JPS5832679Y2 - 弁当箱 - Google Patents

弁当箱

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Publication number
JPS5832679Y2
JPS5832679Y2 JP6023981U JP6023981U JPS5832679Y2 JP S5832679 Y2 JPS5832679 Y2 JP S5832679Y2 JP 6023981 U JP6023981 U JP 6023981U JP 6023981 U JP6023981 U JP 6023981U JP S5832679 Y2 JPS5832679 Y2 JP S5832679Y2
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JP
Japan
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box
phase
sub
side wall
wall
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Expired
Application number
JP6023981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57171725U (ja
Inventor
泰三 野村
Original Assignee
株式会社 わらびの里
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 わらびの里 filed Critical 株式会社 わらびの里
Priority to JP6023981U priority Critical patent/JPS5832679Y2/ja
Publication of JPS57171725U publication Critical patent/JPS57171725U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は使用に便な弁当箱に関し、副相と主相とを上下
に重ね合わせに配置し、それら副相と主相とをそれらの
側縁にそってのびる垂直軸のまわりに相対的に回動自在
にヒンジ連結したことを特徴とするものである。
これを図示の実施例について説明すると、図中1は弁当
箱主体を構成する主相である。
該主相1は、上側からみた平面形状が前後方向の幅寸法
よりも左右方向の幅寸法の方が少し長い長方形をしてお
り、上部が開口した有底角箱状のものであって、前後左
右の側壁2,3,4.5と底壁6を備えて構成されてい
る。
該主相1の深さく高さ)は、やや深めであり、たとえば
平面形状における前後方向の幅寸法と同程度寸法または
それより少し小さい寸法程度の深さ寸法である。
また図中7は副相であって、該副相7は、上側からみた
平面形状が略々正方形であり、その正方形の一辺の長さ
寸法が主相1の平面形状における前後方向の幅寸法に略
々対応する大きさの上部が開口した有底角箱状のもので
、前後左右の側壁8,9゜10.11と底壁12を備え
て構成されている。
該副相7の深さく高さ)は、主相1の深さより小であり
、たとえば主相1の深さ寸法の半分程度の深さ寸法であ
る。
主相1の前側壁2は、その右上側部に副相7の前側壁8
が適合する大きさにわたって切欠してなる切欠部13を
形成されている。
また主相1の右側壁5は、上記前側壁2における切欠部
13より以下の低くされた部分の高さにほぼ対応する高
さとされており、従って前側壁2における切欠部13に
よって低くされた部分以外の左端側部分、及び左側壁4
と後側壁3との夫々の高さに比して低くされている。
そしてその低くされた右側壁5は、前側壁2と後側壁3
の夫々の右端側縁より僅かに内側に入った位置に配され
ている。
副相7の右側壁11は、底壁12よりもさらに下方に延
長形成された延長下部11 aを有し、その延長下部1
1 aを含めた全体の高さが主相1の高さに一致すると
共に、その延長下部11 aを含めた全体の大きさが主
相1の左側壁4の大きさに対応するものとされている。
その副相7の右側壁11の後端側縁は主相1の後側壁3
の右端側縁に突き合わされており、それらを突き合わさ
れた側縁がそれら側縁にそってのびる垂直軸のまわりに
副相7と主相1を相対的に回動自在とするヒンジ14に
よって互いに連結されている。
しかして副相7は主相1に対してヒンジ14による連結
の垂直軸のまわりに水平方向に回動自在であり、この回
動自在性により、上箱1上に重ね合わせに収納された第
1図に示す如き状態と、主相1の右側方に引き出され第
