JPS5834214B2 - 両端が径大な有孔部品の製造方法 - Google Patents

両端が径大な有孔部品の製造方法

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JPS5834214B2
JPS5834214B2 JP10855981A JP10855981A JPS5834214B2 JP S5834214 B2 JPS5834214 B2 JP S5834214B2 JP 10855981 A JP10855981 A JP 10855981A JP 10855981 A JP10855981 A JP 10855981A JP S5834214 B2 JPS5834214 B2 JP S5834214B2
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芳一 阪村
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K23/00Making other articles
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、両端が径大な有孔部品を製造する方法の改
良に係るものである。
ところで、両端に径大な部分を有する有孔部品、例えば
第1図1に示すような袋ナツト状のネジ部品へlは、本
体1におけるネジ孔とされた内孔2の開口端側にフラン
ジ3が設けられ、反対側の端には径大なヘッド4が設け
られているため、タッピング加工は別としても、ネジ加
孔となる内孔を含めた全体の形状を圧造加工のみによっ
て成形することが、一般的に不可能視されている。
従ってかかる形状の有孔部品は、本体胴部を切削加工し
或は全体を鋳造する方法で形成されるのが通例であるた
め、製造工程が煩雑化してコスト高となるを免れ得す、
安価に供給し得ない憾がある。
本発明は、両端が径大な有孔部品に関−する上記したよ
うな実情に対処して、当該部品の安価な供給を可能なら
しめるため、一端で開口された内孔を含む全体の形状を
、圧造加工のみで成形し得るようにしたものである。
以下これを第2図に示す実施例について詳述する。
第2図1〜5には、第1図1に示した有孔部品A1を対
象として、内孔2へのタッピング加工を除き、その全体
形状を圧造加工により順次階段的に成形する工程が示さ
れている。
かかる一連の成形工程に於て、第1図1の有孔部品A1
は次のように成形される。
まず第2図1に示す如く、適当な長尺棒材から所要長さ
の素材aを切断して、これを第1圧造段階の圧造ダイ1
11へ供給し、圧造イ々ンチ121で後端を据え込む如
く長さ方向に加圧せしめて、径大な部分31と径小な部
分41とからなる一次成形品を得る。
然してこの一次成形品における径大な部分3tの外径D
1は、前記した有孔部品A1における本体1の外径より
も充分に大きいが、フランジ3の外径よりは小さいか或
はこれに等しくされ、また径小な部分4Iの外径D2は
、上記本体1の外径に等しくされるものとする。
次いでこの一次成形品を、圧造ダイ11□からノックア
ウトピン131で押し出させて、第2図2に示す第2圧
造段階の圧造ダイ112へ移し、二重構造とされた圧造
パンチのインナーパンチ122aを長さ方向へ深く圧入
せしめて、径大な部分31から径小な部分41の先端近
くにまで達する深くて径大な空洞21を生じさせる。
またこの圧造時には、インナーパンチ122aで上記の
空洞2/を生ぜしむべく押′じのけられた材料が、後方
へ即ち圧造ダイ112の口端に向かう方向へ押し出され
るため、径大な部分3Iの長さは増加する。
なお上記した空洞7の内径d1は、当然のこと乍ら径小
な部分41の外径D2よりも小さいが、前記した有孔部
品A1における内孔2の内径よりは大きくされているも
のとする。
このようにして成形された二次成形品は、アウターバン
チ122bで押さえ乍らインナーパンチ122aを引き
抜き、続いて上記アウターパンチ122bを後退させた
後に於て、圧造ダイ112からノックアウトピン132
で押し出され、第2図3に示す第3圧造段階の圧造ダイ
113へ移される。
この圧造段階では、二重構造とされた圧造パンチのイン
ナーパンチに相当するゲ′−ジピン123aが、上記二
次成形品の空洞2Iへまず挿入され、続いて該成形品の
全体が、アウターバンチ123bで圧造ダイ113内へ
圧入されて、径大な部分3/が、該部分の末端を残し、
径小な部分4/の外径D2と等しくなるように絞られる
然してこの絞り加工は、径大な部分3Iを長さ方向へし
ごく如く行なわれるので、成形品全体の長さを増加させ
、残された径大な部分3Iと以前に形成された径小な部
分41との間に、後者と同径なる外径D2の本体1を生
ぜしめる。
また、この圧造[で使用されるゲージピン123aの外
径d2は、空洞2の内径d1より小とされており、従っ
てその空洞Zは、内奥端を残し、上記の絞り加重に伴な
って縮小され、内径d2の内孔2に成形し直される。
かかる三次成形品は、アウターバンチ123bで押さえ
乍らゲージピン123aを引き抜き、続いて上記アウタ
ーバンチ123bを後退させた後に於て、圧造ダイ11
3からノックアウトピン133で押し出され、第2図4
に示す第4圧造段階の圧造ダイ114へ移される。
この圧造段階では、主として残された径大な部分3/の
みが、二重構造とされた圧造パンチのアウターバンチ1
24bで加圧され、本体1よりも径大なる外径D3のフ
ランジ3に仕上げられる。
但しこの圧造段階に於ても、前段階で成形された内孔2
には、これの内径d2を維持すべく、インナーパンチに
