JPS5832591B2 - ウロキナ−ゼの精製法 - Google Patents
ウロキナ−ゼの精製法Info
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- JPS5832591B2 JPS5832591B2 JP54082534A JP8253479A JPS5832591B2 JP S5832591 B2 JPS5832591 B2 JP S5832591B2 JP 54082534 A JP54082534 A JP 54082534A JP 8253479 A JP8253479 A JP 8253479A JP S5832591 B2 JPS5832591 B2 JP S5832591B2
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- C12N9/6462—Plasminogen activators u-Plasminogen activator (3.4.21.73), i.e. urokinase
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- C12Y304/21—Serine endopeptidases (3.4.21)
- C12Y304/21073—Serine endopeptidases (3.4.21) u-Plasminogen activator (3.4.21.73), i.e. urokinase
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウロキナーゼの新規な精製法に関する。
知られているように、ウロキナーゼは動物の尿中に、ま
た同様に人間の尿中にも少量存在する酵素である。
た同様に人間の尿中にも少量存在する酵素である。
ウロキナーゼは活性物であり、プラスミンをプラスミノ
ーゲンに変換するのに用いられる。
ーゲンに変換するのに用いられる。
この酵素もまた繊維素凝塊を溶解させることができる。
このように調剤医薬において、ウロキナーゼ調合剤は例
えばトロンボ塞栓の処置に大切なものである。
えばトロンボ塞栓の処置に大切なものである。
人間の尿からウロキナーゼを分離し、その後極めて有効
な生成物に精製濃縮する多くの方法が知られている。
な生成物に精製濃縮する多くの方法が知られている。
これらの方法は尿を吸着剤と接触させ、次いで吸着物質
を溶離させることから成る。
を溶離させることから成る。
最終的に極めて濃縮された極めて純度の高いウロキナー
ゼ溶液が得られるように、種々の吸着−溶離その池の分
離工程によって抽出が行われる。
ゼ溶液が得られるように、種々の吸着−溶離その池の分
離工程によって抽出が行われる。
知られた吸着剤は、例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、酸化アルミニウム、りん酸カルシウム、水酸化亜鉛
、活性炭、ベントナイト及びカオリンの如き水素化アル
ミニウムシリケート、イオン交換シリケート、分子篩及
びその池の多くの有機及び無機物質類である。
ム、酸化アルミニウム、りん酸カルシウム、水酸化亜鉛
、活性炭、ベントナイト及びカオリンの如き水素化アル
ミニウムシリケート、イオン交換シリケート、分子篩及
びその池の多くの有機及び無機物質類である。
スイス特許出願10512174には、このタイプの新
規な吸着剤、即ち陽イオン交換アクリル系樹脂が記載さ
れている。
規な吸着剤、即ち陽イオン交換アクリル系樹脂が記載さ
れている。
この発明は特にドイツ特許第2428248号に通ずる
。
。
その間に、ウロキナーゼの濃縮及び精製についての各種
の親和アフィニティークロマトグラフ法が提案された。
の親和アフィニティークロマトグラフ法が提案された。
これらの方法の殆んどは、例えば次のような表面固定型
のもの、即ちセファロースR上にε−アミノカプロン酸
及びp−アミノベンツアミジン、セファローズ上にウロ
キナーゼの抗体、ポリアクリルアミルジン上にアルギニ