2図に示す如き状態とをとりうるようになっている。
そして副相7が上箱1上に重ね合わせに収納された第1
図に示す状態にあっては、副相7の前側壁8が主相1の
前側壁2の切欠部13に合致すると共に、副相7の後側
壁9が主相1の後側壁3の内側面に面接し、さらに副相
7の右側壁11が重箱1の左側壁4と対向して重箱1の
右側を閉鎖する外側の蓋壁となり、従って副相7が重箱
1に一体的に包含収納され、前後からみた形状と上から
みた平面形状が長方形で、四周の各側壁の外表面がいず
れも平坦面をなす一つの角箱状の2重箱となる。
またそのように副相7が上箱1上に重ね合わせに収納さ
れた状態にあっては、重箱1の銅箱底壁12より下側の
内部空間によって形成される第1の収容部Aと、その第
1の収容部Aに連通して上箱左側壁4と銅箱左側壁10
との間の空間によって形成される上側に開放した第2の
収容部Bと、それら第1と第2の収容部A、Bとは区画
された副相7の内部空間によって形成される上側に開放
した第3の収容部Cとの三つの食物収容部が備わること
となる(第4図参照)。
また副相7を重箱1の右側方に引き出した第2図に示す
状態の場合には、副相7が重箱1の右側方に隣接して並
び、重箱1を完全に開放して第1の収容部Aを開放する
こととなると共に、副相7の右側壁11がその延長下部
11 aによって副相7を蓋面上に安定的に支持する脚
片の役割を果すこととなる。
以上の弁当箱における重箱1と副相7とは、好ましくは
それらの各壁が、たとえば発泡スチロール、ポリスチレ
ンその他のなるべく軽量の合成樹脂等の適当な材質の適
当厚さの板材Pを基材として、その内外表面に合成紙そ
の他の薄く丈夫な適当なシート材s、s’を重合状態に
貼付表装したものとされる(第5図参照)。
この場合、表装シート材s、s’を表面に木目調その他
の適当な模様や色彩についての体裁を施してなる化粧シ
ート材とすることで、箱の外観体裁を良好ならしめるこ
とができる。
そしてこの場合、ヒンジ14に関しては、回動自在に連
結されるべき両側壁3,11の端側縁をそれら両側壁3
,11の外面に一連表装の表装シーI・材Sで互いに連
結するものとし、それら両側壁3,11の側端縁の端面
を夫々間いたときに互いに■字形をなすように内面の表
装シート材S′と板材Pとにかけて45°程度ずつの角
度で面取状に斜めに切欠した斜め端面15,16として
形成することによって構成され得る。
このような構成のヒンジによれば、両側壁3,11が表
装シート材Sを連結要素として、その表装シート材Sの
折曲自在性によって回動自在に連結されたものとなり、
簡単にして機能性においても外観体裁においても良好で
合理的である。
なお、副相7が上箱1上に重ね合わせに収納されるとき
に互いに対接される上箱前側壁2の右端側縁と銅箱右側
壁11の延長下部11 aの前端側縁とは、それらが食
違いなく箱の直角角部をなすものとして接合され得るよ
うに、それらの端面を内側に向って45°程度ずつに面
取状に斜めに切欠した斜め端面17,18としておくこ
とが好ましい(第2図参照)。
またこの弁当箱にあっては、必要に応じて、第3図に示
す如く、副相7を上箱1上に重ね合わせに収納した状態
においてその上部開口に適合する適当な覆い箱状の蓋体
20を上から被すものとして、そのような蓋体20と併
せて使用される。
そのように蓋体20を被すようにした場合には、その蓋
体20が重箱1に対して重ね合わせに収納された副相7
が乱りに側方に引き出されるのを抑止するス1〜ツバ−
の役割を果すこととなると共に、全体の外観形状が茶箱
風となって素朴にして優雅で興味深い良好な体裁形状を
呈することとなり、特に観劇や茶会用に適した弁当箱と
なる。
かくして以上のような構成の弁当箱では、副相7を重箱
1から引き出した第2図に示す如き状態で、たとえば、
重箱1における第1の収容部Aに主食としての米飯を収
容し、副相7における第3の収容部Cに副食としてのお
かず類を収容し、さらに重箱1における第2の収容部B
にお茶、汁物等の流動食物を適当な容器に入れて収容す
るといったように、各収容部に各種食物を区分は整理し
て美しく盛り付は収容することができる。
そしてそのように食物を盛り付は収容してから第1図に
示す如く副相7を上箱1上に重ね合わせに収納し、さら
に必要に応じて第3図に示す如く蓋をし、このようにコ
ンパクトにした状態で持ち運びできるものである。
そして食事に際しては、副相7を上箱1上から側方へ引
き出した第2図に示される状態とすることができ、この
場合には重箱1の上部開口が副相7によって邪魔される
ことなく完全に開放され、その側方に副相7が隣接して
並んだ状態となるので各収容部に収容された食物の全容
を目視し得て取り出し易く食し易い状態となると共に、
