JPH04297437A - 新規α−ヒドロキシル酸およびその製造方法 - Google Patents

新規α−ヒドロキシル酸およびその製造方法

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JPH04297437A
JPH04297437A JP3131708A JP13170891A JPH04297437A JP H04297437 A JPH04297437 A JP H04297437A JP 3131708 A JP3131708 A JP 3131708A JP 13170891 A JP13170891 A JP 13170891A JP H04297437 A JPH04297437 A JP H04297437A
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methyl
dianion
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Michel Gubelmann
ミシエル・グーベルマン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なα−ヒドロキシル化され
たβ−不飽和カルボン酸類に関するものである。より詳
細には、本発明は一般式:
【0002】
【化3】
【0003】の新規なα−ヒドロキシ−酸類、それらの
製造方法およびそれらの使用に関するものである。特に
、これらの新規な生成物は酸化的脱カルボキシル化によ
り同族低級アルデヒド類(プレナール、シトラール・・
・)を製造することのできる中間生成物である。そのよ
うなアルデヒド類はビタミンAを製造することができ、
またはそれらの芳香性ゆえにそれらを使用することもで
きる。
【0004】α−アセチレン系アルコール類の異性化に
よりα−エチレン系カルボニル化合物を製造することは
、フランス特許1,554,805から公知である。こ
の異性化は、任意に溶媒中で元素の周期律表の3b−7
b族に属する金属を基にした少量の触媒の存在下でアル
コールを加熱することにより、行われる。有利には、こ
の異性化は液相で行われ、そして触媒はバナジウム、ニ
オブ、モリブデン、タングステンおよびレニウムからな
る群から選択される金属の無機または有機誘導体である
【0005】1,1−ジ置換されたプロパルギルアルコ
ールから酸性媒体中で元素の周期律表の1b族に属する
金属を含有している触媒の存在下で加熱することにより
不飽和アルデヒド類を製造することも、米国特許3,0
57,888から公知である。さらに、アルキノール類
を気相で種々の酸性触媒の作用により処理することによ
りエチレン系アルデヒド類を製造することも、米国特許
2,524,865および2,524,866から公知
である。しかしながら、この方法はエチレン系アルデヒ
ド、ケトンおよび炭化水素の三元混合物だけを与える。
【0006】本発明は、β,γ−不飽和カルボン酸類の
エステル類からこれらのアルデヒド類、特にプレナール
およびシトラール、の新規な製造方法を記載するもので
ある。さらに、この方法は非常に良好な収率を与え、そ
して中間生成物としての新規なα−ヒドロキシル化され
たβ−不飽和カルボン酸化合物を提供および単離するこ
とを可能とする。
【0007】従って本発明の一目的は、一般式(I)

0008】
【化4】
【0009】[式中、nは0、1、2または3であるこ
とができる]の新規化合物に関するものである。
【0010】特に、本発明はn=0である一般式(I)
の化合物すなわち2−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ
−3−エン酸およびn=1であるものすなわち2−ヒド
ロキシ−4,8−ジメチル−ノナ−3,7−ジエン酸に
関するものである。
【0011】本発明の別の主題は、第一段階で、一般式
【0012】
【化5】
【0013】[式中、Rは炭素数が1−4のアルキル基
であり、そしてnは0、1、2または3である]のエス
テルを鹸化して、対応する酸を生成し、第二段階で、有
機溶媒中での任意に担体上に沈着またはグラフト化され
