JPS6042179Y2 - 触媒コンバ−タのモノリスキヤタリスト支持用クツシヨン - Google Patents
触媒コンバ−タのモノリスキヤタリスト支持用クツシヨンInfo
- Publication number
- JPS6042179Y2 JPS6042179Y2 JP18523081U JP18523081U JPS6042179Y2 JP S6042179 Y2 JPS6042179 Y2 JP S6042179Y2 JP 18523081 U JP18523081 U JP 18523081U JP 18523081 U JP18523081 U JP 18523081U JP S6042179 Y2 JPS6042179 Y2 JP S6042179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalytic converter
- cushion
- monolithic
- monolithic catalyst
- support cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、主として、自動車用内燃機関の排気ガスの浄
化用として排気管に介設される触媒コンバータのモノリ
スキャタリスト（ｍｏｎｏｌｉｔｈｃａｔａｌｙｓｔ）
を筒形のケース内に弾力的に保持するクッションに関腰
特に、耐熱性金属細線を編成した網板にエムホス（ｅｍ
ｂｏｓｓ）加工を施したクッションに関する。
化用として排気管に介設される触媒コンバータのモノリ
スキャタリスト（ｍｏｎｏｌｉｔｈｃａｔａｌｙｓｔ）
を筒形のケース内に弾力的に保持するクッションに関腰
特に、耐熱性金属細線を編成した網板にエムホス（ｅｍ
ｂｏｓｓ）加工を施したクッションに関する。
従来の技術
触媒コンバータのモノリスキャタリストはセラミックス
製であって、極めて脆い性質を有するため弾力性に優れ
たクッションで包むようにしてケース内に収容する必要
があり、従来は、ステンレス鋼細線等の耐熱性金属細線
を編成した網板を互いにかみ合って回転する一対のロー
ラ間に通してジグザグに屈曲した断面形状をなす波付は
加工を施して弾力性を付与したクッションが広く使用さ
れている。
製であって、極めて脆い性質を有するため弾力性に優れ
たクッションで包むようにしてケース内に収容する必要
があり、従来は、ステンレス鋼細線等の耐熱性金属細線
を編成した網板を互いにかみ合って回転する一対のロー
ラ間に通してジグザグに屈曲した断面形状をなす波付は
加工を施して弾力性を付与したクッションが広く使用さ
れている。
考案が解決しようとする問題点
このように波付は加工の施されたクッションは、連続的
に製造することができる利点を有するものの、略三角形
の連続して断面形状をなすため、高温度の排気ガスに曝
されて軟化した状態でモノリスキャタリストの振動によ
る大きな圧縮荷重を受けて前記三角山形が押し広げられ
、偏平化して弾力性が損なわれる欠点がある。
に製造することができる利点を有するものの、略三角形
の連続して断面形状をなすため、高温度の排気ガスに曝
されて軟化した状態でモノリスキャタリストの振動によ
る大きな圧縮荷重を受けて前記三角山形が押し広げられ
、偏平化して弾力性が損なわれる欠点がある。
本考案はこのような欠点を除去し、長期間にわたって優
れた弾力性を保持し得るクッションを提供することを目
的とするものである。
れた弾力性を保持し得るクッションを提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段
モノリスキャタリストの筒形のケース内に収容した触媒
コンバータの前記モノリスキャタリストと前記ケースの
間に介装するクッションであって、耐熱性金属細線を編
成した網板にエムボス加工を施して互いに独立した多数
の凹部または凸部を形成した構成とした。
コンバータの前記モノリスキャタリストと前記ケースの
間に介装するクッションであって、耐熱性金属細線を編
成した網板にエムボス加工を施して互いに独立した多数
の凹部または凸部を形成した構成とした。
作用
本考案は上記の構成になり、耐熱性金属細線を編成した
網板にエムボス加工を施して互いに独立した多数の凹部
または凸部を形成したから、圧縮力に対する保形性に優
れ、モノリスキャタリストの自重や振動によって大きな
圧縮力が作用しても容易に偏平化しない。
網板にエムボス加工を施して互いに独立した多数の凹部
または凸部を形成したから、圧縮力に対する保形性に優
れ、モノリスキャタリストの自重や振動によって大きな
圧縮力が作用しても容易に偏平化しない。
実施例
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
本実施例のクッション１の製造方法を第１図に示す工程
順に従って説明すると、まず、図の■に示すように、ス
テンレス鋼細線等の耐熱性金属細線１１をメリヤス編し
て細長い筒形の素材２を製造腰囲のＨに示すように、こ
の素材３を圧偏して２枚重ね状の網板３としたのち、こ
れを図示しない高速プレスに供給してエムボス加工を施
し、図■に示すように、網板３の一面側に膨出した円形
の凸部１２の列と他面側に膨出した円形の凹部１３の列
とを長手方向において交互に形成し、これを一定長さに
切断して、図■に示すように、円筒形に回向してその両
端をスポット溶接などによって互いに結合して円筒形の
クッション１を得る。
順に従って説明すると、まず、図の■に示すように、ス
テンレス鋼細線等の耐熱性金属細線１１をメリヤス編し
て細長い筒形の素材２を製造腰囲のＨに示すように、こ
の素材３を圧偏して２枚重ね状の網板３としたのち、こ
れを図示しない高速プレスに供給してエムボス加工を施
し、図■に示すように、網板３の一面側に膨出した円形
の凸部１２の列と他面側に膨出した円形の凹部１３の列
とを長手方向において交互に形成し、これを一定長さに
切断して、図■に示すように、円筒形に回向してその両
端をスポット溶接などによって互いに結合して円筒形の
クッション１を得る。
このようにして製造されたクッション１は、第２図に示
すように、モノリスキャタリストｂの周りに嵌着されて
ケースａ内に収容され、網板３の外面と内面に交互に膨
出成形された凸部１２と凹部１３によってモノリスキャ
タリストｂをケースａ内に弾力的に保持するのであるが
、各凸部１２と凹部１３は互いに独立して網板３上に形
成されているため、圧縮荷重に対する保形性が高く、従
来の三角山形の波付けのように押し広げられて篇平化す
ることがなく、長期間にわたって弾力性を維持し得るの
である。
すように、モノリスキャタリストｂの周りに嵌着されて
ケースａ内に収容され、網板３の外面と内面に交互に膨
出成形された凸部１２と凹部１３によってモノリスキャ
タリストｂをケースａ内に弾力的に保持するのであるが
、各凸部１２と凹部１３は互いに独立して網板３上に形
成されているため、圧縮荷重に対する保形性が高く、従
来の三角山形の波付けのように押し広げられて篇平化す
ることがなく、長期間にわたって弾力性を維持し得るの
である。
