JPS5834639Y2 - メモリの列デコ−ダ回路 - Google Patents

メモリの列デコ−ダ回路

Info

Publication number
JPS5834639Y2
JPS5834639Y2 JP5896182U JP5896182U JPS5834639Y2 JP S5834639 Y2 JPS5834639 Y2 JP S5834639Y2 JP 5896182 U JP5896182 U JP 5896182U JP 5896182 U JP5896182 U JP 5896182U JP S5834639 Y2 JPS5834639 Y2 JP S5834639Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
enhancement
output
decoder circuit
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5896182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57204598U (ja
Inventor
慶三 青山
宏 島田
英二 野口
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP5896182U priority Critical patent/JPS5834639Y2/ja
Publication of JPS57204598U publication Critical patent/JPS57204598U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5834639Y2 publication Critical patent/JPS5834639Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデプリーション形トランジスタとエンハンスメ
ント形トランジスタの直列回路によりスタンバイ時(パ
ワーダウン時)の電力消費を零として且つ高速駆動を可
能としたデコーダ回路に関するものである。
スタティックメモリーは、行と列にメモリーセルを配置
し、行と列のデコーダによって所定アドレスのセルを選
択して二本のビット線間の電位差を検出する形式のもの
である。
ここでのデコーダ回路として今まで第1図乃至第3図示
の回路が知られている。
第1図のデコーダ回路は、デプリーション形トランジス
タT1 を負荷としてアドレス入力(ここではA。
とA1)が印加されるエンハンスメント形の複数のトラ
ンジスタT2とT3とが共通接続されてなるもので、ト
ランジスタT1がゲート・ソースが共通接続されている
事によって、そのデコード出力OUTは規定のハイレベ
ルVOOを与え得る。
しかしこのデコーダはパワーダウンモードでは動作する
ものでない。
即ち低電力化した回路ではない。第2図のデコーダ回路
はパワーダウンモードで動作する簡単なデコーダであっ
て、チップセレクト信号C8が印加されるエンハンスメ
ント形トランジスタT4には、上記のエンハンスメント
形トランジスタT2とT3が共通接続されている。
チップセレクト信号C8がロウベルの時、即ちパワーダ
ウン時には電力消費は零となるが、デコーダ出力として
は■cc−(トランジスタT4の閾値電圧)となること
から、動作が遅くなる欠点がある。
第3図のデコーダ回路は第2図でのハイレベルの電位降
下の問題を解消したものであって、デコーダと列の間に
クロック制御されるトランジスタを配置している。
第3図にて10はマトリックス配置されるメモリーセル
、11と12はそれぞれビット線、13はワード線、1
4と15はデータ線、QlとQ2は当該列選択用のビッ
ト線11と12に配置されるトランジスタ、Q3はエン
ハンスメント形トランジスタ、Q4とQ5は選択された
信号の組合せA。
とA1かゲートに印加されるエンハンスメント形トラン
ジスタでT2とT3にそれぞれ対応している。
Q6はブートストラップ用の容量CBが付加されたエン
ハンスメント形トランジスタで、CLはクロック源であ
って、集積回路中でCLより位相の遅れたものとして発
生される。
CBがハイレベルのとき、AoとA1が共にローレベル
として印加されるときデコーダとして当該列ヘハイレベ
ルを出力するのであって、このテ゛コード出力は更にC
Lで制御される。
即ち、CLがローレベルのときはQlとQ2のゲートは
ローレベルにあり、CLがハイレベルのとき始めてQl
とQ2のゲートはハイレベルとなって所定の選択動作が
なされる。
ここにCBはCLのハイレベルを電圧降下なしに出力す
るために備えられている。
第3図の回路ではチップセレクトC8とこれより遅れた
クロックCLとトランジスタQ6が必要である。
又、デコーダ出力として、VOOからレベル降下しない
ハイレベルを静的に保障することは極めて困難である。
ここにあって、本考案はパワーダウン時のデコーダ回路
の電力消費を零とし、且つ所望の高速駆動がなし得るデ
コーダ回路を提供するものである。
更に本考案は、この改良されたデコーダ回路において、
出力として電圧降下なしにハイレベルを出力できる列デ
コーダ回路を提供する。
更に本考案はスピード電力積の少ない列デコーダ回路を
提供する。
この目的のため本考案のメモリの列デコーダ回路では、
ドレインを電源に接続し且つゲートとソースを接続した
デプリーション形トランジスタの該接続点に、ゲートに
チップセレクト信号が印加されるエンハンスメント形ト
ランジスタを直列に接続し、また該エンハンスメント形
トランジスタに、列デコードのための複数の入力信号が
それぞれのゲートに印加される複数の並列のエンハンス
メント形トランジスタを直列に接続し、前記デプリーシ
ョン形トランジスタとチップセレクト信号が印加される
エンハンスメント形トランジスタとの接続点を列デコー
ド出力点とし、メモリセルが接続されたビット線と出力
側のデータ線との間に接続された伝送用トランジスタの
ゲートに該デコード出力点が直接接続されてなることを
特徴とする。
以下本考案を図面に示した実施例に従って説明する。
第4図は、第3図と同様の本考案になる列デコーダ回路
であって、図中、第3図と同一符号をつけたものは同一
物をさすものである。