相当するゲージピン124aを挿入するのが好ましい。
なお必要に応じでは、上記したフランジ3の成形と相前
後して、該フランジへのトリミング加工が施されること
もある。
このようにして得られた四次成形品は、ゲージピン12
4aが抜き取られ、アウターバンチ124bが後退した
後に於て、圧造ダイ114からノックアウトピン134
で押し出され、更に第2図5に示す第5圧造段階の圧造
ダイ115へ移される。
然してこの段階で使用される圧造ダイ115は、上記成
形品の径小な部分41よりも充分に大きな内径D4とさ
れている。
そこで、同じく二重構造とされた圧造パンチのアウター
バンチ125bにより、上記成形品を長さ方向へ加圧せ
しめると、本体1の先端に連続する径小な部分41は、
内部に径大な空洞21が残されて周囲の肉厚が本体1よ
りも薄いため、その加圧により座屈偏平化されて、該胴
部よりも径大な外径D4のヘッド4となる。
なおこの圧造段階に於ても、先に成形された内孔2には
、これの内径d2を維持すべく、インナーパンチに相当
するゲージピン125aを挿入するのが好ましい。
上記のようにして圧造成形された五次成形品は、外径D
2なる本体1の両端に、該胴部よりも径大な外径D3の
フランジ3と外径D4のヘッド4が備えられ、且つ内径
d2の内孔2が備えられた形状を呈する。
そこで、ゲージピン125aを引き抜いてアウターバン
チ125bを後退させた後、この成形品をノックアウト
ピン13.で圧造ダイ115から押し出させ、内孔2へ
適当にタッピングすると、第1図1に示すような有孔部
品A1が得られる。
これに対して第1図2に示す有孔部品A2は、コンクリ
ート層21内へ埋設すべく予めその形枠22の内面へ打
ち付けられるコンクリート用アンカーナツトであって、
フランジ3には針足5が、ヘッド4の頂面にはハンマー
で叩くための凸部6が夫々設けられている。
然して上記の凸部6は、前記した第2図2の第2圧造段
階で同時に圧造し得るから、内孔2へのタッピング及び
上記針足5の溶接を除けば、この有孔部品A2もまた、
第2図1〜5の各圧造段階からなる圧造加工のみにより
成形できることになる。
次に第1図3に示す有孔部品A3は、合成樹脂製ツマミ
23などへ埋設されるインサートナツトであって、本体
1等の外周面には回り止め用のセレーション7が形成さ
れている。
然して上記のセレーション7は、前記した第2図3の第
3圧造段階で同時に圧造し得るから、内孔2へのタッピ
ングを除けば、この有孔部品A3もまた、圧造加工のみ
で成形できることになる。
更に第1図4に示す有孔部品A4は、同じくインサート
ナツトであって、本体1の外周面からフランジ3に至る
回り止め用のリブ8が形成されている。
然して上記のリブ8は、前記した第2図34の両圧造段
階で同時に圧造し得るから、同じく内孔2へのタッピン
グを除けば、この有孔部品A3もまた、圧造加工のみで
成形できることになる。
以上の如く、本発明は本体の両端にこれよりも径太なフ
ランジ及びヘッドを有し且つ一端で開口された内孔を有
する有孔部品を製造するにつき、まず与えられた素材を
径太な部分と径小な部分からなる形状に圧造し、これへ
上記内孔の所要内径よりも大きな空洞を径太な部分から
径小な部分の先端近くまで圧造により形成した後、その
径太な部分を上記本体の所要外径に等しくなるよう絞っ
て、先に形成した空洞の内径を、内奥端を除き上記内孔
の所要内径に等しくなるよう縮小せしめ、その際に絞り
残した径太な部分の末端を所要外径のフランジに成形し
、本体先端の径太な空洞が残されている径小な部分を座
屈偏平化して所要外径のヘッドとするようにしたもので
あるから、このような本発明によれば、両端が径太な有
孔部品を、これの一端で開口された内孔を含めて、圧造
加工のみで成形することが可能となり、従って従来の切
削加工や鋳造による場合と比べ、製造工程の簡略化及び
高能率化を実現せしめ得て、上記の有孔部品を安価に供
給し得る効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図1〜4は本発明が対象とする有孔部品の各側を夫
々示した一部欠載側面図、第2図1〜5は本発明の実施
例を圧造段階順に従って夫々示した一部欠載側面図であ
る。 A1−A4・・・有孔部品、a・・・素材、1・・・本
体、2・・・内孔、3・・・フランジ、4・・・ヘッド
、7・・・空洞、)・・・径太な部分、〃・・・径小な
部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 与えられた所要長さの素材を長さ方向へ加圧して径
    大な部分と径小な部分からなる形状に圧造し、これの長
    さ方向へ所要内径よりも犬なる空洞を上記の径大な部分
    から径小な部分の先端近くまで圧造した後、その径大な
    部分を絞って、該部分の絞り残した末端と上記の径小な
    部分との間へ所要外径の本体を形成すると共に、上記の
    空洞を内奥端を残して一端で開口された所要内径の内孔
    に縮小し、上記した径大な部分の絞り残した末端を所要
    外径のフランジに成形し、上記の空洞が残された径小な
    部分を長さ方向へ加圧偏平化して所要外径のヘッドに成
    形することを特徴とする両端が径大な有孔部品の製造方
    法。
JP10855981A 1981-07-10 1981-07-10 両端が径大な有孔部品の製造方法 Expired JPS5834214B2 (ja)

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