JPS5834455B2 - 1,4− ナフトキノンノ セイゾウホウホウ - Google Patents
1,4− ナフトキノンノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5834455B2 JPS5834455B2 JP49018523A JP1852374A JPS5834455B2 JP S5834455 B2 JPS5834455 B2 JP S5834455B2 JP 49018523 A JP49018523 A JP 49018523A JP 1852374 A JP1852374 A JP 1852374A JP S5834455 B2 JPS5834455 B2 JP S5834455B2
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- Japan
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- alkali metal
- naphthalene
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- naphthoquinone
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C50/00—Quinones
- C07C50/10—Quinones the quinoid structure being part of a condensed ring system containing two rings
- C07C50/12—Naphthoquinones, i.e. C10H6O2
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C46/00—Preparation of quinones
- C07C46/02—Preparation of quinones by oxidation giving rise to quinoid structures
- C07C46/04—Preparation of quinones by oxidation giving rise to quinoid structures of unsubstituted ring carbon atoms in six-membered aromatic rings
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ナフタリンの接触気相酸化による1・4−ナ
フトキノンの製造方法に関するものである。
フトキノンの製造方法に関するものである。
詳しく述べると、五酸化バナジウム−アルカリ金属硫酸
塩−アルカリ金属ピロ硫酸塩系触媒の存在下に、分子状
酸素含有ガスによりナフタリンを接触気相酸化して1・
4−ナフトキノンを製造するにあたり、系内の無水硫酸
濃度を一定範囲に保持することにより、触媒の活性およ
び選択性を長期間にわたって高く保持させてなる改良方
法に関するものである。
塩−アルカリ金属ピロ硫酸塩系触媒の存在下に、分子状
酸素含有ガスによりナフタリンを接触気相酸化して1・
4−ナフトキノンを製造するにあたり、系内の無水硫酸
濃度を一定範囲に保持することにより、触媒の活性およ
び選択性を長期間にわたって高く保持させてなる改良方
法に関するものである。
従来、ナフタリンを分子状酸素含有ガスにより接触気相
酸化してl・4−ナフトキノンを製造する方法は公知で
あり、また、この場合、触媒として五酸化バナジウム、
アルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫酸塩、さ
らに場合によっては、他の金属酸化物を加えてなる触媒
成分を担体に担持させたものを使用すこともよく知られ
ている(特公昭42−5533号公報、特公昭4315
063号公報および特開昭48−19489号公報)。
酸化してl・4−ナフトキノンを製造する方法は公知で
あり、また、この場合、触媒として五酸化バナジウム、
アルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫酸塩、さ
らに場合によっては、他の金属酸化物を加えてなる触媒
成分を担体に担持させたものを使用すこともよく知られ
ている(特公昭42−5533号公報、特公昭4315
063号公報および特開昭48−19489号公報)。
しかしながら、これらの方法では、いずれの場合にもl
・4−ナフトキノンのみをうろことは不可能であって、
必ず無水フタル酸の生成を伴なうのである。
・4−ナフトキノンのみをうろことは不可能であって、
必ず無水フタル酸の生成を伴なうのである。
したがって、l・4−ナフトキノンを高収率でうるため
には、全転化率を犬にしつつ無水フタル酸の生成量(選
択率)を極力少なくすることが必要である。
には、全転化率を犬にしつつ無水フタル酸の生成量(選
択率)を極力少なくすることが必要である。
しかしながら、1・4−ナフトキノンの生成と無水フタ
ル酸の生成との関係は、理論的にもまた実際的にも、そ
の生成比率が50:50の場合が1・4−ナフトキノン
の最高収率に近い。
ル酸の生成との関係は、理論的にもまた実際的にも、そ
の生成比率が50:50の場合が1・4−ナフトキノン
の最高収率に近い。
したがって、工業的にえられる1・4−ナフトキノンの
最高収率は、投入された原料ナフタリン100部に対し
て生成するl・4−ナフトキノン50部というのが目標
となるであろう。
最高収率は、投入された原料ナフタリン100部に対し
て生成するl・4−ナフトキノン50部というのが目標
となるであろう。
従来、知られている触媒および反応条件では、反応の初
期においては上記目標を達成するものもあるが、反応継
続中に時間の経過とともに次第に無水フタル酸の生成率
が増大し、これに伴なってl・4−ナフトキノンの生成
率は急激に減少しているのが現状である。
期においては上記目標を達成するものもあるが、反応継
続中に時間の経過とともに次第に無水フタル酸の生成率
が増大し、これに伴なってl・4−ナフトキノンの生成
率は急激に減少しているのが現状である。
これは、触媒活性と選択性の経時変化に起因することは
当然であるが、上記のような触媒は寿命が極めて短かい
ので、その原因を除かなげれば実用的な適用はできない
。
当然であるが、上記のような触媒は寿命が極めて短かい
ので、その原因を除かなげれば実用的な適用はできない
。
本発明者は、上記のような従来の製造方法の諸欠点を改
善しようと鋭意研究の結果、五酸化バナジウム−アルカ
リ金属硫酸塩−アルカリ金属ピロ硫酸塩系触媒を使用す
る反応系内の無水酸酸濃度をある一定範囲に保つことに
より触媒の活性および1・4−ナフトキノンに対する選
択性が長期間にわたってほとんど変化せずに高く保持で
きることを見出し、本発明を完成したものである。
善しようと鋭意研究の結果、五酸化バナジウム−アルカ
リ金属硫酸塩−アルカリ金属ピロ硫酸塩系触媒を使用す
る反応系内の無水酸酸濃度をある一定範囲に保つことに
より触媒の活性および1・4−ナフトキノンに対する選
択性が長期間にわたってほとんど変化せずに高く保持で
きることを見出し、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明による1・4−ナフトキノンの製造方
法は、五酸化バナジウム、アルカリ金属硫酸塩およびア
ルカリ金属ピロ硫酸塩あるいはこれらと他の金属酸化物
よりなる混合物を主成分とする触媒物質を不活性担体に
担持させてなる固体触媒を使用して分子状酸素含有ガス
でナフリンを気相酸化して1・4−ナフトキノンを製造
するに際し、420〜550℃の温度で前記触媒活性成
分中のアルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫酸
塩の間で平衡関係を保ち、かつ、その組成比を一定に保
つに必要な量の無水硫酸濃度を反応系内に保つように、
供給原料中に硫黄化合物をナフタリンに対して元素硫黄
換算で1.1〜1.6重量%となるように供給し、がっ
空間速度1000〜2000hr ’で反応を行うこ
とにより行なわれる。