Q7はデプリーション形トランジスタで、そのゲートと
ソースは接続されている。
そのドレインは電線■ccに接続されている。
Q8はエンハンスメント形トランジスタで、そのゲート
にはパワーダウンのための制御信号、ここではチップセ
レクト信号C8が印加される。
Q4とQ5はこの場合A。とA1のデコードすべき信号
を受けるためのエンハンスメント形トランジスタで、必
要によりA2以降のデコードすべき信号を受けるための
エンハンスメント形トランジスタが、これらに並列接続
されるものである。
Q7とQ8の接続点がデコード出力点であって、その出
力点が直接Q1とQ2の伝送ゲート(トランスファゲー
ト)に接続されている。
前述の如く、Q7のゲートとソースは共通接続されてお
り、デプリーション形であるため、閾値電圧は負であり
、従ってドレイン電圧VCOは電圧降下なしにデコード
出力点に現われる。
Q2は図示の如く直列に挿入されているため、チップセ
レクト信号C8がローレベルのとき、(パワーダウンし
ている間)電力消費は完全に零になる。
QQ4とQ、の動作゛は第3図の回路と同様であって、
当該列の選択の際はA。
とA1がローレベルとなり、非導通となり、非導通とな
って′:Fコード出力をハイレベル(vcc)に保つよ
うに働くものである。
他の列デコーダでは、このときQ4とQ5に対応するト
ランジスタがいずれかは導通となり、デコード出力とし
てはローレベルを出し、QlとQ2に対応する他の列に
ある伝送用トランジスタを非導通に保つ。
しかし、チップセレクトC8がローレベルにあるときは
列デコーダとしては電力消費零であるのが特長である。
また、チップセレクトがハイレベルにある間に、アドレ
ス入力(Ao、A1等)が変化するときは、負荷トラン
ジスタであるQ7はゲート・ソースが共通であって、そ
のソース側が出力点となっているためスピード・電力積
が小さくでき、高速駆動が可能である。
即ち、逆にQ7がエンハンスメント形であって信号制御
される形式のものでは、ソース側の出力電位は閾値電圧
分降下したものとなり、伝送ゲート(QlとQ2等)の
高速、駆動が明げられるものである。
この種のスタティックメモリーは通常の非選択時はビッ
ト線11と12およびデータ線14と15はハイレベル
に保っている形式のものであって本発明のデコーダでは
チップセレクトC8がロウレベルのとき出力としてハイ
レベルを出している形式とマツチしている。
即ちC8がロウレベルでテ′コーダ出力がハイレベルで
あってもこのスタティック形メモリーの動作には何等の
障害は与えない。
これを更に説明すれば、非選択時、データ線14と15
は共にハイレベルにあり、センスアンプの出力は共にロ
ウレベルとしてこの二つのエンハンスメント形トランジ
スタの直列回路のそれぞれのゲートに印加される。
即ち、この直列回路の中間の最終出力点は高インピーダ
ンス状態にあることになる。
以上のように本考案のデコーダはパワーダウン時にはハ
イレベルのデコーダ出力を与え、従ってスタティックメ
モリーの行デコーダとしては直ちには使用できないが、
列デコーダとしては直ちに適用できしかもパワーダウン
時の無電力消費及びスピード・電力積の小さなことは実
用上極めて重要な要件である。
更に、動作信号としてはメモリーの動作に用いているチ
ップセレクト信号のみがあればよく、第3図の従来回路
のように二種のしかも位相の異なった制御パルス信号と
その発生装置が不要でありトランジスタQ8とQ6のよ
うにブートストラップ用の容量CBが付加されたもので
なく、通常のエンハンスメント形トランジスタでよい利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はデプリーション形とエンハンスメント形トラン
ジスタの組合せで構成される従来のスタティックメモリ
ー用デコーダ回路、第2図は低電力化のための制御信号
が印加されるエンハンスメント形トランジスタを含むデ
コーダ回路、第3図は第2図の改良形のデコーダ回路、
第3図は従来のスタティックメモリーの列デコーダ回路
を示す図、第4図は本考案によるスタティックメモリー
の列デコーダ回路を示す図である。 図中、Q7はゲート・ソースを接続したデプリーション
形トランジスタ、Q8は制御信号例えばチップセレクト
信号で制御されるエンハンスメント形トランジスタ、Q
4とQ5はアドレス入力が印加されるデコードのための
エンハンスメント形トランジスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドレインを電源に接続し且つゲートとソースを接続した
    デプリーション形トランジスタの該接続点に、ゲートに
    チップセレクト信号が印加されるエンハンスメント形ト
    ランジスタを直列に接続し、また該エンハンスメント形
    トランジスタに、列デコードのための複数の入力信号が
    それぞれのゲートに印加される複数の並列のエンハンス
    メント形トランジスタを直列に接続し、前記デプリーシ
    ョン形トランジスタとチップセレクト信号が印加される
    エンハンスメント形トランジスタとの接続点を列デコー
    ド出力点とし、メモリセルが接続されたピッド線と出力
    側のデータ線との間に接続された伝送用トランジスタの
    ゲートに該デコード出力点が直接接続されてなることを
    特徴とするメモリの列デコーダ回路。
JP5896182U 1982-04-22 1982-04-22 メモリの列デコ−ダ回路 Expired JPS5834639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5896182U JPS5834639Y2 (ja) 1982-04-22 1982-04-22 メモリの列デコ−ダ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5896182U JPS5834639Y2 (ja) 1982-04-22 1982-04-22 メモリの列デコ−ダ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204598U JPS57204598U (ja) 1982-12-25
JPS5834639Y2 true JPS5834639Y2 (ja) 1983-08-03