ン、セファローズ上にアグマチンーε−アミノカプロン
酸、アガローズ上にトリプシン抑制剤、アかロース上に
リジンまたはアルギニン、セファロース上にトリフシン
抑制剤、セファロース上に人の胎盤のウロキナーゼ抑制
剤及び類似の組合せの如きを有する固体マトリックスを
親和吸着用に用いている。
のもの、即ちセファロースR上にε−アミノカプロン酸
及びp−アミノベンツアミジン、セファローズ上にウロ
キナーゼの抗体、ポリアクリルアミルジン上にアルギニ
ン、セファローズ上にアグマチンーε−アミノカプロン
酸、アガローズ上にトリプシン抑制剤、アかロース上に
リジンまたはアルギニン、セファロース上にトリフシン
抑制剤、セファロース上に人の胎盤のウロキナーゼ抑制
剤及び類似の組合せの如きを有する固体マトリックスを
親和吸着用に用いている。
固体マトリックスの一友面にアプロチニン(aprot
ihin )を固定すること及び池の物質を親和−クロ
マトグラフ的に分離・濃縮するためにこのように調製さ
れたレジンを用いることも知られているが、ウロキナー
ゼについては知られていない。
ihin )を固定すること及び池の物質を親和−クロ
マトグラフ的に分離・濃縮するためにこのように調製さ
れたレジンを用いることも知られているが、ウロキナー
ゼについては知られていない。
例えばThe Journal Biochimie、
Vol。55、第1323頁(1973)には、かかる
レジン上でトリプシンを濃縮する親和−クロマトグラフ
法が記載されている。
Vol。55、第1323頁(1973)には、かかる
レジン上でトリプシンを濃縮する親和−クロマトグラフ
法が記載されている。
同様な研究が該JournalのVol、15.p4(
1976)に記載されている。
1976)に記載されている。
The Journal of Physiologi
calChemistry、Vol、 357 p 1
153 f f(1976)は、人のすい臓のエラスタ
ーゼ(elastase)の精製及び特性付与方法を記
載している。
calChemistry、Vol、 357 p 1
153 f f(1976)は、人のすい臓のエラスタ
ーゼ(elastase)の精製及び特性付与方法を記
載している。
最後に、Journal of C1inicC11n
icalChe/C11nical Bioohemi
stry。
icalChe/C11nical Bioohemi
stry。
Vol、15.p479 ff (1977)に研
究が紹介され、そこには人のカリクレイン(Kal 1
ikrein)の分離方法が記載されている。
究が紹介され、そこには人のカリクレイン(Kal 1
ikrein)の分離方法が記載されている。
先行技術は、一方では特にアプロチニン以外の色々な表
面結合物質によるウロキナーゼの分離について、又他方
では特にウロキナーゼ以外の全く別異の化合物を濃縮及
び精製するために、固体マトリックス上へのアプロチニ
ンの固定について記載しているが、固体表面に固定され
たアプロチニン上でウロキナーゼを分離・濃縮すると浸
れた且つ工業的に極めて好ましい結果が得られることは
まさに驚くべき発見であった。
面結合物質によるウロキナーゼの分離について、又他方
では特にウロキナーゼ以外の全く別異の化合物を濃縮及
び精製するために、固体マトリックス上へのアプロチニ
ンの固定について記載しているが、固体表面に固定され
たアプロチニン上でウロキナーゼを分離・濃縮すると浸
れた且つ工業的に極めて好ましい結果が得られることは
まさに驚くべき発見であった。
本発明の実際を記載する前に、ウロキナーゼを分離する
知られた方法では、平均分子量54,000の高分子型
及び分子量33,000の低分子型の2つ型を組合せて
一般に行なわれていることを指摘しておこう。
知られた方法では、平均分子量54,000の高分子型
及び分子量33,000の低分子型の2つ型を組合せて
一般に行なわれていることを指摘しておこう。
後記する本発明の方法によれば、分子量が約54,00