法は、五酸化バナジウム、アルカリ金属硫酸塩およびア
ルカリ金属ピロ硫酸塩あるいはこれらと他の金属酸化物
よりなる混合物を主成分とする触媒物質を不活性担体に
担持させてなる固体触媒を使用して分子状酸素含有ガス
でナフリンを気相酸化して1・4−ナフトキノンを製造
するに際し、420〜550℃の温度で前記触媒活性成
分中のアルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫酸
塩の間で平衡関係を保ち、かつ、その組成比を一定に保
つに必要な量の無水硫酸濃度を反応系内に保つように、
供給原料中に硫黄化合物をナフタリンに対して元素硫黄
換算で1.1〜1.6重量%となるように供給し、がっ
空間速度1000〜2000hr ’で反応を行うこ
とにより行なわれる。
不活性担体に五酸化バナジウム、アルカリ金属硫酸塩お
よびアルカリ金属ピロ硫酸塩あるいはこれらと他の金属
酸化物よりなる混合物を主成分とする触媒物質を担持さ
せた触媒を使用する場合、硫酸塩とピロ硫酸塩との組成
比により触媒の活性および選択性が異なることは、すで
に知られている。
よびアルカリ金属ピロ硫酸塩あるいはこれらと他の金属
酸化物よりなる混合物を主成分とする触媒物質を担持さ
せた触媒を使用する場合、硫酸塩とピロ硫酸塩との組成
比により触媒の活性および選択性が異なることは、すで
に知られている。
すなわち、硫酸塩の量が多くなり、かつ、ピロ硫酸塩の
量が少なくなると、活性は低下し、反対にピロ硫酸塩の
方が多くなり、かつ硫酸塩の方が少なくなると活性が高
くなり、その結果、無水フタル酸の生成が多くなり、■
・4−ナフトキノンの生成は少)1くなる。
量が少なくなると、活性は低下し、反対にピロ硫酸塩の
方が多くなり、かつ硫酸塩の方が少なくなると活性が高
くなり、その結果、無水フタル酸の生成が多くなり、■
・4−ナフトキノンの生成は少)1くなる。
したがって、l・4−ナフトキノンを長期間にわたり安
定して高収率でうるためには、触媒活性成分中のアルカ
リ金属硫酸塩とアルカリ金属ピロ硫酸塩との艇底が目標
を遠戚するのに最適当比率を、経時変化することなく一
定に維持させる必要がある。
定して高収率でうるためには、触媒活性成分中のアルカ
リ金属硫酸塩とアルカリ金属ピロ硫酸塩との艇底が目標
を遠戚するのに最適当比率を、経時変化することなく一
定に維持させる必要がある。
前記触媒については、研究の結果、アルカリ金属塩とし
て、硫酸カリウムとピロ硫酸カリウムとを取りあげると
、つぎの平行関係が存在することが判明した。
て、硫酸カリウムとピロ硫酸カリウムとを取りあげると
、つぎの平行関係が存在することが判明した。
そして、温度上昇に伴なって反応は右方、すなわち、K
2S2O7が分解する方向へ進行し、一方、温度降下に
伴なって左方、すなわちに2s2o7が生成する方向へ
進行する。
2S2O7が分解する方向へ進行し、一方、温度降下に
伴なって左方、すなわちに2s2o7が生成する方向へ
進行する。
また、K2S2O7とに2S04とは反応温度において
は、担体表面にて溶融状態で存在し、SO3はガス状で
存在するのである。
は、担体表面にて溶融状態で存在し、SO3はガス状で
存在するのである。
原料ナフタリンは、コールタール系、石油系または精製
ナフタリン、工業用ナフタリンなどの種類によって異な
るが、全硫黄分として元素状硫黄に換算して0〜0.6
重量%の硫黄化合物を含み、これらは反応中酸化分解さ
れてSO3となる。
ナフタリン、工業用ナフタリンなどの種類によって異な
るが、全硫黄分として元素状硫黄に換算して0〜0.6
重量%の硫黄化合物を含み、これらは反応中酸化分解さ
れてSO3となる。
触媒活性成分としテv206、K2SO4、K2S2O
7および不活性担体に担持させた触媒と上記の硫黄含有
量の異なる各種ナフタリンとを使用して、分子状酸素含
有ガスを用いて接触気相酸化を行なうと、ナフタリン中
に含まれている硫黄化合物の酸化分解によって生成する
SO3による反応系内のso3濃度と反応温度との相関
関係により、 が起るような反応温度でナフタリン中の硫黄化合物より
