JPS5832179B2 - センイ ナラビニ セイシザイリヨウ ノ センシヨクホウ - Google Patents

センイ ナラビニ セイシザイリヨウ ノ センシヨクホウ

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JPS5832179B2
JPS5832179B2 JP1495874A JP1495874A JPS5832179B2 JP S5832179 B2 JPS5832179 B2 JP S5832179B2 JP 1495874 A JP1495874 A JP 1495874A JP 1495874 A JP1495874 A JP 1495874A JP S5832179 B2 JPS5832179 B2 JP S5832179B2
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JP
Japan
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group
sulfonic acid
formula
substituent
amino
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JP1495874A
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JPS50100381A (ja
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達 田部井
豊 飯塚
保彦 有坂
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維ならびに製紙材料、とくにセルロース繊維
、再生セルロース繊維およびセルロースパルプの染色に
関するものであり、 遊離酸の形で、一般式 カルボキシル基、低級アルコキシル基等の銅錯塩を形成
しうる置換基が存在することはない)の残基又は次の式
(1a)で示される基 (式(1a)においてAは1乃至2個のスルホン酸基ヲ
有していてもよいベンゼン核又はナフタリン核を、Bは
スルホン酸基、低級アルキル基、低級アルコキシル基を
有していてもよいベンゼン核を表わす。
)を、R1、R2は、水素又はメチル基を、Yは(イ)
低級アルキルアミノ基、低級アルカノールアミノ基、ア
ンモニア、モルホリン、グリシンもしくはタウリンの各
残基、又は(ロ)置換基として、低級アルキル基、低級
アルコキシル基、ハロゲン原子、スルホン酸基、スルホ
ンアミド基、アミノ基、もしくはアシルアミノ基を有す
ることもあるアミノベンゼン、アミノナフタリンの残基
又はクレゾールもしくはフェノールの残基を、Zはアゾ
基に対してメタ位又はパラ位のスルホン酸基をそ素のと
きを除く。
〕で示される新規の水溶性アゾ染料を、通常染色、捺染
及びビータ−添加法などによって適用し、繊維ならびに
製紙材料を堅ろうな赤色に着色する方法に関するもので
ある。
本発明方法で用いられる染料は、新規な化合物であり、
その製造法は例えば次に示される。
(1) ハロゲン化シアヌルの1モル比を一般釣1次
L・で一般式(3)でおのおの表わされるアミノアゾ化
合物の1モル比と、更に一般式(4)で示される化合物
1モル比とそれぞれ酸結合剤の存在下で縮合後、銅付与
剤で処理し、銅錯塩化することにより一般式(1)で示
されるアゾ染料が得られる(この場合一般式(3)で表
わされるアミノアゾ化合物のR3が水素であるときには
あらかじめ一般式3)で表わされるアミノアゾ化合物を
銅付与剤で処理して銅錯塩化しておいても良い)。
(式中X、 1 は前記と同じ意味を表わす。
) (式中R3は水素又はメチル基を表わし、R2は前記と
同じ意味を表わす。
)1 H (4) (式中Yは前記と同じ意味を表わす。
)(2)ノ・ロゲン化シアヌルの1モル比ヲ一般式(2
)オよび一般式(5) (式中R2は前記と同じ意味を表わす。
)でそれぞれ表わされる化合物のおのおの1モル比と任
意の順序で縮合し、更に一般誼4)で表わされる化合物
の1モル比を縮合後又は前に一般誼6) (式中Zはアミノ基に対してメタ位又はパラ位のスルホ
ン酸基を、R3は前記と同じ意味をそれぞれ表わす。
)で表わされるアミンのジアゾ化物とカップリング後(
一般式(4)で表わされる化合物の縮合前に上記カップ
リングを行なった場合には一般式(4)で表わされる化
合物を縮合後)銅付与剤で処理することにより一般式(
1)で示されるアゾ染料が得られる。
(3) ハロゲン化シアヌルの1モル比を一般、Q3
)および一般式(7) (式中R1は前記と同じ意味を表わす。
)でそれぞれ表わされる化合物のおのおの1モル比と任
意の順序で縮合し、更に一般式(4)で示される化合物
の1モル比と縮合後又は前に一般式(8) %式%(8) (式中Xは前記と同じ意味を示す。
)で表される化合物のジアゾ化物とカップリング後(一
般司4)で表される化合物の縮合前に上記カップリング
を行なった場合には一般式(4)で表わされる化合物を
縮合後)銅付与剤で処理して銅錯塩化することにより一
般式(1)で示されるアゾ染料が得られる(この場合、
一般式(3)で表わされるアミノアゾ化合物のR3が水
素である場合あらかじめ一般式(3)で表わされるアミ
ノアゾ化合物を銅付与剤で処理して銅錯塩化しておいて
も良い)。
一般式(1)で示される新規水溶性アゾ染料は、繊維お
よび製紙材料とくにセルロース系物質に対し優れた親和
性を備えており、公知の赤色系直接染料を用いた染色物
と比較して、射光、湿潤堅ろう性において良好である。
本発明には通常の繊維染色法、即ち、浸染法、連続染色
法および捺染法が適用できる。
浸染法では、繊維材料に対し5〜30%の塩化ナトリウ
ム又は、無水硫酸ナトリウムを添加した3〜60倍量の
染浴に本発明による一般式(1)で示される染料を添加
した後に繊維材料を繰り入れて攪拌しながら加熱し、5
0〜130℃において30〜120分間染色する。
