデヒドに誘導して原料との分離を容易にする
のが好ましい。
本発明において用いる一般式■で示されるアルコキシブ
テニンはアセチレン合成時の副生成物であるジアセチレ
ンにメタノール、エタノール、プロパツール、ブタノー
ルなどの低級アルコールを付加するだけで容易にかつ高
収率で得られる。
テニンはアセチレン合成時の副生成物であるジアセチレ
ンにメタノール、エタノール、プロパツール、ブタノー
ルなどの低級アルコールを付加するだけで容易にかつ高
収率で得られる。
本発明方法を用いれば現在スズラン系香料として使用さ
れているシトリリデンアセトアルデヒドを安価かつ工業
的に製造することができる。
れているシトリリデンアセトアルデヒドを安価かつ工業
的に製造することができる。
以下、実施によりさらに詳細に説明する。
実施例 1
2J−3つロフラスコに液体アンモニア500−及び金
属ナトリウム232を入れておき、これにメトキシブテ
ニン(CHミC−CH=CH−0CH3)832を滴下
して一40℃にて1時間攪拌し、次いでメチルへブテノ
ン1262のジエチルエーテル300rnl溶液を加え
た。
属ナトリウム232を入れておき、これにメトキシブテ
ニン(CHミC−CH=CH−0CH3)832を滴下
して一40℃にて1時間攪拌し、次いでメチルへブテノ
ン1262のジエチルエーテル300rnl溶液を加え
た。
液体アンモニアを除去するとともに反応温度を室温(約
20℃)まで徐徐に上昇させ、更に室温にて2時間反応
した。
20℃)まで徐徐に上昇させ、更に室温にて2時間反応
した。
ついで反応液を塩化アンモニウムで中和後、水洗し、ホ
ウ硝にて乾燥した。
ウ硝にて乾燥した。
溶媒を減圧留去後、残分を真空蒸留することにより沸点
126〜127℃/2mmHgの留分として目的の5・
9−ジメチル−1−メトキシ−1・8−デカジエン−3
−イン5−オールを収率78%で得た。
126〜127℃/2mmHgの留分として目的の5・
9−ジメチル−1−メトキシ−1・8−デカジエン−3
−イン5−オールを収率78%で得た。
このものの構造確認は以下の方法に存った。
次いで上記5・9−ジメチル−1−メトキシド8−デカ
ジエン−3−イン−5−オール40グ及びエタノール7
グを乾燥THF200TLlに溶解しておき、水素化リ
チウムアルミニウム8グを少量づつ、反応温度を0〜1
0℃に保つように加えた。
ジエン−3−イン−5−オール40グ及びエタノール7
グを乾燥THF200TLlに溶解しておき、水素化リ
チウムアルミニウム8グを少量づつ、反応温度を0〜1
0℃に保つように加えた。
反応温度を室温にもどして更に20時間反応した。
反応液を氷水中にあげたのち、4N−硫酸水溶液400
rftlを加えて室温にて4時間攪拌することにより脱
水、加水分解反応した。
rftlを加えて室温にて4時間攪拌することにより脱
水、加水分解反応した。
反応混合物をエーテル抽出し、乾燥後、溶媒を減圧留去
し、残分な真空蒸留して沸点110.5〜111.5℃
10、055mmHgの留分として目的のシトリリデン
アセトアルデヒド(5・9−ジメチルデカ−2・4・8
−トリエン−1−アール)を収率75%で得た。
し、残分な真空蒸留して沸点110.5〜111.5℃
10、055mmHgの留分として目的のシトリリデン
アセトアルデヒド(5・9−ジメチルデカ−2・4・8
−トリエン−1−アール)を収率75%で得た。
このものの構造確認は以下の方法に依った。このものは
ガスクロマトグラフィー分析及び核磁気共鳴スペクトル
のスピン−スピン(5pinSpin )結合定数から
α・β−位2重結合はトランス型、γ・δ−位2重結合
はシス型対トランス型が30対70の混合物であること
がわかった。
ガスクロマトグラフィー分析及び核磁気共鳴スペクトル
のスピン−スピン(5pinSpin )結合定数から
α・β−位2重結合はトランス型、γ・δ−位2重結合
はシス型対トランス型が30対70の混合物であること
がわかった。
メトキシブテニン832のかわりにエトキシブテニン(
CHミC−CH=CH−QC2H5) 96 ?を用い
