JPS5833646B2 - カラ−ジユゾウカン - Google Patents

カラ−ジユゾウカン

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Publication number
JPS5833646B2
JPS5833646B2 JP50129084A JP12908475A JPS5833646B2 JP S5833646 B2 JPS5833646 B2 JP S5833646B2 JP 50129084 A JP50129084 A JP 50129084A JP 12908475 A JP12908475 A JP 12908475A JP S5833646 B2 JPS5833646 B2 JP S5833646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face plate
black material
color picture
picture tube
film
Prior art date
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Expired
Application number
JP50129084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5252564A (en
Inventor
厚 加藤
晃 関口
万了 菅原
裕 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP50129084A priority Critical patent/JPS5833646B2/ja
Publication of JPS5252564A publication Critical patent/JPS5252564A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカラーテレビジョン受像機に使用して好適な
カラー受像管の螢光面の製造方法に関する。
一般にカラー受像管を受像機に組込む場合、第1図に示
すようにカラー受像管1のフェースプレート2がキャビ
ネット3の前方に飛び出していない場合と第2図に示す
ようにカラー受像管4のフェースプレート5がキャビネ
ット6の前方に飛び出している場合の2通りのタイプが
ある。
後者は欧州の特徴とするもので、カラー受像管4の防爆
タイプが画像部ガラスが突き山型(Push th−
rough type)の場合であり、カラー受像管
4の側面が受像機のキャビネット6から可成り突き出て
見えるために、側壁発光があると視聴者に不快な感じを
与える。
この側壁発光の原因は、光吸収ストライプを形成する際
フェースプレート側壁に塗布される黒色物質の塗布膜形
成状態が悪い場合に起るもので、この後螢光体の塗布工
程において不完全な黒色物質の上に乗った螢光体物質を
通して側壁発光として現われる。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、黒色物質の
塗布膜形成状態を大幅【こ改善することにより、側壁発
光を解消することができるカラー受像管の螢光面の製造
方法を提供することを目的とする。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に説明
する。
この発明のカラー受像管(ブラックストライプ形)は第
3図に示すように構成され、電子銃7を内蔵したネック
8(こ略漏斗状のファンネル9が連接され、このファン
ネル9にフェースプレート10が接合されている。
このフェースプレート10内面には螢光面が形成され、
螢光面と所定間隔をおいて、シャドウマスク11が配設
されている。
次に螢光面附近の製作手順について述べると、光吸収ス
トライプの製作方法は周知の如〈従来のブラックマトリ
ックス形カラー受像管のそれと同様である。
まずフェースプレート10内面にPVAから成る感光性
樹脂を塗布し、ブランク部分に相当する領域をスリット
マスクを通して露光する。
その後、現像するとブランク部分に相当する領域に感光
固化したPVA膜が残る。
このPVA膜の上からアクアダラグのような黒色物質を
塗布し乾燥後H20□を作用させると、PVAが膨潤剥
離し、同時【こその上部にある黒色物質も除去される。
残った黒色領域が光吸収ストライプである。
また、ブランク部分を赤、緑、青各色螢光体で埋める。
ところで、従来、フェースプレート側面の黒色物質が薄
かったり、ピンホール等で黒色物質膜が不完全であった
理由はフェースプレート内面に黒色物質を塗布する際、
回転しながらコーティングするので、スクリーン有効面
内は均一に塗布できても側壁部分は遠心力が大きく作用
して、どうしても薄くなり易く、又ピンホール等の不完
全な膜になってしまう。
例えば、単に黒色物質の濃度を高めたりコーティングの
際の回転数を変化させても最終的には、塗布ムラや膜剥
離現象が発生し、解決できなかった。
そこで、この発明では、従来の黒色物質の調合組成を変
えたこと、又、スプレー等の方法を採用して2回塗布す
ることや予めフェースプレート側壁を予熱(PreHe
at)することを組み合せ、目的とするフェースプレー
ト側壁の濃度黒色物質膜の品位を得るようにしたもので
ある。
即ち、従来の黒色物質酸液の組成はアクアダラグの固形
濃度(カーボンコンテント)約5%程度、そしてわずか
の水硝子を添加していたのに対し、この発明における組
成は、固形濃度的4.7係、増粘剤としてエマルジョン
例えばポリアクリル酸エステルを添加する。
添加量はアクアダラグに対し約17%とする。
また、可塑剤として例えばエチレングリコールを加える
