JPS5831325B2 - 染毛剤 - Google Patents

染毛剤

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JPS5831325B2
JPS5831325B2 JP10556976A JP10556976A JPS5831325B2 JP S5831325 B2 JPS5831325 B2 JP S5831325B2 JP 10556976 A JP10556976 A JP 10556976A JP 10556976 A JP10556976 A JP 10556976A JP S5831325 B2 JPS5831325 B2 JP S5831325B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、毛髪を天然のメラニンの生成機序を効果的に
利用して、緩和な条件下で無臭、皮膚のpHで染着させ
る天然性の永久染毛剤にかかわるものであり、従来、こ
の種の試みをしたものに比べ、すぐれた黒色系の染毛剤
を得ようとするものである。
現在、永久性染毛の基本技術となって、繁用されている
ものは、パラフェニレンジアミン等の芳香族アミン及び
その誘導体を主体とするアゾ染料をアルカリ存在下に過
酸化水素を作用させて酸化重合を行い、毛髪ケラチン内
に滲透沈着させるものである。
しかるに、この種の染毛剤の主体となっているパラフェ
ニレンジアミン系の酸化型染料にはアレルギー性反応を
伴う危険性のあることは周知である。
過去にこの問題点を解決する目的で天然メラニン前駆物
質として例えば、チロノン、β(3・4ジヒドロキシフ
エニル)アラニン(以下ドーパと略記する)等を利用し
た染毛が試みられたが、メラニン前駆物質の安定化が難
しく、又、十分強固な染着を得るための条件が見出せず
成功するに至っていなL・。
本発明者らは、これらメラニン前駆物質を利用して天然
染毛を行う研究を進めており、先には、特殊なシスチン
結合破壊剤としてジチオスレイトール、ジチオエリスレ
イトール等の親水性の強い物質を用いると、前処理後の
水洗性が良く、後のメラニン生成反応を進める酵素反応
を阻害することな(良好な染着性が得られることを見出
し、更にこの反応系にチロシンやドーパに加えて、5−
ヒドロキシインドールや5・6−シヒドロキシインドー
ルー2−カルボン酸メチルなどを効果促進剤として加え
、チロシナーゼ及び/又は過硫酸塩を酸化過程に用いて
染毛剤が得られることを見出し、特許出願した。
(特開昭5O−88240) 其後、本発明者らは、更に染着力を向上させるために、
種々メラニン前駆物質を探索、検討するとともに、メラ
ニン化の酸化重合諸条件を検討した結果、植物系メラニ
ンの前駆物質であるピロカテコールを基質にして、酸化
重合を触媒すると考えられる過酸化酵素(パーオキシダ
ーゼ)に過酸化水素を作用させ、更に亜鉛、鉄又は銅等
の水溶性塩を併用することにより黒色、色素の生成は著
しく向上することを見出し、このメカニズムを毛髪染色
に応用することによって染着力の高い黒色系の染毛剤を
開発することに成功した。
一方、過去には、−膜酸化染毛剤の染料前駆物質による
染毛処理技術において、パーオキシダーゼと過酸化水素
を用いる技術の開発が特開昭4710400に見られる
が、この技術は基本的には現在のパラフェニレンジアミ
ンに代表される酸化型染毛剤にパーオキシダーゼ酵素酸
化作用を応用したものであり、更に詳しくいえば、通常
の染毛剤に用いられるサガリン編(Sagarin )
「Cosmetics −5cience &Tech
nology J第504頁及び第505頁に記載しで
あるような芳香族アミン及びその誘導体、多価フェノー
ル及びその誘導体等の全てが対象となっている。
従って、この中にはたまたまピロカテコールも包含され
るが、その志向するところは異なり又このままの技術を
利用してピロカテコールを酸化重合させても実用に堪え
るような黒色系の染毛を得ることは困難である。
