JPS5832402Y2 - シユウデンソウチ - Google Patents

シユウデンソウチ

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Publication number
JPS5832402Y2
JPS5832402Y2 JP1974086451U JP8645174U JPS5832402Y2 JP S5832402 Y2 JPS5832402 Y2 JP S5832402Y2 JP 1974086451 U JP1974086451 U JP 1974086451U JP 8645174 U JP8645174 U JP 8645174U JP S5832402 Y2 JPS5832402 Y2 JP S5832402Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
pin
arm
current collector
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974086451U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5114905U (ja
Inventor
嘉重 藤田
Original Assignee
カブシキガイシヤ アサヒデンキセイサクシヨ
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Filing date
Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ アサヒデンキセイサクシヨ filed Critical カブシキガイシヤ アサヒデンキセイサクシヨ
Priority to JP1974086451U priority Critical patent/JPS5832402Y2/ja
Publication of JPS5114905U publication Critical patent/JPS5114905U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は集電装置の改良に関する。
揺動自在に支持した集電腕の先端に集電子を取付け、傾
斜状態の集電腕をばねの力によって常に起立する方向へ
引張り、集電子をトロリ線に押付けるようにした集電装
置においては、集電子が常にトロリ線に一定圧力で接し
ていることが望ましい。
しかし、トロリ線の支柱間にはたるみがあり、また常に
一定高さに張られているとは限らないので、集電装置を
取付けた車輌とトロリ線の間隔は一定でない。
そのため、集電腕が揺動することになるが、上記の間隔
が小である場合は、集電腕を起立方向へ引戻そうとする
力が強く作用し、間隔が大である場合に比べて集電子の
トロリ線に対する接触圧力が強くなる。
このことを第3図に基づいて定性的に説明する。
同図においてaは集電腕、bはコイルばねを示している
トロリ線との間隔が大である場合は、同図イのように、
ばねbKよる引張り方向の分力Fと、集電腕aの腕の長
さのLとの積であるトルクが働らく。
集電腕aが角度θだげ傾む′くと、同図口のように、ば
ねbの支点Pは腕aの支点よりも上位であり且つ腕aの
揺動範囲の外にあるので、腕aの傾きに比例してばねb
の長さが伸び、その伸びに比例してその引張り方向の分
力が大きくなり、口の位置においてはF′となる。
集電腕aの長さLは不変であるから、F′とLの積であ
るトルクが働らく。
ばねの強さに比べ、腕aが重力によって引戻される力は
非常に小であるので、重力の影響を無視して考えると、
明らかKF’XL)FXLであり、集電子のトロリ線に
対する接触圧力が腕の傾きに応じて変化することがわか
る。
この考案は腕の傾き即ち、トロリ線の高低にかかわらず
、集電子のトロリ線に対する接触圧力が一定である集電
装置を提供することを目的とする。
以下この考案の実施例を第1図と第2図に基づいて説明
する。
集電腕本体4の上端部にほぼg直角に屈曲した屈曲腕2
を設け、その先端に回転自在の集電子1を軸3により取
付けている。
屈曲腕2は本体4に設けたピン5によってその軸線の回
りに回転できる。
本体4の下端はブラケット6にピン7で揺動自在に取付
けられており、使用状態においては常に一方に傾斜した
状態にある。
ブラケット6は取付はピン15を介して、そのピン15
の軸線回すに回転自在に取付けられ、そのピン15は取
付具14.16.17によって取付杆CK型固定れてい
る。
本体4の中程にはその長手方向に長孔8が設げられてお
り、その長孔8にピン9が遊嵌されている。
このピン9と本体4の上端間には引張り型の第1コイル
ばね13が掛げ渡され、またこのピン9と前記のブラケ
ット6に一体の耳片10間には引張り型の第2コイルば
ね11が掛は渡されている。
上記の耳片10は本体4の傾斜方向と反対側にあり、第
2ばね11は上記のピン7の近傍において、そのピン7
の上位且つ本体4の揺動範囲の外側で耳片10に係止さ
れている。
トロリ線Aが通常の高さに張られている場合は、集電腕
本体4等は第1図の実線の位置にあるが、低い場合は図
の鎖線で示すように傾斜することにたる。
次に、上記の状態における力関係を第4図に基づいて説
明する。