上記において、凸部１２及び凹部１３の形状及び配列は
任意であり、また、凸部１２または凹部１３のいずれか
一方のみを形成してもよい。
任意であり、また、凸部１２または凹部１３のいずれか
一方のみを形成してもよい。
考案の効果
以上説明したように、本考案の触媒コンバータのモノリ
スキャタリスト支持用クッションにおいては、圧縮力に
対する保形性に優れ、モノリスキャタリストの自重や振
動によって大きな圧縮力が作用しても容易に偏平化せず
、長期間にわたってモノリスキャタリストをケース内に
弾力的に保持し得る優れた効果を奏する。
スキャタリスト支持用クッションにおいては、圧縮力に
対する保形性に優れ、モノリスキャタリストの自重や振
動によって大きな圧縮力が作用しても容易に偏平化せず
、長期間にわたってモノリスキャタリストをケース内に
弾力的に保持し得る優れた効果を奏する。
添付図面は本考案の一実施例を示腰第１図のＩ乃至■は
製造工程順を示す斜視図、第２図は使用状態の断面図で
ある。 ａ：ケース、ｂ＝モノリスキャタリスト、１：クッショ
ン、２：素材、３：綱板、１１：耐熱性金属細線、１２
：凸部、１３：凹部。
製造工程順を示す斜視図、第２図は使用状態の断面図で
ある。 ａ：ケース、ｂ＝モノリスキャタリスト、１：クッショ
ン、２：素材、３：綱板、１１：耐熱性金属細線、１２
：凸部、１３：凹部。
Claims (1)
- モノリスキャタリストを筒形のケース内に収容した触媒
コンバータの前記モノリスキャタリストと前記ケースの
間に介装するクッションであって、耐熱性金属細線を編
成した網板にエムボス加工を施して互いに独立した多数
の凹部または凸部を形成したことを特徴とする触媒コン
バータのモノリスキャタリスト支持用クッション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18523081U JPS6042179Y2 (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 触媒コンバ−タのモノリスキヤタリスト支持用クツシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18523081U JPS6042179Y2 (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 触媒コンバ−タのモノリスキヤタリスト支持用クツシヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5887920U JPS5887920U (ja) | 1983-06-15 |
| JPS6042179Y2 true JPS6042179Y2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=29986094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18523081U Expired JPS6042179Y2 (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 触媒コンバ−タのモノリスキヤタリスト支持用クツシヨン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042179Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP18523081U patent/JPS6042179Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5887920U (ja) | 1983-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6000131A (en) | Method of making a catalytic converter for use in an internal combustion engine | |
| US6317976B1 (en) | Method of making a catalytic converter for use in an internal combustion engine | |
| US5909916A (en) | Method of making a catalytic converter | |
| US6751864B2 (en) | Process and apparatus for producing a metallic honeycomb body | |
| US5943771A (en) | Method of making a catalytic converter for use in an internal combustion engine | |
| CA1271183A (en) | Metal catalyst carrier or support body rolled or laminated from metal sheets and having a double or multiple corrugated or wave structure | |
| JPS6042179Y2 (ja) | 触媒コンバ−タのモノリスキヤタリスト支持用クツシヨン | |
| JPS5926771B2 (ja) | 単一型触媒排気ガス浄化装置に於けるシ−ル材封入クツシヨン体 | |
| GB2268695A (en) | Catalytic converter mesh seals | |
| GB1603843A (en) | Gas treatment devices | |
| JPS6126576Y2 (ja) | ||
| JPH08986Y2 (ja) | 排気ガス浄化触媒用メタル担体 | |
| SK281038B6 (sk) | Katalytická jednotka na čistenie plynu a jej použitie | |
| ATE138155T1 (de) | Katalysatorträger in einem abgasreinigungssystem und herstellungsverfahren des trägerkörpers | |
| JPH0210247Y2 (ja) | ||
| JPH0544495Y2 (ja) | ||
| JP3118139B2 (ja) | 触媒用金属担体 | |
| JP3084162B2 (ja) | 触媒装置用メタル担体 | |
| JPS6126577Y2 (ja) | ||
| JPH018650Y2 (ja) | ||
| JPH0114728Y2 (ja) | ||
| JPS5919783Y2 (ja) | 排ガス浄化装置に於けるモノリス支持部材 | |
| JPH029056Y2 (ja) | ||
| JPH0370809A (ja) | 触媒コンバータ | |
| JP4024318B2 (ja) | 排気ガス浄化用高耐久性メタル担体 |