JPS5832839A - 3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法 - Google Patents

3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法

Info

Publication number
JPS5832839A
JPS5832839A JP13104081A JP13104081A JPS5832839A JP S5832839 A JPS5832839 A JP S5832839A JP 13104081 A JP13104081 A JP 13104081A JP 13104081 A JP13104081 A JP 13104081A JP S5832839 A JPS5832839 A JP S5832839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
halide
hydrogen
solvent
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13104081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS644500B2 (ja
Inventor
Tsunehiko Masatomi
正冨 恒彦
Atsuo Akata
充生 赤田
Yasuo Shimizu
康夫 清水
Shigeru Torii
滋 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd, Otsuka Kagaku Yakuhin KK filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP13104081A priority Critical patent/JPS5832839A/ja
Publication of JPS5832839A publication Critical patent/JPS5832839A/ja
Publication of JPS644500B2 publication Critical patent/JPS644500B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3,4.5−トリアルコ士シベシジルハライド
の新規な製造法に関する。
3.4.5− トリアルコ士シベ、7.;ルハライドは
例えばトリペリムのような医薬品を合成するため原料と
して有用な化合物である。従来3,4.5− トリアル
コ+シベ:7ジルハライドの製造法としては、例えばラ
ジカル触媒の存在下3,4.5− )リアルコ(111 中シトルエシに紫外線を照射してハロゲシを加熱反応さ
せる方法が知られている。しかしながらとの方法によれ
ば、高価なラジカル触媒、紫外線照射装置等を必要とし
、また好ましくない副反応が仰起し収率も約40〜50
チ程度と低く、工業的には不利な方法である。
本発明は3,4.5−トリアル]+シベ′J、;ルハラ
イドを工業的に有利に製造し得る方法を提供するもので
あって、一般式 〔式中R□及びR2は同−又は異なって低級アル中ル基
を示す。〕 で表わされるシフ0へ士サジニジ誘導体とへ〇ゲシ化水
素もしくはハロゲン化水素酸とを溶媒中で反応させて一
般式 〔式中Xはハ0ゲシ原子を示す。R□は前記に同じ。〕 で表わされる3、4.5−1−リアルコ+シベ′J″:
:Iルハライドを得ることを特徴とする3、4.5−1
−リアルコ士ジベンジルハライドの製造法に係る。
本発明の方法は3,4.5− トリアルコ+シベシジル
ハライドの工業的生産に極めて有利な方法である。即ち
本発明によれば穏和な条件下特殊人試薬を使用すること
なく簡易な操作で目的化合物を得ることができる。しか
も目的化合物の収率は約90チ以上という高収率であシ
、また簡便な操作によシ反応混合物から目的化合物を高
純度に単離5− 精製することができる。
本発明において出発原料として用いられる一般式(I)
で表わされるシフ0へ士サジニジ誘導体は新規化合物で
あシ、例えば H3 〔式中R□は前記に同じ。〕で表わされる3、4.5−
トリアルコ+シトルエシを溶媒中、中性ないしアルカリ
性支持電解質の存在下電解することによ990%以上の
高収率で製造し得る。
一般式@)で表わされる3、4..5−1−リアルコ士
シトルエシは入手容易な公知化合物であり、例えば3,
4.5−1−リメト+シトルエシ、3,4.5−トリエ
ト士シトルエシ等を挙げることが出来る。上記6− 電解反応に用いる有機溶媒としてはメタノール、エタノ
ール等の低級アルコールが挙げられるが、その使用量は
化合物GIDI七ルに対して500m1〜15tの範囲
で用いるのが好ましく、約5〜lOtの使用量で用いる
のが特に好ましい。支持電解質として用いられる化合物
はアルカリ金属水酸化物として水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム等、アルカリ金属としては
ナトリウム、カリウム等、テトラアル士ルアシ七ニウム
水酸化物としてはテトラメチルアシ七ニウムハイドロオ
士サイド、テトラエチルアン上ニウムハイド0才士サイ
ド、テトラづロヒルアシtニウムハイド0才士サイド、
テトラづチルアシ上すウムハイド01士サイド等、脂肪
族カルポジ酸のアルカリ金属塩としてはf酸ナトリウム
、酢酸ナトリウム等、アルカリ金属フッ化物としてはフ
ッ化ナトリウム、フッ化カリウム等が挙げられる。その
使用量は化合物GIDI七ルに対して約0.0l−It
ルの範囲で用いるのが好ましく、特に0.1−0.51
ニルの範囲で使用するのがよシ好ましい。電極材料とし
ては陽極にはチタシ、白金、炭素、二酸化鉛、ニッケル
、鉄、ステシレス鋼等を、陰極には白金、炭素、チタシ