同図のイの状態において、ピン90回りの力関係は、第
1ばね13による力F1と第2ばね11の分力F2がバ
ランスしており、且つ第2ばねにより引張り力Fを生じ
ている。
この場合の本体4に対する力の作用腕の長さはピン7か
らピン9までの距離L1であるから、集電子IK作用す
るトルクはFXLI K比例する。
fjお、第2ばね11の長さをtlで表わしている。
一方、本体4が口の状態に傾斜した場合、第1ばね13
及び第2ばね11はいずれも伸長し、ピン9はピン7に
多少近づいた点でバランスする。
第2ばね11は伸長し、長さt2となる。
t2〉tlである。
第2ばね11の伸長によって、引張り力は増大し、力F
′を生じる。
F’)Fである。しかし、ピン7からピン9までの距離
は、ピン9の移動によって短かくなりL2となる。
L2<Llである。
従って、引張り力は増大するが、力の作用腕が短かくな
る。
この関係を第5図に示す。第5図は横軸に第2ばね11
の長さをとり、縦軸に引張り力と作用腕の長さをとった
ものである。
ばねの伸びと引張り力は比例し、同時に第1ばね13と
第2ばね11の力のバランス点であるピン9の位置、即
ち力の作用腕の長さもこれらのばね13,11の相対的
ね伸びの変化に反比例して変化する。
従って、イの位置におけるトルクLIXFと口の位置に
おけるトルクL2×F′は等しくなる。
よって、この考案によれば、力の作用点が集電腕の傾き
に応じて変化するので、トロリ線の高低にかかわらず集
電子の接触圧力を常に一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は集電腕本体部分の平面図、第
3図は従来の装置における力の関係図、第4図はこの考
案の装置における力の関係図、第5図はばねの伸びと引
張り力及び作用腕の長さの関係を示すグラフである。 1・・・・・・集電子、2・・・・・・屈曲線、4・・
・・・・集電腕本体、6・・・・・・ブラケット、7・
・・・・・ピン、8・・・・・・長孔、9・・・・・・
ピン、10・・・・・・耳片、11・・・・・・第2コ
イルばね、13・・・・・・第1コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集電腕本体の上端部にはg直角に屈曲した屈曲腕を設け
    、その先端に回動自在の集電子を取付け、上記本体の下
    端を固定ブラケットに揺動自在に枢着した集電装置にお
    いて、その本体の中程に本体の長手方向の長孔を設げ、
    その長孔にピンを遊嵌し、引張り型第1コイルばねを本
    体の上部とそのピンとに掛は渡すとともに、同じく引張
    り型第2コイルばねをそのピンと上記固定ブラケットの
    間に掛は渡し、その固定ブラケットに対する第2コイル
    ばねの係止位置を、本体の枢着点の近傍においてその枢
    着点よりも上位且つ本体の揺動範囲の外に定めであるこ
    とを特徴とする集電装置。
JP1974086451U 1974-07-19 1974-07-19 シユウデンソウチ Expired JPS5832402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974086451U JPS5832402Y2 (ja) 1974-07-19 1974-07-19 シユウデンソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974086451U JPS5832402Y2 (ja) 1974-07-19 1974-07-19 シユウデンソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5114905U JPS5114905U (ja) 1976-02-03
JPS5832402Y2 true JPS5832402Y2 (ja) 1983-07-19

Family

ID=28269464

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974086451U Expired JPS5832402Y2 (ja) 1974-07-19 1974-07-19 シユウデンソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009010122B3 (de) * 2009-02-24 2010-09-23 Conductix-Wampfler Ag Stromabnehmer und Energieübertragungssystem

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944410A (ja) * 1972-07-20 1974-04-26

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JPS4944410A (ja) * 1972-07-20 1974-04-26

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JPS5114905U (ja) 1976-02-03

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