JPS5832660Y2 - 釦 - Google Patents
釦Info
- Publication number
- JPS5832660Y2 JPS5832660Y2 JP1978049293U JP4929378U JPS5832660Y2 JP S5832660 Y2 JPS5832660 Y2 JP S5832660Y2 JP 1978049293 U JP1978049293 U JP 1978049293U JP 4929378 U JP4929378 U JP 4929378U JP S5832660 Y2 JPS5832660 Y2 JP S5832660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- leg
- button
- female
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、雄部の脚装着による雌部の破損を防止できる
釦に係るものである。
釦に係るものである。
本考案の実施例について説明すれば、座板１の中央に先
端が先尖で、太径の段部２を形成した脚３を突設し、該
座板１に表板４を被着した金属製雄部５と、基板６の中
央に、前記の脚３より少許小径の貫通孔７、それに続く
段周部８を設けて広径の貫通孔９を有する胴部１０を突
設し、該胴部１０の頂面１１に、小突起１２を複数個突
設して全体を強靭性の合成樹脂で形成し、基板６に、凹
凸の模様又は文字を有し基板６の面との間に間隙を保有
した金属製の篩板１３を被着した雌部１４とからなるも
のである。
端が先尖で、太径の段部２を形成した脚３を突設し、該
座板１に表板４を被着した金属製雄部５と、基板６の中
央に、前記の脚３より少許小径の貫通孔７、それに続く
段周部８を設けて広径の貫通孔９を有する胴部１０を突
設し、該胴部１０の頂面１１に、小突起１２を複数個突
設して全体を強靭性の合成樹脂で形成し、基板６に、凹
凸の模様又は文字を有し基板６の面との間に間隙を保有
した金属製の篩板１３を被着した雌部１４とからなるも
のである。
尚、第５図、第６図は貫通孔７の形状を変形したもので
あり、又金属製の雄部５の脚３は中央又は中実に形成す
ることも自由である。
あり、又金属製の雄部５の脚３は中央又は中実に形成す
ることも自由である。
本考案の釦を生地に装着する場合は、第４図に示す如く
、雌部１４の胴部１０の頂面１１上に生地１５を位置せ
しめ、雄部５の脚３を、雌部１４の胴部１０の貫通孔７
に沿せて置いて、上方より強圧する。
、雌部１４の胴部１０の頂面１１上に生地１５を位置せ
しめ、雄部５の脚３を、雌部１４の胴部１０の貫通孔７
に沿せて置いて、上方より強圧する。
金属製の雄部５の脚３は先端が先尖であるため、生地１
５を突き破り、脚３の段部２は合成樹脂製の雌部１４の
胴部１０の貫通孔７の内壁７Ａを押し拡げ乍ら進入し、
胴３の段部２が内壁７Ａを通過後、段部２が段周部８に
係合して脚３は胴部１０に確実強固に係止され、且つ雌
部１４の頂面１１の複数個の小突起１２が生地１５に喰
い入り、雌部１４の回動を防止して生地１５との保合を
緊持する。
５を突き破り、脚３の段部２は合成樹脂製の雌部１４の
胴部１０の貫通孔７の内壁７Ａを押し拡げ乍ら進入し、
胴３の段部２が内壁７Ａを通過後、段部２が段周部８に
係合して脚３は胴部１０に確実強固に係止され、且つ雌
部１４の頂面１１の複数個の小突起１２が生地１５に喰
い入り、雌部１４の回動を防止して生地１５との保合を
緊持する。
本考案は上記の如き構成で、雄部５は硬い金属製であり
、雌部１４はナイロンの如き強靭性を有する合成樹脂で
形成されている為め、保合に際しては、雄部５を押圧す
れば胴部１０の貫通孔７の内壁７Ａを押し拡げ乍ら進入
し、狭い径の貫通孔７を通過後、段部２が段周部８に係
合して脚３は胴部１０に確実強固に係止されるものであ
る。
、雌部１４はナイロンの如き強靭性を有する合成樹脂で
形成されている為め、保合に際しては、雄部５を押圧す
れば胴部１０の貫通孔７の内壁７Ａを押し拡げ乍ら進入
し、狭い径の貫通孔７を通過後、段部２が段周部８に係
合して脚３は胴部１０に確実強固に係止されるものであ
る。
従来は第７図の如く、合成樹脂製の雌部１４Ａの挿入孔
７Ｂに、金属製雄部５Ａで太径の段部２を有する脚３を
打込む釦にあっては、挿入孔７Ｂが底詰りであるため、
雄釦５Ａの装着の際の打圧により、挿入孔７Ｂの圧縮空
気は逃げ場がない為め、往々にして挿入孔７Ｂの内壁は
押し拡げられ胴部１０が膨張して変形したり、又胴部１
０或いは基板６に亀裂Ｋを生ずる欠点を有していた。
７Ｂに、金属製雄部５Ａで太径の段部２を有する脚３を
打込む釦にあっては、挿入孔７Ｂが底詰りであるため、
雄釦５Ａの装着の際の打圧により、挿入孔７Ｂの圧縮空
気は逃げ場がない為め、往々にして挿入孔７Ｂの内壁は
押し拡げられ胴部１０が膨張して変形したり、又胴部１
０或いは基板６に亀裂Ｋを生ずる欠点を有していた。
然かも斯る破損釦が装着せられる時は、その撤去並びに
再度新部品を装着せねばならないことは、釦装着作業に
支障を来たし且つ多大の無駄な手数を要することとなる
欠点をも有している。
再度新部品を装着せねばならないことは、釦装着作業に
支障を来たし且つ多大の無駄な手数を要することとなる
欠点をも有している。
然るに本考案の釦は、雄部５の脚３を挿入して取付ける
雌部１４の胴部１０に設けた貫通孔の径を第５図の如く
一定の径にした場合においても、基板６の部分を貫通し
て開口して居る故に、雄部５の取付は時に際し、貫通孔
７内の空気は、基板６に被着された金属製の篩板１３の
凹凸模様又は文字等の部分と基板６との間の空所或いは
貫通孔７の残存部分に相当の空所を有する為め、之等の
空所に貫通孔７内の空気全部が圧縮されても圧縮比が少
なくなる為め、胴部１０に膨張変形、或いは胴部１０及
び基板６に亀裂を生じないし、篩板１３も受台上で支持
して押圧されるので膨出変形しない。
雌部１４の胴部１０に設けた貫通孔の径を第５図の如く
一定の径にした場合においても、基板６の部分を貫通し
て開口して居る故に、雄部５の取付は時に際し、貫通孔
７内の空気は、基板６に被着された金属製の篩板１３の
凹凸模様又は文字等の部分と基板６との間の空所或いは
