JPS5835320Y2 - 補助空気噴出装置付スプレ−ガン - Google Patents

補助空気噴出装置付スプレ−ガン

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JPS5835320Y2
JPS5835320Y2 JP15560776U JP15560776U JPS5835320Y2 JP S5835320 Y2 JPS5835320 Y2 JP S5835320Y2 JP 15560776 U JP15560776 U JP 15560776U JP 15560776 U JP15560776 U JP 15560776U JP S5835320 Y2 JPS5835320 Y2 JP S5835320Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary air
spray gun
air
air circulation
holes
Prior art date
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Expired
Application number
JP15560776U
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English (en)
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JPS5372809U (ja
Inventor
清 高木
一 竹内
一良 竹内
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスプレーガン、特にスプレーガンによって霧化
された流体の外側を取り囲む補助空気噴出装置付スプレ
ーガンに関する。
一般に塗装作業等に用いるスプレーガンにおいてはスプ
レーガン本体先端に設けた噴射ノズルはその中心に塗料
噴出用オリフィスを有しその外側に塗料霧化用空気噴出
孔さらにその外側に噴霧パターン調整用空気噴出孔を有
している。
このような噴射ノズルにより霧化されまたパターン調整
された塗料の噴霧流の外側にさらに補助空気を吹出しこ
の補助空気流により上記噴霧流を取囲むような補助空気
噴出装置付スプレーガンは既に本出願人により提案され
ている。
この補助空気はその一部が噴霧流内に入り塗料と接触し
て溶剤の揮発が促進され、また補助空気流が被塗装物表
面まで到達するため塗料が被塗装物表面に衝突して被塗
装面外に飛散することが妨げられ塗着効率が高まる等の
効果を有している。
このような補助空気噴出装置はスプレーガン本体の外周
に取付けられその内部に環状空間が形成される。
補助空気はこの環状空間内に補助空気取入孔を介して圧
入されスプレーガンの噴射ノズル周囲に設けた上記環状
空間と連通ずる補助空気吹出孔より噴射される。
このような補助空気噴出装置において補助空気取入孔は
環状空間に対して吹出孔方向と平行に設けられたり、環
状空間の円周上の接線方向に設けられたり、あるいは吹
出孔方向と垂直な方向に設けられたりしている。
しかしながらいずれの場合にも吹出孔から噴出する補助
空気は均一な流量パターンとはならない。
均一な流量パターンを得るためには補助空気取入孔を複
数個設ける必要がありこのため補助空気取入孔に連結す
る補助空気供給管の数が増加し継手類等の部品点数が増
加して構造が複雑となりまた重量的にも重くなっていた
また均一な流量パターンを得るために吹出孔の径および
位置を補助空気取入孔の数および位置に応じて変える場
合には製造組立時に吹出孔の径および位置に対して精度
が要求され製造コストが上昇しまた汎用性がなくなる等
の不具合を生ずる。
本考案の目的は上記欠点を解消しかつ均一な補助空気流
パターンが得られるような補助空気噴出装置付スプレー
ガンを提供することである。
このため本考案においては、スプレーガン本体の噴射ノ
ズル周囲に補助空気吹出孔を有する補助空気噴出装置を
備えたスプレーガンにおいて、先端に噴射ノズルを有す
るスプレーガン本体の周囲に環状溝を形成した複数枚の
補助空気分散用、函体を重ねて配備しその最上層に補助
空気吹出孔を有する蓋部材を配することによりスプレー
ガン本体の周囲に複数層の環状空間を構成し、上記複数
枚の函体のうち最下層の第1函体の環状溝部に補助空気
