JPS5832998Y2 - 車両用方向指示装置 - Google Patents

車両用方向指示装置

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Publication number
JPS5832998Y2
JPS5832998Y2 JP1978122524U JP12252478U JPS5832998Y2 JP S5832998 Y2 JPS5832998 Y2 JP S5832998Y2 JP 1978122524 U JP1978122524 U JP 1978122524U JP 12252478 U JP12252478 U JP 12252478U JP S5832998 Y2 JPS5832998 Y2 JP S5832998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canceling
direction indicating
locking piece
indicating device
cam
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978122524U
Other languages
English (en)
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JPS5552433U (ja
Inventor
義晴 清水
利雄 萩谷
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車などの車両に使用される車両用方向指示
装置に係り、特にステアリングホイルを反転させること
によって左右いずれかの指示位置に旋回移動した方向指
示ブラケットを中立位置に自動的に復帰させるため、ス
テアリングシャフトとともに旋回するキャンセリングカ
ムの備えたものにおいてこのキャンセリングカムの保持
機構に改良を加え、安定性に富み組込みが容易なものを
提供しようとするものである。
一般にキャンセリングカムは方向指示ブラケットが左右
いずれかの指示位置に旋回移動した状態のものをステア
リングホイルを反転させることによって方向指示ブラケ
ットに設けたキャンセリングラチェットの一部を押圧し
て中立位置に自動復帰するために設けられており、この
キャンセリングカムはステアリングホイルに連結されて
ステアリングホイルと連動するように構成されている。
このようなキャンセリングカムは、組込みとして、本体
ボディの中央に設けたステアリングシャフトをはめこむ
摺動案内筒にはめこまれ、下端にステアリングホイルに
常に圧接するような浮上ばねが組込まれているため、ス
テアリングホイルを組込むまでの間摺動案内筒からキャ
ンセリングカムが抜げないように係合しておく必要があ
る。
この一時的な抜止め係合手段としては、摺動案内筒の上
端の外周に小さな外方に突出する鍔を設け、キャンセリ
ングカムの摺動案内筒をはめこむ中心孔の内壁中間部に
段部を設けて、段部に鍔を係合させて行っていたが、摺
動案内筒の上端外周に鍔を設けることは成型の上でむり
抜き方式を採用しなげればならず、そのため、摺動案内
筒を長くして、その先端部に切込みなどを形成して摺動
案内筒自体に径方向の弾性をもたせる必要があり、しか
も長く成型することによって成型後の樹脂収縮による摺
動案内筒の変形による寸法の不安定性が発生したり、キ
ャンセリングカムの組込みにも寸法差が大きくなってか
なりの手間を要するとともに、キャンセリングカムの回
動にも摩擦抵抗によるばらつきが発生するなどの数多く
の欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
以下、本考案の実施例を図面第1図〜第8図により説明
する。
まず、第1図〜第3図に示す実施例において、1は合成
樹脂によって構成された本体ボディで、この本体ボディ
1の中央にはステアリングシャフトを貫挿するシャット
筒2とこのシャフト筒2と連続してその上部に摺動案内
筒3が設けられており、この本体ボディ1の上面には一
部を本体ボディ1に枢着されて操作レバー4によって回
動する方向指示ブラケット5が配置されている。
この方向指示ブラケット5の操作レバー4と相対向する
先端にはスプリング6とボール7を保持する保持部8が
設けられ、このスプリング6によって押圧されるボール
7と対応する位置には本体ボディ1に設げた節度用カム
部9が設けられ、この節度用カム部9.スプリング6、
ボール7によって方向指示ブラケット50可動に節度を
もたせている。
また、この方向指示ブラケット5の節動機構部側には中
央部で上記スプリング6の一端を係止し、両端部を方向
指示ブラケット5の保持部10で保持され、かつ、その
両端部に内方への突出部11を備えたキャンセリングラ
チェット12が組込まれている。
また、上記本体ボディ1の摺動案内筒3にはコイル状の
浮上ばね13をはめこむとともに、この浮上ばね13上
に筒状で上下端に鍔14.15をもち、この鍔14.1
5間に高さ方向のキャンセリングリブ16を設げ、上鍔
14の上面にステアリングホイルとの係合ピン17を備
えたキャンセリングカム18が組込まれている。
上記下鍔15はキャンセリングリプ16より外方にさら
に突出するよう大径に形成されており、この下鍔15は
本体ボディ1の摺動案内筒3の周囲の一部に設けた上部
に鉤状の係止頭19を有する係止片20で係止され、摺
動案内筒3からキャンセリングカム18が浮上ばね13
により抜けるのを阻止している。
なお、浮上ばね13の上端はこのキャンセリングカム1
8の下鍔15に係止され、下端は本体ボディ1に係止さ
れており、この浮上ばね130弾性力でキャンセリング
カム18を常に上方に付勢し、ステアリングホイルの下
面の係合孔に係合ピン1γを常に正しくはめこんでステ
アリングホイルと常に連動するように構成されている。
なお、キャンセリングカム18の組込みは単に摺動案内
筒3にキャンセリングカム18をはめこめば、キャンセ
リングカム18の下鍔15で係合片20の係止頭19が
外方に自己復帰して、キャンセリングカム18が浮上ば
ね13で上昇してきても下鍔15の上面に係止片20の
係止頭19が当接して抜けるのを阻止される。
このような係止片20を設けることは、本体ボディ1と
同時に成型できるため、成型技術が容易となり、摺動案
内筒3自体の長さを短かくすることができるため、成型
後の樹脂収縮による変形もほとんどなくせ、キャンセリ
ングカム18の組込みも、組込み後の回動もスムーズな
ものとすることができる。
また、他の実施例としては、第4図に示すように、本体
ボディ1の摺動案内筒3の周囲の一部に取付孔21を設
け、この取付孔21に、下部に係合部22と彎曲された
係止片23をもった係止片20を組込み、係合部22と
係止片23で取付孔21に強固に結合する構成とするこ
ともできる。
この構成は、搭載する車種によりステアリングホイール
の高さが異なるため、キャンセリングカム18の高さも
