JPS5830706Y2 - 表紙貼付装置 - Google Patents

表紙貼付装置

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Publication number
JPS5830706Y2
JPS5830706Y2 JP1980085865U JP8586580U JPS5830706Y2 JP S5830706 Y2 JPS5830706 Y2 JP S5830706Y2 JP 1980085865 U JP1980085865 U JP 1980085865U JP 8586580 U JP8586580 U JP 8586580U JP S5830706 Y2 JPS5830706 Y2 JP S5830706Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot plate
cover
hot
cover pasting
bound
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980085865U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS579555U (ja
Inventor
正明 清水
Original Assignee
株式会社 ホリゾン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ホリゾン filed Critical 株式会社 ホリゾン
Priority to JP1980085865U priority Critical patent/JPS5830706Y2/ja
Publication of JPS579555U publication Critical patent/JPS579555U/ja
Application granted granted Critical
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は表紙貼付装置に関する。
たとえば小冊子を経済的に無線綴り製本するのに;従来
では冊子の表紙を、その表が内側になるように二つ折り
し、その折り目と1冊分の背面とが一致するように重ね
合わせたものを多数積み重ねておき、背面に水溶性の接
着剤を塗布し乾燥させ、これによって背面を一体化し、
つぎに表紙を含んで1冊分毎に分離し、そのそれぞれに
ついて再び背面に同種の接着剤を塗布しておいてから表
紙を折り返して背部分を強くこすりつけて表紙を貼付け
、これによって製本を完了するようにしていた。
しかしこのような製本方式では接着剤を二度にわたって
塗布する必要があり、又最初に塗布した接着剤が乾燥す
るまでは次の工程に移つれないため製本工期が長かくな
らざるを得ない欠点がある。
これを解決するためにホットメルトタイプの接着剤を使
用することが考えられている。
これによると、まず多数細分の内容紙を積み重ね、その
背部にホットメルトタイプの接着剤を塗布して固め、つ
ぎに1冊分毎に分離し、これをそれぞれ二つ折りした表
紙の内側に入れてからその背部を表紙背部の外側から加
熱して、さきに塗布した接着剤に流動性を与え、これに
よって内容紙と表紙とを接着して製本を完成させる。
これによれば短期間で製本できるし、又ホットメルトタ
イプの接着剤を使用するので強固に接着できる利点が得
られ、極めて都合がよい。
この場合前記した説明から理解されるように、二つ折り
した表紙と内容紙とをその背部から加熱するのに電気ヒ
ータによって加熱される熱板を用意し、その表面に前記
背部を押しつけて加熱することが考えられる。
ところが一般的に紙は熱の不良導体であり、表紙を介し
て、さきに塗布された接着剤を加熱する必要があるとこ
ろから、その加熱が充分でないと接着力に不足を生じ、
又過分であると、接着剤の流動性が大きくなって接着剤
が用紙の奥深くまで浸透してしまって用紙の表面を汚し
てしまう。
したがって表紙の材質、厚みなどによって加熱時間を最
適に設定する必要がある。
そこでタイマを用い、熱板に前記背部を押しつけたとき
から熱板加熱用の電気ヒータに通電し、予めタイマに設
定した時間を経過したときに電気ヒータへの通電を断つ
ように構成することが考えられる。
しかしこれによると熱板には熱慣性があるので作業の繰
返し速度に応じて、タイマの設定時間を補正しなければ
、接着不良を起す恐れがある。
この考案は予め内容紙の背面に塗布したホットメルトタ
イプの接着剤を利用して表紙を貼りつけるのに熱板を用
いるに際し、作業の繰返し速度に関係なく、予め設定し
た時間の補正を必要とせずに確実に貼りつけることがで
きるようにすることを目的とする。
この考案によれば、熱板を常時定温度に加熱しておくと
ともに、表紙貼付は位置より下方の待機位置にセットし
ておき、内容紙をはさんだ表紙の背面を前記表紙貼付は