取入孔を設け、次層の第2函体の環状溝部には上記空気
取入孔から等距離の位置に2個の空気流通孔を設け、以
下順次各画体の環状溝部にその直前層の函体に設けた各
空気流通孔から等距離の位置に2個ずつ空気流通孔を設
け、これによって各環状空間は補助空気吹出方向に向っ
て順次2倍の個数の空気流通孔により連通されかつ各環
状空間の各空気流通孔はその直前層の環状空間の空気流
通孔から等距離の位置に配されるようにしたことを特徴
とする補助空気噴出装置付スプレーガンを提供する。
以下添付図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案に係るスプレーガンの先端部の正面図で
ある。
スプレーガン本体10の先端中央部に塗装パターンに応
じて交換可能なノズル9が取付けられる。
ノズル9の中央には塗料噴出用オリフィス10 aが設
けられ、その周囲に塗料霧化用空気噴出孔9a、さらに
離れた位置にパターン調整用空気噴出孔9bが設けられ
る。
このようなノズル9を有するスプレーガン本体10の外
周に多数の補助空気吹出孔7aを設けた補助空気噴出装
置20が取付けられる。
第2図は第1図のBAC線に沿った断面図である。
ノズル9はねじ部を備えた環状ノズルキツプ8によって
スプレーガン本体10に着脱自在に固定される。
スプレーガン本体10の周囲に補助空気分散用の第1、
第2、第3、第4、および第5の各函体2,3,4.5
および6を重ねて配しその最上層の第5函体6の上側(
図において左側)に蓋部材7を配して補助空気噴出装置
20を構成する。
各函体2,3,4.5および6には各々同一半径の同心
円上の位置に環状溝2 C,3C,4C,5Cおよび6
Cが形成され各函体および蓋部材を重ね合わせた場合に
上記環状溝が各々5層の環状空間2a 、3 a 、4
a 、5 a 、および6aをスプレーガン本体10
の周囲に構成する。
このような5枚の函体のうち最下層の第■函体2の環状
溝2Cに補助空気取入孔2bを設けこの補助空気取入孔
2bは継手1に設けた補助空気供給通路13と連通ずる
この環状溝2Cは次層の第2函体3の底面により密閉さ
れ環状空間2aを形成する。
第2函体3の環状溝3Cにはその中心線上の円周上でか
つ上記補助空気取入孔2bから等距離の位置に2個の空
気流通孔3bを設ける(第3−図参照)。
環状空間3aは上記2個の空気流通孔3bにより環状空
間2aと連通ずる。
第3函体4の環状溝4Cには第2函体3に設けた2個の
空気流通孔3bから等距離の位置に各々2個(合計4個
)の空気流通孔4bが設けられる。
(第3図参照)。環状空間4aはこの4個の空気流通孔
4bにより環状空間3aと連通ずる。
第4函体5の環状溝5Cには第3函体4に設けた4個の
空気流通孔4bから等距離の位置に各々2個(合計8個
)の空気流通孔5bが設けられる(第3図参照)。
環状空間5aはこの8個の空気流通孔5bにより環状空
間4aと連通ずる。
第5函体6の環状溝6Cには第4函体5に設けた8個の
空気流通孔5bから等距離の位置に各々2個(合計16
個)の空気流通孔6bが設けられる(第3図参照)。
この空気流通孔6bの径は前記空気流通孔3b、4b、
5bの径よりも小さい。
環状空間6aはこの16個の空気流通孔6bにより環状
空間5aと連通ずる。
蓋部材7には第5函体6に設けた16個の空気流通孔6
bから等距離の位置に各々2個(合計32個)の補助空
気吹出孔7aが設けられる。
各函体2.3,4.5および6、および蓋部材7は8本
の取付ボルト12で相互に固定されさらに4本の取付ボ
ルト11によって蓋部材7、第5函体6、ノズルキップ
8を介してスプレーガン本体10に固定される。
以上のような構成の補助空気噴射装置付スプレーガンに
おいて、コンプレッサ(図示しない)から圧縮空気が補
助空気供給ホース(図示しない)を通して矢印イのよう
に継手1の空気供給通路13および補助空気取入孔2b
を介して環状空間2a内に流入する。
補助空気取入孔2bを通過した補助空気流は第2函体3
の底壁に当り均一に2方向に分離して環状空間2a内に
流入し各々第2函体3に設けた2個の空気流通孔3bを
通して環状空間3a内に流入する。
このとき上記2個の空気流通(L3bは補助空気取入孔
2bから等距離の位置にあるため各空気流通孔3bを通
過する補助空気流量は等しい。
各空気流通孔3bを通過した補助空気流は第3函体4の
底壁に当り均一に2方向に分離して環状空間3a内に流