0の平均状態に変化したウロキナーゼのみが得られるこ
とが見出されたことはまさに驚きであった。
0の平均状態に変化したウロキナーゼのみが得られるこ
とが見出されたことはまさに驚きであった。
これまで生成物の質的改善を説明することはできなかっ
たし、現在、低平均分子量のウロキナーゼが高分子量物
の分解生成物であるかどうかについて確認されつつあっ
た。
たし、現在、低平均分子量のウロキナーゼが高分子量物
の分解生成物であるかどうかについて確認されつつあっ
た。
従って、本発明は周知方法で予備精製され濃縮された粗
ウロキナーゼから出発して、高い濃度及び活性を有する
ウロキナーゼに精製する方法に関し、この粗ウロキナー
ゼ溶液をpHン6の媒質で、高い比表面積を有しその表
面にアプロチニンが共役化学結合によって固定された多
孔性固体マトリックスと接触させ、該キャリヤー媒質を
分離し、次いで吸着したウロキナーゼをpH<4.5の
溶離剤によって溶離させる方法であり、次いでこれは知
られた調製法により池の薬剤製品を製造することができ
る。
ウロキナーゼから出発して、高い濃度及び活性を有する
ウロキナーゼに精製する方法に関し、この粗ウロキナー
ゼ溶液をpHン6の媒質で、高い比表面積を有しその表
面にアプロチニンが共役化学結合によって固定された多
孔性固体マトリックスと接触させ、該キャリヤー媒質を
分離し、次いで吸着したウロキナーゼをpH<4.5の
溶離剤によって溶離させる方法であり、次いでこれは知
られた調製法により池の薬剤製品を製造することができ
る。
上記方法の特別な且つ産業上重要な具体例に従えば、粗
ウロキナーゼ溶液は高い比表面積を有し、その表面にア
プロチニンが共役化学結合により固定された多孔性固体
マトリックスを充填したカラム中で、pH)6の媒質条
件で親和−クロマトグラフ的(affinity −c
hromatographically)に分離され、
次いで、この方法で吸着されたウロキナーゼはpHζ4
,5の溶離剤で溶離される。
ウロキナーゼ溶液は高い比表面積を有し、その表面にア
プロチニンが共役化学結合により固定された多孔性固体
マトリックスを充填したカラム中で、pH)6の媒質条
件で親和−クロマトグラフ的(affinity −c
hromatographically)に分離され、
次いで、この方法で吸着されたウロキナーゼはpHζ4
,5の溶離剤で溶離される。
ウロキナーゼを特定吸着する固定アプロチニンの作用は
、通常の濃度の溶液ではアプロチニンがウロキナーゼの
機能を抑制しないので特にすばらしいものである。
、通常の濃度の溶液ではアプロチニンがウロキナーゼの
機能を抑制しないので特にすばらしいものである。
更に、アプロチニンで表面活性化された樹脂は、現在一
般的なりロマトグラフイ力ラムより長期で一層一定した
操業寿命を有する。
般的なりロマトグラフイ力ラムより長期で一層一定した
操業寿命を有する。
用いられる粗ウロキナーゼ溶液は、溶液1就中2,00
0〜10,000 I、U、のウロキナーゼ、好ましく
は溶液1rILl中に3,000〜5,0001.U。
0〜10,000 I、U、のウロキナーゼ、好ましく
は溶液1rILl中に3,000〜5,0001.U。
ウロキナーゼを有し、存在するたん白質1■中に200
〜2,0001.U、有利には300〜1,000I、
U、のウロキナーゼ純度を有するものである。
〜2,0001.U、有利には300〜1,000I、
U、のウロキナーゼ純度を有するものである。
使用される多孔性固体マl−IJラックス、例えばポリ
サッカライド類、セルロース類、PharmaciaA
Bの5epharose” (スウェーデン)の如き
アガロース類、Pharmacia ABの5epha
dex”(スウェーデン)の如きデキストラン類に基く
もの或はPharmacia ABの5ephacry
l FL(スウェーデン)やLKBのUltrogel
”の如きアカロースをもったポリアクリルアミド類にコ
ポリマー付加生成物を形成させたものに基くような各種
レジン類の形式のものであり得る。
サッカライド類、セルロース類、PharmaciaA