て同様の処理を行なった場合には、シトリリデンアセト
アルデヒドが収率73%で得られた。
CHミC−CH=CH−QC2H5) 96 ?を用い
て同様の処理を行なった場合には、シトリリデンアセト
アルデヒドが収率73%で得られた。
実施例 2
実施例1と同様に液体アンモニア100m1中にナトリ
ウム151を溶解し、メトキシブテニン53.3S’を
加え、続いてゲラニルアセトン96グのTHF 15
0rnl溶液を加えて反応を行なった。
ウム151を溶解し、メトキシブテニン53.3S’を
加え、続いてゲラニルアセトン96グのTHF 15
0rnl溶液を加えて反応を行なった。
液体アンモニアを除去すると同時に反応温度を室温まで
徐々に上昇させ、更に室温にて2〜3時間攪拌した。
徐々に上昇させ、更に室温にて2〜3時間攪拌した。
反応液を塩化アンモニウムで中和し、水にあげてエーテ
ル抽出し、ボウ硝にて乾燥した。
ル抽出し、ボウ硝にて乾燥した。
溶媒を減圧留去後、残分を高真空蒸留して沸点174〜
175℃10.097關Hgの留分として5・9・13
−トリメチル−1−メトキシート8・12−テトラデカ
トリエン−3−イン−5−オールを収率84%で得た。
175℃10.097關Hgの留分として5・9・13
−トリメチル−1−メトキシート8・12−テトラデカ
トリエン−3−イン−5−オールを収率84%で得た。
このものの構造確認は以下の方法に依った。
次に上記5・9・13−トリメチル−1−メトキシート
8・12−テトラデカトリエン−3−イン−5−オール
38.81と無水エタノール8.62を無水ジエチルエ
ーテル150rrLl中に溶解し、−2〜O℃に冷却し
ながら水素化リチウムアルミニウム7.91を少量ずつ
加えた。
8・12−テトラデカトリエン−3−イン−5−オール
38.81と無水エタノール8.62を無水ジエチルエ
ーテル150rrLl中に溶解し、−2〜O℃に冷却し
ながら水素化リチウムアルミニウム7.91を少量ずつ
加えた。
水素化リチウムアルミニウムを加えたのち室温にて10
時間攪拌を続け、更に還流を2〜3時間行なって反応を
終了した。
時間攪拌を続け、更に還流を2〜3時間行なって反応を
終了した。
反応液を注意深く水にあげ、これに4N−硫酸100r
ILlを加えて5〜6時間攪拌を続げた。
ILlを加えて5〜6時間攪拌を続げた。
この後中和、水洗、乾燥、溶媒留去の順で操作を行ない
、残分を高真空蒸留すると沸点146〜147°c10
.0.9間Hgの留分として5・9・13−トリメチル
テトラゾカー2・4・8・12−テトラエン−1−アー
ルを収率85%で得た。
、残分を高真空蒸留すると沸点146〜147°c10
.0.9間Hgの留分として5・9・13−トリメチル
テトラゾカー2・4・8・12−テトラエン−1−アー
ルを収率85%で得た。
このものの構造確認は以下の方法に依った。
このものはガスクロマトグラフィー分析及び核磁気共鳴
スペクトルの5pin−8pin結合定数からα・β−
位2重結合はトランス型、r・δ−位2重結合はシス型
対トランス型の比率が30対70の混合物であることが
明らかになった。
スペクトルの5pin−8pin結合定数からα・β−
位2重結合はトランス型、r・δ−位2重結合はシス型
対トランス型の比率が30対70の混合物であることが
明らかになった。
4規定の硫酸にかえて4規定の塩酸またはリン酸を使用
した場合には5・9・13−Hメチルテトラゾカー2・
4・8・12−テトラエン−1−アールが収率65〜7
2%で得られた。
した場合には5・9・13−Hメチルテトラゾカー2・
4・8・12−テトラエン−1−アールが収率65〜7
2%で得られた。
実施例 3
ジエチルエーテル200m1中にナトリウムアミド19
.5fを懸濁させておき、これにメトキシフテニン43
2を30〜35℃にてゆつ(り滴下した。
.5fを懸濁させておき、これにメトキシフテニン43
2を30〜35℃にてゆつ(り滴下した。
次に反応温度を5〜10℃に下げてゲラニルアセトン7
5.2Pを滴下し、反応温度を室温にもどして更に4時
