JPS5831191A - 抄紙機ヘツドボツクスの整流板 - Google Patents

抄紙機ヘツドボツクスの整流板

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JPS5831191A
JPS5831191A JP12375581A JP12375581A JPS5831191A JP S5831191 A JPS5831191 A JP S5831191A JP 12375581 A JP12375581 A JP 12375581A JP 12375581 A JP12375581 A JP 12375581A JP S5831191 A JPS5831191 A JP S5831191A
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JP
Japan
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plate
slit
view
jet
chamber
Prior art date
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JP12375581A
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JPS6320957B2 (ja
Inventor
治義 藤原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 第1図に示す従来のヘッドボックスでは、上流側の流れ
の乱れを抑えて、[1〕方向に一様で安定しを有する多
孔板(4)を置いていた構造となっている。
第2図(イ)(ロ)は従来の多孔板の断面図及び正面図
である。
スライス室(3)は、多孔板(イ)に一端が保持された
複数の抑流素子(5)によって区切られ、複数のコンバ
ーシングチャンネル(6)が形成されている。そして抑
流素子(5)によって、多孔板(4)の後方に発生する
大きな乱れ(渦)が抑制され、流れのレイノルズ数も大
巾に小さくなって、安定したスライスジェット(1)を
得ることができるようになっている。
しかしながら第1図に示す従来のヘッドボックスにおい
ては、次の様な欠点があった。即ち、コンバーシングチ
ャンネル(6)の出口部分ωα)において、多孔板の噴
流の影響により巾方向に局所的な速度むらが残っており
、これがスライスジェットの乱イ1.の原因になってい
ることが本発明者の研究で判明した。
壕だ多孔板(4)の噴流の影響を完全に消すためには、
スライス室(3)の長さをもう少し長くする必要がある
。しかし従来のものではスラーイス室(3)の固有振動
数が低く、頂板(力と底板(8)の振動によって、スラ
イスリップ(9)と底板との隙間が変ったり、スライス
室(3)の内容積が時間的に変化するため、スライスジ
ェットの速度が変動していた。そのため本発明者は先に
出願した実願昭55−1.4.6・948号において固
有振動数を上げて、実用上問題のないレベルまでもって
行くことに成功したがこれ以上スライス室を長くするこ
とは不利であった。
また従来の多孔板では、開孔率を小さくして巾方向の流
量を均一にすることが望ましかったが、多孔板の穴径は
紙原料液が閉塞しないため、ある程度の寸法が必要であ
る。また穴数を減らすと、多孔板の噴流の影響が大きく
出るため開孔率を小さくすることができず、従って従来
の多孔板で得られる圧損は、巾方向の流量を均一にする
には不充分であった。そこで多孔板の上流側に、第1図
では図示しないチューブバンクを置いて巾方向の流量を
均一にする必要があった。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、はぼ直角状に交叉するスリット状の溝を板の両面
から接近させ、その交点部分が貫通した通路となると共
に、同通路が複数個並べられることにより、多孔板の噴
流の影響をなくして局所的な速度むらをなくし、かつス
ライス室の長さを短くしてコストダウンを計ると共に、
耐振性を向上させることができ、更にチューブバンク及
び前置スライス室を無くしてコンパクトにすることがで
きる抄紙機ヘッドボックスの整流板を提供せんとするも
のである。
以下本発明の実施例を図面について説明すると、第3図
は本発明の実施例を示すスリット整流板(10)を利用
した抄紙機ヘッドボックスを示す。図において(11)
は前置スライス室で、紙原料液は前置スライス室(11
)よりスリット整流板(10)を通過することにヨッて
、スリット整流板出口においては、巾方向に拡がった噴
流となり、スライス室(121に入る。
スライス室(121に入った紙原料液は、特願昭55−
1.073 ’18号に示すものと同じ抑流素子(13
)で構成された流路で加速及び減速され、紙原液中の繊
維の分散が行なわれる。次に特願昭55−28722号
に示さイ9.るものと同じスライスリップ(14)の開
口部からスライスジェット05)として噴出される。
第5図に示すスリット整流板(10)において、上流側
のスリットθηによって、紙原料液には矢印0樽や(1
9)に示す向きの流れができる。この2つの流れは、ス
リット(20)の部分でぶつかり合うため、矢印(2+
)及び(2りの方向に拡がる。
第6図においてホース(23)及びホース(24)を2
軸上に配置し、前記のホースから噴流(25+及び(イ
)を流してぶつけ合うと、r、y平面に拡がる。第5図
に示すスリット整流板(11よ、この原理を応用したも
のである。
第7図は他の実施例を示し、スリット整流板Qでと特願