Bの5epharose” (スウェーデン)の如き
アガロース類、Pharmacia ABの5epha
dex”(スウェーデン)の如きデキストラン類に基く
もの或はPharmacia ABの5ephacry
l FL(スウェーデン)やLKBのUltrogel
”の如きアカロースをもったポリアクリルアミド類にコ
ポリマー付加生成物を形成させたものに基くような各種
レジン類の形式のものであり得る。
また他の固体マトリックスを用い得ることも明かである
。
。
主として必要なことは直接または促進剤やスペーサーの
結合を介してアプロチニンと共有結合を形成する能力の
あることである。
結合を介してアプロチニンと共有結合を形成する能力の
あることである。
後者の例は、しばしば国際的文献にEACA(6−アミ
ノヘキサノイツクアシド)の表現で照会されるε−アミ
ノカプロン酸、ジビニルスルホン、各種ビスオキシラン
類その池の化合物類である。
ノヘキサノイツクアシド)の表現で照会されるε−アミ
ノカプロン酸、ジビニルスルホン、各種ビスオキシラン
類その池の化合物類である。
親和クロマトグラフの場合にしばしば行われるように、
固体マトリックスは、例えばBrCNまたは他の知られ
た活性化剤により予め活性化される。
固体マトリックスは、例えばBrCNまたは他の知られ
た活性化剤により予め活性化される。
本発明の方法は生の尿を扱うのに適さないことを今一度
強調したい。
強調したい。
それはこの液中のウロキナーゼ濃度が低すぎるからであ
る。
る。
上記の粗ウロキナーゼ液は、例えばNaclまたはKc
l の如き各種塩類を添加して全塩濃度を0.5〜1
m(モル)にすることができる。
l の如き各種塩類を添加して全塩濃度を0.5〜1
m(モル)にすることができる。
実際の吸着操作に先だって、特に吸着剤がカラム中にあ
るとき、pH6〜9及び全塩濃度0.5〜17yLの液
体媒質で吸着剤を調整することもできる。
るとき、pH6〜9及び全塩濃度0.5〜17yLの液
体媒質で吸着剤を調整することもできる。
緩衝物質として池の緩衝物質と同様に公知のりん、酸塩
バッファ類またはトリスバッファ類を用いることができ
る。
バッファ類またはトリスバッファ類を用いることができ
る。
N a c lまたはKclその池の好適な化合物類を
調整用塩として使用できる。
調整用塩として使用できる。
アプロチニンを有するマトリックス上へのウロキナーゼ
の吸着に続いて、ウロキナーゼを実際に溶離させる前に
固体マ) IJラックス中間洗浄することができる。
の吸着に続いて、ウロキナーゼを実際に溶離させる前に
固体マ) IJラックス中間洗浄することができる。
この目的のために0.5〜ImのN a c l溶液の
液剤が用いられる。
液剤が用いられる。
この中間洗浄は固体マトリックスから望ましくないたん
白質を除去するのに著しく貢献する。
白質を除去するのに著しく貢献する。
液剤洗浄は、流出媒質が280 nmの波長で光学的に
不活性となるまで、即ち実質的にたん白質の存在を示さ
なくなるまで行われる。
不活性となるまで、即ち実質的にたん白質の存在を示さ
なくなるまで行われる。
溶離剤は0.5〜1rrLのNac lまたはKcl
溶液でよい。
溶液でよい。
というのは、本発明によれば溶離はpHく45で行われ
、例えば上記塩類及び濃度の溶液をpH2〜4.5で用
いることができる。
、例えば上記塩類及び濃度の溶液をpH2〜4.5で用
いることができる。
かかる溶液は例えば酢酸または塩酸その池の化合物を加
えて調整される。
えて調整される。
また例えばリジンまたはアルギニン等のアミノ酸の如き
それ自体周知の溶離助剤を溶離液に加え本発明の方法に
より高濃度且つ高い純度レベルのウロキナーゼ溶液が得
られる。
それ自体周知の溶離助剤を溶離液に加え本発明の方法に
より高濃度且つ高い純度レベルのウロキナーゼ溶液が得
られる。
例えば本発明の方法はウロキナーゼの濃度に関して及び
/または純度に関して、出発物質と比較してファクター
で100の改善をすることができる。