一般的に酸化染料を用いた染毛剤において、パラフェニ
レンジアミンのような染料前駆物質は、通常の酸化染毛
条件で濃色に毛髪に染着されるが、ピロカテコールのよ
うなものは、モディファイヤーと呼称されるものに属し
、この種の染毛の色相変化の目的で用いられ、通常の酸
化染毛剤で行われる染着条件下では、ピロカテコール単
独での黒色系への染毛は不可能であることは第2図に明
らかである。
先にも述べてきたように、本発明者らはあくまでも動植
物界に存在するメラニン生成機序に着目して、それを入
毛の染色に応用して緩和な条件で染着し得る天然性の染
毛剤を開発することを試みて来ているものであり、植物
メラニンの前駆物質と考えられるピロカテコールを基質
にして、種々メラニン化条件を検討して、その結果を染
毛に応用したものである。
従って、通常の条件(例えば、酸化染毛剤での染着条件
)では、黒化染着しないこのものを単独に前駆物質とし
て用いることによりpH4〜6、過酸化水素0.5乃至
3%、パーオキシダーゼ1500〜60000単位、’
1ooyによる酵素反応において、亜鉛塩、銅塩、又は
鉄塩水溶液0.05〜0.3モル(液)を触媒的に用い
ることによって極めて緩和にしかも強固に染着すること
の出来るものである。
又、この技術を用いた染毛剤は更に亜硫酸塩、又は亜硫
酸水素塩、更にそれに助剤物質としてエチレンカーボネ
イト又は/及びプロピレンカーボネイト更に、γ−ブチ
ロラクトン r−バレロラクトン、δ−バレロラクトン
、α−メチル−γ−ブチロラクトン及びβ−メチル−γ
−ブチロラクトン又はその誘導体の1種又は2種以上を
配合したことを特徴とする毛髪処理用組成物(特開昭5
1−29235及び特開昭5l−61642)で予め前
処理することによって一層その染着効果を高めることが
出来る。
本発明になる技術は、カテコールメラニン(1種の植物
メラニン)の生成機序を参考にして、それに若干の修飾
(変化)を与えたものであり、従来の情報等から金属塩
として亜鉛塩を用いた場合は、その生戊染着機槽は下記
のように推定される。
この場合、十分量のカテコールに加えて、更に適量の金
属塩を導入して適正な酵素酸化条件を与える。
ここでは効率のよい酸化重合が毛髪内で進行することが
必要であり、毛髪外に存在する金属塩は最小限にとどめ
ておくことが必要である。
即ち酵素添加の最終段階において毛髪外に金属塩が過剰
に存在した場合にはメラニン化が毛髪外で進行して前駆
物質や、過酸化水素・酵素等が消費されてしまい、目的
とする毛髪内での色素の生成が十分でなくなる可能性が
ある。
従って、亜鉛塩、鉄塩、又は銅塩等の塗布後は、酵素、
過酸化水素等の酸化処理前に、毛表面部の過剰のものを
拭き去るか又は酵素液中に金属イオン封鎖剤を添加して
過剰の金属イオンを捕獲してしまう方法がとられる。
この間の反応は、弱酸性のほぼ皮膚のpHで進行し、生
成する黒色の重合物質は、金属を分子内に配位した上記
のようなものと推定され、1種のカテコールメラニンと
考えられる。
この重合物質は、安定なもので毛表皮部内に固着される
ため、毛髪への染着力は強固で通常のシャンプーによっ
て脱着してしまうことはなく、十分な耐光性もあり、耐
久性の高い永久性の染毛剤である。
天然メラニン生成機序を応用しているため、その施術条
件は緩和で安全性も高く、しかも得られる色調が自然で
あるという特徴を有する。
次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
尚、酵素の単位はプルプロガリン単位である。実施例
1 (1) 金属塩液 酢酸亜鉛 16.5% 精製水 計 (2)前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 エチルアルコール ヒドロキシエチルセルローズ ポリオキシエチレンオレイルエ ーチル グリセリン 保存剤 精製水 計 (3)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定剤 保存剤 精製水 計 (4)酵素溶液 パーオキシダーゼ(1,5単位/ mf?) 83.5% ioo、o% 1.8% 0.3 io、。