ていてもよいアルカリ金属水素化物類またはアミド類お
よび有機金属アルキル類から選択される塩基の作用によ
り、このようにして得られた酸のジアニオンを製造し、
そして第三段階で、ジアニオンを酸素化して、式(I)
の酸を生成する工程に従い、これらの化合物を一般式(
II)のβ,γ−不飽和カルボン酸類のエステル類から
製造する方法に関するものである。
【0014】より詳細には、この方法の第一段階は下記
の一般式(III)の酸を製造するためのエステル(I
I)の鹸化反応を包含している:
【0015】
【化6】
【0016】本発明の特定態様では、炭素数が好適には
1−4のアルキル基であり得るRはメチル基であり、そ
して0、1、2または3であり得るnは0である(4−
メチル−ペンテ−3−エン酸メチル)または1である(
4,8−ジメチル−ノナ−3,7−ジエン酸メチル)。
【0017】鹸化反応は、M−OH(ここでMは好適に
はアルカリ金属または第四級アンモニウム基である)型
の強塩基を用いて有機溶媒中で実施できる。特に、これ
は例えばアルコール類(メタノール、エタノール、イソ
プロパノール・・・)の如き水−混和性溶媒中で実施す
ることができる。本発明の特定態様では、メタノール性
水酸化ナトリウムが使用される。
【0018】反応温度は、好適には周囲温度から混合物
の還流温度の間である。
【0019】一般式(II)のエステル類は、フランス
特許FR 81 01,205中に記されている方法に
従い、イソプレンまたは高級同族体から製造できる。反
応は下記の如くである:
【0020】
【化7】
【0021】このカルボニル化反応は、一酸化炭素を用
いて、希望するエステルに対応するアルコール、ハロゲ
ン化水素酸(特に塩酸もしくは臭化水素酸)、パラジウ
ム触媒(パラジウム金属、酸化パラジウム、パラジウム
塩、またはパラジウムカチオンと配位しているアニオン
が「強(hard)」もしくは「中間(interme
diate)」塩基である錯体)、または窒素、燐およ
び砒素から選択されるVb族元素の第四級オニウム塩の
存在下で、50−150℃の間の温度において、そして
50−300バールの一酸化炭素圧力下で、実施される
。これらの条件下では、エステルは非常に良好な収率で
得られる。
【0022】該方法の第二段階すなわち酸(III)の
ジアニオンの製造に関して述べると、下記の工程を実施
することができる:ジアニオンは、希望により担体上に
沈着またはグラフト化されていてもよい例えばアルカリ
金属水素化物もしくはアミン類または有機金属アルキル
類の如き塩基の作用により、有機溶媒中で得られる。本
発明に従うと、アルカリ金属アミドは、その場でジイソ
プロピルアミンに対するブチルリチウムの作用により製
造できるリチウムジイソプロピルアミド(LDA)、ナ
トリウムターシャリー−ブチレートまたはナトリウムア
ミドから選択することができる。この反応で使用できる
水素化物としては、ナトリウム、カリウムまたはカルシ
ウムの水素化物が挙げられる。有機金属アルキル類に関
すると、有機リチウム化合物、有機マグネシウム化合物
、およびナトリウムもしくはカリウムアルキル類を使用
することができる。特に、ブチルリチウムが挙げられる
【0023】本発明の好適態様では、LDAが塩基とし
て使用される。
【0024】不均一塩基類の場合には、特に酸化物型の
担体、例えば特にアルミナ類、を使用することができる
。これに関しては、アルミナ上のカリウムターシャリー
−ブチレートおよび弗化カリウムが不均一塩基として挙
げられる。
【0025】有機溶媒に関しては、この反応用には全て
のエーテル型溶媒が適している。好適には、テトラヒド
ロフラン、ジイソプロピルエーテル、メチルターシャリ
ー−ブチルエーテルまたはパラジオキサンが使用される
。好適態様では、テトラヒドロフランが使用される。
【0026】最後に、ジアニオンを生成する反応は有利
には低温でそして特に−20℃〜+20℃の間の好適に
は−10℃〜+10℃の間の温度において実施される。 ある場合には、反応の平衡をできる限りジアニオンの方
に移すために温度を一時的に反応終了時に上昇させるこ
とができる。この熱仕上げ処理は20℃〜50℃の間の
そして好適には30℃〜40℃の間の温度で行われる。
