JPS5832826A - 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ - Google Patents

修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ

Info

Publication number
JPS5832826A
JPS5832826A JP56130012A JP13001281A JPS5832826A JP S5832826 A JPS5832826 A JP S5832826A JP 56130012 A JP56130012 A JP 56130012A JP 13001281 A JP13001281 A JP 13001281A JP S5832826 A JPS5832826 A JP S5832826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superoxide dismutase
inulin
modified
dismutase
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56130012A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0134032B2 (ja
Inventor
Akira Yabuki
昭 矢吹
「あ」坂 勝美
Katsumi Ajisaka
Yuji Iwashita
雄二 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP56130012A priority Critical patent/JPS5832826A/ja
Publication of JPS5832826A publication Critical patent/JPS5832826A/ja
Publication of JPH0134032B2 publication Critical patent/JPH0134032B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗炎症剤や放射線障害治療剤として期待でき
る、イヌリンで修飾されたスーパーオキシドジスムター
ゼVこ関する。
スーパーオキシドジスムターゼは、動物、植物、微生物
等の生物中広く分布しており、構造tこついても報告さ
れており(例えば、D、 C,Richardson、
 ”5uperoxide and 5uperox+
deDismutases” 、 215 、 Aca
demic Press、  1977年: J、 A
bernethy et al J、 Dial、 C
hem、 249゜733’l、1974年;1)、 
Barra、 J、 V、 Bannjsterat 
al、FEBS  Lstt、120,53.1980
年。
W、 H,Bann1ster et al ”5up
eroxide andSuperoxide Dis
muses” +  107 + Academic 
Pre6≦!1977年参照。)、特に例えば、リュウ
マチや関節炎tこおける抗炎症剤として使用できること
が報IM、 D、 Menander、 Curren
t TherapeuticResearch +16
,706.1974年参照。)、開発されつつあり、ま
た放射線障害の治療tこも効果があると言われている。
しかしながら、スーパーオキシドジスムターゼを静脈投
ケーすると血中半減期がわずが6分であり、速やかtこ
代謝される。そのため、静脈投与では効果が少ないとい
う点で筋肉注射を余儀なくしている。
上記静脈投与1こおける血中半減期の短かさを改善した
ものとして、フィコール(J、 M、 Mclorde
t al、PrNAS、77.1159.4980年参
照。)、ポリエチレングリコール(P、 S、 Pya
tok、 F、 F。
Davis  et  al、Re5earch  C
ommunications  inChemical
 Patt+ology and Pharmacol
ogy+  29 +113、]’180年参照。)、
およびラットアルブミ7(K、Wong+M、J、Po
znanskyetal、Agentand Acti
ons、二+  231.  ]’1811年参照。)
eこよる修飾体が知られているが、最初の二つは活性保
持率カス−パーオキシドジスムターゼに比べ50%以下
と落ちてしまい、一方、ラットアルブミンの修飾体は抗
原性があり、実用上問題がある。
本発明は、静脈注射投与用製剤として安全性、抗原性お
よび活性保持率の」−で1−分満足のゆく修飾スーパー
オキシドジスムターゼを開発すへく鋭意研究した結果、
イヌリンで修飾されたスーパーオキシドジスムターゼの
製造?こ成功し、このイヌリン修飾体が」−記1]的を
達成できることを見出し、この発見1こ基づいて本発明
を完成するりこ至った。
本発明のイヌリン修飾スーパーオキシドジスムターゼの
製造eこ使用するスーパーオキシドジスムターゼは動物
(例えば、牛、人)、植物、微生物等の生物中tこ含ま
れているものはいずれも使用できる。一方、イヌリンは
分子量”41000〜6. n 110のものが好まし
く、また分校をイ)するものであっても何らさしつかえ
ない。
イヌリンによって修飾する場合の結合剤は特?こ限定さ
れない。例えば臭化シアン等の縮合剤を用い、スーパー
オキシドジスムターゼのアミノ基とイヌリンの水酸基と
の間を結合させたり、あるいは塩化シアヌル、2 、2
’−ジクロルベンジジン、p + p’−ジフルオロ−
m、m’−9ニトロジフエニルスルホン、2,4−ジク
ロルニトロベンゼン等の化学結合剤eこより結合させて
)とよい。
7、−パーオキシドジスムターゼ1分子当り、イヌリン
2〜30分子程度好ましくは5〜20程度結合せしめる
とよい。
4:た、スーパーオキシドジスムターゼとイヌリンをア
ミド結合を介1−で結合する方法、例えばイヌリンの水
酸基tこコハク酸等のポリカルボン酸を付加せしめ、こ
れらのカルボキシル基とスーパーオキシドジスムターゼ
のアミノ基を結合させる方法では、前記方法1こ較べ一
層修飾体の活性保持率が増加する。アミド結合を形成す
る方法としては、ジシクロへキシルカルボジイミド等の
縮合剤を用いる方法また、N−ヒドロキシコハク酸イミ
ド、p−ニトロフェノール等の通常のペプチド合成にお
けるカルボン酸活性化剤eこより活性エステルとし、こ
れとスーパーオキシドジスムターゼを反応させアミド交
換することもできる。
以下、実施例により説明する。
実施例1 イヌリン(平均分子量5000)4f(8,0X10−
4モル)を50罰の水に溶解し、これVこ室/1llt
で水−アセトン混合溶媒(体積比1対2)20肩/!に
溶解した1、3.5−)リクロロトリアジン1、Of 
(5,4X 10’−’モル)をpT(8〜1日こ調整
しながら15分間で滴下した。p Hの調整は0、IN
水酸化ナトリウムを用いて行った。
滴下終了後0.05N塩酸を加えてp T−T値を31
こ調整した。これにアセトン500m1を加え、析出し
