JPS5833418B2 - 制動装置 - Google Patents
制動装置Info
- Publication number
- JPS5833418B2 JPS5833418B2 JP7001078A JP7001078A JPS5833418B2 JP S5833418 B2 JPS5833418 B2 JP S5833418B2 JP 7001078 A JP7001078 A JP 7001078A JP 7001078 A JP7001078 A JP 7001078A JP S5833418 B2 JPS5833418 B2 JP S5833418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake wheel
- rotating body
- recess
- brake
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は僅かの操作力で強力な制動力を得ることを目的
とする制動装置に関するものである。
とする制動装置に関するものである。
従来の制動装置としてはブレーキシューを用いるもの、
ブレーキバンドを用いるものディスクを用いるもの等が
あるが、何れのブレーキも強力な制動力を与えようとす
れば大きな操作力が必要となる。
ブレーキバンドを用いるものディスクを用いるもの等が
あるが、何れのブレーキも強力な制動力を与えようとす
れば大きな操作力が必要となる。
本発明は上記のような問題に鑑みて、回転体の外周の凹
所と円形制動輪間にローラ、ボール等の転動子を介在さ
せ、制動時には回転体に対して制動輪を偏心させて転動
子を制動輪と凹所間に噛込ませるようにしたものである
が、その詳細を説明すれば次の通りである。
所と円形制動輪間にローラ、ボール等の転動子を介在さ
せ、制動時には回転体に対して制動輪を偏心させて転動
子を制動輪と凹所間に噛込ませるようにしたものである
が、その詳細を説明すれば次の通りである。
図において、１は図示省略しである適宜の軸受により支
承された回転軸で、２はその端部に一体に固定した回転
体である。
承された回転軸で、２はその端部に一体に固定した回転
体である。
この回転体２は図示例では正３角形の各月の部分に弧状
又は浅いＶ形等の凹所３を形成したものである。
又は浅いＶ形等の凹所３を形成したものである。
Ａは制動輪で内輪４と外輪５から成り、外輪５の下部外
側の突部６が支点軸７によってフレーム等の静止部８に
枢着されている。
側の突部６が支点軸７によってフレーム等の静止部８に
枢着されている。
内輪４は外輪５内に回動自在に嵌合し、且つ外輪５の端
部に螺着した環状の蓋９により内輪４の軸方向移動を阻
止している。
部に螺着した環状の蓋９により内輪４の軸方向移動を阻
止している。
又、該外輪５の外周上端には突片１０を形成し、この突
片１０には連杆１１を軸着する。
片１０には連杆１１を軸着する。
この連杆１１は手動操作レバー或は操作シリンダ等に連
結して操作機構を構成し、該連杆１１の進退により制動
輪Ａを支点軸７を中心に揺動せしめて第１図のような回
転体２に対して制動輪Ａが同心になっている位置から第
２図の偏心位置へと操作し得るようにする。
結して操作機構を構成し、該連杆１１の進退により制動
輪Ａを支点軸７を中心に揺動せしめて第１図のような回
転体２に対して制動輪Ａが同心になっている位置から第
２図の偏心位置へと操作し得るようにする。
１２は転動子で図示例ではローラであるがボールでもよ
い。
い。
この転動子１２は回転子２と制動輪Ａが同心のとき凹所
３と制動輪Ａの内周間に充分な遊隙を存して嵌合してい
るものである。
３と制動輪Ａの内周間に充分な遊隙を存して嵌合してい
るものである。
１３は該転動子１２の脱落を防止する側蓋で回転軸１が
遊嵌する軸孔を有し、外周が内輪４の内周の溝に嵌合す
る円板状であり、内輪４の内周に形成した周溝にストッ
プリング１４を嵌合せしめて蓋１３を固定する。
遊嵌する軸孔を有し、外周が内輪４の内周の溝に嵌合す
る円板状であり、内輪４の内周に形成した周溝にストッ
プリング１４を嵌合せしめて蓋１３を固定する。
上記の実施例において、第１図のように回転体２に対し
て制動輪Ａが同心となっているとき、回転体２が回転す
るとこれと共に転勤子１２も回転するが該転勤子１２は
遠心力により制動輪Ａの内輪４の内周に沿って回転する
から回転体２は何の支障もなく左右何れの方向にも自由
に回転する。
て制動輪Ａが同心となっているとき、回転体２が回転す
るとこれと共に転勤子１２も回転するが該転勤子１２は
遠心力により制動輪Ａの内輪４の内周に沿って回転する
から回転体２は何の支障もなく左右何れの方向にも自由
に回転する。
今、例えば連杆１１を第２図のように右方へ引き制動輪
Ａを支点軸７を中心に右へ傾斜させて回転体２に対して
右へ偏心させると第２図のように転勤子１２が狭くなっ
た凹所３と内輪４間に挟み込まれる。
Ａを支点軸７を中心に右へ傾斜させて回転体２に対して
右へ偏心させると第２図のように転勤子１２が狭くなっ
た凹所３と内輪４間に挟み込まれる。
このため回転体２と内輪４は転動子１２を介して共に回
転するが内輪４には偏心荷重が働くので静止状態の外輪
５と内輪４の接触面に抵抗が生ずる。
転するが内輪４には偏心荷重が働くので静止状態の外輪
５と内輪４の接触面に抵抗が生ずる。
従って連杆１１から制動輪Ａに加える偏心荷重に比例し
た制動力により回転体２が制動される。
た制動力により回転体２が制動される。
しかし、制動輪Ａを実施例のように内輪４と外輪５に分
割せずに一体とした場合は制動輪Ａを偏心させて転勤子
１２が制動輪Ａの内周と凹所１２間に挟み込まれると同
時に転動子１２が更に凹所３の浅い方に噛み込まれてい
き、回転体２と制動輪Ａとがロック状態となり回転体２
に急激な制動が働く。
割せずに一体とした場合は制動輪Ａを偏心させて転勤子
１２が制動輪Ａの内周と凹所１２間に挟み込まれると同
時に転動子１２が更に凹所３の浅い方に噛み込まれてい
き、回転体２と制動輪Ａとがロック状態となり回転体２
に急激な制動が働く。