生成するSO3によって系内のso3濃度が全体として
、 の平衡を保ち必要な濃度より過剰となるような場合は、
活性成分中のに2s2o7の量が多くなり、K2SO4
の量が減り、触媒は活性型となって1・4−ナフトキノ
ンの生成量は減少し、無水フタル酸の生成量は増大する
。
7および不活性担体に担持させた触媒と上記の硫黄含有
量の異なる各種ナフタリンとを使用して、分子状酸素含
有ガスを用いて接触気相酸化を行なうと、ナフタリン中
に含まれている硫黄化合物の酸化分解によって生成する
SO3による反応系内のso3濃度と反応温度との相関
関係により、 が起るような反応温度でナフタリン中の硫黄化合物より
生成するSO3によって系内のso3濃度が全体として
、 の平衡を保ち必要な濃度より過剰となるような場合は、
活性成分中のに2s2o7の量が多くなり、K2SO4
の量が減り、触媒は活性型となって1・4−ナフトキノ
ンの生成量は減少し、無水フタル酸の生成量は増大する
。
が起こるような反応温度で分解生成するSO3が酸化反
応生成ガスとともに逃散し、その量がナフタリン中の硫
黄化合物より生成するSO3の量よりも犬で、系内のS
O3濃度が全体として(2)式の平衡関係を保つのに不
足する場合には、活性成分中のに2S207は減少し、
K2SO4が多くなって触媒は不活性型となる。
応生成ガスとともに逃散し、その量がナフタリン中の硫
黄化合物より生成するSO3の量よりも犬で、系内のS
O3濃度が全体として(2)式の平衡関係を保つのに不
足する場合には、活性成分中のに2S207は減少し、
K2SO4が多くなって触媒は不活性型となる。
本発明では(3)式の現象に着目し、(3)式で示した
ような現象が起る条件において(2)式の平衡を保つた
めに不足する量に相当するSO3をあらかじめ原料ガス
中に添加することによってこの平衡関係を保ち、かつ、
触媒の活性およびキノンの選択性の経時変化を防止し、
1・4−ナフトキノンを長期間安定して高収率で製造す
る方法を見出したものである。
ような現象が起る条件において(2)式の平衡を保つた
めに不足する量に相当するSO3をあらかじめ原料ガス
中に添加することによってこの平衡関係を保ち、かつ、
触媒の活性およびキノンの選択性の経時変化を防止し、
1・4−ナフトキノンを長期間安定して高収率で製造す
る方法を見出したものである。
本発明において、原料ガス中に無水硫酸をあらかじめ添
加する方法としては、無水硫酸の直接導入あるいは接触
的酸化分解によって系内で無水硫酸を生成する化合物を
ナフタリンまたは原料ガス中に添加することにより達成
される。
加する方法としては、無水硫酸の直接導入あるいは接触
的酸化分解によって系内で無水硫酸を生成する化合物を
ナフタリンまたは原料ガス中に添加することにより達成
される。
系内で無水硫酸を生成する化合物としては、種々のもの
があるが、−例を挙げると、例えば、亜硫酸ガス、硫化
水素などのような無機硫黄化合物およびメチルメルカプ
タン、エチルメルカプタン、フロビルメルカプタン、ブ
チルメルカプタン、ベンジルメルカプタンなどのような
メルカプタン類、チオフェン、2−メチルチオフェン、
ベンゾチオフェン、テトラヒドロチオフェンなどのよう
なチオフェン類、硫化メチル、硫化エチル、硫化ブチル
、硫化ベンジルなどのようなチオエーテル類、チオシア
ン酸メチル、チオシアン酸エチルなどのようなチオシア
ン酸類などのような有機化合物がある。
があるが、−例を挙げると、例えば、亜硫酸ガス、硫化
水素などのような無機硫黄化合物およびメチルメルカプ
タン、エチルメルカプタン、フロビルメルカプタン、ブ
チルメルカプタン、ベンジルメルカプタンなどのような
メルカプタン類、チオフェン、2−メチルチオフェン、
ベンゾチオフェン、テトラヒドロチオフェンなどのよう
なチオフェン類、硫化メチル、硫化エチル、硫化ブチル
、硫化ベンジルなどのようなチオエーテル類、チオシア
ン酸メチル、チオシアン酸エチルなどのようなチオシア
ン酸類などのような有機化合物がある。
反応系内に存在させる無水硫酸の濃度は、反応温度によ
って異なるが、ナフタリン中に本来含有されている硫黄