、ニッケル、鉄、ステシレス鋼等を用いることが好まし
い。また電解に最も重要である電流密度は約1〜200
 mA/ caの範囲で行われるが、好ましくは約5〜
100mA/diの範囲である。さらに印加電圧は支持
電解質の添加量によって大きく影響を受けるが、該電解
反応に於ては約1.5〜15Fの範囲で良く、約2〜5
rの範囲で行うのがよシ好ましい。電解温度は約−10
〜50℃の範囲で良いが、約10〜30’Cで行うのが
好ましい。
本発明において用いられるハロゲシ化水素又はハ0ゲシ
化水素酸としては公知のものを広く使用できる。ハ0ゲ
シ化水素としては例えば塩化水素、臭化水素、沃化水素
等を例示でき、またハ0ゲシ化水素酸としては例えば塩
酸、臭化水素酸、沃化水素酸等を例示できる。これらの
ハ0ゲシ化水素又はハ0ゲシ化水素酸は一般式(n)の
化合物の製造原料であると共に、それ自体触媒としても
作用する。それ故ハロゲシ化水素又はハ0ゲシ化水素酸
は一般式(n)の化合物に対して少なくとも等モル量、
好ましくは等七ル〜2倍モル量用いるのがよい。
本発明において用いられる溶媒としては出発原9− 料及び目的化合物に対して不活性な溶媒であれば特に限
定されないが、例えばエチルエーテル、テトラしドロフ
ラジ、ジオ牛サシ等のエーテル類、塩化メチレジ、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハ0ゲシ化炭化水素類、メタ
ノール、エタノール等のアルコール類、べ、:/ゼシ、
トルニジ等の芳香族炭化水素類等を挙げることが出来る
。特にテトラしドロフラン、ジオ士サシ等の環状エーテ
ル類、塩化メチレジ、り00ホルム、四塩化炭素等のハ
0ゲシ化炭化水素類が好ましい。
本発明では反応の形態としては均一反応系でも不均一反
応系でもよい。反応温度は通常0〜100℃程度である
斯くして得られる一般式(n)の化合物は通常公知の方
法例えば濃縮、抽出、蒸留、再結晶、カラ10− ムクOマドグラフィー等により精製することができる。
以下参考例、実施例によって本発明を説明する。
参考例 3.4.5−1−リメト士シトルエシ182jv、水酸
化ナトリウム20■をメタノール10mに溶解させた液
に、3crIの電極面積をもつ陽極:白金、陰極二白金
の電極を浸し室温下撹拌しながら30mJの定電流で3
 F/’f、ル迄電解を行う。このときの端子電圧は3
.5〜3.7Vである。通電後、反応液を減圧下で濃縮
する。残渣をジグ0ルメタシで抽出し、抽出液を減圧下
で濃縮することによシ粗生成物を255■回収した。こ
の粗生成物をアルミナカラム(ベシゼシ:酢酸エチル=
IO:1)で精製することによシ、1,3,5,6,6
−ベシタメト十シー3−メチル−1,4−シクロへ士+
i、;エンを224■白色結晶として得た。この得量は
理論収率の9296であった。この化合物はNMRによ
って確認を行った。
NMR(CDC1,) δ1.44 (J 、 3H,CH3C)3.13 (
J 、 3H,CH30)3.18 (−9、3H,C
1130)3.30 (J 、 3H、CH30)3.
68 (S 、 6H,CH30−C= )4.98 
(S 、 2H,HC−) 実施例 1 1.3,5,6.6−ペシタメト士シー3−メチル−1
,4−シクロへ士サジ1.7244■とりOOホルム2
dの混合溶液に濃塩酸200ηを加え、室温で1時間攪
拌する。反応後有機層を分離、炭酸水素ナトリウム水溶
液で洗浄し、減圧下で濃縮する。
油状の粗生成物が210η回収される。この粗生成物を
シリカゲルカラム(ベシゼシ:へ十サシ:酢酸エチル=
10:10:1)で精製することによ、9.3,4.5
−トリメト士シベシジルク0ライト203.5■得た。
この得量は理論収率の94チに相当する。この化合物は
NMRによって確認を行った。
NMR(CDC13) δ3.83 (1、3H,0CH3) 3.86 (! 、 6H、0CH3)4.51  (
S 、 2H,−C112−)6.56 (j’ 、 
2H、H−At )13一 実施例 2 実施例1において濃塩酸の代シに47%臭化水素酸を用
い、他は同様な処理を行って3.4.5− トリメト士
シベシジルブロマイド235■得た。この得量は理論収
率の90%に相当する。この化合物はNMRによって確
認を行った。
NMR(CDC13) δ3.84 (、? 、 3H、0CH3)3.86 
(J 、 6H、0CH3)4.36 (S 、 2H
,−CH2−)6.60 (1、2H,H−Ar ) 実施例 3 1.3,5,6.6−ペシタエト士シー3−メチル−1
,4−シフOへ士サジニジ314■とりOOホルム2w
Llの混合溶液に濃塩酸2001Niを加え、実施14
− 例1と同様外操作で、3,4.5− )リエト+シベシ
ジルクOライド240■得た。この併置は理論収率の9
3チに相当する。この化合物はNMRによって確認を行
った。
NMR(CDC13) δ1.32 (t 、 9H,CH3)4.00 (q
、 2H、−CH20−)4.03 (q、 4H、−
CH,,0−)4.50 (J 、 2H、−CH2C
1)6.55 (、?、 2H、H−Ay )実施例 
4 実施例3において、濃塩酸の代シに47%臭化水素酸を
用い、他は同様な処理を行って3.4.5−トリエト+
シベ、7.;ルプロマイド276り得た。
この併置は理論収率の91.5%に相当する。この化合
物はNMRによって確認を行った。
NMR(CDC13) δ1.30 (t 、 9H,CH3)3.99 ((
1、2H,−CH20−)4.01 (q、 4H,−
CH20−)4.34 (’ 、2H、−CH2Br 
)6.58 (2、2H、H−Ar ) (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 〔式中R□及びR2は同−又は異なって低級アル士ル基
    を示す。〕 で表わされるシフ0へ士サジエン誘導体とハ0ゲシ化水