従って急制動をかげる必要のある回転軸の制動用として
は制動輪は一体のものとし、急制動がかかると機械を破
損する等の不都合を生ずる場所には図示例のように外輪
の内側に回動自在の内輪が入ったものを制動輪とすると
よい。
は制動輪は一体のものとし、急制動がかかると機械を破
損する等の不都合を生ずる場所には図示例のように外輪
の内側に回動自在の内輪が入ったものを制動輪とすると
よい。
又、制動輪を偏心させるための機構も図示側以外の任意
の機構とし得る。
の機構とし得る。
本発明は上記のように回転体に外嵌している制動輪を偏
心させるという極めて簡単な操作により回転体を制動す
ることができ、しかも制動は転動子が回転体の凹所と制
動輪の内周間に噛み込まれることにより行われるので僅
かな力で大きな制動力が得られる特徴を有するものであ
る。
心させるという極めて簡単な操作により回転体を制動す
ることができ、しかも制動は転動子が回転体の凹所と制
動輪の内周間に噛み込まれることにより行われるので僅
かな力で大きな制動力が得られる特徴を有するものであ
る。
第１図及び第２図は本発明装置の一実施例の各状態を示
す一部縦断正面図、第３図は同上の縦断側面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・・・・・回転体、３・・
・・・・弧状凹所、４・・・・・・内輪、５・・・・・
・外輪、７・・・・・・支点軸、８・・・・・・静止部
、１１・・・・・・連杆、１２・・・・・・転動子。
す一部縦断正面図、第３図は同上の縦断側面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・・・・・回転体、３・・
・・・・弧状凹所、４・・・・・・内輪、５・・・・・
・外輪、７・・・・・・支点軸、８・・・・・・静止部
、１１・・・・・・連杆、１２・・・・・・転動子。
Claims (1)
- １ 回転軸の一部に同心に固定した回転体の外周に複数
の弧状又はこれに類する凹所を形成し、該回転体の外周
に適宜の遊隙を存して外嵌せしめた円形制動輪を前記回
転体と同心の位置ｂ・ら偏心位置に移動させる操作機構
を設け、：詠各凹所と制動輪の内周面間には回転体と制
動輪が同心のとき遊転し、偏心し”たとき凹所と制動輪
内面間に噛み込む転動子を介在させたことを特徴とする
制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001078A JPS5833418B2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001078A JPS5833418B2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 制動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54160967A JPS54160967A (en) | 1979-12-20 |
| JPS5833418B2 true JPS5833418B2 (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=13419195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7001078A Expired JPS5833418B2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833418B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63115923A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-20 | Fanuc Ltd | セルフロツク機構を有するブレ−キ |
-
1978
- 1978-06-08 JP JP7001078A patent/JPS5833418B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54160967A (en) | 1979-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6212872U (ja) | ||
| JPS5833418B2 (ja) | 制動装置 | |
| JPH0423734Y2 (ja) | ||
| JPS602962Y2 (ja) | 自転車用後ハブ | |
| US2509628A (en) | Coaster brake and freewheeling device | |
| JPS6021554Y2 (ja) | バンドブレ−キ | |
| JPS6368362U (ja) | ||
| JPS5930266Y2 (ja) | 湿式ディスクブレ−キ装置 | |
| JPH0349292U (ja) | ||
| JPH0380745U (ja) | ||
| JPH056236Y2 (ja) | ||
| JPH03670U (ja) | ||
| JPS6021553Y2 (ja) | ブレ−キ装置 | |
| JPS6237634U (ja) | ||
| US2290160A (en) | Dual wheel vehicle | |
| JPS608206Y2 (ja) | エンジンのクラツチ装置 | |
| JPS61101132U (ja) | ||
| GB2059259A (en) | Improvements in the braking of wheels | |
| KR800001717Y1 (ko) | 프레스기의 가변 스트로우크 장치 | |
| JPS6137868Y2 (ja) | ||
| JPS6370211U (ja) | ||
| JPS6268033U (ja) | ||
| JP2001050318A (ja) | 自転車又は車椅子用のブレーキ装置 | |
| JPS644925U (ja) | ||
| JPH0296026U (ja) |