O,3 5,0 2,5 適量 80.1 100.0% 18.0% 適量 適量 82.0 ioo、o% 11.0% 金属封鎖剤 3.0 ソルビトール 精製水 計 2.0% 84.0 100.0% まず金属塩液(1)、前駆物質溶液(2)、酸化剤液(
3)を1 :3:1の比率で、混合した溶液80ccを
直ちに毛髪に塗布し、約15分間放置する。
其後、酵素溶液(4)40CCを均一に毛髪に塗布処理
することにより毛表皮内にカテコールメラニンを生成し
て黒色系染毛を得る。
実施例 2 (1) 金属塩液 酢酸銅 精製水 計 (2)前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 カルボキシ・メチルセルローズ オレイルアルコール(エチレン オキシド6モル付加物) プロピレングリコール 保存剤 精製水 計 (3)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定剤 保存剤 精製水 計 (4)酵素溶液 酵素(1,5単位/■) マニトール 3% 7 ioo% 4.0% 0.4 0.2 6.0 1.5 適量 87.9 100.0% 6.0% 適量 適量 94.0 100.0% 12.0% 3.0 精製水 85.0%計
100.0%まず毛髪に金属
塩液(1,)80 CCを塗布し、10分間放置し過剰
の液を軽く拭きとる、後前駆物質溶液(2)40CC1
酸化剤液(3)40CCの順に塗布した後、約15分間
放置する。
其の後、酵素溶液(4)40CCを均一に毛髪に散布処
理することによって、黒色系の染毛を得る。
実施例 3 (1)金属塩液 硫酸第1鉄 4.5% ステアリルアルコール(エチレ5.0 ンオキシド3モル付加物) プロピレングリコール 精製水 計 (2) 前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 イソグロビルアルコール ポリサッカライド ラウリルアルコール(エチレン オキシド10モル付加物) ソルビトール 保存剤 精製水 計 (3)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定剤 保存剤 精製水 計 3.0 87.5 100.0% 3.0% 0.4 8.0 0.5 5.0 1.5 適量 81.6 100.0% 18.0% 適量 適量 82.0 100.0% (4) 酵素溶液 パーオキシダーゼ(1,5単位/ 1□、。
%劃 フロピレンゲリコール 2.0精製水
87.0計
100.0%上記金属塩液(i)socc
を毛髪に塗布して10分間放置後、過剰の液を軽く拭き
取る。
其後、上記、前駆物質溶液(2)と酸化剤液(3)を4
:1の割合で混和したもの80CCを毛髪に均一に塗布
する。
その後、酵素溶液(4)40CCを塗布し発色せしめ黒
色系の染毛を得る。
実施例 4 (1)前処理液 亜硫酸水素アンモニウム(70□5.0%%) イミダゾール系両性界面活性剤 15,0ラウリン酸
ジエタノールアミド 1.5エチルアルコール
10.0アンモニア水 適量 (pH調整) エチレンカーボネイト 精製水 計 (2) 金属塩液 15.0 43.5 00.0% 酢酸亜鉛 イオン交換水 計 (3)前駆物質溶液 8.0% 82.0 100.0% ピロカテコール L−アスコルビン酸 エチルアルコール ヒドロキシエチルセルローズ 2.0% 0.2 5.0 0.5 オレイルアルコール(エチレン オキシド40モル付加物) 5.0 ソルビトール 保存剤 精製水 計 (4)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定化剤 保存剤 精製水 計 (5)酵素溶液 パーオキシダーゼ(1,5単位/ 剰 金属封鎖剤 マニトール 精製水 計 1.0% 適量 86.3 ioo、o% 20.0% 適量 適量 80.0 100.0% 11.0% 3.0 2.0 84.0 100.0% まず、前処理液(1)80CCで毛髪を処理して10分
