JPS5835477Y2 - オウトツモヨウオユウスルケシヨウバン - Google Patents
オウトツモヨウオユウスルケシヨウバンInfo
- Publication number
- JPS5835477Y2 JPS5835477Y2 JP1975178366U JP17836675U JPS5835477Y2 JP S5835477 Y2 JPS5835477 Y2 JP S5835477Y2 JP 1975178366 U JP1975178366 U JP 1975178366U JP 17836675 U JP17836675 U JP 17836675U JP S5835477 Y2 JPS5835477 Y2 JP S5835477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermosetting resin
- glass fiber
- sheet
- base material
- resin sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は彫刻様の大きなかつ深くそして複雑な凹凸模様
を有し、ドア等の建具、家具、その地内外装材等の広い
範囲に使用できる化粧板に関するものである。
を有し、ドア等の建具、家具、その地内外装材等の広い
範囲に使用できる化粧板に関するものである。
従来よりある凹凸模様を有する化粧板は、表面に貼着さ
れた化粧シートと基材からなるものおよび熱硬化性樹脂
含浸紙の積層よりなるものとがあるが、前者は微細な木
目等の凹凸模様を設けることは容易であったが、彫刻様
の大きくかつ深い、そして複雑な凹凸模様は基材のスプ
リングバックあるいは模様を転刻するための加圧条件に
基材が耐えられず、破壊してしオう等の理由から製造す
ることが困難であり、後者は熱硬化性樹脂含浸紙を積層
して製造するために工程が複雑でありかつ材料費が高く
、又凹凸模様を得るには高温紙が要求されるが、得られ
る模様はシャープさがなく、しかも非常に硬く、加工性
、施工性に劣る為に一部の家具等において使用されてい
るにすぎないものである。
れた化粧シートと基材からなるものおよび熱硬化性樹脂
含浸紙の積層よりなるものとがあるが、前者は微細な木
目等の凹凸模様を設けることは容易であったが、彫刻様
の大きくかつ深い、そして複雑な凹凸模様は基材のスプ
リングバックあるいは模様を転刻するための加圧条件に
基材が耐えられず、破壊してしオう等の理由から製造す
ることが困難であり、後者は熱硬化性樹脂含浸紙を積層
して製造するために工程が複雑でありかつ材料費が高く
、又凹凸模様を得るには高温紙が要求されるが、得られ
る模様はシャープさがなく、しかも非常に硬く、加工性
、施工性に劣る為に一部の家具等において使用されてい
るにすぎないものである。
本考案は前者の化粧板において、表面の化粧シート基材
との間にガラス繊維強化熱硬化性樹脂シートを設けるこ
とで、彫刻様の大きなそして深い複雑な模様を有する化
粧板を基材および基材の加工性、施工性等を損うことな
く安価に量産出来るようにしたものである。
との間にガラス繊維強化熱硬化性樹脂シートを設けるこ
とで、彫刻様の大きなそして深い複雑な模様を有する化
粧板を基材および基材の加工性、施工性等を損うことな
く安価に量産出来るようにしたものである。
本考案をその一実施例に基ずく図面について説明すると
、１は板状基材で、一般に建築材料、家具材料として使
用される合板、ハードボード、パーティクルボード、石
綿セメント板、硅酸カルシウム板その他種々の板状物か
らなるものである。
、１は板状基材で、一般に建築材料、家具材料として使
用される合板、ハードボード、パーティクルボード、石
綿セメント板、硅酸カルシウム板その他種々の板状物か
らなるものである。
この板状基材１の表面に、ガラス繊維強化ポリエステル
等のガラス繊維強化熱硬化性樹脂シート２を介して金属
箔、表面に印刷を施した熱硬化性樹脂含浸化粧シート等
シート３が貼着されている。
等のガラス繊維強化熱硬化性樹脂シート２を介して金属
箔、表面に印刷を施した熱硬化性樹脂含浸化粧シート等
シート３が貼着されている。
この化粧シート３の貼着には、通常はガラス繊維強化熱
硬化性樹脂シート２の接着力は利用出来るが、化粧シー
ト３０種類によっては接着力が不足することがあり、こ
のような場合には第２図に示すように、ニトリルフェノ
ール等の接着紙４を化粧シート３とガラス繊維強化熱硬
化性樹脂ンート２０間に配することもある。
硬化性樹脂シート２の接着力は利用出来るが、化粧シー
ト３０種類によっては接着力が不足することがあり、こ
のような場合には第２図に示すように、ニトリルフェノ
ール等の接着紙４を化粧シート３とガラス繊維強化熱硬
化性樹脂ンート２０間に配することもある。
５は化粧シート３を介してガラス繊維強化熱硬化性樹脂
シート２を部分的に抑圧、形成してなる凹部で、との凹
部５を形成することにより表面に所望の凹凸模様が得ら
れる。
シート２を部分的に抑圧、形成してなる凹部で、との凹
部５を形成することにより表面に所望の凹凸模様が得ら
れる。
この凹部模様５は通常の厚さが０．６ｍｍ以上有するガ
ラス繊維強化熱硬化性樹脂シート２で形成され、板状基
材１に形成されるものではない。
ラス繊維強化熱硬化性樹脂シート２で形成され、板状基
材１に形成されるものではない。
従って、凹部模様５の深さは該樹脂シート２の厚さを選
択することによって任意に変えることができる。
択することによって任意に変えることができる。
このような化粧板は次のような方法で容易に製造するこ
とができる。
とができる。
すなわち、板状基材１の表面にガラス繊維強化熱硬化性
樹脂シート２を設けるが、このガラス繊維強化熱硬化性
樹脂シート２としてはガラス繊維強化ポリエステルが一
般的であり、これをシート状に形成したシートモールデ
ィングコンパウンド（＝般にＳＭＣと略称している）を
配するのが作業が容易である。
樹脂シート２を設けるが、このガラス繊維強化熱硬化性
樹脂シート２としてはガラス繊維強化ポリエステルが一
般的であり、これをシート状に形成したシートモールデ