【0027】ジアニオンの酸素化に関する第三段階は好
適には下記の方法で実施される:一般式(I)のα−ヒ
ドロキシ−酸を製造するためのジアニオンの酸素化は、
酸素または任意に酸素を濃くしていてもよい空気、そし
て好適には空気、を用いて実施される。それは酸素また
は空気をジアニオンの撹拌溶液と接触させることにより
、または該溶液の表面上に流すことにより実施できる。 別の態様では、酸素化は圧縮空気を用いて実施すること
ができる。有利には、この反応は温度が周囲温度付近の
値になった後に実施される。
【0028】本発明の主題である方法を実施する時には
副生物が生じることもあり、その際には酸素化が酸のα
−位置で起きなかったのである。しかしながら、これら
の生成物は非常に少量だけ生じるものであり、そしてそ
れらの低い結晶度のために主要生成物の結晶化後に濾過
により除去することができる。
【0029】本発明の別の主題は、酸化剤を用いて酸化
的脱カルボキシル化により同族低級アルデヒド類を製造
するためのこれらの新規化合物の使用に関するものであ
る。反応式は下記の如くである:
【0030】
【化8】
【0031】この反応は、例えばコバルト、マンガン、
鉛、銀または銅−鉛の対からそして好適にはコバルトお
よび鉛から選択される1種以上の金属の酢酸塩の如き酸
化剤を用いて、実施することができる。特に、四酢酸鉛
は非常に良好な結果を与える。酸化的脱カルボキシル化
をマウミー(Maumy)他により記されている(テト
ラヘドロン・レタース(Tetrahedron Le
tters)、1983、3819)フリーラジカル技
術により間接的に実施することも同様に可能である。特
に、金属類、例えば特にCu2Oを、例えばアセトニト
リルの如き銅(I)を安定化させる溶媒中で大気圧にお
いて使用することができる。
【0032】本発明の他の目的および利点は下記の実施
例を読むことにより理解され、それらは説明用であり非
−限定用ではないとみなすべきである。
【0033】
【実施例】実施例1  4−メチル−ペンテ−3−エン
酸メチルの鹸化による4−メチル−ペンテ−3−エン酸
の合成 12.8g(100ミリモル)のエステルを使用し、そ
れを50mlのメタノールで希釈した。15mlの30
%水酸化ナトリウム溶液(112ミリモル)を滴々添加
した。得られた溶液を撹拌しながら3時間にわたり還流
下で加熱した。次に溶媒を蒸発乾固し、そして残存カル
ボキシレートを15mlの濃HClで処理した。次に酸
をエーテルで抽出し、そして抽出物をNa2SO4上で
乾燥した。次にエーテルを蒸発させ、そして残りの痕跡
量の水を羽根−ポンプ真空下で除去した。これらの条件
下で、エステルの転化率は100%であり、そして収率
は92%であった。
【0034】実施例2  2−ヒドロキシ−4−メチル
−ペンテ−3−エン酸の製造 4gのジイソプロピルアミンの60cm3の無水テトラ
ヒドロフラン中溶液をアルゴン雰囲気下で、中心スタラ
ー、コンデンサー、50cm3滴下漏斗、気体入り口お
よび加熱システムを備えている三首の250cm3反応
器中に加えた。反応器を氷浴により冷却し、そして次に
温度を5℃以下に保ちながら37cm3のブチルリチウ
ムのヘキサン中1.1モル(M)溶液を滴々添加した。 2℃の温度において30分間撹拌した後に、2.28g
の4−メチル−ペンテ−3−エン酸の30cm3の無水
テトラヒドロフラン中溶液を加えた。30分間撹拌した
後に、反応混合物を40℃において1時間加熱した。
【0035】20℃付近の温度に冷却した後に、常に激
しく撹拌しながら空気を3時間にわたり気球を用いて加
えた。反応後に、360MHzにおけるプロトン核磁気
共鳴により酸を測定した。
【0036】反応が終了した後に、250cm3の水を
2回加えた。
【0037】傾斜させて流出して分離された水相を濃縮
し、次に濃塩酸を用いて酸性化し、そして最後にエーテ
ルで抽出した。
【0038】エーテル相を乾燥しそして濃縮した後に油
が得られ、それを冷却するとゆっくり結晶化した。
【0039】得られた粗製生成物は、90%の2−ヒド
ロキシ−4−メチル−ペンテ−3−エン酸および10%