貫通孔７の残存部分に相当の空所を有する為め、之等の
空所に貫通孔７内の空気全部が圧縮されても圧縮比が少
なくなる為め、胴部１０に膨張変形、或いは胴部１０及
び基板６に亀裂を生じないし、篩板１３も受台上で支持
して押圧されるので膨出変形しない。
而して基板６の貫通孔７は、篩板１３の装着により被覆
されて外部に露出しないので、貫通孔７の存在による不
体裁は防止し得られる。
されて外部に露出しないので、貫通孔７の存在による不
体裁は防止し得られる。
更に本考案に於いては、金属製の雄部５を使用し、雌部
１４の胴部１０、基板６を合成樹脂の一体的の形成とし
て、雄部５の脚３の先端部分を雌部の合成樹脂の部分で
係着し、基板６に被着する金属製の篩板１３の内面に接
当変形して緊定するものではないので、殊更に篩板１３
の材質を堅く厚いものを使用する要なく、薄きものにて
事足り、この点に於て篩板の材料を節約出来、且つ節板
上の凹凸文字、図形も容易且つ鮮明に表現した篩板を使
用出来る利点を有している。
１４の胴部１０、基板６を合成樹脂の一体的の形成とし
て、雄部５の脚３の先端部分を雌部の合成樹脂の部分で
係着し、基板６に被着する金属製の篩板１３の内面に接
当変形して緊定するものではないので、殊更に篩板１３
の材質を堅く厚いものを使用する要なく、薄きものにて
事足り、この点に於て篩板の材料を節約出来、且つ節板
上の凹凸文字、図形も容易且つ鮮明に表現した篩板を使
用出来る利点を有している。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は雄部の縦
断面図、第２図は雌部の平面図、第３図は第２図のＡ−
Ａ線断面図、第４図は雌雄部の保合状態を示す縦断面図
、第５図第６図は他の実施例を示す雌部縦断面図、第７
図は従来例の保合状態を示す縦断説明図である。 １・・・・・・座板、２・・・・・・段部、３・・・・
・・脚、５・・・・・・雄部、６・・・・・・基板、７
・・・・・・貫通孔、１０・・・・・・胴部、１３・・
・・・・篩板、１４・・・・・・雌部。
断面図、第２図は雌部の平面図、第３図は第２図のＡ−
Ａ線断面図、第４図は雌雄部の保合状態を示す縦断面図
、第５図第６図は他の実施例を示す雌部縦断面図、第７
図は従来例の保合状態を示す縦断説明図である。 １・・・・・・座板、２・・・・・・段部、３・・・・
・・脚、５・・・・・・雄部、６・・・・・・基板、７
・・・・・・貫通孔、１０・・・・・・胴部、１３・・
・・・・篩板、１４・・・・・・雌部。
Claims (1)
- 座板１の中央に先端が先尖で、太径の段部２を形成した
脚３を突設した金属製雄部５と、基板６の中央に、前記
の脚３より少許小径の貫通孔７を有する胴部１０を突設
して全体を強靭性の合成樹脂で形威し、基板６に、凹凸
の模様又は文字を有する金属製の篩板１３を被着した雌
部１４とからなる釦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978049293U JPS5832660Y2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | 釦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978049293U JPS5832660Y2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | 釦 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54151504U JPS54151504U (ja) | 1979-10-22 |
| JPS5832660Y2 true JPS5832660Y2 (ja) | 1983-07-20 |
Family
ID=28934615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978049293U Expired JPS5832660Y2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | 釦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832660Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4095858B2 (ja) * | 2002-08-01 | 2008-06-04 | Ｙｋｋ株式会社 | ボタン |
| JP6147644B2 (ja) * | 2013-11-11 | 2017-06-14 | 本田技研工業株式会社 | ワンタッチボタン |
| JP6090932B2 (ja) * | 2013-11-29 | 2017-03-08 | 武田 精 | ジーンズ用の合成樹脂製ボタン |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021842A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-03-08 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50132204U (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-30 | ||
| JPS5328563Y2 (ja) * | 1974-04-19 | 1978-07-18 |
-
1978
- 1978-04-13 JP JP1978049293U patent/JPS5832660Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5021842A (ja) * | 1973-07-02 | 1975-03-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54151504U (ja) | 1979-10-22 |
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