    素もしくはハロゲン化水素酸とを溶媒中で反応させて一
    般式 〔式中Xはハ0ゲシ原子を示す。R□は前記に同じ。〕 で表わされる3、4.5− トリアルコ士シベ、:/、
    ;ルパライドを得ることを特徴とする3、4.5− ト
    リアルコ中ジベンジルハライドの製造法。 ■ 溶媒がテトラヒト0フラジ、ジオ士サシなどの環状
    エーテル類、塩化メチレン、りOOホルム、四塩化炭素
    などのハロゲシ化炭化水素類である特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 ■ ハ0ゲシ化水素が塩化水素又は臭化水素である特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法0 ■ ハロゲン化水素酸が塩酸又は臭化水素酸である特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法O ■ 0〜100℃にて反応を行う特許請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれかに記載の方法。
JP13104081A 1981-08-20 1981-08-20 3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法 Granted JPS5832839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13104081A JPS5832839A (ja) 1981-08-20 1981-08-20 3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13104081A JPS5832839A (ja) 1981-08-20 1981-08-20 3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5832839A true JPS5832839A (ja) 1983-02-25
JPS644500B2 JPS644500B2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=15048611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13104081A Granted JPS5832839A (ja) 1981-08-20 1981-08-20 3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832839A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS644500B2 (ja) 1989-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09286774A (ja) 2−アルキルメルカプト−4−(トリフルオルメチル) 安息香酸エステル及びこれの製造方法
EP0372635B1 (en) Method of preparing dialkyl and diallyl dicarbonates
KR20230002950A (ko) 선택적 에스트로겐 수용체 분해제의 제조
JPS5832839A (ja) 3,4,5−トリアルコキシベンジルハライドの製造法
US4629541A (en) Process for the electrosynthesis of ketones
SU554816A3 (ru) Способ получени азотсодержащих полициклических соединений или их солей, или рацематов, или оптических антиподов
JPS6240389A (ja) カルバミン酸エステルの製法
EP0063608B1 (en) Cyclohexadiene derivatives and process for their preparation
US7323607B2 (en) Process for preparation of (+)-p-mentha-2,8-diene-1-ol
GB2137193A (en) Chlorosulphonic Acid Esters
JPH0116917B2 (ja)
KR100297802B1 (ko) 2-(3-트리플루오로메틸)아닐리노니코틴산2-(n-몰포린)에틸의제조방법.
JPS60130565A (ja) 1,7−ジ(4−ヒドロキシフエニルチオ)−3,5−ジオキサヘプタンの製造方法
CN117512616A (zh) 一种合成高烯丙醇的方法
JP4364545B2 (ja) 新規なジフルオロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド及びその製造方法
EP0317125A1 (en) Process for the preparation of bromofluoromethane
JPH054957A (ja) 2,6−ジイソプロピルフエニルカルボジイミドの製造法
CN114150335A (zh) 一种利用三级胺制备硫脲类化合物的电化学方法
JPS6141501B2 (ja)
JPH0327338A (ja) ビス(2―ヒドロキシヘキサフルオロ―2―プロピル)ベンゼン誘導体の製造方法
JPS6346153B2 (ja)
JPS6254303B2 (ja)
EP0041656A2 (en) Cyclohexanone derivatives and preparation thereof
JPH0753507A (ja) P−アミノチオフエノ−ルの製造方法
JPS632249B2 (ja)