/または純度に関して、出発物質と比較してファクター
で100の改善をすることができる。
本発明の方法により、存在するたん白質1rn9中50
,0001.U。
,0001.U。
以上の純度レベルのウロキナーゼを含有するウロキナー
ゼ溶液に導くことができる。
ゼ溶液に導くことができる。
これらの利点に加えて、本発明によって得られた高純度
ウロキナーゼは約50,000の均一分子量を有するこ
ともまた上述の事実に付加言及されよう。
ウロキナーゼは約50,000の均一分子量を有するこ
ともまた上述の事実に付加言及されよう。
次に掲げた表はウロキナーゼの調製で得られた量及び濃
度値を説明している。
度値を説明している。
次に本発明の方法を実施例により例証説明する。
実施例 1
ウロキナーゼ121061.U、を含有する粗ウロキナ
ーゼ溶液500m1(即ち溶液I rnl中24.00
0 I、U、のウロキナーゼ濃度を有し、たん白質1■
あたりウロキナーゼ630■、U、の純度を有する)を
容量1tのセファロース−アプロチニン・カラムで沢過
した。
ーゼ溶液500m1(即ち溶液I rnl中24.00
0 I、U、のウロキナーゼ濃度を有し、たん白質1■
あたりウロキナーゼ630■、U、の純度を有する)を
容量1tのセファロース−アプロチニン・カラムで沢過
した。
カラムは予め0.1mのトリスバッファーでpH8に調
整された。
整された。
調整液はまた0、5 mのNaclを含有する。
吸着後、同カラムを同じ調整液で、流出洗液が280n
mでの光学密度0.100以下となる壕で洗った。
mでの光学密度0.100以下となる壕で洗った。
次いでカラムを0.5mのNacllで洗った。
吸着したウロキナーゼは、最後にHolでpH2,5に
調整した0、 5 m1Na c l溶液で溶離させた
。
調整した0、 5 m1Na c l溶液で溶離させた
。
ウロキナーゼの総量8,160,0001.U、を含有
する1、5βの溶離液が得られた(収率68φ)、この
方法で得られた溶液の純度は存在するたん白質ITIT
9中ウロキナーゼ゛53,0001.U、であった。
する1、5βの溶離液が得られた(収率68φ)、この
方法で得られた溶液の純度は存在するたん白質ITIT
9中ウロキナーゼ゛53,0001.U、であった。
実施例 2
ウロキナーゼ5,2001.U、 1 rnlの溶液濃
度及びたん白質11n9中370 I、U、のウロキナ
ーゼ純度を有する全ウロキナーゼ22,260,000
I、U。
度及びたん白質11n9中370 I、U、のウロキナ
ーゼ純度を有する全ウロキナーゼ22,260,000
I、U。
を含有する粗ウロキナーゼ溶液4.21をセファロース
−EACA−アプロチニンのカラムに通した。
−EACA−アプロチニンのカラムに通した。
カラムの容量は1.5tであった。
カラムは予め0.02mのりん酸塩バッファーでpH7
,2に調整された。
,2に調整された。
液はまた1、0mのNac 1を含有した。次に吸着し
たレジンをバッファー溶液3Lで洗い、次いでLOrn
lのNacl溶液2tで洗った。
たレジンをバッファー溶液3Lで洗い、次いでLOrn
lのNacl溶液2tで洗った。
それから吸着したウロキナーゼ酢酸でpH3,9に調整
されたNacl 1 m溶液によって溶離させた。
されたNacl 1 m溶液によって溶離させた。
全ウロキナーゼ15,915,0001.U、を含有す
る2tのウロキナーゼ溶液が得られた。
る2tのウロキナーゼ溶液が得られた。
これは収率71.5%を意味する。
得られた溶液の純度は存在するたん白質1m9中ウロキ
ナーゼ61.6001、U、であった。
ナーゼ61.6001、U、であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周知方法で予備精製され濃縮された粗ウロキナーゼ
溶液をI)H>6の媒質条件で、高い比表面積を有し且
つその表面にアプロチニンが共有化学結合により固定さ
れた多孔質固体マトリックスと接触させ、該キャリア媒
質を分離し、次いで吸着したウロキナーゼをpHζ4.