の4−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ−3−エン酸を
含有していた。
【0040】2−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ−3
−エン酸を、フリットガラス上での濾過により分離した
【0041】2−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ−3
−エン酸は、下記の物理化学的特性を有していた:−融
点:95−98℃ −元素分析:C%  計算値:55.37  実測値:
54.76            H%  計算値:
  7.75  実測値:  7.28−赤外線スペク
トル(KBrと混合された錠剤):特性帯:3400c
m−1(アルコール性OH)、3100−2300cm
−1(酸性OH)、2980cm−1(CH3)、17
05cm−1(C=O、酸)および1070cm−1(
C−O、アルコール) −プロトン核磁気共鳴スペクトル(360MHz、CD
Cl3、対照として採用されているヘキサメチルジシラ
ンに関する化学シフト、ppm):5.13(d、1H
、=CH−);4.85(d、1H、=CH−CH(O
H)−;1.72(2s、6H、2×CH3)−質量ス
ペクトル(m/e):M+=130。
【0042】4−メチル−ペンテ−3−エン酸の転化率
は58%であった。
【0043】実施例3   実施例2の工程を繰り返したが、表面に空気を流し
た。
【0044】4−メチル−ペンテ−3−エン酸の転化率
は100%であった。
【0045】2−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ−3
−エン酸は87%の収率で単離された。
【0046】4−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ−3
−エン酸は5%の収率で単離された。
【0047】実施例4  α−ヒドロキシ−酸からのプ
レナールの製造 0.143gの2−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ−
3−エン酸、5cm3の90%の酢酸を含有している水
溶液および0.54gの四酢酸鉛を、磁気スタラーが備
えられている50cm3フラスコ中に加えた。混合物を
25℃で1時間撹拌した。5cm3の0.35モル(M
)硫酸を加え、そして沈澱した硫酸鉛を濾過により分離
した。プレナールが濾液中に2,4−ジニトロ−フェニ
ルヒドラゾンの形状で定量的に沈澱されていた。
【0048】収率は70.3%であった。
【0049】実施例5   0.143gの2−ヒドロキシ−4−メチル−ペン
テ−3−エン酸、5cm3の1,2−ジクロロベンゼン
および少量の0.54gの四酢酸鉛を、磁気スタラーが
備えられている50cm3フラスコ中に加えた。混合物
を25℃で1時間撹拌した。傾斜後に、ガスクロマトグ
ラフィーにより反応混合物を分析すると、2−ヒドロキ
シ−4−メチル−ペンテ−3−エン酸の転化率が100
%でありそしてプレナールの収率が86%であることが
示された。
【0050】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0051】1.一般式:
【0052】
【化9】
【0053】[式中、nは0、1、2または3である]
の化合物。
【0054】2.n=0である、上記1の化合物。
【0055】3.2−ヒドロキシ−4−メチル−ペンテ
−3−エン酸である、上記2の化合物。
【0056】4.第一段階で、一般式:
【0057】
【化10】
【0058】[式中、Rは炭素数が1−4のアルキル基
であり、そしてnは0、1、2または3である]のエス
テルを鹸化して、対応する酸を生成し、第二段階で、有
機溶媒中での任意に担体上に沈着またはグラフト化され
ていてもよいアルカリ金属水素化物類またはアミド類お
よび有機金属アルキル類から選択される塩基の作用によ
り、このようにして得られた酸のジアニオンを製造し、
そして第三段階で、ジアニオンを酸素化して、式(I)
の酸を生成することからなる、上記1−3のいずれかに
記載の化合物の製造方法。