間放置し、水洗後、金属塩液(2)、前駆物質溶液(3
)、酸化剤液(4)を1 :3 :1の比率で混和した
溶液約80CCを直ちに毛髪を塗布して約15分間放置
する。
後、直ちに酵素溶液(5)40CCを均一に塗布するこ
とによって、毛髪中にカテコールメラニンを生成せしめ
強固な黒色系染毛を得る。
実施例 5 (1) 前処理液 亜硫酸ナトリウム 亜硫酸水素ナトリウム 10% 0 う′す″ア/L/:I −/L/ (xチv7 1゜
オキシド10モル付加物) エチルアルコール γ−ブチロラクトン 抗酸化剤 0 適 旦 里 (2) (3) 精製水 計 金属塩液 硫酸第一鉄 ヒドロキシエチルセルロース ラウリルアルコール(エチレン オキシド15モル付加物) 精製水 計 前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 エチルアルコール ポリオキシエチレンポリオキシ プロピレン共重合体 メチルセルローズ ソルビトール 保存剤 精製水 計 (4)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定剤 保存剤 精製水 計 (5)酵素溶液 パーオキンダーゼ(60単位/ m9) グリセリン 精製水 計 45% 100% 4.0% 1.0 5.0 90.0 100.0% 2.0% 0.3 5.0 5.0 5 1.0 適量 86.2 100.0% is、o% 適量 適量 82.0 100.0% 0.3% 3.0 96.7 00.0% まず、前処理液(1)80CCで毛髪を10分間処理し
た後、洗浄する。
次に金属塩液(2)80CCを毛髪に塗布し10分間放
置後、過剰の液を軽く拭きとる。
後、前駆物質溶液(3)、酸化剤液(4)を4:1の比
率で混和した液80CCを毛髪全体に塗布した後15分
間放置する。
次に酵素溶液(5)40CCを塗布することによって毛
表皮内にカテコールメラニンを生成発色させて強固な黒
色系染毛を得る。
実施例 6 (1)前処理液 亜硫酸水素モノエタノールアミ 15%ン(80%
) エチレンカーボネイト 15プロピレン
カーボネイト 1゜イミダゾール系両性界
面活性剤 10エチルアルコール
10モノ1タノー″アミ7(pH−6適 量 に調整) 精製水 40計
100%(2)金属塩液 酢酸銅 3.0% ポリオキシエチレンポリオキシ 10.0プロピレン
共重合体 オレイルアルコール(エチレン オキシド20モル付加物) 2.0 精製水 計 (3)前駆物質溶液 85.0 100.0% ピロカテコール L−アスコルビン酸 エチルアルコール ポリオキシエチレンポリ 2.0% 0.5 5.0 0.5 ポリオキシエチレンポリオキシ プロピレン共重合体 3.0 グリセリン 2.0 保存剤 精製水 計 (4)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定化剤 保存剤 精製水 計 (5)酵素溶液 パーオキシダーゼ(1,5単位/ 劃 ソルビトール 精製水 計 適量 87.0% 100.0% 18.0% 適量 適量 82.0 100.0% 11.0% 4.0 85.0 100.0% まず、毛髪を前処理液(i、)soccで10分間処理
した後、水洗する。
次に金属塩液(2)80CCを毛髪に塗布して10分間
放置する。
次に前駆物質溶液(3)と酸化剤液(4)を4:1の割
合で混合したもの80CCで毛髪を処理して15分間放
置し、後酵素溶液(5)40Ceを塗布してカテコール
メラニン色素を生成して毛髪を染色する。
実施例 7 (1) 前処理液 亜硫酸水素アンモニウム(7015,0%%) エチレンカーボネイト 16.Oプロピレ
ンカーボネイト 12.0エチルアルコール
10,0イミダゾ一ル系両性界面活性剤
10.0精製水 37.
