JPH0421465Y2 - - Google Patents

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JPH0421465Y2
JPH0421465Y2 JP1988106651U JP10665188U JPH0421465Y2 JP H0421465 Y2 JPH0421465 Y2 JP H0421465Y2 JP 1988106651 U JP1988106651 U JP 1988106651U JP 10665188 U JP10665188 U JP 10665188U JP H0421465 Y2 JPH0421465 Y2 JP H0421465Y2
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closed
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JP1988106651U
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JPH0228621U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は包装用容器に係り、特に料理等を収
納するのに使用され、蓋を設けて弁当箱として使
用するのに最適な包装用容器に関する。
(従来の技術) 従来から、この種の容器として、上下に重ね合
せ状に配置された容器が、縦方向の側縁に沿う垂
直軸の回りに相対的に回動自在にヒンジ連結さ
れ、上下の容器が左右に開くよう構成されたもの
が知られている。
例えば、実公昭58−32679号として提供された
弁当箱であり、これによれば、携帯に便利なよう
に上下の副箱と主箱とを重ね合せてコンパクトに
できると共に、食事の際には、水平方向に回動展
開して開放できるようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の容器、すなわち、弁
当箱は、副箱と主箱とが直接回動自在にヒンジ連
結されてあり、副箱と主箱とを左右に展開した状
態で手に持つと他方の箱が不安定に揺動するた
め、極めて持ちにくい。そのため、実際に手に持
たずに置いた状態で食事をするしかなく、極めて
食べにくいという欠点があつた。
しかも、主箱と副箱とが連結状態にあることか
ら、大量の容器を使用する場合に、収納作業が極
めて面倒な作業になる不都合があつた。すなわ
ち、主箱と副箱とを開口した状態を維持してそれ
ぞれの箱内に収納しようとすると、副箱の開口状
態が主箱ほど安定していないので、盛り付け時の
重量バランスに注意が必要である。
また、主箱に主食の米飯を収納する場合には、
主箱の上から副箱を回転させて主箱を開口させた
状態を維持して収納する必要がある。したがつ
て、この種の弁当箱は、主食を収納した後に副食
を収納することが望ましいが、通常、弁当の温度
をできるだけ下げずに提供するには、時間が掛か
る副食の盛り付けを先にして、米飯等の主食は、
後から収納することが多く、回転する従来の容器
では、このような順序で収納すると、多くの面倒
が伴なつてしまう。
更に、主箱と副箱とが連結されているから、そ
れぞれ別体にして収納することもできない。これ
らのことから、弁当製造業者が、詰め込み作業を
流れ作業で行うには不向きであつた。
そこでこの考案は、従来存した叙上の問題点に
鑑み案出されたものであり、特に詰め込み作業に
最適で、上下に配した容器が、回動展開自在に構
成されて携帯に便利であると共に、食事等の際に
は容器を取出して手に持つて食べることができる
包装用容器を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) このため、この考案は、閉じ合せた際に平面矩
形状の筒体を構成する枠体相互を、縦方向のヒン
ジ部を介して回動自在に連結し、この枠体夫々に
矩形状板体の隣接する二辺を固定して所定間隔で
上下に重なる棚板を配設し、枠体を閉じ合せた際
に各棚板夫々の固定されていない二辺の側縁が嵌
合される棚板嵌合溝を枠体夫々に設ける一方、
夫々の棚板上には、閉じ合せた枠体内で上下に収
まる適宜形状の箱体を取出し自在に載置したこと
により、上述した目的を達成した。
(作用) しかして、叙上の考案にあつては、縦方向のヒ
ンジ部を介して回動自在に連結した枠体相互を閉
じると、平面矩形状の筒体となり、この枠体夫々
に固定された棚板は所定間隔で上下に重なる。こ
のとき、棚板の隣接する側縁は、予め枠体夫々に
固定され、残る側縁は、枠体相互を閉じたときに
棚板嵌合溝に嵌合し、各棚板と枠体とが一体化す
る。
そして、棚板上に載置された箱体は、枠体内で
上下に収まり、携帯に便利なものとなる。
また、枠体夫々を回動展開させ、棚板上に配置
された箱体を取出すことができ、料理等を詰めた
り、あるいはこの詰められた料理等を食べたりす
るのに大変便利となる。
(実施例) 以下、図面を参照して、この考案の実施例を説
明する。
図において示される符号1は、閉じ合せた際に
平面矩形状の筒体を構成する枠体であり、この枠
体1は、縦方向のヒンジ部2を介して回動自在に
連結されて成る。そして、枠体1を閉じ合せた際
に各棚板夫々の固定されていない二辺の側縁が嵌
合される棚板嵌合溝7を枠体1夫々に設ける。
図示例にあつては、枠体1は相互に閉じ合せた
際に、四角筒形状を呈するよう構成される。すな
わち、四角筒の平面四角形の対角線上で分割され
た平面略L字状を呈し、相互の突当面を45度の斜
面に形成する。
また、枠体1の材質も特に限定されず、合成樹
脂材、木、紙等適宜材質を任意に選択できるもの
であるが、できるだけ軽量化することが望まし
く、図示例にあつては、発泡スチロール材を使用
している。そして、枠体1及び後述する蓋体4の
表面には、各種模様が施された化粧シート3が接
着されており、この化粧シート3を、枠体1相互
が接続されるよう連続して接着することで、第5
図に示すようなヒンジ部2が形成される。すなわ
ち、枠体1相互の接続部における化粧シート3が
折曲自在であるから、この折曲部がヒンジ部2と
なり、枠体1夫々は回動自在となるものである。
このように、枠体1を発泡スチロール材など軽
