JPS5833774B2 - 周波数変換装置の制御装置 - Google Patents
周波数変換装置の制御装置Info
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- JPS5833774B2 JPS5833774B2 JP51027855A JP2785576A JPS5833774B2 JP S5833774 B2 JPS5833774 B2 JP S5833774B2 JP 51027855 A JP51027855 A JP 51027855A JP 2785576 A JP2785576 A JP 2785576A JP S5833774 B2 JPS5833774 B2 JP S5833774B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は周波数変換装置の制御装置に関する。
交流電力を直流電力に変換する順変換器と、直流電力を
交流電力に変換する逆変換器とで構成される周波数変換
装置は直流送電とか系統連繋等の多くの分野で汎用され
ている。
交流電力に変換する逆変換器とで構成される周波数変換
装置は直流送電とか系統連繋等の多くの分野で汎用され
ている。
これは第1図に示すように、交流系統10.16、変圧
器11゜15、変換器12.14および直流リアクトル
13を主たる構成要素としている。
器11゜15、変換器12.14および直流リアクトル
13を主たる構成要素としている。
そして、変換器12.14の交流側は変圧器IL15を
介して交流系統10.16に接続され、その直流側は直
流リアクトル13を介して互いに接続されている。
介して交流系統10.16に接続され、その直流側は直
流リアクトル13を介して互いに接続されている。
このような装置においては、一方の変換器が順変換器、
他方の変換器が逆変換器として動作し、順変換器側から
逆変換器側へ給電する。
他方の変換器が逆変換器として動作し、順変換器側から
逆変換器側へ給電する。
この場合、送電方向は可逆的であるのが一般的であるか
ら、各変換器は共にその制御回路に定電流制御と開ルー
プ定余裕角制御をそなえており、順変換器側は定電流制
御、逆変換器側は定余裕角制御を行うのが普通である。
ら、各変換器は共にその制御回路に定電流制御と開ルー
プ定余裕角制御をそなえており、順変換器側は定電流制
御、逆変換器側は定余裕角制御を行うのが普通である。
順変換器側は定電力制御を行うのが一般的であるがその
ときもマイナループにより定電流制御を行う。
ときもマイナループにより定電流制御を行う。
また、逆変換器側は定電圧制御の場合もあるが、そのと
きも転流失敗を防止するために、必ず定余裕角制御を別
個に設けている。
きも転流失敗を防止するために、必ず定余裕角制御を別
個に設けている。
ここにおいて、開ループ定余裕角制御とは逆変換器側の
余裕角を一定に保つ制御であり、この制御は一般に次式
をもって行われる。
余裕角を一定に保つ制御であり、この制御は一般に次式
をもって行われる。
すなわち、である。
この式において、δは設定値であり、Xは整流器用変圧
器で略々決まる値である。
器で略々決まる値である。
したがって転流する時の転流電圧epu とその時の
直流電流値でpuが分れば必要な余裕角δを得るための
転流進み角βが分り、定余裕角制御を開ループで行うこ
とが可能である。
直流電流値でpuが分れば必要な余裕角δを得るための
転流進み角βが分り、定余裕角制御を開ループで行うこ
とが可能である。
第2図は従来の開ループ定余裕角制御系を示したもので
、計器用変圧器17,20にてepu を検出し直流
回路に設けた直流変流器18,19により1pu を検
出しこれらの信号を開ループ定余裕角制御回路21.2
4の入力として転流進み角βを上記計算式により演算し
位相制御回路22゜23を介して点弧パルスを得ている
。
、計器用変圧器17,20にてepu を検出し直流
回路に設けた直流変流器18,19により1pu を検
出しこれらの信号を開ループ定余裕角制御回路21.2
4の入力として転流進み角βを上記計算式により演算し
位相制御回路22゜23を介して点弧パルスを得ている
。
このように直流回路に直流変流器を設けて電流を検出す
るのは、逆変換器の交流側電流を利用すると転流失敗に
よりこの交流側電流が減少して益々βを遅らせ転流失敗
から回復させることができないためである。
るのは、逆変換器の交流側電流を利用すると転流失敗に
よりこの交流側電流が減少して益々βを遅らせ転流失敗
から回復させることができないためである。
しかしながら、直流交流器は高価であり、特に高圧用の
ものはコスト的に難点がある。
ものはコスト的に難点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、直流回路の
直流変流器によらずに開ループ定余裕角制御を行う周波
数変換装置の制御装置の提供を目的とする。
直流変流器によらずに開ループ定余裕角制御を行う周波
数変換装置の制御装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、順変換器側の交流
電流を用いて開ループ定余裕角制御を行う周波数変換装
置の制御装置として構成されたものである。
電流を用いて開ループ定余裕角制御を行う周波数変換装
置の制御装置として構成されたものである。
以下第3図および第4図を参照して本発明の詳細な説明
する。
する。
第3図は本発明に係る周波数変換装置を示すブロック線
図である。
図である。
この装置において開ループ定余裕角制御回路21.24
は、従来の装置が直流回路から電流を得るのに対し、交
流回路とくに順変換器側の交流回路から電流を取出して
いる。
は、従来の装置が直流回路から電流を得るのに対し、交
流回路とくに順変換器側の交流回路から電流を取出して
いる。
したがって、開ループ定余裕角制御装置21.24は、
順変換器側の交流電流と逆変換器側の交流電圧とによっ
て制御動作を行う。
順変換器側の交流電流と逆変換器側の交流電圧とによっ
て制御動作を行う。
この場合、転流失敗が生じても開ループ定余裕角制御回
路の入力電流が零にはならないから、良好な運転を行う
ことができる。
路の入力電流が零にはならないから、良好な運転を行う
ことができる。