た結晶を濾過し、アセトンで洗浄し、活性化イヌリン3
.22を得た。
牛スーパーオキンドジスムターゼ(ングマ社製2240
単位/ IA9 ) 501R9(+、5 X 1 n
−”モル) 5− を0.IMホウ酸緩衝液(pT19.2 ) 20 m
、e&こ溶解させた後、これeこ」二記調製の活性化イ
ヌリン1.79 (3,、I X ] 0 ’モル)を
徐々に加えた後、攪拌下4Cで24時間反応させた。
反応終了後、分子量阻+に3万のメンブレン?こより、
限外濾過を繰返した後、凍結乾燥して210mgの修飾
スーパーオキシドジスムターゼを得た。
酵素1モル当りのイヌリン結合モル数は2o、4、酵素
活性保持率は64%であった。
実施例2 牛スーパーオキンドジスムターゼ(シグマ社製2241
1単位/+1117 ) 50mg(1,5X I O
”モル)を0.1M#、つ酸緩衝液(pH9,2) 2
0m1k:溶解させた後、実施例1eこ記載された方法
と同様の方法tこより調製された活性化イヌリン0.4
 y (s、。
XIO’モル)を徐々eこ加え、攪拌下に、41?で8
時間反応を行った。
反見:終了後、分子昂阻止3万のメンブレンにより限外
濾過を繰返した。凍結乾燥により110+11176− の修飾スーパーオキシドジスムターゼをfllだ。
酵素1モル当りのイヌリン結合モル数け7.4、酵素活
性保持率は65%であった。
実施例3 人界血球より精製した人スーパーオキンドジスムp−セ
(ンクーv社製、2 o o o 、1+−イ)シ/m
g)100mg(3,OX 10 ’モル)を0.1M
ホウ酸緩’$771k tこ溶解し、実施例1で得た活
性化イヌリン0.6g(1,2X10’モル)を加えた
。攪拌下、−+rで24時間反応を行った。
反応液1こついて実施例1と同様iこ限外濾過を繰り返
し凍結乾燥tこより修飾スーパーオキシドジスムターゼ
190■を得た。
酵素1モル当りイヌリン結合モル数は5.9、酵素活性
保持率は60俤であった。
実施例4 モレキュラーシーブで脱水したピリジンIC)Oql中
にイヌリン4.or(s、oxto’モル)とブl(水
コハク酸3.2 ? (3,2X ] 0 ’モル)を
加え加熱し、穏かに還流させ、反応液が透明tこなるま
で0.5〜1時間程度反応を行った。反応後、室温しこ
冷却し、アセトン5nomeを加え析出した結晶を濾過
後アセトンてよく洗浄した後、乾燥した1、これを、N
’ 、 N−ジメチルホルムアミド5oml中へ溶解さ
せ、これにN−ヒドロキンフ・・り酸イミド0.41i
f(4,1IX10 ’モル)とジシクロへキシル力ル
ボジイミFf1.84 F (4,OXl 0 ’モル
)を加えた。攪拌下tこ、室温で一夜反応を行った。
生成したジシクロヘキシル尿素を濾過した。濾液eこエ
チルエーテル60f1ml+を加え生成した結晶を濾過
し3.42の活性化イヌリンの結晶を得た。
活性化イヌリン80I119(1,6×10−5モル)
と牛スーパーオキシドジスムターゼ(シグマ社製)50
11117をホウ酸緩衝液20m1tこ溶解して、攪拌
下1、n 1時間反応を行った。
反応後、分子隈阻止3万のメンブレンにより限外濾過を
繰返し、凍結乾燥會こより85■の修飾スーパーオキシ
ドジスムターゼを得た。
仁←辷止牙辻」ヰゴ1→」= 酵素1モル当りイヌリン結合モル数14.0、酵素活性
保持率は85%であった。
なお、前記実施例tこおいて製造した修飾体のイヌリン
の結合モル数の決定は次の二つの方法を併用して行った
ill  東洋曹達社製SW3000分析用高速ゲル濾
過カラムによりその分子量を測定し、スーパーオキシド
ジスムターゼの分子量との比tこより、イヌリン結合数
を決定する。
+2+  凍結乾燥で得られた修飾スーパーオキシドジ
スムターゼの重量を測定し、数S+こなるようVこ水溶
液とし、その650−7+)Onm(牛スーパーオキシ
ドジスムターゼ6811nmJス一 9− パーオキシドジスムターゼ655nm)の吸光度から含
まれる原料のスーパーオキシドジスムターゼの酸を決定
する(牛スーパーオキシドジスムクーゼ E=3+10
、人スーパーオキシドジスムクーゼ E=350)。以
上の如く得られた修飾体および非修飾体の重量比より結
合するイヌリンの!?1.を決定する。
また、活性保持率は次の如くして求めた。原料スーパー
オキシドジスムターゼおよび上記で得られた修飾スーパ
ーオキシドジスムターゼを適量の緩衝液eこ溶解し、そ
の酵素活性をJ、 M、 Mclordらの方法(J、
 Biol Chem、  244 。
6 tl 49 、 1969年)により測定し、また
、各々の酵素濃度を上記の紫外吸収法管こより決定し、
反応後の比活性の変化から活性保持率を決定した。
次tこ、実施例1〜4の方法1こより調製した修飾スー
パーオキシドジスムターゼVこついて血流内滞留時間の
測定を行った。
測定方法は、−試料tこつきラット(平均体重−10− 2029)2匹を用いラットの体重1kq&こり・1し
2011g(修飾体tこついてはスーパーオキシドジス
ムターゼ含量として20111g、4■/匹)を生理食
塩水(o、5m1V/匹)に溶解し、尾静脈から注入し
、注入後5分、10分、20分、30分、60分、2時
間、4時間、8時間、24時間、48時間、経過後に0
.2mlずつ採血し、遠心処理後血漿中のスーパーオキ
シドジスムターゼの酵素活性なJ、 M、 Mclor
d  らの方法(J、 Biol、 Chem、。
244、   A22  6049−61155  、
  1969   年 ) )1こよって測定した。
時間1こ対する活性変化のグラフから修飾スーパーオキ
シドジスムターゼの血漿中からの1(減期を求めた。
結果を次1こ示す。
□ U−1−、の結果から、原料スー・(−オキシドンスム
ターゼ1こ比較し、各イヌリン修飾スー/く−オキ・ン
ドジスムターゼは半減期が100〜200倍と増加1−
でいることがわかる。
これeこより、抗炎症作用の増強、放射線障害効果の増
強、持続等、医薬としての性質が著しく改良され、静脈
投与eこよっても十分効果を奏する。
特許出願人 味の素株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イヌリンで修飾されたスーパーオキシドジスムターゼ。
JP56130012A 1981-08-19 1981-08-19 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ Granted JPS5832826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56130012A JPS5832826A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56130012A JPS5832826A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5832826A true JPS5832826A (ja) 1983-02-25
JPH0134032B2 JPH0134032B2 (ja) 1989-07-17