ィングコンパウンド（＝般にＳＭＣと略称している）を
配するのが作業が容易である。
このガラス繊維強化熱硬化性樹脂シート２の上に化粧シ
ート３を載置し、この表面からエンボスプレートにより
熱圧し、一体化すると共に凹凸模様を転刻する。
ート３を載置し、この表面からエンボスプレートにより
熱圧し、一体化すると共に凹凸模様を転刻する。
との熱圧に釦いて、ガラス繊維強化熱硬化性樹脂シート
２に含寸れている樹脂が加熱されることにより流動性を
帯び、その後硬化する。
２に含寸れている樹脂が加熱されることにより流動性を
帯び、その後硬化する。
この為、化粧シート３およびガラス繊維強化熱硬化性樹
脂シート２はエンボスプレートの凹凸模様が大きくそし
て深く複雑なものであっても、それに十分になじんだ状
態となった後硬化されるので、彫刻状の深い凹凸模様で
も容易に化粧板表面に転刻される。
脂シート２はエンボスプレートの凹凸模様が大きくそし
て深く複雑なものであっても、それに十分になじんだ状
態となった後硬化されるので、彫刻状の深い凹凸模様で
も容易に化粧板表面に転刻される。
このように本考案における化粧板においては、基材に凹
凸模様が転刻されないので、基材のスプリングバックに
より転刻された凹凸模様が消滅することなくその！＼残
存するものであり、さた熱圧時にお・ける加圧力も基材
に凹凸模様を付与する必要はないので、その加圧力は低
く基材を破壊さすこともない。
凸模様が転刻されないので、基材のスプリングバックに
より転刻された凹凸模様が消滅することなくその！＼残
存するものであり、さた熱圧時にお・ける加圧力も基材
に凹凸模様を付与する必要はないので、その加圧力は低
く基材を破壊さすこともない。
さらに、合板その他適宜の板状物を基材として使用でき
るので、厚みの大なる化粧板も容易に得られ、シフ５）
もその基材の加工性、施工性は損なわれず、その上、ガ
ラス繊維強化熱硬化性樹脂シートの硬化、化粧シートの
貼着卦よび凹凸模様の形成が一度の熱圧工程で行なわれ
る為に工程が簡単でしかも量産することができる。
るので、厚みの大なる化粧板も容易に得られ、シフ５）
もその基材の加工性、施工性は損なわれず、その上、ガ
ラス繊維強化熱硬化性樹脂シートの硬化、化粧シートの
貼着卦よび凹凸模様の形成が一度の熱圧工程で行なわれ
る為に工程が簡単でしかも量産することができる。
オた、ガラス繊維強化熱硬化性樹脂シートは厚さ０．６
ｍｍ以上と厚いために、このシートのみに彫刻様の犬き
なぞして深い且つシャープな凹部模様を形成でき、さら
に、この大きな彫刻様の凹凸模様に木目その他の微細な
凹凸模様を付することも可能である。
ｍｍ以上と厚いために、このシートのみに彫刻様の犬き
なぞして深い且つシャープな凹部模様を形成でき、さら
に、この大きな彫刻様の凹凸模様に木目その他の微細な
凹凸模様を付することも可能である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図はその縦断
面図、第２図は接着紙を介在させた場合の縦断面図であ
る。 １・・・・・・板状基材、２・・・・・・ガラス繊維強
化熱硬化性樹脂シート、３・・・・・・化粧シート、５
・・・・・・凹部。
面図、第２図は接着紙を介在させた場合の縦断面図であ
る。 １・・・・・・板状基材、２・・・・・・ガラス繊維強
化熱硬化性樹脂シート、３・・・・・・化粧シート、５
・・・・・・凹部。
Claims (1)
- 板状基材１の表面にガラス繊維強化熱硬化性樹脂シート
２を介して化粧シート３を貼着すると共に部分的に該シ
ート３の裏面が前記板状基材１の表面に近接する凹部模
様５をガラス繊維強化熱硬化性樹脂シート２に形成して
なる凹凸模様を有する化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975178366U JPS5835477Y2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | オウトツモヨウオユウスルケシヨウバン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975178366U JPS5835477Y2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | オウトツモヨウオユウスルケシヨウバン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5289480U JPS5289480U (ja) | 1977-07-04 |
| JPS5835477Y2 true JPS5835477Y2 (ja) | 1983-08-10 |
Family
ID=28656651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975178366U Expired JPS5835477Y2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | オウトツモヨウオユウスルケシヨウバン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835477Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49134771A (ja) * | 1973-04-27 | 1974-12-25 |
-
1975
- 1975-12-26 JP JP1975178366U patent/JPS5835477Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49134771A (ja) * | 1973-04-27 | 1974-12-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5289480U (ja) | 1977-07-04 |
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