JPS5831184A - アクリル繊維材料の捺染方法 - Google Patents

アクリル繊維材料の捺染方法

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JPS5831184A
JPS5831184A JP56123084A JP12308481A JPS5831184A JP S5831184 A JPS5831184 A JP S5831184A JP 56123084 A JP56123084 A JP 56123084A JP 12308481 A JP12308481 A JP 12308481A JP S5831184 A JPS5831184 A JP S5831184A
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resist
white
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国広 尚信
川上 通雄
和泉 道三
薮田 雄二
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリル繊維材料又はアクリル繊維、  と他
の繊維との混合繊組イ」刺を白色抜染可能なカチオン染
料を用いて防染抜染方法によシ捺染加工して白色又は多
色模様を形成させる方法に関する。
従来、アクリル繊維材料のカチオン染料による防染抜染
方法においては抜染剤としてアルカリホルムアルデヒド
スルホキシレート又は塩化第一錫系の還元剤が一般に使
用されている。
アルカリホルムてルデヒドスルホキシレートは強力な還
元剤であり白色防染抜染には好ましいが、殆んど大部分
のカチオン染料が還元分解されるために差し色用染料が
著しく限定され、着色防染抜染には適用し難い欠点があ
る。
一方、塩化第一錫は中庸の還元剤であり大部分のアゾ系
カチオン染料等が還元分解されるがトリフェニルメタン
系染料等は還元分解されないため着色防染抜染には好適
であり、塩化第一錫系の還元剤がこの分野で多用されて
いる。しかし塩化第一錫を使用した場合は過剰に使用す
るといわゆる錫焼けを生じること、蒸熱中に塩酸ガスが
発生して捺染機や熱処理機の腐蝕を生起するほか重金属
であるだめ環境保全の面で制約を生じ、制水処理のため
経費増を招く等の欠点がある。
本発明者らはこれらの問題点の解決につき種々検討の結
果、中性あるいは酸性の条件下において防染抜染剤とし
てレダクトネ−1・あるいはレダク1−ンの1種又は2
種以−トの混合物を使用することにより、塩化第一錫を
使用する場合の欠点である塩酸ガスによる捺染機等の腐
蝕や錫による1シ1水問題等を克服し、またアルカリホ
ルムアルデヒドスルホキシレー1−を使用する場合の欠
点である着色防染抜染における差し色用染料の制約を克
服することが出来ることを見い出した。 さらに本発明
の方法は塩化第一錫を使用する方法に比較してコス1−
が割安でありしかも防染抜染糊あるいは印捺、中間乾燥
布巾の還元剤の保存安定性が優れているという工業的な
価値を有している。
カチオン染料によるアクリル繊維の防染抜染の操作自体
は公知であり、本発明は防染抜染糊中に防染抜染剤とし
てレダクトン又はレダクトネートの中から選ばれる1種
又は2種の混合物を使用することに特徴がある。 もち
ろん酸性条件下で使用する塩化第−錫等のその他還元剤
と併用することも可能である。
レダク1−ン又はレダクl−ネートは中性あるいは特に
酸性条件下においてアクリル繊維材料の防染抜染におけ
るアゾ染料等の地染め用染料を還元分解により白抜する
一方トリフェニルメタン系染料等の差し色用染料は還元
分解しないことはもちろん、従来の防染抜染剤の有する
欠点がなく、優れた着色防染抜染又は白色防染抜染方法
を提供する。
本発明の方法で使用するレダクトンとは媒体のpHに無
関係にエンジオール基を持つ化合物の総称であり、エン
ジオール基の一〇H基の1個又は2個が−SH、−NH
2,−NHR(こ\でRは置換基を有していてもよい低
級アルキル基を表わす)に置き換った化合物も含まれる
。 即ち一般式%式% ) (式中、X、 XI  は同一か又は異なり、−0H,
−0。
−NH,−NHR,−3Hを意味1〜、Rは前記と同じ
意味を表わし、R1,R2は同一であるか又は異なり、
H,アルキル、ヒドロキシアルギル、 −Coon 。
カルボン酸エステル、アルデヒド、若しくはアルキルカ
ルボニル基を意味する)で示される化合物であって、R
1とR2は閉環して次のような環状基を形成するととも
できる。
−CH2−0L−Co−、−CI−I2−0−Co−、
−CH−0−GO−3 (?ニー コテR3)tフルキル又J−j−CHOH−