特に重箱1における第1の収容部Aに収容された食物に
ついての重箱1の深さによる食し難さが前側壁2に形成
されている銅箱前側壁2の収容用切欠部13の開放口に
よって食し易くなるものである。
従って合理的にして使い易く便利であり、外観形状的に
も興趣深い体裁良好な弁当箱として供されるものである
なお本考案においては、上記実施例に限らず、たとえば
、2つの副相を夫々上箱の左右両側に重ね合わせに配し
て、それら2つの副相を玉箱の左右両側に各別に引き出
し可能に別々に垂直軸のまわりに回動自在にヒンジ連結
するものとしたり、あるいは玉箱にヒンジ連結の副相に
対しさらに別の副相を重ね合わせに配してヒンジ連結し
たり、あるいは玉箱と副相とを全部で3つ以上を上下方
向に多段の重ね合わせ配置してそれらを相互に一垂直軸
のまわりに回動自在にヒンジ連結したり等のことが実施
可能であり、玉箱と副相の数量や大きさ形状や重ね合わ
せの配置構造について種々に実施できるところである。
以上説明のように本考案の弁当箱では、副相と玉箱とを
上下に重ね合わせに配置し、それら副相と玉箱とをそれ
らの側縁にそってのびる垂直軸のまわりに相対的に回動
自在にヒンジ連結したことにより、副相と玉箱とが互い
に完全離脱しないものとして連結されていながら、副相
と玉箱とを互いに重ね合わせて持ち運びに有利なコンバ
クI・にした状態と、副相と玉箱とを水平方向に回動展
開して共に開放した食事に有利な状態とに自在にできる
ものであって、使用に便なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案になる弁当箱の実施例を示し、第1図は副
相を玉箱に重ね合わせに収納した状態の斜視図、第2図
は副相を玉箱の側方に引き出した状態の斜視図、第3図
は蓋をした状態の斜視図、第4図は副相を玉箱に重ね合
わせに収納した状態における縦断面図、第5図は副相を
玉箱の側方に引き出した状態におけるヒンジ部の拡大平
面図である。 1・・・・・・玉箱、2・・・・・・前側壁、3・・・
・・・後側壁、4・・・・・・左側壁、5・・・・・・
右側壁、6・・・・・・底壁、7・・・・・・副相、8
・・・・・・前側壁、9・・・・・・後側壁、10・・
・・・・左側壁、11・・・・・・右側壁、11 a・
・・・・・延長下部、12・・・・・・底壁、13・・
・・・・切欠部、14・・・・・・ヒンジ、15,16
,17.18・・・・・・斜め端面、20・・・・・・
蓋体、P・・・・・・板材、s、s’・・・・・・表装
シート材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 副相と主相とを上下に重ね合わせに配置し、それら副相
    と主相とをそれらの側縁にそってのびる垂直軸のまわり
    に相対的に回動自在にヒンジ連結したことを特徴とする
    弁当箱。
JP6023981U 1981-04-24 1981-04-24 弁当箱 Expired JPS5832679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6023981U JPS5832679Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24 弁当箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6023981U JPS5832679Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24 弁当箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57171725U JPS57171725U (ja) 1982-10-29
JPS5832679Y2 true JPS5832679Y2 (ja) 1983-07-20

Family

ID=29856545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6023981U Expired JPS5832679Y2 (ja) 1981-04-24 1981-04-24 弁当箱

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JP (1) JPS5832679Y2 (ja)

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JPS57171725U (ja) 1982-10-29

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