JPS5831819Y2 - 紙葉片収納容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は１例えば紙石鹸等の紙葉片を収納するための容器
に係る。

紙石鹸は紙状であるためその使用が極めて便利であるが
、濡れるとすぐ溶けるために濡れた手で容器内から取出
そうとすると、取出さない下方の紙石鹸までも濡らすこ
とがあり。

そのため無駄にすることが少くなかった。

本案はそのような無駄をなくすと共に容器内に収納され
た紙葉片を本体内に手を入れることなく一枚宛取出せる
ようにしたものであり、その他医療用など特に清潔に保
つことを必要とする紙葉片の収納容器としても適するも
のである。

以下図面について説明すると、１は容器体で。

２はその本体、３はその本体に枢着させた蓋体である。

その本体内には多数枚の紙葉片４・・・が収納させであ
る。

蓋体３の内面には下面側に付着剤５塗布した弾性片６を
付設させる。

該弾性片は１本体内の紙葉片４が多くても又少くても、
蓋体を閉塞すれば必ずその弾性片の付着剤が最上位の紙
葉片に圧接するよう設けたもので１紙葉片が多い場合は
大きく弾性変形することで、又少い場合は小さく弾性変
形することで付着剤が紙葉片に圧接する。

上記構成において蓋体３を開放すると、第１図が示すよ
うに、最上位の紙葉片は付着剤に付着されたま＼蓋体の
回動に従って本体外方に取出されることとなるから、使
用者はその取出された紙葉片を持ちこれを引くことで付
着剤から剥離させ取外すことが出来る。

本案は上記構成とするものであり、従って本体内に紙葉
片を入れておき、蓋体を開くだけで紙葉片を取出し出来
ることとなって便利であり、又紙業片取出し用の弾性片
は蓋体内面に設け、かつその蓋体は本体に枢着させたか
ら、蓋体開放が紙業片取出しを兼ねることとなってその
取出しは迅速かつ容易となり、更に蓋体内面に付設され
た弾性片に付着剤を塗布しておぎ、蓋体閉塞時にその付
着剤へ最上位の紙葉片が付着するよう設けたから。

紙葉片が一枚宛確実に分離さえしておれば複数枚の紙業
片を同時に取出すおそは全くない。

このようにして本体内には手を入れなくてよいから収納
された紙葉片を常に清潔に保つことが出来、その紙葉片
が紙石鹸の場合は取出さない紙石鹸を濡らして溶かすよ
うなこともない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案容器の蓋体開放状態での斜視図。 第２図は蓋体閉塞状態での断面図である。 ２・・・・・・本体、３・・・・・・蓋体、４・・・・
・・紙葉片、５・・・・・・付着剤、６・・・・・・弾
性片。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体２に蓋体３を枢着させてなる容器において。 本体２内に紙石鹸等の紙葉片４を収納させると共に、そ
   の蓋体の内面には下面側に付着剤５を塗布した弾性片６
   を付設させておき、蓋体閉塞によって弾性片の付着剤が
   最上位の紙葉片４に圧接すると共に蓋体開放によってそ
   の紙葉片が付着剤に付着されたま＼蓋体の回動に従って
   本体外方へ取出し可能に設けたことを特徴とする紙葉片
   状納容器。