JPS5835383B2

JPS5835383B2 - 小型電気器具の取付装置

Info

Publication number: JPS5835383B2
Application number: JP3135879A
Authority: JP
Inventors: 征久森本
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1979-03-16
Filing date: 1979-03-16
Publication date: 1983-08-02
Also published as: JPS55123200A

Description

【発明の詳細な説明】この発明は例えば配線器具、表示２７プ等の小型電気器
具を取り付ける装置に関する。

従来この種の取付装置としては第１図に示すものが広く
使用されていた。

即ち金属製の取付枠イの取付部口に壁体、埋込ボックス
等の止ネジが通る孔へを設け、且つこの孔ハ、への間に
両端に横穴二を設けた器具本体ホが嵌合する器具孔へを
形成し、更に取付部口の相互間をつなぐ左右の連結部ト
には前記横穴二を係合する突起チを設けると共に、一方
の連結部トには溝孔りを設けて前記器具孔へとの間で突
起チを有する薄肉部ヌを形成し、溝孔りにドライバーＸ
を入れてこじることにより前記薄肉部ヌを突出変形させ
て前記器具本体ホの横穴二を係合して、器具本体ホを取
付枠イに固定するものである。

従って、固定作業の際にドライバーＸによって薄肉部ヌ
なこじ曲げなければならず作業性が悪いと共に、何らか
の理由により器具本体ホが故障した場合の器具本体ホの
取り換えは先ず、ドライバーＸでこじって薄肉部ヌの変
形を元に戻して器具本体を取り外し、再度新しい器具本
体ホの固定でドライバーＸによる薄肉部ヌのとじ曲げが
必要となる。

よって薄肉部ヌは曲げの反復により切断することがある
。

また、薄肉部ヌはガイドを設げること無く突出変形して
、器具本体ホの横穴二を係合するものであるから、複数
個の器具本体ホを一個の取付枠イに固定した場合、複数
個の薄肉部ヌを均一にドライバーＸによってとじ曲げる
ことは困難な作業である。

従ってこの薄肉部ヌの上下の浮き沈みなどで器具本体ホ
が上下に不揃いとなり作業の仕上りが悪いという欠点が
あった。

この発明は上記の事情に着目してなされたものであり、
その目的とするところは、ドライバーによるこじ曲げ作
業を無くし、工具を使用すること無く器具本体がワンタ
ッチで固定することができると共に、器具本体の取り換
えに反復性が伴え、更に器具本体の取り外しが容易にな
り、しかも複数個の器具本体を固定しても不揃いになる
ことが無い小型電気器具の取付装置を提供するにある。

以下この発明の一実施例を埋込コンセントに使用した第
２図乃至第６図に基づいて説明する。

１は器具本体であり、器体２と蓋体３とを組み合わせ、
締付金具４ａ、４ｂによって、組み立てている。

５ａｙｓｂは横穴であり器具本体１０両側に設げた締
付金具４ａ、４ｂに設けている。

尚この横穴５ａ、５ｂは直接、器体２捷たは蓋体３に設
けてもよい。

６は取付枠であり、器具本体１を嵌合する器具挿入孔７
を略中夫に設けて枠形に形成した板体の両端部を取付部
８ａ、８ｂとし、この取付部８ａ、８ｂには壁体、配線
用のボックス等への止ネジ（図示せず）が通る孔９ａｙ
９ｂを設けている。

そして、取付部８ａ、８ｂの相互間をつなぐ側縁な１０
ａ、１０ｂとし、一方の側縁１０ａには内方に突出し前
記横孔５ａを係合する突起１１を設けている。

また、前記側縁１０ａと対応する他方の側縁１０ｂには
一方が開口した内溝１２を有する浮出部１３をこの側縁
１０ｂから切り起こして設けている。

１４ａ、１４ｂは浮出部１３の両側に設けた側壁であり
、前記器具挿入孔７と対応した側壁１４ａには貫通孔か
らなる案内部１５を形成している。

尚、案内部１５は側壁１４ａに設けた切欠であってもよ
い。

１６は取付栓であり、前記浮出部１３の内溝１２に差し
込む係止片１７と、との係止片１７に一体形成すると共
に浮出部１３と側壁１４ｂとの間に弾発するばね片１８
とからなり、第４図に示す如ぐばね片１８を二点鎖線の
様に圧縮してＮｏ方向へ移動させて浮出部１３の内溝
に差し込む、そして、この圧縮力を解除することにより
ばね片１８を浮出部１３と側壁１４ｂとの間に弾発させ
る。