間攪拌した。
5.2Pを滴下し、反応温度を室温にもどして更に4時
間攪拌した。
塩化アンモニウムで中和後水洗し、ボウ硝にて乾燥した
。
。
溶媒を減圧留去して残分を高真空蒸留することにより沸
点180〜185℃10.2imHgの留分として5・
9・13−トリメチル−1−メトキシート8・12−テ
トラデカトリエン−3−イン−5−オールを収率76%
で得た。
点180〜185℃10.2imHgの留分として5・
9・13−トリメチル−1−メトキシート8・12−テ
トラデカトリエン−3−イン−5−オールを収率76%
で得た。
このものを各種条件下で接触部分水添または水素化リチ
ウムアルミニウムによる還元を行ない、次いで4N=硫
酸により脱水、加水分解反応を行なって5・9・13−
トリメチルテトラゾカー2・4・8・12−テトラエン
−1−アールを得た。
ウムアルミニウムによる還元を行ない、次いで4N=硫
酸により脱水、加水分解反応を行なって5・9・13−
トリメチルテトラゾカー2・4・8・12−テトラエン
−1−アールを得た。
接触還元による結果を表1に示し、水素化リチウムアル
ミニウムによる結果を表2に示した。
ミニウムによる結果を表2に示した。
なお表1中の選択率は接触水素添加反応における5・9
・13−トリメチル−1−メトキシ−1・3・8・12
−テトラデカテトラエン−5−オールへの選択率であり
、表2中の収率は還元後さらに硫酸で処理して得られた
5・9・13−トリメチルテトラゾカー2・4・8・1
2−テトラエン−1−アールの収率である。
・13−トリメチル−1−メトキシ−1・3・8・12
−テトラデカテトラエン−5−オールへの選択率であり
、表2中の収率は還元後さらに硫酸で処理して得られた
5・9・13−トリメチルテトラゾカー2・4・8・1
2−テトラエン−1−アールの収率である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (式中Rは低級アルキル基を表わし、nは0は1である
) で示されるプロパルギル型アルコールとし、また これ を部分水素添加反応後酸性条件下で脱水、解することを
特徴とする。 一般式 (式中nは0または1である) で示される不飽和アルデヒドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP678576A JPS5835491B2 (ja) | 1976-01-22 | 1976-01-22 | 不飽和アルデヒドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP678576A JPS5835491B2 (ja) | 1976-01-22 | 1976-01-22 | 不飽和アルデヒドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5289608A JPS5289608A (en) | 1977-07-27 |
JPS5835491B2 true JPS5835491B2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=11647816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP678576A Expired JPS5835491B2 (ja) | 1976-01-22 | 1976-01-22 | 不飽和アルデヒドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835491B2 (ja) |
-
1976
- 1976-01-22 JP JP678576A patent/JPS5835491B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5289608A (en) | 1977-07-27 |
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