なおこの場合に染色に好適な助剤を適宜添加して操作す
ることもできる。
連続染色法では、本発明による一般式(1)で示される
染料の水溶液を通して繊維材料をパッドし、引き続いて
2〜24時間室温パッチングするか、100〜150℃
の温度で短時間スチーミングするか、もしくは、80〜
100℃に加熱された塩化ナトリウム又は無水硫酸ナト
リウム5〜10%水溶液にて10〜60分間熱処理して
染料を繊維中に固着させる。
この場合必要ならばパッディング液には常用の添加剤、
たとえば尿素、浸透剤、還元防止済りを含むこともでき
る。
捺染法では本発明による一般式(1)で示される染料、
糊剤および還元防止剤、溶解剤などの助剤にて調製した
色糊にて繊維材料を印捺し、引き続いて100〜150
℃の温度で1〜60分間スチーミングし、染料を固着さ
せる。
上記の浸染法、連続染色法および捺染法によって得られ
た各染色物ヲ市販のフィックス剤を用いて固着処理する
ことにより洗濯堅ろう度および水堅ろう度を更に向上さ
せることができる。
かくして得られた染色物はスカーレット〜ルピンの範囲
の赤色である。
又、この染色物は、射光堅ろう度および湿潤堅ろう度が
良好である。
また、紙パルプにおいても通常のビータ−染色法によっ
て満足に染色することができ、その抄造物は優れた諸性
質を有する。
次に、本発明の方法を実施例にもとづいて説明するが、
水沫はその要旨を越えない限りこれら実施例に制約され
るものではないし、必要な場合には他の直接染料との混
合物を用いることができることはもちろんである。
なお、実施例のなかで、部又は%とああのは別に記載の
ない限り重量部又は容量%を表わすものとする。
実施例 1 式 で示される染料(純水中におけるAmaX503nm)
1部、無水硫酸ナトリウム3部、71GOOO部を用い
て染浴を調製し50℃とする。
この染浴に30部のスパンビスコースレーヨン布を浸漬
し、15分間で90℃に昇温し、同温度で35分間染色
を続げた後に染色物を取り出し水洗、乾燥する。
か<シテ得うレタスパンビスコースレーヨン布は鮮明な
赤色を有し優れた射光および湿潤堅ろう度を有す。
実施例 2 式 で示される染料(純水中におけるλmaX513nm)
10部を水100部に溶解し、この液をキュグラ布にパ
ッドし、引き続いて103℃にて3分間スチーミングし
た後、水洗、乾燥する。
かくしてキュプラ布は鮮明な黄味赤色に染色され、染色
物は優れた射光および湿潤堅ろう度を示す。
実施例 3 式 で示される染料(純水中におけるλmaX520nm)
10部を水340部に溶解し、これに3%CMC元糊6
50部を加えて全量1000部とした色糊をスクリーン
捺染法によって綿ブロード上に印捺する。
印捺された布を室温にて乾燥し、次に一気圧よりわずか
高い圧力で飽和水蒸気を用いて30分間スチーミングし
た後水洗乾燥する。
かくして綿ブロードは黄味赤色に染色され、染色物は優
れた射光および湿潤堅ろう度を示す。
なお、次表に示される染料を木綿、麻、ビスコースレー
ヨン、キュプラ、その他の再生セルロース繊維材料に前
述した実施例1、実施例2、実施例3の染色法の1つを
施すことによって得られる表に記載の色調の染色物は、
良好な射光、洗濯堅ろう度を有するが、使用しうる染料
はここに揚げたものに限定するものではない。
上記表に示された染料について純水中におけるλmax
を次に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊離酸の形で、一般式(1) 〔式中Xは、置換基として低級アルキル基、低級アルコ
    キシル基、ハロゲン原子、スルホン酸基、スルホンアミ
    ド基、アミノ基、アシルアミノ基、水酸基、ニトロ基、
    カルボキシル基、 ンゼン系、ナフタレン系のジアソ゛成分の残基、(但し
    、実際にジアゾ化されるアミノ基のオルト位に水酸基、
    カルボキシル基、低級アルコキシル基等の銅錯塩を形成
    しうる置換基が存在することはない) 又は次の式(1a)で示される基を (式(1a)においてAはl乃至2個のスルホン酸基を
    有していてもよいベンゼン核又はナフタリン核をBはス
    ルホン酸基、低級アルキル基、低級アルコキシル基を有
    していてもよいベンゼン核を表わす。 )R1、R2は水素又はメチル基を、Yは(イ)低級ア
    ルキルアミノ基、低級アルカノールアミノ基、アンモニ
    ア、モルホリン、グリシンもしくはタウリンの各残基、
    又は仲)置換基として低級アルキル基、低級アルコキシ
    ル基、ハロゲン原子、スルホン酸基、スルホンアミド基
    、アミノ基もしくはアシルアミノ基を有することもある
    アミノベンゼン、アミノナフタリンの残基又はクレゾー
    ルもしくはフェノールの残基を2はアゾ基に対してメタ
    位又はパラ位のスルホン酸基をそれぞれ表わす。 〔式中Xは、置換基として低級アルキル基、低級アルコ
    キシル基、ハロゲン原子、スルホン酸基、スルホンアミ
    ド基、アミノ基、アシルアミノ基、水酸基、ニトロ基、
    カルボキシル基、 ンゼン系、ナフタレン系のジアゾ成分(但し、実際にジ
    アゾ化されるアミノ基のオルト位に水酸基、素のときを
    除く。 〕で示される新規アゾ染料を使用することを特徴とする
    繊維および製紙材料の染色方法。
JP1495874A 1974-02-07 1974-02-07 センイ ナラビニ セイシザイリヨウ ノ センシヨクホウ Expired JPS5832179B2 (ja)

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JPS60133064A (ja) * 1983-12-20 1985-07-16 Nippon Kayaku Co Ltd ジスアゾ化合物及びそれを用いる染色法

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