可塑剤の添加量はダッグに対し約3.4%とする。
この発明の特徴とする増粘効果をもたらすこと即た塗布
膜のコントロールを容易にし、膜厚がより安定する。
このことはフェースプレート側壁の塗布状態においても
増粘剤の効果が顕著に見られる。
即ち、塗布の際(こフェースプレート10の周辺(こ作
用する遠心力に対しても適正な膜厚と濃度をコントロー
ルすることが可能である。
勿論、可塑剤として添加されているエチレンクリコール
【こついても塗布膜形成に当っては塗布膜を適正にのば
す作用をし、欠かすことが出来ない。
結局、塗布膜形成の際に増粘剤及び可塑剤による働きに
よって、塗布膜の品位が著しく向上する。
次に塗布条件について述べるとフェースプレート10の
角度約75°、回転は毎分的50回転、黒色物質の塗布
量は約500CC,とじ、約100℃の雰囲気で1分間
行うことにより黒色物質の塗布膜を形成する。
乾燥後さらにスプレー法(約I Kg/crrtの圧力
)を利用し、2回塗りを施すことにより、より確実な効
果が得られる。
このことによりピンホール等の欠陥箇所を確実に解消で
きる。
このスプレー法による2回塗りは、フェースプレート1
0内側面のみでよい。
乾燥をより早く終了させる為に、側面から約100℃の
温度で暖める。
以下、前記の如<H2O2を作用させ、現象、乾燥工程
を経て、最終的にブランク部分及び光吸収ストライプ、
側壁には、黒色物質膜を得ることができる。
尚、第4図はフェースプレート10の側壁附近を拡大し
て示したもので、図中12が黒色物質膜、13が螢光面
である。
上記説明及び図示のよ・う(こ、黒色物質膜12はアク
アダラグに増粘剤と可塑剤を添加したものを複数回塗布
することにより形成されるので、黒色物質膜12の膜厚
は従来に比べて厚くなり、この結果、ピンホールの発生
が防止され、側壁発光が解消した。
尚、増粘剤と可塑剤はアクアダラグの付着力強化という
役割も果しており、アクアダラグを1回塗布するたけで
も従来より良質な膜品位が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のカラー受像管をカラーテレビ
ジョン受像機に装着した状態を示す側面図、第3図はこ
の発明の一実施例に係るカラー受像管を示す概略構成図
、第4図は第3図のカラー受像管の螢光面の製造方法を
説明するための要部を拡大して示す断面図である。 10・・・・・・フェースプレート、12・・・・・・
黒色物質膜、13・・・・・・螢光面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フェースプレート内面に多数のストライプ状の螢光
    体層を有し、この各螢光体層間およびフェースプレート
    内側面に黒色物質膜を有するカラー受像管の螢光面の製
    造方法において、アクアダラグに増粘剤および可塑剤を
    添加した黒色物質溶液を予熱した前記フェースプレート
    内面【こ回転塗布し、乾燥後、スプレー法で塗布するこ
    とを特徴とするカラー受像管の螢光面の製造方法。
JP50129084A 1975-10-27 1975-10-27 カラ−ジユゾウカン Expired JPS5833646B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50129084A JPS5833646B2 (ja) 1975-10-27 1975-10-27 カラ−ジユゾウカン

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JP50129084A JPS5833646B2 (ja) 1975-10-27 1975-10-27 カラ−ジユゾウカン

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JPS5252564A JPS5252564A (en) 1977-04-27
JPS5833646B2 true JPS5833646B2 (ja) 1983-07-21

Family

ID=15000674

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JP50129084A Expired JPS5833646B2 (ja) 1975-10-27 1975-10-27 カラ−ジユゾウカン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW358215B (en) * 1994-08-08 1999-05-11 Thomson Consumer Electronics Coded marking on an interior surface of a CRT faceplate panel and method of marking same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914775A (ja) * 1972-06-06 1974-02-08
JPS4917169A (ja) * 1972-05-22 1974-02-15

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JPS4917169A (ja) * 1972-05-22 1974-02-15
JPS4914775A (ja) * 1972-06-06 1974-02-08

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JPS5252564A (en) 1977-04-27

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