分も含めて、ナフタリンに対し1.1〜1.6重量%で
ある。
って異なるが、ナフタリン中に本来含有されている硫黄
分も含めて、ナフタリンに対し1.1〜1.6重量%で
ある。
また反応温度は420〜550℃である。
したがって、反応温度420℃ではSO3濃度はナフタ
リンに対=、1,1〜1.2重量%であり、450℃で
は1.2〜1.4重量%、480℃では1.4〜1.6
重量%550℃では約1.6重量である。
リンに対=、1,1〜1.2重量%であり、450℃で
は1.2〜1.4重量%、480℃では1.4〜1.6
重量%550℃では約1.6重量である。
分子状酸素含有ガスとしては、通常空気が使用される。
ナフタリン濃度は、25〜351/Pである。
空間速度は1000〜2000hr−1である。
本発明において使用される触媒としては、五酸化バナジ
ウム、アルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫酸
塩あるいはこれらと他の金属酸化物よりなる混合物を主
成分とする触媒物質を不活性担体に担持させた固体触媒
であればいずれでもよい(例えば、英国特許第1055
124号、特公昭43−15063号、特開昭47−3
4353号、特開48−19489号など)。
ウム、アルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫酸
塩あるいはこれらと他の金属酸化物よりなる混合物を主
成分とする触媒物質を不活性担体に担持させた固体触媒
であればいずれでもよい(例えば、英国特許第1055
124号、特公昭43−15063号、特開昭47−3
4353号、特開48−19489号など)。
不活性担体としてはケイソウ士、シリカ、アルミナ、シ
リコンカーバイドなどがある。
リコンカーバイドなどがある。
つぎに、実施例を挙げて本発明方法をさらに詳細に説明
する。
する。
実施例 1
五酸化バナジウム(V2O3)18.1重量%、硫酸カ
リウム(K2SO4) 30.9重量%、ピロ硫酸カリ
ウム(K2S207)27.8重量%およびシリカ(S
in2)23.2重量%からなる粒径5朋φ×5醒ペレ
ツト状成型触媒800rrLlを、内径27關φの鉄製
反応管に充填し、工業用ナフタリン(純度96重量%、
硫黄含有量0.6重量%)および空気を使用して溶融塩
浴温度450℃、空間温度1400hr−1およびナフ
タリン濃度301/Pの条件で、原料ガス中に亜盛酸ガ
スを添加して反応を行なつぇゎユう、第、表犯結果ヶ得
え。
リウム(K2SO4) 30.9重量%、ピロ硫酸カリ
ウム(K2S207)27.8重量%およびシリカ(S
in2)23.2重量%からなる粒径5朋φ×5醒ペレ
ツト状成型触媒800rrLlを、内径27關φの鉄製
反応管に充填し、工業用ナフタリン(純度96重量%、
硫黄含有量0.6重量%)および空気を使用して溶融塩
浴温度450℃、空間温度1400hr−1およびナフ
タリン濃度301/Pの条件で、原料ガス中に亜盛酸ガ
スを添加して反応を行なつぇゎユう、第、表犯結果ヶ得
え。
実施例2および比較例1〜4
実施例1の方法において、供給するナフタリン原料に対
し、種々の割合で亜硫酸ガスを原料ガス中に添加して反
応を行ない、200時間経過後の収率を測定したところ
、第2表の結果が得られた。
し、種々の割合で亜硫酸ガスを原料ガス中に添加して反
応を行ない、200時間経過後の収率を測定したところ
、第2表の結果が得られた。
実施例 3
実施例1の方法において、長期間にわたって触媒の寿命
試験を行なったところ、第3表の結果が得られた。
試験を行なったところ、第3表の結果が得られた。
実施例4〜6および比較例5〜9
実施例1の方法において、溶融塩浴温度を変えて反応を
行なったところ、第4表の結果が得られた。
行なったところ、第4表の結果が得られた。
なお、供給亜硫酸ガス量は、供給ナフタリン原料に対す
る元素硫黄に換算した値であり、反応開始後500時間
経過時の値である。
る元素硫黄に換算した値であり、反応開始後500時間
経過時の値である。
実施例 7
五酸化バナジウム17.1重量%、硫酸カリウム26.