CH20Hfx トの置換アルキル基を意味する。) 本発明の方法で使用するレダクトネートとけ、アルカリ
性媒体中でプロ1−ン移動によりエンジオレート基を形
成する化合物であり、次の一般式で示されるα−ヒドロ
キシカルボニル化合物である。
R’−C−CH−R” II   1  0H (式中R4,R5Vi同一であるか又は異なり、Hlア
ルキル、−000H,ヒドロキシアルキル、カルボン酸
エステル、アルデヒド、アルキルカルボニル又はカルボ
ン酸エステルで置換されたヒドロキシアルギル基を表わ
ス)。
これらのレダクトン又はレダクトネートの具体例を示す
と、例えばヒドロキシアセトン、1−ヒドロキシブタン
−2−オン、ジヒドロキシアセ]・ン、フルクト−ス、
グリコールアルデヒド。
ケトグルコン酸メチル、2−ケトーL−グロン酸、グル
コース、1−アミノ−2−ケト酪酸エチルエステル、L
−アスコルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ニリン
ルピン酸、レダクチン酸などがあげられる。
本発明の方法においては、通常のアクリル繊維材料の防
染抜染に使用されるカチオン染料が使用でき、白抜可能
な地染め用染料としてはアゾ系のカチオン染料が、また
差し色用染料としてはトリフェニルメタン系あるいはア
ントラキノン系などの非アゾ系染料が好適である。
本発明の方法においては還元促進剤として触媒を使用す
ることなく十分な白抜が得られるが、一部の染料につい
てはキノイド系化合物を触媒として使用することにより
白抜性が改善される場合がある。
この場合、使用するギノイド化合物としてはアンスラキ
ノン−2−スルホン酸、2−オキシアン1−ラキノンな
どのアントラキノン誘導体。
ヒドロキシ基、塩素原子、カルボキシル又はスルホン酸
基などで置換されていてもよいベンゾキノン、ナフトキ
ノンの誘導体などがあげられる。
本発明の捺染方法の実施態様としてはそれ自体公知の方
法に準じて実施される。
例えば抜染剤としてレダクトン又はレダクトネートおよ
び通常の防染抜染用助剤例えば染料溶解剤、湿潤剤、濃
染剤のほか必要に応じ耐抜染性のカチオン染料を含有す
る防染抜染糊を印捺し、引き続き白抜可能なカチオン染
料のほかに通常の捺染助剤例えば溶解剤、湿潤剤、還元
防止剤、濃染剤を含有する捺染糊をオーバープリン1〜
する。次いで印捺した繊維材料を乾燥あるいけ乾燥する
ことなく80〜120℃の飽和蒸気又は過熱蒸気で熱処
理する。 熱処理後通常の方法で水洗、ソーピング及び
水洗を行ない乾燥すれば白色又は多色模様の捺染物が得
られる。
また、別の実施態様として、白色抜染可能なカチオン染
料を含む捺染糊を繊維材料上にオーバ熱処理する方法、
あるいは白色抜染可能なカチ゛ゝオン染#1を繊維材料
」二に染液パジング方式で何カし、乾燥後引き続き防染
抜染糊をオーバープリントしたのち熱処理する方法、あ
るいは予め白色抜染可能なカチオン染料で繊維材料を浸
染しておき、抜染糊を印捺するいわゆる完全地染め方式
をとることも可能である。
次に実施例によυ本発明の方法を具体的に説明する。
なお実施例中の部は重量部を表す。
実施例1 アイゼン力チロンプルーG L H(保土谷化学社製 
C,■、 ]3asic 131ue 65)2部、氷
酢酸1部および酢酸ソーダ0.5部を含有する2000
部の染料溶液にアクリル繊維織物100部を入れ97〜
100℃で60分間染色し通常の如くソーピングし乾燥
した。 この染色したアクリル織物上に水性12チロ−
カストピーンガム系糊550部、チオジエチレングリコ
ール30部、45チ酢酸30部、ヒドロキシアセトン5
o部および水を混合して1000部とした抜染糊を印捺
し80℃で乾燥した。 引き続き100℃で30分間飽
和水蒸気中で蒸熱したのち水洗し、水1000部に対し
亜ニチオン酸すトリウム1.5部およびアニオン活性剤
1.5部を含む液で60〜70℃でソーピングし、次い
で水洗し乾燥した。 抜染糊を印捺した部分は鮮明な輪
郭を有し良好な白色地をもつ青色捺染柄が得られた。
実施例2 実施例1の抜染糊に差し色としてアイゼン力チロンブリ
リアントレッド4GI((保土谷化学製C1■、Ba5
ic Red 14)20部を加えたほかは実施例1に
記載したように実施しだ。 着色抜染糊を印捺した部分
は鮮明な輪郭を有し極めて鮮明な赤色地をもつ青色捺染
柄が得られた。
実施例3 実施例1においてヒドロキシアセトン50部のかわりに
L−アクコlルピン酸40部を加えたほかは実施例1に
記載したように実施した。
抜染糊を印捺した部分は鮮明な輪郭を有し良好な白色地
をもつ青色捺染柄が得られた。
実施例4 アクリル織物上に水性12チロ−カストビーンガム系糊
