JPS583482Y2 - 竿立 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は安定良く立設することが出来ると共に同じく安
定良く竿を受けることが出来る筆立に係るものにして、
その構成を添付図面を参照に詳述すると次の通りである
。

平面より見て方形状の受体２の下面中心に１本の固定脚
１の上端部を嵌挿固定し、この受体２の固定脚１を堺と
した左右に細長い嵌着孔３を縦方向に形成し、この嵌着
孔３の後方に切欠開口部４を形成し、この嵌着孔３に可
動脚５の上端部を嵌着すると共に軸杆６により枢着する
。

この受体２の上部に竿受杆７を設ける。

図面の竿受杆７は使用時に当たっては左右に水平突出す
る場合を図示している。

（不使用時には下方に折り畳まれる。

）本考案は上述のように構成したから竿８を立てる場合
には固定脚１を立設し、他の可動脚５を後方に動かして
斜めに立設せしめることにより安定した状態で本案品を
立設せしめることが出来る。

この可動脚５の傾斜角度も嵌着孔３が細長形状に形成さ
れているからある程度自由に出来るから固定脚１に対し
て大きな角度を保有せしめて立設することが出来、前記
したように本案品を斜めにして安定した状態で立設する
ことが出来ると共にこの可動脚５は切欠開口部４に嵌合
されるからぐらつくことなく固定脚１同様に固定される
ことになる。

（荷重がかかるほど嵌合されるから一層固定が良好とな
る。

）この場合、可動脚５の長さを調節することにより一層
安定良く立設することが出来る。

不使用時においては可動脚５を固定脚１側に動かして折
り畳んで個定脚１と一緒にすることが出来るからかさば
らず保管時や携帯時に便利になる。

かように本考案は立設場所に応じて可動脚５を斜めにし
て安定した状態で本案品を立設することが出来ると共に
同じく竿８を安定した状態で立て掛けることが出来る便
利な筆立になる等秀れた実用上の効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案品の斜面図、第２図は要部の斜面図、第３
図は要部の平面図、第４図は使用状態を示す正面図であ
る。 １・・・・・・固定脚、２・・・・・・受体、３・・・
・・・嵌着孔、４・・・・・・切欠開口部、５・・・・
・・可動脚、６・・・・・・軸杆、７・・・・・・竿受
杆。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 平面より見て方形状の受体の下面中心に１本の固定
   脚の上端部を嵌挿固定し、この固定脚左右の受体に嵌着
   孔を縦方向に形成し、この嵌着孔の斜め後方の受体角下
   部に２個の切欠開口部を形成し、この嵌着孔に夫々２本
   の可動脚の上端部を嵌着すると共に軸杆を水平方向より
   枢着し、この受体の上部に竿受杆を設けると共にこの嵌
   着孔の形状を可動脚の可動に対応するよう細長形状に形
   成したことを特徴とする筆立。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項記載の筆立において
   、固定脚、可動脚の長さを調節し得るようにしたもの。