昭55−163936号で構成されたものと同じスライ
ス室(ハ)、及び特願昭55−.28722号で示した
ものと同じスライスリップC功を組合せてなるものであ
る。
また第8図に示す如く、上流側及び下流側のスリン)C
31)C33が互に交叉していればよく、必ずしも第5
図の如く水平さ垂直の交叉したスリットとする必要はな
い。また第9図に示すようにスリット(33C34)を
有するスリット整流板(7)を、スリット整流板07)
に代えて組合せるようにしてもよい。
以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
多孔板の噴流の影響による局所的な速度むらが少なくな
り、またそれによるスライスジェットの乱れが少なくな
る。またスライス室の長さが短かくなり、耐振性が向上
する。従って振動によるスライス室の容積変化やスライ
スリップの開度の変化による紙の流れ方向の坪量むらが
少なくなる。
スリット整流板の噴流は、スライス室で急激にスリット
方向に拡がって減速されるため、開口率を小さくして噴
流速度を上げることが可能となり、従来の多孔板に比べ
て格段の圧損を取ることができると共に、従来チューブ
バンクと丸穴による多孔板で得られていた圧損が、1枚
のスリット整流板で行なうことができ、ヘッドボックス
が小形化できる。またスリット整流板では、下流側のス
リット部で強い減速が加えられ、y方向の膨張流れによ
り、繊維の塊も膨張して分割されるため、繊維の分散も
良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の抄紙機ヘッドボックスの]例を示す側断
面図、第2図(イ)は第11図の整流板の側断面図、第
2図(ロ)は同正面図、第3図は本発明の実施例を示す
抄紙機ヘッドボックスの側断面図、第4図(イ)は第3
図における整流板の側断面図、第4・図(ロ)は第4・
図(イ)の左側の正面図、第4・図(ハ)は同右側の正
面図、第5図は第4・図(イ)の要部の拡大図、第5図
(ロ)は同正面図、第6図はホースからの噴流がぶつか
って拡がる状態を示す説明図、第7図は第3図と異なる
実施例を示す抄紙機ヘッドボックスの側断面図、第8図
(イ)は第7図における整流板の側面図、第8図(ロ)
e−)は夫々第8図(イ)の両面からみた正面図、第8
図に)は第8図(ロ)のz−Z断面図、第9図(イ)は
第8図と異なる実施例の整流板の正面図、第9図(ロ)
は同側面図、第9図(ハ)は第9図(イ)のY−Y断面
図である。 図の主要部分の説明 10・・・スリット整流板 ]1・・・前置スライス室
12・・・スライス室   ]7・・・上流側のスリッ
ト20・・・スリット 7− Σ +  7・    ・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抄紙機ヘッドボックスの整流板において、はぼ直角に交
    叉するスリット状の溝を同整流板の板の両面から接近さ
    せ、その交点部分が貫通した通路となっており、かつ同
    通路が複数個並べられていることを特徴きする抄紙機ヘ
    ッドボックスの整流板0
JP12375581A 1981-08-07 1981-08-07 抄紙機ヘツドボツクスの整流板 Granted JPS5831191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12375581A JPS5831191A (ja) 1981-08-07 1981-08-07 抄紙機ヘツドボツクスの整流板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12375581A JPS5831191A (ja) 1981-08-07 1981-08-07 抄紙機ヘツドボツクスの整流板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831191A true JPS5831191A (ja) 1983-02-23
JPS6320957B2 JPS6320957B2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=14868496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12375581A Granted JPS5831191A (ja) 1981-08-07 1981-08-07 抄紙機ヘツドボツクスの整流板

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JP (1) JPS5831191A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602792A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 三菱重工業株式会社 抄紙機のヘツドボツクス
JPS6242798U (ja) * 1985-09-03 1987-03-14

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JPS5823983A (ja) * 1981-07-31 1983-02-12 三菱重工業株式会社 抄紙機ヘッドボックスの整流装置

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JPS6320957B2 (ja) 1988-05-02

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