JPS5832612B2 - パッケ−ジ化板状触媒の製造方法 - Google Patents

パッケ−ジ化板状触媒の製造方法

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JPS5832612B2
JPS5832612B2 JP52104210A JP10421077A JPS5832612B2 JP S5832612 B2 JPS5832612 B2 JP S5832612B2 JP 52104210 A JP52104210 A JP 52104210A JP 10421077 A JP10421077 A JP 10421077A JP S5832612 B2 JPS5832612 B2 JP S5832612B2
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JP
Japan
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plate
block
catalyst
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shaped catalyst
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JP52104210A
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JPS5438288A (en
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勇偉 井上
徹 瀬戸
良弘 白石
洋 鈴村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスの反応、吸着、吸収等を行なう固気接触
装置のパッケージ化板状触媒の製造方法に関するもので
、特に大容量のガスを対象とし、かつ該ガスに帯同する
煤塵等による弊害の少ない固気接触装置のパッケージ化
板状触媒の製造方法に関する。
本発明者らは、重油ボイラ排ガス、焼結炉排ガス等のよ
うに煤塵、NOx等を含有するガスの乾式脱硝を行なう
際に 徐塵装置を前置しないで済むような固気接触装置
について鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は複数の同一寸法で平板状または屈曲
板状の板の間にスペーサを固着してブロック化した抜群
を形成し、このブロック化した抜群に反応活性体を含浸
ないし付着させて触媒化した後、該ブ吊ツク化抜群触媒
の複数個を、全周が枠状に形成された直方体の構造体に
組み込み、該抜群触媒の末端に押え板を挿入し、該構造
体に固定されているねじ支持鋼板を通してねじにより該
押え板を介して前記ブロック化抜群触媒を固定すること
を特徴とするパッケージ化板状触媒の製造方法を要旨と
するものである。
以下、添付図面を用いて本発明方法を詳細に説明する。
先ず、複数の同一寸法で平板状または屈曲板状の板の間
にスペーサーを固着してブ吊ツク化した抜群を形成する
には、例えば第1〜3図に示すように行なう。
第1図において、1枚の寸法が例えば縦171LX横1
mX厚さ10程度の石膏あるいはケイ酸カルシウム等の
板2に、同質の材料で作った例えば縦1mX横5crf
L×厚さ5〜30mmのスペーサー1を3個所に挿入し
、接着剤により固着する。
このようにして、上記板2を10枚程度重ねてブロック
化した抜群2aを形成する。
この場合、上記の板2の材質を石膏としスペーサー1の
材質をケイ酸カルシウムとしたり、反対に板2の材質を
ケイ酸カルシウムとしスペーサー1の材質を石膏とする
等、異質の材料を組み合わせてもよい。
また、第2図に示すように、上記の板2にスペーサー1
を固着する場合、釘3を用いることもできる。
この場合、複数の板2とスペーサー1とを接着剤を用い
ずに重ね合わせ、これらを釘3にて一気に固着すればよ
い。
更に第3図に示すように、屈曲板状の板2′を用いる場
合は、スペーサーをも屈曲したスペーサー1′を用い、
第1,2図で説明したように重ね、固着し、ブロック化
した屈曲板状抜群23′を形成する。
この場合の板2′およびスペーサー1′の寸法および材
質は第1,2図で説明したものと同様である。
上記のようにして形成されたブロック化した抜群2aま
たはn′を触媒化するには、例えば、VO304yFe
2(804)3.Cu5O,等の反応活性体を単独ある
いは二種以上含む水溶液に上記抜群2aまたは2a′を
漬浸させ、含浸した該反応活性体量が単独あるいは二種
以上で上記抜群2aまたは2a′に対して10重量φ程
度となるようにするか、あるいは、Tie290重量優
に対して■206MoO7,WO2等の反応活性体を単
独あるいは二種以上含む水溶液を該反応性体が単独ある
いは二種以上で10重量饅となるような割合で混合して
調製されたスラリーを上記抜群2aまたは2a′の表面
に付着させ、付着厚みが0.1〜1間になるようにする
ことにより行なわれる。