O計 100.0%(2
) 金属塩液 乳酸第2銅 1.1% ヒドロキシメチルセルローズ 1.0% オレイルアルコール(エチレン オキシド15モル付加物) 精製水 計 (3)前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 エチルアルコール プロピレングリコール ポリオキシエチレンポリマー メチルセルローズ グリセリン 保存剤 精製水 計 (4)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定剤 保存剤 精製水 計 (5)酵素溶液 パーオキシダーゼ(1,5単位/ m9) ソルビトール 精製水 計 3.0 94.9 100.0% 0.7% 0.5 3.0 3.0 0.5 0.5 0.5 適量 91.3 100.0% 9.0% 適量 適量 91.0 100.0% 4.0% 5.0 91.0 100.0% まず、毛髪に前処理液(1)80CCで毛髪を処理して
10分間放置し、水洗後、金属塩液(2) 80 CC
を用いて毛髪に塗布、滲透させるため10分間放置した
後、過剰の溶液を軽く拭きとる。
後、前駆物質溶液(3)、酸化剤液(4)を4:1の比
率で混和した液80CCを毛髪全体に塗布して後、約1
5分間放置する。
次に(5)酵素溶液4QCCを塗布することによって毛
表皮内にカテコールメラニンを生成させて染毛を得る。
実施例 8 (1)前処理液 亜硫酸水素アンモニウム(70□5.。
%%) ラウリルアルコール(エチレン オキシド10モル付加物) γ−ブチロラクトン エチルアルコール 抗酸化剤 精製水 計 (2)金属塩液 乳酸第1鉄 (3) ヒドロキシエチルセルローズ ラウリルアルコール(エチレン オキシド15モル付加物) 精製水 計 前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 ヒドロキシエチルセルローズ ポリオキシエチレンポリオキシ プロピレン共重合体 プロピレングリコール 保存剤 精製水 計 10.0 ■0.0 5.0 適量 60.0 100.0% 7.0% 1.0 5.0 87.0 100.0% 6% ■ 適量 9 100% (4) 酸化剤液 過酸化水素水(30%) 50%安定剤
適 量保存剤
適 量精製水
50計 100%(
5) 酵素溶液 パーオキシダーゼ(60単位/1.o% 即) グリセロール 5.0精製水
94.0計
100.0%まず、毛髪を前処理液(gs
occで1o分間処理後、水洗し、金属塩液(2)80
CCを用いて毛髪に塗布、10分間滲透させた後、過剰
の液を軽く拭きとる。
後、前駆物質溶液(3)、酸化剤液(4)を4:1の比
率で混和した液80CCを毛髪全体に塗布して後、約1
5分間放置する。
次に酵素溶液(5)4Qccを塗布することによって、
毛表皮内にカテコールメラニンを生成させて染毛する。
実施例 9 (1) 前処理液 亜硫酸水素アンモニウム(70□6.0%%) エチレンカーボネイト 14.0プロピレ
ンカーボネイト 9.0エチルアルコール
10.0イミダゾ一ル系両性界面活性
剤 8.0精製水 43
.。
計 100.0%(2) 金属塩液 塩化亜鉛 3.0%ヒドロキ
シメチルセルローズ 0.3ラウリルアルコール
(エチレン オキシド15モル付加物) 3.0 精製水 93.7 計 100.0% (3) 前駆物質溶液 ピロカテコール L−アスコルビン酸 エチルアルコール ヒドロキシエチルセルローズ ポリオキシエチレンオレイルエ ーチル プロピレングリコール 保存剤 精製水 計 (4)酸化剤液 過酸化水素水(30%) 安定化剤 保存剤 精製水 計 (5)酵素溶液 パーオキシダーゼ(60単位/ 割 グリセロール マニトール 精製水 計 2.2% 1.5 5.0 0.3 5.0 2.0 適量 83.0 100.0% 18.0% 適量 適量 82.0 100.0% 0.3% 1.0 1.0 77.6 100.0% まず、毛髪を前処理液(1)80CCで10分間処理し
た後、水洗する。
次に金属塩液(2)80CCを毛髪に塗布して10分間
放置する。
次に前駆物質溶液(3)と酸化剤液(4)を4:1の割
合で混合したもの80CCで毛髪を処理して15分間放
置し、後、酵素溶液(5) 4 o ccを塗布してカ
テコールメラニン色素を生成して毛髪を染色する。
このようにして得られる染毛剤は、天然性の極めて自然
な黒色を呈し、緩和な施術条件で染着して、堅牢性の高
い永久性のものである。