入し各々第3函体4に設けた4個の空気流通孔4bを通
して環状空間4a内に流入する。
このとき上記4個の空気流通孔4bは各々空気流通孔3
bから等距離の位置にあるため各空気流通孔4bを通過
する補助空気流量は等しい。
各空気流通孔4bを通過した補助空気流は第4函体5の
底壁に当り均一に2方向に分離して環状空間4a内に流
入し各々第4函体5に設けた8個の空気流通孔5bを通
して環状空間5a内に流入する。
このとき上記8個の空気流通孔5bは各々空気流通孔4
bから等距離の位置にあるため各空気流通孔5bを通過
する補助空気流量は等しい。
各空気流通孔5bを通過した補助空気流は第5函体6の
底壁に当り均一に2方向に分離して環状空間5a内に流
入し各々第5函体6に設けた16個の空気流通孔6bを
通して環状空間6a内に流入する。
このとき上記16個の空気流通孔6bは各々空気流通孔
5bから等距離の位置にあるため各空気流通孔6bを通
過する補助空気流量は等しい。
各空気流通孔6bを通過した補助空気流は蓋部材7に当
り均一に2方向に分離して環状空間6a内に流入し各々
蓋部材7に設けた32個の補助空気吹出孔7aから外部
へ矢印口のように噴射される。
このとき上記32個の補助空気吹出”JL7aは各々空
気流通孔6bから等距離の位置にあるため各補助空気吹
出孔7aから噴射される補助空気流量は等しい。
このようにして補助空気の均一な流量パターンが達成さ
れる。
以上のような補助空気噴出装置付スプレーガンを用いれ
ば重量増加やコスト上昇等の不具合を生ずることなく簡
単にしかも確実に補助空気流の均一な流量パターンを得
ることができ吹付は塗装作業を能率よく行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスプレーガンの先端部を示す正面
図、第2図は第1図のBAC線に沿った断面図、第3図
は各函体および蓋部材に設けた補助空気取入孔、空気流
通孔および補助空気吹出孔の位置関係を示す図である。 2・・・・・・第1函体、3・・・・・・第2函体、4
・・・・・・第3函体、5・・・・・・第4函体、6・
・・・・・第5函体、7・・・・・・蓋部材、9・・・
・・・噴射ノズル、10・・・・・・スプレーガン本体
、2b・・・・・・補助空気取入孔、20・・・・・・
補助空気噴出装置、3b、4b、5b、6b・・・・・
・空気流通孔、7a・・・・・・補助空気吹出孔、2
C,3C,4C,5C,6C・・・・・・環状溝、2a
、3 a 、4 a 、5 a 、5 a・・・・・
・環状空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプレーガン本体の噴射ノズル周囲に補助空気吹出孔を
    有する補助空気噴出装置を備えたスプレーガンにおいて
    、先端に噴射ノズルを有するスプレーガン本体の周囲に
    環状溝を形成した複数枚の補助空気分散用函体を重ねて
    配備しその最上層に補助空気吹出孔を有する蓋部材を配
    することによりスプレーガン本体の周囲に複数層の環状
    空間を構威し、上記複数枚の函体のうち最下層の第1函
    体の環状溝部に補助空気取入孔を設け、次層の第2函体
    の環状溝部には上記空気取入孔から等距離の位置に2個
    の空気流通孔を設け、以下順次各画体の環状溝部にその
    直前層の函体に設けた各空気流通孔から等距離の位置に
    2個ずつ空気流通孔を設け、これによって各環状空間は
    補助空気吹出方向に向って順次2倍の個数の空気流通孔
    により連通されかつ各環状空間の各空気流通孔はその直
    前層の環状空間の空気流通孔から等距離の位置に配され
    るようにしたことを特徴とする補助空気噴出装置付スプ
    レーガン。
JP15560776U 1976-11-22 1976-11-22 補助空気噴出装置付スプレ−ガン Expired JPS5835320Y2 (ja)

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JPS5372809U JPS5372809U (ja) 1978-06-17
JPS5835320Y2 true JPS5835320Y2 (ja) 1983-08-09

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