5の溶離液によって溶離させることを特徴とする知られ
た方法により池の調剤製品に調製し得る高い濃度及び活
性を有するウロキナーゼの精製法。 2 粗ウロキナーゼ溶液をpn≧6の媒質条件で、高い
比表面積を有しその表面にアプロチニンが共有化学結合
によって固定された多孔質固体マトリックスを充填した
カラムに通してアフィニティークロマトグラフ的分離を
行ない、次いでこの工程で吸着されたウロキナーゼをp
H<:4.5の溶離液によって溶離される特許請求の範
囲第1項記載の方法。 3 用いる粗ウロキナーゼ溶液が、溶液1ml中2.0
00〜10,0001.U、好ましくは3,000〜5
,000 I、U、のウロキナーゼ濃度を有し、且つ存
在するたん白質ITng中に200〜2,000■、U
、有利には300〜1,000 I、U、のウロキナー
ゼの純度を有する特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の方法。 4 多孔質固体マトリックスが、ポリサッカライド類、
セ/L10−ス、例えばPharmacia AB(ス
ウェーデン)の5epharoseRの如きアガローズ
、例えばPharmacia AB(スウェーデン)の
5ephadexRの如きデキストラン類に基くレジま
たは例えばPharmacia AB (スウェーデン
)のS ephac ry l R或はLKBのUl
t roge l ”の如きアガロースとポリアクリル
アミド類との付加共重合物に基くレジンまたは同様な物
質類に基くレジンである特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の方法。 5 アプロチニンが固体マt−IJラックス共有結合に
より、直接または結合授与剤またはスペーサーを介して
結合し、後者の例がε−アミノカプロン酸(EACA:
6−アミノヘキサノイツクアシド)ジビニルスルホン
、ビス−オキシラン類その他の化合物である特許請求の
範囲第1,2及び4項のいずれかに記載の方法。 6 固体マトリックスを予め、例えばBrCNまたは池
の知られた活性化剤により活性化する特許請求の範囲第
1.2.4及び5項のいずれかに記載の方法。 7 アフィニティークロマトグラフ分離法においてウロ
キナーゼの吸着を行う前に、カラム中の吸着剤を、pH
6〜9及び全塩濃度0.5〜1mの液体媒質により調整
することを特徴とし、緩衝物質は、例えばりん酸塩混合
物またはトリスバッファ類等であり、塩が例えばNac
l、Kcl等である特許請求の範囲第4乃至6項のいず
れかに記載の方法。 8 ウロキナーゼの濃度及び純度が低すぎるので生の尿
をを処理するために使用できない特許請求の範囲第1又
は2項記載の方法。 9 粗ウロキナーゼ溶液が、例えばNacl、Kclま
たは池の塩類の添加により0.5〜1扉の全塩濃度に調
整される特許請求の範囲第1又は2項記載の方法。 10 アプロチニンによって表面活性化された固体マト
リックスにウロキナーゼを吸着させたのち、溶離を行う
前に分離カラムから望ましくないたん白質を除去するた
めに0.5〜1mのNacl溶液によりカラムを中間洗
浄し、該中間洗浄を洗浄液が光学的に清純になるまで続
ける特許請求の範囲第1又は2項記載の方法。 11 酢酸、塩酸その他の化合物によりpH調整され
たpH2〜4.5及び例えばNacl 、Kcl等の塩
の濃度0.5〜1mの溶離液で溶離を行なう特許請求の
範囲1又は2項記載の方法。 12 例えばリジン、アルギニン等のアミノ酸類のよう
な溶離助剤を溶離液に加える特許請求の範囲第11項記
載の方法。
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