この状態で係止片１７はばね片１８０弾発力によって常
に案内部１５を通って器具挿入孔７へ突き出しているも
のである。

そして、器具挿入孔７に嵌合した器具本体１の横孔５ｂ
に係止片１７は係合するのである。

１９は係止片１７を補強するためのリブである。

２０はばね片１８を係止する止め孔である。

而して、取付枠６に器具本体１を固定するには筐ず、取
付枠６の突起１１に器具本体１の横穴５ａを係合する。

その後、この係合部、つ昔り金属製であるから撓むこと
が無い突起１１を支点として器具本体１をＮ２方向に
回動する。

すると第５図に示す如く、締付金具４ｂが下面に面取り
を施した係止片１７に当接してばね片１８が弾発力によ
り撓む、そして横穴５ｂが係止片１７と対応する位置に
来た時に横穴５ｂを係止片１７によって係合して器具本
体１を取付枠６に固定するものである。

捷た、器具本体１を取付枠６から取り外すには、同図に
示す如くドライバーＸを浮出部１３とばね片１８との間
の隙間に挿入して、こじることによりばね片１８を撓捷
せ、係止片１γを横孔５ｂから離脱させて器具本体１を
取り外すものである。

また、係止片１７は横穴５ｂを係合して、つ１り案内部
１５がガイドとすると共に、ばね片１８０弾発力により
突き出して器具本体１を固定しているから、複数個の器
具本体１を一個の取付枠６に固定した場合にも夫りの係
止片１７は均一に横穴５ｂを係合するものである。

この発明は以上説明した如く、取付枠６の側縁１０ｂに
は一方が開口した内溝１２を有する浮出部１３を設ける
と共に、この浮出部１３０両側に側壁１４ａ、１４ｂを
設は更に、器具挿入孔７と対応した側壁１４ａに案内部
１５を形成し、この浮出部１３の内溝１２に差し込む係
止片１７に浮出部１３と側壁１４ｂとの間に弾発するば
ね片１８を一体形成し、而も前記案内部１５を通って係
止片１７が器具本体１の横穴５ｂに係合する取付栓１６
を設けたから、ばね片１８の弾発力によりドライバーＸ
によるこじ曲げ作業を無くし、工具を使用すること無く
器具本体１が突起１１を支点として回動するだけでワン
タンチ固定することができると共に、器具本体１の取り
換えに反復性が伴え、更にドライバーＸを浮出部１３と
ばね片１８との間の隙間に挿入して、こじることにより
ばね片１８を撓筐せるだゆであるから器具本体１の取り
外しが容易になり、しかも夫りの係止片１７は横穴５ｂ
を係合して、つｔり案内部１５がガイドすると共に、ば
ね片１８０弾発力により突き出して器具本体１を固定し
ているから夫々の係止片１１は均一に横穴５ｂに係合し
、係止片１１が浮き沈みすることが無い。

従って複数個の器具本体１を一個の取付枠６に固定して
も、器具本体１が上下に不揃いとなることを防止する小
型電気器具の取付装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す正面図、第２図乃至第６図はこの
発明の一実施例を示し、第２図は正面図、第３図は側面
図、第４図は部分拡大図、第５図は器具本体の固定状態
を示す部分を断面とした拡大図、第６図は器具本体の斜
視図である。１・・・器具本体、５ａ、５ｂ・・・横穴、６・・・取
付枠、１・・・器具挿入孔、８ａ、８ｂ・・・取付部、
９ａｔ９ｂ・・・孔、１０ａ、１０ｂ・・・側縁、
１１・・・突起、１２・・・内溝、１３・・・浮出部、
１４ａ、１４ｂ・・・側壁、１５・・・案内部、１６・・・取付栓、１７・・・係止片、１８・・・ばね片である。

Claims

【特許請求の範囲】

１両側に横穴を設けた器具本体と、壁体、ボックス等
への取付部を有する板体に前記器具本体を嵌合する器具
挿入孔を形成しその器具挿入孔の一方の側縁には内方に
突出し前記横孔な係合する突起を設け、前記側縁と対応
する他方の側縁には一方が開口した内溝を有する浮出部
を設けると共にこの浮出部の両側に側壁を設は更に前記
器具挿入孔と対応した側壁に案内部を形成してなる取付
枠と、前記浮出部の内溝に差し込む係止片に浮出部と側
壁との間に弾発するばね片を一体形成し、しかも前記案
内部を通って係止片が前記器具本体の横穴に係合する取
付栓とからなることを特徴とする小型電気器具の取付装
置。