JPS5831007B2

JPS5831007B2 - 和文ワ−ドプロセサの表示方式

Info

Publication number: JPS5831007B2
Application number: JP54022681A
Authority: JP
Inventors: 俊明山田
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1979-02-28
Filing date: 1979-02-28
Publication date: 1983-07-02
Also published as: JPS55116163A

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、和文ワードプロセサの表示方式に関する。

日本の文章を漢字、かなまじり文で処理する和文ワード
プロセサの文字入力方式および入力した文字の表示制御
方式には、種々のものがある。

文字入力方式としては、英文タイプライタ−のような高
速のキータッチで入力するタッチメソッド、および入力
する文字を目視して拾い出すサイトメソッドがある。

ワードプロセサにおいては、オペレータにコードを記憶
させる教育が必要であるも、高速入力という観点からは
タッチメソッドが有利である。

このタッチメソッドの１つに、漢字や平がな等を、同一
の、又は異なるキーを予しめ決められた順序で２回押下
する、文字をコード化して入力する方式がある。

また、表示制御方式としては、ストレージ式、コードリ
フレッシュ式、ドツトリフレッシュ式等があり、それぞ
れの特徴を有している。

片カナ、英文字、各種符号等の２つの文字及び符号の組
合せにより、コード化して入力された「文字」を、ドツ
トリフレッシュ式のディスプレイ装置に即座に表示しよ
うとすれば、文字パターン発生部に高速で大容量の記憶
装置（例えばＲＯＭ）を用意しなげればならない。

ＲＯＭの値段も次第に低くなっているが、フロッピーデ
ィスクを用いて文字パターンを記憶するよりはまだまだ
高価である。

しかし、フロッピーディスクに記録されたパターンは即
座に表示できない、換言すると、読み出し速度が遅いと
いう問題点がある。

一方、キー人力された文字の表示を遅らせることは、オ
ペレータに対して、確かに打った筈の文字が肉眼で即刻
確認できないことによる心理的不安感を与える。

本発明は、上記に鑑みなされたものであって、フロッピ
ーディスクを文字パターンメモリとして使用しながらも
、入力した文字をオペレータへ即座にフィードバックで
きる和文ワードプロセサの表示方式を提供することを目
的とする。

かかる本発明の目的は、キーに表示されている片カナ・
英文字および各種符号等の第１の言語の２つの組合せに
よって、漢字・平がな・片カナ・符号等のように和文で
用いられる一切の文字である第２の言語をコード化して
入力するキーボードと、入力された言語を表示するため
のディスプレイ装置と、上記キーボードから入力された
２つの第１の言語の組合せにより一義的に１つの第２の
言語に特定する特定手段とを具備する、所謂２ストロ一
ク方式の和文ワードプロセサにおいて、上記第１の言語
に関するドツトパターン情報を比較的処理速度の速い高
速メモリに記憶せしめると共に、上記第１の言語に関す
るドツトパターン情報を比較的処理速度の遅い低速メモ
リに記憶せしめ、キーボードより入力された第１の言語
の２つの組合せにより特定された第２の言語を、上記低
速メモリに記憶しである第２の言語のドツトパターンを
上記ディスプレイ装置に表示せしめるまでの間、上記高
速メモリに記憶しである第１の言語のドツトパターンに
よって表示することを特徴とする表示方式によって遠戚
される。

そして、本発明の表示方式によれば、はじめからコード
で特定される文字や符号の形でディスプレイされるので
はなく、文字をコード化したキーの文字や符号である第
１の言語で先ず表示され、この表示から一定時間経過後
に、このコードによる表示からコードで特定される文字
や符号である第２の言語での表示に変わるようになって
いるので、オペレータは、入力した文字のコードによっ
て、入力のフィードバックの感触を入力後即座に得られ
る。

また、入力した文字のコードの表示が、一定時間経過後
には、コードで特定される文字や符号での表示に変わる
ので、オペレータは、コードによる確認に加えて、コー
ドで特定される文字を確認できる。

更に、本発明を実施するにあたり、コード化して入力さ
れた文字を、コードで特定される文字として即座に表示
する必要がないので、文字パターン発生部に漢字パター
ンを記憶するための高速で大容量の記憶装置を用いなく
てもよいことになる。

以下、図に従って本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明を実施するに適した装置の構成を示す
ブロック図である。

図において、符号１は、漢字、平がな、片カナ等の文字
や符号である第２の言語の入力が、同一のキーの２回打
ち又は異なる２つのキーを予じめ決められた順序での打
鍵によって行なうためのアルファニューメリックキーボ
ードを示している。

符号２は比較的処理速度の速い高速メモリであるアルフ
ァニューメリックパターンメモリを示していて、これは
、アルファニューメリックをドツトパターン、で表現し
たものを記録したリードオンリーメモリであって、漢字
パターンの半分以下のドツトサイズで記録されている。

例えば、漢字のパターンが３２Ｘ３２（たて×よこ）の
ドツトで表現されているならば、３２Ｘ１６ドツト内に
収まるパターンで記録されている。

かかるドツト数にすると、少容量のＲＯＭで済む。

符号３は、フロッピーディスクであって、漢字、平がな
、片カナ等の文字をドツト形式で表現したパターンを記
録しである。

すなわち、フロッピーディスク３は、前記メモリ２に比
べて処理速度の遅い低速メモリである。

符号４はドツトリフレッシュメモリ、同５は表示部、同
６はプリンタ、同７はデータメモリ、同８はプログラム
メモリ、同９は制御部をそれぞれ示してＬ・る。

上記ドツトリフレッシュメモリ４と表示部５でディスプ
レイ装置を構成している。

上記制御部９は、アルファニューメリックキーボードか
ら入力されたコードを取り込み、コードに対するパター
ンをアルファニューメリックパターンメモリ２より読み
取り、ドツトリフレッシュメモリ４に送る。