量のもので形成すれば、化粧シート3によるヒン
ジ部2でも充分な強度を得られ、しかも製造が簡
単で低価格にて大量生産できるという利点があ
る。
そして、この枠体1夫々の内面には、枠体1を
閉じ合せた際に所定間隔で上下に重なる棚板5が
固定されている。棚板5は、枠体1内面に設けら
れた棚板固定溝6に嵌合接着されることで強固に
固定されている。
また、上下の棚板5夫々には、枠体1が閉じ合
わされた状態で、棚板5上の所定空間内に収まる
よう形成された適宜形状の箱体8が取出し自在に
載置されている。この箱体8は、図示例にあつて
は平面略六角形に形成されているが、枠体1に対
応して平面略四角形、或るいは平面略円形に形成
する等任意の形状に形成できる。箱体8には蓋部
を設けてもよいが、飯、料理等を収納するのに使
用する場合は、図示例の如く蓋部を設けないほう
が食べ易く便利である。
尚、棚板5は、図示例にあつては、上下二段に
形成されているが、上下三段以上に形成すること
も可能であり、それに応じて箱体8の数も増やす
ことができるものである。符号4は、枠体1が閉
じ合わされて形成された筒体の蓋体であり、枠体
1同様の材質で形成され、閉じ合わされた枠体1
相互の筒体開口部に嵌合する突出部9が設けられ
ている。
(考案の効果) この考案は叙上のように、閉じ合せた際に平面
矩形状の筒体を構成する枠体1相互を、縦方向の
ヒンジ部2を介して回動自在に連結し、この枠体
1夫々に矩形状板体の隣接する二辺を固定して所
定間隔で上下に重なる棚板5を配設し、枠体1を
閉じ合せた際に各棚板5夫々の固定されていない
二辺の側縁が嵌合される棚板5嵌合溝を枠体1
夫々に設けたことで、枠体1を閉じ合せた際に、
夫々の枠体1に固定された棚板5側縁は、対応す
る枠体1夫々に設けられた棚板嵌合溝7に嵌合さ
れるから、これにより枠体1相互がぴつたりと閉
じ合わされると共に、棚板5自体も枠体1相互に
強固に固定され、箱体8及び箱体8に収納された
飯、料理等の重量にも充分耐え得るものとなる。
更に、これに料理等を詰める作業の場合も、取
り出された箱状8に詰めればよいから、流れ作業
にて多数の箱体8に簡単に詰めることができ、作
業能率が飛躍的に向上する。
しかも、枠体1夫々を左右に回動展開すること
ができ、夫々の枠体1に固定された棚板5上の取
出し自在に載置された箱体8は、重なることなく
露出される。従つて、箱体8に飯、料理等を収納
しておけば、そのまま盛り付け用容器として利用
できると共に、枠体1を閉じ合わせて簡単に携帯
できる。
また、夫々の枠体1に棚板5を固定し、棚板5
上に箱体8を取出し自在に載置したから、飯、料
理等が収納された箱体8を取出して、それを直接
手に持つて食べることができるので、極めて食べ
易く、弁当箱として最適なものとなる。
以上説明したように、この考案によれば、特に
詰め込み作業に最適で、上下に配した容器が、回
動展開自在に構成されて携帯に便利であると共
に、食事等の際には容器を取出して手に持つて食
べることができるなど実用上有益な種々の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は枠体相互を左右に回動展開し
た状態での斜視図、第3図は同状態での正面図、
第4図は蓋体を装着した状態での断面図、第5図
は枠体相互を左右に回動展開して状態でのヒンジ
部の拡大平断面図である。 1……枠体、2……ヒンジ部、3……化粧シー
ト、4……蓋体、5……棚板、6……棚板固定
溝、7……棚板嵌合溝、8……箱体、9……突出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉じ合せた際に平面矩形状の筒体を構成する枠
    体相互を、縦方向のヒンジ部を介して回動自在に
    連結し、この枠体夫々に矩形状板体の隣接する二
    辺を固定して所定間隔で上下に重なる棚板を配設
    し、枠体を閉じ合せた際に各棚板夫々の固定され
    ていない二辺の側縁が嵌合される棚板嵌合溝を枠
    体夫々に設ける一方、夫々の棚板上には、閉じ合
    せた枠体内で上下に収まる適宜形状の箱体を取出
    し自在に載置したことを特徴とする包装用容器。
JP1988106651U 1988-08-12 1988-08-12 Expired JPH0421465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106651U JPH0421465Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106651U JPH0421465Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0228621U JPH0228621U (ja) 1990-02-23
JPH0421465Y2 true JPH0421465Y2 (ja) 1992-05-15

Family

ID=31340355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988106651U Expired JPH0421465Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12

Country Status (1)

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JP (1) JPH0421465Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832679U (ja) * 1981-08-26 1983-03-03 株式会社日立製作所 電線保持器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832679U (ja) * 1981-08-26 1983-03-03 株式会社日立製作所 電線保持器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0228621U (ja) 1990-02-23

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