Family

ID=29855350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5896182U Expired JPS5834639Y2 (ja) 1982-04-22 1982-04-22 メモリの列デコ−ダ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5834639Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57204598U (ja) 1982-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0230960B1 (en) Microcomputer having a highspeed operation mode and a low-speed operation mode
US4692638A (en) CMOS/NMOS decoder and high-level driver circuit
JPH0650599B2 (ja) 半導体メモリ
US3962686A (en) Memory circuit
EP0180895A2 (en) Memory circuit with improved power-down control
JPS63188887A (ja) 半導体メモリ
JPH01204298A (ja) 半導体記憶回路
KR0161306B1 (ko) 반도체 메모리 장치
US4563598A (en) Low power consuming decoder circuit for a semiconductor memory device
US5373203A (en) Decoder and latching circuit with differential outputs
US5323357A (en) Noise-free semiconductor memory device capable of disconnecting word line decoder from ground terminal
JPS5834639Y2 (ja) メモリの列デコ−ダ回路
US4641049A (en) Timing signal generator
JPS6318279B2 (ja)
JPH11110963A (ja) 半導体集積回路装置
JP2669133B2 (ja) 半導体記憶装置
JPS5828676B2 (ja) デコ−ダ回路
JPH01116992A (ja) センス増幅器制御回路
JP2550684B2 (ja) 半導体装置
JPH0783062B2 (ja) マスタ−スライス型半導体装置
JPH04358394A (ja) 半導体集積回路装置および半導体メモリ装置
US4130896A (en) Peripheral circuit in a memory system
JPS595986B2 (ja) Mosランダムアクセスメモリ
JPS59225615A (ja) ゲ−トアレイ内のram構成方法
JPS6325438B2 (ja)