JPS5833144A - 不つりあい修正位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は不つりあい修正位置決め装置に関する。

回転体、たとえばモータのロータの不つりあいを修正す
るために、従来は不つりあい位置から切前位置までシフ
トする工程を必要としていた。このシフト工程のために
不つりあい修正作業に余分の手間がかかった。また、パ
ルスモータを用いた位置決め装置では、動力伝達用ベル
トを介して回転体を停止するが、ベルトのスリップ、ロ
ータの慣性、ベルトの伸縮などによって切削位置に正確
に停止することができなかった。

この発明は上述の点に鑑み、不つりあい位置と切削位置
を正確に一致させて回転体を停止させる不つりあい修正
位置決め装置を提供することを目的としている。

以下、この発明を実施例の図面に従い説明する。

モータのロータ１はその軸が振動検出用ピックアップ２
が取付けられた軸受によって支持され、モータ２５によ
って駆動する駆動ベルト２４との摩擦によって回転する
。このロータ１の外周部に近接して設けられたセンサ６
はロータ１の外周部に形成されたボール２６に光を照射
してその反射光からボール２６を検出してパルス信号を
出力するものである。なお、センサとしては近接スイッ
チ等も利用できる。センサ６の出力はアンプ４を介して
分周回路５に導入され、分周回路５はボール２３の全数
によって分周し一回転ごとに第１の基準パルスを二成分
分離回路８、第１のクロックパルス発生回路６およびカ
ウンタ７に出力するものである。第１のクロックパルス
発生回路６は第１の基準パルスを所定倍数Ｂ（たとえば
３６０）でてい倍した第１のクロックパルスをカウンタ
７に出力するものである。カウンタ７は第１の基準パル
スをリセット信号として第１のクロックパルスを計数し
その数を一致検出回路１７に出力する。

ビック了ツブ２はロータ１の振動を検出して不つりあい
信号を二成分分離回路８に出力する。二成分分離回路８
にて、不つりあい信号は第１の基準パルスとの位相関係
から、位相が９０°ずれた二つの直流信号（＆、＆）に
直流変換される。この二つの直流信号は記憶回路９に記
憶され、それぞれ二成分合成回路１０に導入される。二
成分合成回路１０にて、これらの直流信号は第２の基準
パルスの周波数に基づき合成される。第２の基準パルス
発生回路１１は第２の基準パルスを発生するものであり
、それらは互いに位相が９００ずれた二つの方形波信号
であり、所定の周波数ωをもち二成分合成回路１０に出
力される。この第２の基準パルスの一つには、センサ６
の配役位置と不つりあい修正装置（たとえばフライスの
カッター）２８の配設位置との位置関係で定まる所定の
位相角Ａが位相角付加回路１２にて付加される。位相差
検出回路１３は、位相角Ａが付加された第２の基準パル
スと直流信号（Ｅｌｅ　ｌａ　）を合成した信号との位
相差、すなわち不つりあい角θ１に位相角Ａを加えて補
正した位相角θ鵞の大きさに対応した時間幅を検出しそ
の値をゲート回路１５に出力する。

第２のクロックパルス発生回路１４は第２の基準パルス
を所定倍数Ｂでてい倍した第２のりＣ１７クパルスをゲ
ート回路１５に出力する回路である。

ゲート回路１５から、位相角θ２を時間幅とする方形波
信号がカウンタ１６に出力される。カウンタ１６は第２
の基準パルスをリセット信号として位相角θ２の時間幅
に対応して第２のクロックパルスを計数しその値を記憶
回路３０に記憶させる。一致検出回路１７は、カウンタ
７の内容が記憶回路６０に記憶された内容と一致してい
るか否かを判断し、一致したとき一致信号を停止装置に
出力する。停止装置はソレノイド２０によって駆動され
るノツチ２１からなり、ソレノイド２０はＳＯＲ素子１
９、微分回路（Ｃ！　、Ｒ）１８およびスイッチ２９を
通じて一致検出回路１７に接続されている。ノツチ２１
の先端はロータ１の表面の保護からウレタンなどで形成
されている。

以上の構成において、モータのロータ１は実用回転数で
回転され、その回転数のとき不つりあい信号の不つりあ
い角θ冨が検出され記憶される。次に停止可能な低速回
転数に戻し、スイッチ２９を閉じると、一致信号が微分
回路１８を通じて８０Ｒ素子１９に入力され、ソレノイ
ド２ｏが作動しノツチ２１の先端部２２がロータ２６に
接触してロータ２３の回転が停止される。このとき、回
転開始点から不つりあい角θ１および修正位置までの位
相角が付加された位相角で停止されるからちょうど不つ
りあい位置と修正位置が一致する。

以上のように、この発明によれば、不つりあい位置と修
正位置が一致して停止されるから、−回の切削で修正が
終了する。ノツチによって確実に停止し得るから、オー
バーランが生ずることがなく高精度に修正位置決めを行
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例の構成を示すブロック図である
。 １・・・・・・ロータ、 ２・・−・・・ピックアップ、 ６・・・・・・センサ、 ２１・・・・・・ノツチ、 ２４・・・・・・駆動ベルト。 特許出願人　　株式会社　高滓製作所 代　理　人　弁理士　　西　１）　新

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 駆動ベルトの摩擦によって回転体を回転させ、その回転
   体の振動から不つりあい信号を検出し、その回転体の不
   つりあい位置と関係する不つりあい修正装置の配役位置
   で停止装置によってその回転体を停止させる装置におい
   て、上記回転体に近接して配設され、上記回転体の外周
   部の状態の変化を検出するセンサと、このセンサの出力
   を導入して１回転ごとに第１の基準パルスに発生する第
   １の基準パルス発生手段と、第２の基準パルスを出力す
   る第２の基準パルス発生手段と、上記第１の基準パルス
   に対する不つりあい信号の位相関係を直流信号（＆、Ｅ
   ｔ）に変換する直流信号変換手段と、上記センサの配役
   位置と上記率つりあい修正装置の配設位置との位置関係
   で定まる定数Ａを上記直流信号（Ｅｓ　＊　Ｅｘ　）に
   基づき合成される位相角に補正した補正位相角を時間幅
   とする方形波信号を出力する回路手段と、上記第１の基
   準パルスを所定倍数にてい倍する第１のクロックパルス
   発生手段と、上記第２の基準パルスを上記所定倍数と同
   一倍数だけでい倍する第２のクロックパルス発生手段と
   、上記方形波信号の時間幅を上記第２のクロックパルス
   発生手段からの第２のクロックパルスによって計数して
   記憶する記憶回路と、上記第１のクロックパルス発生手
   段からの第１のクロックパルスを計数するカウンタと、
   上記カウンタの内容が上記記憶回路の内容と一致したこ
   とを検出する一牧検出手段と、上記一致検出手段の出力
   を制御するスイッチと、上記スイッチが閉じられ、かつ
   上記一致検出手段が一致信号を出力したとき上記停止装
   置を駆動する手段とを有することを特徴とする不つりあ
   い修正位置決め装置。