次に本発明によって得られた染毛剤の色彩学の立場から
行った評価結果を記す。
まず、毛髪を下記の条件で染色する。
(4)即ち、一定条件下で洗浄乾燥した3、3gr の
毛髪試料に必要に応じて次に示した処方の10gr を
染毛前処理剤として5分間処理後水洗し、拭きとる。
〔前処理液〕
亜硫酸水素アンモニウム(70%) 15%エチレン
カーボネイト 8プロピレンカーボネイ
ト 5精製氷
72計 100%(
B) 次に処理した毛髪に10f?の各0.1モル(
液)の亜鉛、銅、又は鉄塩水溶液に浸漬処理後10分間
放置し、軽く拭きとる。
(Q その毛髪に、次に記した前駆物質溶液10f?を
均一に塗布10分間浸漬する。
〔前駆物質溶液〕 ピロカテコール 2.2%γ−ブ
チロラクトン 20.0過酸化水素(3
0%)2.7 精製水 75.1100.0
% 0 更に次の酵素溶液101に浸漬し、10分間放置染
毛させる。
0.05%パーオキシダーゼ(60単位/■)水溶液 後通常の方法でリンスし乾燥する。
これを分光光度計(日立607カラーアナライザー)に
より測色を行い、ハンターのLabへの変換を行い、そ
の染色毛の明るさくL値)第1図及びa、b、平面にお
ける彩度(第2図)に着目し、染着性を評価した。
従って、第1図は本発明の新規染毛剤のL値による評価
結果であり、第2図は彩度による評価結果である。
即ち第1図によれば、亜鉛、銅、および2価の鉄から選
ばれる金属塩を用いた本発明になるカテコールメラニン
による新規染毛剤、(サンプル應4.5.6.7のグル
ープ)は、単にカテコールに対してアンモニアアルカリ
下に酸化重合させる従来技術による染毛(サンプル&2
)や単にカテコール酵素系のみによる染毛(サンプルA
3)とは異なって明らかに明度が低く、よく染着してい
ることが知られる。
又サンプル應3と&4は明度に於いて比較的近似してい
るが、第2図に示すように、明らかに蔦3の方は彩度が
高く赤味が強く、目的とする黒色系の染着でないことが
知られる。
このようにして得られる染毛剤の染着力は極めて強固で
、永久性の染着力を示し、天然性の自然な黒色を呈し、
しかも無臭下に中性及上は弱酸性と言う温和な条件下で
染毛し得る特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は染色毛の明るさくL値)を示し、横軸にサンプ
ル煮、縦軸にL値とする。 L値の小さい程染着度が大きい。 第2図はa、b平面における彩度を示し、サンプル煮4
.5.6及び7は灰色〜黒色系に集中するが、AI、2
及び3は黄色〜赤色系に分散している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ピロカテコールを含有する前駆物質溶液と、亜鉛、
    銅又は鉄の水溶性塩を含有する金属塩液と、パーオキシ
    ダーゼを含有する酵素溶液と、過酸化水素を含有する酸
    化剤液との閥族からなる染毛剤。 2 前駆物質溶液、金属塩液、酵素溶液及び酸化剤液の
    閥族を混合したときのpH値が4〜6となるように調製
    されている特許請求の範囲第1項記載の染毛剤。 3 前駆物質溶液、金属塩液、酵素溶液及び酸化剤液の
    閥族を混合したときにピロカテコールが全量中の0.5
    〜5重量%となるように調製されている特許請求の範囲
    第1項ないし第2項のいずれかに記載の染毛剤。 4 前駆物質溶液、金属塩液、酵素溶液及び酸化剤液の
    閥族を混合したときにパーオキシダーゼの活性度が、1
    500〜60000単位/100グとなるように調製さ
    れている特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    に記載の染毛剤。 5 前駆物質溶液、金属溶液、酵素溶液及び酸化剤液の
    閥族を混合したときに過酸化水素が全量中の0.5〜3
    重量%になるように調製されている特許請求の範囲第1
    項ないし第4項のいずれかに記載の染毛剤。 6 前駆物質溶液、金属塩液、酵素溶液及び酸化剤液の
    閥族を混合したときに亜鉛、銅又は鉄の水溶性塩の濃度
    が0.05〜0.3モル/lとなるように調製されてい
    る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
    の染毛剤。
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