また、上記コードはデータメモリ７に記憶し、一定時間
経過後には、データメモリ７に記憶された順次二つのコ
ードの組み合せに対応する漢字、平がな、片カナ等のパ
ターンをフロッピーディスク３より読み取り、ドツトリ
フレッシュメモリ４に送るような制御を行なう。

換言すると、前記各メモリ、制御部９は、前記キーボー
ドから入力された第１の言語の組合せにより一義的に１
つの第２の言語を特定する特定手段を構成している。

以下、「山に登ります」という文章を入力したときの表
示部５の表示の変化を第２図に示したので、これに基い
て作用を説明する。

この場合、各文字のコードは次のように決められている
ものとする。

山・・・・・・ＭＴ、に・・・・・・ＮＩ、登・
・・・・・ＣＬ、す・・・・・・ＲＩ、ま・・・
・・・ＭＡ、す・・・・・・ＳＵ、いま、アルファ
ニューメリックキーボード１から、文字「山」のコード
ＭＴの１回目のキータッチによってコードの１文字目の
１Ｍ“が入力されると、この１Ｍ“に対応するパターン
がアルファニューメリックパターンメモリ２から読まれ
、ドツトリフレッシュメモリ４へ送られて表示部５には
第１の言語である「Ｍ」の文字が表示される。

また、１文字目の１Ｍ“のコードはデータメモリ７に記
憶される。

続いて、文字「山」のコードＭＴの２文字目のコードの
１Ｔ“を２回目のキータッチで入力すると、この１Ｔ“
に対応するパターンがアルファニューメリックパターン
メモリ２かも読まれ、ドツトリフレッシュメモリ４へ送
られて表示部５に第１の言語である「Ｔ」の文字が表示
される。

また、コード２文字目の「Ｔ」のコードはデータメモリ
７に記憶される。

上記ＩＭＴｊは文字「山」に対応するコードを、キーに
表示された文字（この場合英文字）で表示したものであ
るが、以下、１Ｎ″′■“、ゝＣ／／（％Ｌ“、ゝ
Ｒ／／Ｓ％ ■“と順次タッチメソッドにて入力してＬ
・く。

なお、第２図において、符号ａはコードの第１文字目の
入力を示すカーソル、同すは第２文字目の入力を示すカ
ーソルである。

そして、ＭＴＮＩ・・・・・・とコード化して入力し、
且つ即座に表示部５へ表示されるとき、制御部９はデー
タメモリ７に記憶されたコード１Ｍ“と１Ｔ“０２文字
の組み合せにより特定された第２の言語である文字（こ
の場合漢字「山」）のパターンをフロッピーディスク３
より読み取り、ドツトリフレッシュメモリ４へ送り表示
部５の第１の言語ｒＭＴＪに代えて第２の言語「山」の
文字を表示する。

この文字「山」は、入力された文字をプリントアウトす
るプリンタ６のプリントする文字と同じである。

はじめにコードで表示された「ＭＴ」を文字「山」に変
換する速度については、フロッピーディスク３かもの読
み出し速度との関係から適度のものが設定される。

表示部５の表示すなわち第１の言語からなる表示「ＭＴ
ＮＩＣＬＲＩＪは一定時間後には、第２の言語からな
る「山に登り」とコードで特定される文字での表示に変
り、コード表示のｌ”’ＭＡＳｊ（「す」のコードＳＵ
のゝＵ“は未入力）も一定時間後には「まず」に変化す
る。

タッチメソッドでｌ−ＭＴＮＩ・・・・・・」と入力し
ているオペレーターは、表示部５に入力後直ちに表示さ
れるコード’Ｍ／／Ｓ％Ｔ“・・・・・・を確認するこ
とによって安心感を得る。

そして、こののち、文字にて表示された表示部５と文章
とを確認することにより、より正確な文章入力が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の和文ワードプロセサの表示方式を説明
するブロック図、第２図は表示部における表示の変化を
示す正面図である。

Claims

【特許請求の範囲】１キーに表示されている第１の言語の２つの組合せに
よって、漢字・平がな・片カナ・符号等の第２の言語を
コード化して入力するキーボードと、人力された言語を
表示するためのディスプレイ装置と、上記キーボードから入力された２つの第１の言語の組合
せによりプ義的に１つの第２の言語を特定する特定手段
とを具備する和文ワードプロセサにおいて、上記第１の言語に関するドツトパターン情報を比較的処
理速度の速い高速メモリに記憶せしめると共に、上記第
１の言語に関するドツトパターン情報を比較的処理速度
の遅い低速メモリに記憶せしめ、キーボードより入力さ
れた第１の言語の２つの組合せにより特定された第２の
言語を、上記低速メモリに記憶しである第２の言語のド
ツトパターンを上記ディスプレイ装置に表示せしめるま
では、上記高速メモリに記憶しである第１の言語のドツ
トパターンにより表示することを特徴とする表示方式。