3重量%、ピロ硫酸カリウム29.2重量%、硫酸鉄(
Fe2 so、 ) 5.3重量%およびシリカ ☆
☆22.1重量%からなる粒径5miφ×5關のベレッ
ト状成型触媒を、実施例1と同一の条件で原料ガス中に
亜硫酸ガスを添加して反応を行ったところ、第5表の結
果を得た。
3重量%、ピロ硫酸カリウム29.2重量%、硫酸鉄(
Fe2 so、 ) 5.3重量%およびシリカ ☆
☆22.1重量%からなる粒径5miφ×5關のベレッ
ト状成型触媒を、実施例1と同一の条件で原料ガス中に
亜硫酸ガスを添加して反応を行ったところ、第5表の結
果を得た。
実施例 8〜10
実施例1の方法において、亜硫酸ガスの代りに無水硫酸
、ベンゾチオフェンおよびメチルメルカプタンをそれぞ
れ供給ナフタリン原料に対し元素状硫黄として換算して
0.8重量%に相当する量を添加して反応を行ない、硫
黄化合物の種類による影響を調べたところ、第6表の結
果が得られた。
、ベンゾチオフェンおよびメチルメルカプタンをそれぞ
れ供給ナフタリン原料に対し元素状硫黄として換算して
0.8重量%に相当する量を添加して反応を行ない、硫
黄化合物の種類による影響を調べたところ、第6表の結
果が得られた。
なお、同表は、いずれも反応開始後200時間の結果で
ある。
ある。
また、ベンゾチオフェンは供給原料ナフタリンに混合し
て使用し、無水硫酸およびメチルメルカプタンは原料混
合ガス中に添加して反応を行なった。
て使用し、無水硫酸およびメチルメルカプタンは原料混
合ガス中に添加して反応を行なった。
Claims (1)
- 1 五酸化バナジウム、アルカリ金属硫酸塩およびアリ
カリ金属ピロ硫酸塩あるいはこれらと他の金属酸化物よ
りなる混合物を主成分とする触媒物質を不活性担体に担
持させてなる固体触媒を使用して、分子状酸素含有ガス
でナフタリンを気相酸化してl・4−ナフトキノンを製
造するに際し、420〜550℃の温度で前記触媒活性
成分中のアルカリ金属硫酸塩およびアルカリ金属ピロ硫
酸塩の間で平衡関係を保ち、かつその組成比を一定に保
つに必要な量の無水硫酸濃度を反応系内に保つように、
供給原料中に硫黄化合物をナフタリンに対して元素状硫
黄換算で1.1〜1.6重量%となるように供給しかつ
空間速度1000〜2000hr ’で反応を行うこ
とを特徴とするl・4−ナフトキンの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49018523A JPS5834455B2 (ja) | 1974-02-18 | 1974-02-18 | 1,4− ナフトキノンノ セイゾウホウホウ |
CH195875A CH613929A5 (en) | 1974-02-18 | 1975-02-14 | Process for the preparation of 1,4-naphthoquinone |
GB646175A GB1464076A (en) | 1974-02-18 | 1975-02-14 | Process for the preparation of 1,4-naphthoquinone |
DE19752506809 DE2506809C2 (de) | 1974-02-18 | 1975-02-18 | Verfahren zur Herstellung von 1,4- Naphthochinon |
US05/681,920 US4035399A (en) | 1974-02-18 | 1976-04-30 | Process for the preparation of 1,4-naphthoquinone |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49018523A JPS5834455B2 (ja) | 1974-02-18 | 1974-02-18 | 1,4− ナフトキノンノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50111054A JPS50111054A (ja) | 1975-09-01 |
JPS5834455B2 true JPS5834455B2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=11973977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49018523A Expired JPS5834455B2 (ja) | 1974-02-18 | 1974-02-18 | 1,4− ナフトキノンノ セイゾウホウホウ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834455B2 (ja) |
CH (1) | CH613929A5 (ja) |
DE (1) | DE2506809C2 (ja) |
GB (1) | GB1464076A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4147219A (en) * | 1977-11-21 | 1979-04-03 | Chicago Pneumatic Tool Company | Two-speed offset nutrunner |
GB2130197B (en) * | 1982-11-12 | 1986-04-23 | Kawasaki Kasei Chemicals Limit | Process for producing 1, 4-naphthoquinone |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069057A (ja) * | 1973-10-23 | 1975-06-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2234306C3 (de) * | 1972-07-12 | 1980-05-22 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von 1,4-Naphthochinon neben Phthalsäureanhydrid |
-
1974
- 1974-02-18 JP JP49018523A patent/JPS5834455B2/ja not_active Expired
-
1975
- 1975-02-14 CH CH195875A patent/CH613929A5/xx not_active IP Right Cessation
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- 1975-02-18 DE DE19752506809 patent/DE2506809C2/de not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069057A (ja) * | 1973-10-23 | 1975-06-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2506809C2 (de) | 1984-11-15 |
DE2506809A1 (de) | 1975-08-21 |
JPS50111054A (ja) | 1975-09-01 |
GB1464076A (en) | 1977-02-09 |
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