すなわち、転流失敗時に、逆変換器側の交流電流は零に
なるが、順変換器側の交流電流と直流回路の電流は零に
ならない。
なるが、順変換器側の交流電流と直流回路の電流は零に
ならない。
しかも順変換器側の交流電流は直流回路の電流と伺ら異
ならないから、電流域山部を変えたことによる不都合は
生じない。
ならないから、電流域山部を変えたことによる不都合は
生じない。
第4図は本発明の他の実施例を示したもので、開ループ
定余裕角制御回路21.24の入力回路に最大値選択回
路27.28を設けて、この選択回路には順変換器側交
流電流と逆変換器側交流電流とを与えることにより両型
流のうちの倒れか大なる方を取出して開ループ定余裕角
制御装置の入力として用いる。
定余裕角制御回路21.24の入力回路に最大値選択回
路27.28を設けて、この選択回路には順変換器側交
流電流と逆変換器側交流電流とを与えることにより両型
流のうちの倒れか大なる方を取出して開ループ定余裕角
制御装置の入力として用いる。
これにより順変換器側および逆変換器側の何れの交流電
流が零になっても他方の電流によって制御動作を継続す
ることができる。
流が零になっても他方の電流によって制御動作を継続す
ることができる。
上記実施例以外の実施例として、逆変換器を開ループ定
電圧制御で運転するものがある。
電圧制御で運転するものがある。
この場合、制御条件は次式で与えられる。
すなわち、である。
そして、Idとし゛C順変換器側の交流電流を利用し、
βを決定することにより直流電圧Edを一定制御する。
βを決定することにより直流電圧Edを一定制御する。
本発明は上述のように、周波数変換装置の順変換器側交
流電流を開ループ定余裕角制御装置に与えるようにした
ため、直流回路の電流を用いる場合のように直流変流器
を必要とすることがなく、また、逆変換器側交流電流の
ように転流失敗時に零となることもない。
流電流を開ループ定余裕角制御装置に与えるようにした
ため、直流回路の電流を用いる場合のように直流変流器
を必要とすることがなく、また、逆変換器側交流電流の
ように転流失敗時に零となることもない。
したがって、直流変流器を用いることによるコスト上昇
とか電流零による制御不能等を生じることがない。
とか電流零による制御不能等を生じることがない。
第1図は周波数変換装置の構成を示すブロック線図、第
2図は同装置における従来の制御装置を示す図、第3図
は本発明の一実施例を示す図、第4図は同じく他の実施
例を示す図である。 10.16・・・・・・交流系統、11,15・・・・
・・変圧器、12,14・・・・・・変換器、13・・
・・・・直流リアクトル。
2図は同装置における従来の制御装置を示す図、第3図
は本発明の一実施例を示す図、第4図は同じく他の実施
例を示す図である。 10.16・・・・・・交流系統、11,15・・・・
・・変圧器、12,14・・・・・・変換器、13・・
・・・・直流リアクトル。
Claims (1)
- 1一方の交流系統から受電して直流変換した上で交流変
換し他方の交流系統に給電する周波数変換装置を開ルー
プ定余裕角制御するための装置において、順変換器側の
交流電流を検出する要素を設け、この要素の出力を開ル
ープ定余裕角制御回路に与えるようにしたことを特徴と
する周波数変換装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51027855A JPS5833774B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 周波数変換装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51027855A JPS5833774B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 周波数変換装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52110444A JPS52110444A (en) | 1977-09-16 |
JPS5833774B2 true JPS5833774B2 (ja) | 1983-07-22 |
Family
ID=12232519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51027855A Expired JPS5833774B2 (ja) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | 周波数変換装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833774B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6093172A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-24 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | デイ−ゼル機関用の燃料噴射弁 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07101974B2 (ja) * | 1985-07-24 | 1995-11-01 | 株式会社東芝 | 周波数変換装置 |
-
1976
- 1976-03-15 JP JP51027855A patent/JPS5833774B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6093172A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-24 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | デイ−ゼル機関用の燃料噴射弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52110444A (en) | 1977-09-16 |
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