異なるものとしなげればならないときに、係止片20の
寸法をキャンセリングカム18の高さに合せたものとす
るだけで本体ボディ1を変更することなく生産できると
いう標準化の効果が得られる。
また、さらに他の実施例としては、第5図、第6図に示
すように方向指示ブラケット5の一部に内方に突出する
係止片20を一体に設けて、キャンセリングカム18の
下鍔15を係止するような構成とすることもできる。
この場合には下鍔15の厚みを薄くして、摺動案内筒3
にはめこむとき、この係止片20に下鍔15が当るとき
、下鍔15自身がたわんで係止片20を通りすぎるよう
な構成とするか、係止片20自体を薄く弾性をもつもの
として下鍔15を通りすぎるようにする必要がある。
また、さらにもう1つの実施例としては、第7図、第8
図に示すようにキャンセリングラチェット12の中央部
に内方に突出する係止片20を一体に設けた構成とする
こともできる。
この場合も、下鍔15を薄くして組込み時に下鍔15が
たわんで係止片20の下側に入りこむようにする必要が
ある。
以上のように本考案の車両用方向指示装置は本体ボディ
の摺動案内筒に浮上ばねを介してはめこまれるキャンセ
リングカムのキャンセリングリブより外方に突出する下
鍔を係止する係止片をキャンセリングカムをはめこむ摺
動案内筒の周囲の一部に設けたため、摺動案内筒を長く
しなくても済み、本体ボディの成型が容易で成型後の樹
脂収縮による摺動案内筒の変形もなくキャンセリングカ
ムの組込みも容易で、組込み後のキャンセリングカムの
回動も著しく安定したものとすることができ、信頼性に
富んだものとすることができ、実用的価値の犬なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両用方向指示装置の一実施例を示す
上面図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は同要部の
分解斜視図、第4図は他の実施例の要部分解斜視図、第
5図はさらに他の実施例の上面図、第6図は同要部切欠
正面図、第7図はさらに他の実施例の上面図、第8図は
同要部切欠正面図である。 1・・・・・・本体ボディ、3・・・・・・摺動案内筒
、4・・・・・・操作レバー、5・・・・・・方向指示
ブラケット、12・・・・・・キャンセリングラチェッ
ト、13・・・・・・浮上ばね、14.15・・・・・
・鍔、16・・・・・・キャンセリングリブ、1T・・
・・・・係合ピン、1B・・・・・・キャンセリングカ
ム、20・・・・・・係止片、21・・・・・・取付孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)中央にステアリングシャフトをはめこむ摺動案内
    筒を備えた本体ボディの上面に操作レバーによって回動
    され、節動機構によって移動位置を保持される方向指示
    ブラケットを設け、この方向指示ブラケットに両端に内
    方に突出する突出部をもったキャンセリングラチェット
    ヲ組込み、上記摺動案内筒に浮上ばねな介して組込まれ
    ステアリングホイルと連動し周面にキャンセリングラチ
    ェットの突出部を押圧して中立位置に回動復帰させるキ
    ャンセリングリプを設けたキャンセリングカムをはめこ
    んでなる車両用方向指示装置において、上記キャンセリ
    ングカムとして、下端にキャンセリングリプより外方に
    突出する鍔を設け、上記摺動案内筒の周囲の一部にキャ
    ンセリングカムの浮上ばねによる抜けを阻止する係止片
    をキャンセリングカムの下鍔と係合可能に設けてなる車
    両用方向指示装置。
  2. (2)係止片を本体ボディど一体に設けてなる実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の車両用方向指示装置。
  3. (3)本体ボディに取付孔を設け、この取付孔に独立し
    て形成された係止片を結合してなる実用新案登録請求の
    範囲第(I)項記載の車両用方向指示装置。
  4. (4)キャンセリングカムの下鍔を係止する係止片とし
    て、方向指示ブラケットの一部に内方に突出するように
    設けた係止片を用いてなる実用新案登録請求の範囲第(
    1)項記載の車両用方向指示装置。
  5. (5)キャンセリングカムの下鍔を係止する係止片とし
    て、方向指示ブラケットに組込まれたキャンセリングラ
    チェットの中央部に内方に突出するよう設けた係止片を
    用いてなる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の車
    両用方向指示装置。
JP1978122524U 1978-09-05 1978-09-05 車両用方向指示装置 Expired JPS5832998Y2 (ja)

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JP1978122524U JPS5832998Y2 (ja) 1978-09-05 1978-09-05 車両用方向指示装置

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JP1978122524U JPS5832998Y2 (ja) 1978-09-05 1978-09-05 車両用方向指示装置

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Publication Number Publication Date
JPS5552433U JPS5552433U (ja) 1980-04-08
JPS5832998Y2 true JPS5832998Y2 (ja) 1983-07-22

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ID=29080730

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JP1978122524U Expired JPS5832998Y2 (ja) 1978-09-05 1978-09-05 車両用方向指示装置

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JPS5849973A (ja) * 1981-09-18 1983-03-24 Ricoh Co Ltd 転写紙保持方法
JP2550255Y2 (ja) * 1990-07-09 1997-10-08 松下電器産業株式会社 車両用方向指示装置

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JPS5552433U (ja) 1980-04-08

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