550部、チオジエチレングリコール30部、48チ酢
酸60部、エリソルビン酸ナトリウム50部および水を
混合して1000部とした防染抜染糊を印捺し80℃で
乾燥した。引き続きスミアクリルエローET−3RD 
200%(住友化学社製 C,1,Ba5ic Yθ]
iow15)10部、チオジエチレングリコール30部
、48%M酸30部、50部酒石酸30部、50%レゾ
ルンン40部および水を混合して1000部とじ/こ地
染め用捺染糊をオーバープリンl−し80℃で乾燥し/
仁。
引き続き105℃で30分間飽和水蒸気中で蒸熱し実施
例1と同様に水洗、ソーピング、水θ−を行なって乾燥
した。 防染抜染糊を印捺した部分は鮮明な輪郭を有し
、良好な白色地をもつ黄色捺染柄が得られた。
実施例5 実施例4の防染抜染糊に差し色としてアクトラゾンプル
ーN−3RL (バイエル社製C,I。
13asic ]31ue 47 ) 20部を加えた
ほかは実施例4に記載したように実施した。 着色防染
抜染糊を印捺した部分は鮮明な輪’:’Iiを有し青色
地をもつ黄色捺染柄が得られた。
実施例6 実施例4の地染め用捺染糊においてスミアクIJ /l
/ エローE−3RD 200%10部のかわりにアク
l−ラソンレノドF−GTL(バイエル社gc、I。
Ba5ic Red 18 ) 20部を加え、防染抜
染糊においてエリソルビン酸ナトリウムのかわりに1−
ヒドロキシブタン−2−オフ20部およびグルコース3
0部を加えたほかは実施例4に記載したように実施した
。 防染抜染糊を印捺した部分はilY明な輪郭を有し
良好な白色地をもつ赤色捺染柄が得られた。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アクリル繊維材料を白色抜染可能なカチオン染料
    を用いて防染抜染方法によシ捺染加工して白色又は多色
    模様を形成させる方法において、防染抜染剤としてレダ
    クトン又はレダクトネートの中から選ばれる1種又は2
    種以上の混合物を使用することを特徴とするアクリル繊
    維材料の捺染方法。 2゜捺染加工方法が、防染抜染剤のほかに所望によシ耐
    抜染性カチオン染料を含有する防染抜染糊を予めアクリ
    ル繊維材料に印捺し乾燥後又は乾燥することなく白色抜
    染可能なカチオン染料を含有する染料糊をオーバープリ
    ントするか、あるいは白色抜染可能なカチオン染料を含
    有する染料糊を予めアクリル繊維材料にオーバープリン
    トし乾燥後又は乾燥するととなく防染抜染剤のほかに所
    望によシ耐抜染性カチオン染料を含有する防染抜染糊を
    印捺し、80°〜120℃の温度で熱処理する方法であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 捺染加工方法が白色抜染可能なカチオン染料を含有
    する染液で予め浸染したアクリル繊維材料に防染抜染剤
    のほかに所望により耐抜染性カチオン染料を含有する抜
    染糊を印捺し、80〜120℃の温度で熱処理する方法
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 捺染加工方法がアクリル繊維月料を白色抜染可能な
    カチオン染料を含有する染液でパジングし、乾燥又は部
    分乾燥した後、防染抜染剤のほかに所望によりil抜染
    性カチオン染料を含有する防染抜染糊を印捺し、80〜
    120℃の温度で熱処理する方法である特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
JP56123084A 1981-08-07 1981-08-07 アクリル繊維材料の捺染方法 Granted JPS5831184A (ja)

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JPS6360157B2 JPS6360157B2 (ja) 1988-11-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036516A (ja) * 1983-08-10 1985-02-25 Kao Corp 高機能性吸水性樹脂の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6036516A (ja) * 1983-08-10 1985-02-25 Kao Corp 高機能性吸水性樹脂の製造方法

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