【0059】5.鹸化を式M−OH(ここでMはアルカ
リ金属または第四級アンモニウム基である)の強塩基を
用いて実施する、上記4の方法。
【0060】6.鹸化をメタノール性水酸化ナトリウム
を用いて実施する、上記5の方法。
【0061】7.アルカリ金属アミドがリチウムジイソ
プロピルアミド(LDA)、ナトリウムターシャリー−
ブチレートまたはナトリウムアミドである、上記4、5
または6の方法。
【0062】8.アルカリ金属アミドがLDAである、
上記7の方法。
【0063】9.有機金属アルキルが有機リチウム化合
物、有機マグネシウム化合物またはナトリウムもしくは
カリウムアルキルである、上記4、5または6の方法。
【0064】10.水素化物が水素化ナトリウム、水素
化カリウムまたは水素化カルシウムである、上記4、5
または6の方法。
【0065】11.塩基が酸化物型の担体上に沈着また
はグラフト化されている、上記4−9のいずれかの方法
【0066】12.溶媒がエーテルである、上記4−1
1のいずれかの方法。
【0067】13.エーテルがテトラヒドロフラン(T
HF)、ジイソプロピルエーテル、メチルターシャリー
−ブチルエーテルまたはパラジオキサンである、上記1
2の方法。
【0068】14.有機溶媒がTHFである、上記13
の方法。
【0069】15.ジアニオンの酸素化を、酸素または
任意に酸素を濃くしていてもよい空気を用いて実施する
、上記4−14のいずれかの方法。
【0070】16.空気を使用する、上記15の方法。
【0071】17.ジアニオンを−20℃〜+20℃の
間の温度において生成する、上記4−16の方法。
【0072】18.温度が−10℃〜+10℃の間であ
る、上記17の方法。
【0073】19.一般式(II)において、Rがメチ
ル基であり、n=0であり、そして生成した酸が2−ヒ
ドロキシ−4−メチル−ペンテ−3−エン酸である、上
記4−17のいずれかの方法。
【0074】20.上記1−3のいずれかに記載の化合
物からなる酸化剤を用いて酸化的に脱カルボキシル化す
ることからなる、同族低級アルデヒド類の製造方法。
【0075】21.酸化剤が、コバルト、マンガン、鉛
、銀、または銅−鉛の対から選択された1種以上の金属
の酢酸塩である、上記20の方法。
【0076】22.酢酸塩がコバルトまたは鉛のもので
ある、上記21の方法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式: 【化1】 [式中、nは0、1、2または3である]の化合物。
  2. 【請求項2】  第一段階で、一般式:【化2】 [式中、Rは炭素数が1−4のアルキル基であり、そし
    てnは0、1、2または3である]のエステルを鹸化し
    て、対応する酸を生成し、第二段階で、有機溶媒中での
    任意に担体上に沈着またはグラフト化されていてもよい
    アルカリ金属水素化物類またはアミド類および有機金属
    アルキル類から選択される塩基の作用により、このよう
    にして得られた酸のジアニオンを製造し、そして第三段
    階で、ジアニオンを酸素化して、式(I)の酸を生成す
    ることからなる、請求項1記載の化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の化合物からなる酸化剤
    を用いて酸化的に脱カルボキシル化することからなる、
    同族低級アルデヒド類の製造方法。
JP3131708A 1990-02-15 1991-02-15 新規α−ヒドロキシル酸およびその製造方法 Pending JPH04297437A (ja)

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FR9001814 1990-02-15
FR9001814A FR2658187B1 (fr) 1990-02-15 1990-02-15 Nouveaux acides alpha-hydroxyles, procede de preparation et leur utilisation.

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