次に、上記のブロック化抜群触媒をパッケージ化する際
に用いられる直方体の構造体について説明する。
第4図は、鉄製のコの字型アングルと鉄製の板を主材と
して製造された直方体の下部構成4を示す構成国である
第4図において、Aは頂底部鋼板(補強用鋼板)、Bは
側部鋼板、Cはねじ支持鋼板で、それ以外のDfiどは
全てコの字型鋼を示す。
なお下部構成4におけるねじ支持鋼板Cは、数個所(こ
の図の場合は3個所)に雌ねじC1゜C2,C3が切ら
れていて、鋼板に例えば溶接によって接合されている。
第5図は、ねじ支持鋼板Cの代りに雌ねじを切っていな
い鋼板C′を有する以外は第4図に示した下部構成4と
全く同一な上部構成5を、下部構成4にボルト付けして
組み合わせた直方体の構成を示すものである。
このような直方体の構造体に上記のブロック化抜群触媒
の複数個を糺み込んでパッケージ化するには、第6図に
示すように、上記の直方体構造体の下部構成4に上記の
ブロック化抜群触媒を、ネジ支持鋼板Cの反対側から順
に複数個、例えば7〜10個並べ、その末端に押さえ板
6を挿入し、かる後上記の直方体構造体の上部構成5を
例えばボルト締めして組み合わせ、そして第7図に示す
ように、上記のネジ支持鋼板Cを通して、例えば10〜
25crIL程度の長さのネジ7により上記の押さえ板
6を固定することにより行なわれる。
以上説明した本発明方法および本発明方法により製造さ
れたパッケージ化板状触媒によれば次のような効果を得
ることができる。
(1) 板状触媒群のパッケージ化が可能である。
(2)スペーサーの厚みを変えることにより、ブロック
化抜群触媒の各板間の間隔が容易に調節できる。
(3)抜群をスペーサーにより一体化するため、強度が
向上する。
(4)ブロック化抜群触媒をパッケージ化するための直
方体の構造体は、組立てが容易であり、しかも軽量で強
度が大きく、ガスとも接触しやすい。
(5)直方体のパッケージ化板状触媒であるため、上下
左右に重ねることができ、大容量のガス処理が可能であ
る。
(6)板状触媒を押さえ板によりネジで固定するため、
振動および熱ひずみに対して任意の量の触媒を保護でき
、輸送も簡単である。
(7)触媒の取り換えが容易である。
(8)ブロック化した抜群を一体化したまま触媒化でき
る。
(9)スペーサーが板状物本体と同質であるため、スペ
ーサー自身も触媒としての機能を有する。
(10)重油ボイラ、焼結炉等のガスダクトにパッケー
ジ化板状触媒を設置して、該ダクトを固気接触装置とし
て使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は複数の平板状または屈曲板状の板とスペー
サーとで形成されたブロック化抜群を示す斜視図、第4
図はブロック化抜群触媒の複数個をパッケージ化する際
に用いられる直方体構造体の下部構成を示す構成図、第
5図は第4図に示す直方体構造体の下部に直方体構造体
の上部構成を組み合わせた構成図、第6図はブロック化
抜群触媒の複数個をパッケージ化する方法を示す斜視図
、第7図は第6図の側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の同一寸法で平板状または屈曲板状の板の間に
    スペーサを固着してブロック化した抜群を形成し、この
    ブロック化した抜群に反応活性体を含浸ないし付着させ
    て触媒化した後、該ブロック化抜群触媒の複数個を、全
    周が枠状に形成された直方体の構造体に組み込み、載板
    群触媒の末端に押え板を挿入し、該構造体に固定されて
    いるねじ支持鋼板を通してねじにより該押え板を介して
    前記ブロック化抜群触媒を固定することを特徴とするパ
    ッケージ化板状触媒の製造方法。
JP52104210A 1977-09-01 1977-09-01 パッケ−ジ化板状触媒の製造方法 Expired JPS5832612B2 (ja)

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JPS5684621A (en) * 1979-12-13 1981-07-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Catalyst packaged to rectangular parallelepiped
JPH0522262Y2 (ja) * 1987-12-01 1993-06-08
JP7317021B2 (ja) * 2018-01-08 2023-07-28 コーク-グリッシュ,リミティド パートナーシップ 物質移動カラムで使用するための構造化された充填材モジュール及び組み立て方法

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JPS5024177A (ja) * 1973-07-06 1975-03-15
JPS5212658B2 (ja) * 1971-10-30 1977-04-08

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