Family

ID=15023964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56130012A Granted JPS5832826A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5832826A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160758A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Univ Of Fukui 酵素安定化剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011160758A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Univ Of Fukui 酵素安定化剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0134032B2 (ja) 1989-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3877811T2 (de) Pasteurisierbares, lyophilisierbares blutsurrogat auf haemoglobinbasis.
ES2590679T3 (es) Glicopolisialilación de proteínas diferentes a proteínas de coagulación de la sangre
JPH0770195A (ja) 糖修飾インターフェロン
JPS6021124B2 (ja) ヘモグロビン−ポリサッカリド錯化合物、それの製法及びそれを含有する血液代用液もしくは血液増量剤
JPH11507034A (ja) 抗原プロセシング細胞標的複合体
JPS61249388A (ja) 安定化ス−パ−オキサイドジスムタ−ゼ
JPH01190636A (ja) 制癌作用物質複合体
JPH02108624A (ja) 抗hiv作用を有するヘパリンフラグメント及びフラクション
JPH0267300A (ja) 遅効性作用を有するヒルジン誘導体
JPS63225601A (ja) 放射性医薬品調製用高分子化合物
JPS5832826A (ja) 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ
JPH02231078A (ja) ヒアルロン酸修飾スーパーオキシドジスムターゼ
JPS6253934A (ja) 新規のプロドラツグ及びその製法
JPS6058927A (ja) 放射能標識血小板製剤
JP2001510202A (ja) 等方的に拡大された大きさを有する治療的ヘモグロビン組成物
AU2016362606A1 (en) Factor VIII with extended half-life and reduced ligand-binding properties
CN102406943B (zh) 人成纤维细胞生长因子-21的聚乙二醇化学修饰物及其制备方法
JP3522798B2 (ja) 糖修飾蛋白質の製造法
TW522002B (en) A pharmaceutical composition for improving recovery of a patient after surgery or an invasive medical procedure
JPS63313581A (ja) 修飾ス−パ−オキシドジスムタ−ゼ
JPH09124512A (ja) 肝臓ターゲティングのための水溶性の薬物−プルラン結合体製剤
JP2643137B2 (ja) 蛋白質分解酵素阻害剤・デキストラン結合体
JPH0812597A (ja) 局所投与放射線治療剤
JPH02231077A (ja) ヘパリン修飾スーパーオキシドジスムターゼ
JPH01211530A (ja) 抗腫瘍剤