位置にセットしたのちに熱板を表紙貼付は位置まで上昇
させて表紙の背面に押しっけて加熱し、そのときから予
め定めた時間を経過したとき熱板を最初の待機位置にま
で下降するようにしたことを特徴とする。
これによれば予め定めた時間だけ定温度の熱板が表紙の
背面に接するので、熱板の熱慣性とは無関係に表紙など
を加熱することができるようになり、したがって確実に
表紙と内容紙とを接着し得るようになる。
なお熱板を下降させるのに代えて内容紙、表紙を上昇さ
せて熱板から離すことも考えられるが、内容紙の枚数如
何によって製本重量が変化するので、上昇駆動力を一定
値に設定できないため好ましくない。
以下この考案の実施例を図によって説明する。
図において、1は箱状の枠、2は枠1内の定位置に固定
されたクランパ、3はクランパ2と協動して、製本物を
支えるクランパで、製本物の厚みに応じてクランパ2に
対して平行に移動自在とされている。
4は枠1の底に対応する位置において上下に昇降自在に
配置された熱板で裏面に平板形の電気ヒータが設置され
てあり、これへの通電によって熱板4が加熱されるよう
になっている。
又サーモスタットが設置されてあり、熱板4が定温度に
維持されるように動作する。
熱板4の両側面にそれぞれ少くとも2個のリンク5,6
が軸7によって連結されである。
同じ側面側の2個のリンク5,6は枠1の壁面に設置さ
れた軸8を中心として回動自在に支持されてあり、かつ
ともに軸9によって連結アーム10に連結されである。
連結アーム10の一端にはバネ11がとりつけてあり、
このバネの引張りによって連結アーム10を介してリン
ク5,6はともに軸8を中心として時計方向に向う回動
力が与えられている。
一方のリンク6には軸12が連結されてあり、この軸1
2にソレノイド13のプランジャ14が連結されである
そしてソレノイド13が励磁されたとき、プランジャ1
4が上昇し、これによってリンク6が軸8を中心として
反時計方向に回動し、又連結アーム10を介してリンク
5も同方向に回動する。
前記したリンク5,6の反時計方向の回動によって熱板
4は表紙貼付は位置から待機位置まで下降し、時計方向
の回動によって熱板は待機位置から表紙貼付は位置まで
上昇する。
15は表紙貼付は位置に設置された製本用の支え軸で、
枠1に固定支持されである。
そして前記のように熱板4が上昇してきたときに、熱板
4の表面に形成された溝16内に入りこむようになって
いる。
第3図において、21はスタート用の押ボタンスイッチ
、22はタイマーとしての作用を果す単安定マルチバイ
ブレータ、23はリレー、24はその接点、25はソレ
ノイド13のための電源回路である。
上記の構成において、熱板4は電気ヒータによって常時
予め定めた温度に加熱されているものとする。
又単安定バルチバイブレータ22は安定状態にあり、そ
のときの出力によってリレー23は動作して接点24を
オンとする。
したがってソレノイド13は励磁され、熱板4は表紙貼
付は位置より下降して待機位置にある。
一方策4図に示すように二つ折りした表紙Aの間に、す
でに背面にホットメルトタイプの接着剤Bを塗布した内
容紙りをはさんだ製本物Eを予め用意しておき、その背
面を支え軸15の上にのせてクランパ2,3によってク
ランプする。
ついで押ボタンスイッチ21を押すと、単安定マルチバ
イブレータ22は準安定状態となり、それまで出ていた
出力はなくなる。
これによってリレー23が復帰し、接点24が開くので
、ソレノイド13の励磁が断たれる。
そこで連結アーム10はバネ11によって引張られるの
で熱板4は上昇する。
この上昇位置は支え軸15が溝16に嵌入することによ
って規制される。
この上昇位置が表紙貼付は位置となり、この位置ですで
にクランプされている製本物Eの背面に熱板4が接する
ようになる。
この接触によって接着剤Bが加熱され、内容紙りと表紙
Aとが接着されることになる。
押ボタンスイッチ21を押したことによって準安定状態
となった単安定マルチバイブンータ22は、予め定めた
時間を経過すると、再び安定状態に復帰する。
これによってこれから出力が出てソレノイド13は再び
励磁される。
そのため連結アーム10がバネ11の弾力に抗して引き
もどされるから、熱板4は表紙貼付位置より下降して当
初の位置にもどる。
あとはクランパ3をゆるめて製本物Eをとり出せばよい
以上によって1回の動作を終了する。
以上詳述したようにこの考案によれば、背面にホットメ
ルトタイプの接着剤を塗布した内容紙に表紙を貼付ける
ための熱板を、常時は下方に配置しておき、貼付けると
きにこれを上昇させてクランプされている製本物の背面
に接触するように、又予め定めた時間を経過したのちに
再び熱板を下降させるようにしたので、繰返して貼付作
業を行なっても熱板の熱慣性に何ら影響されることなく
作業することができ、したがって加熱設定時間を側ら補
正する必要はないとともに、単に熱板を昇降させるだけ
であるから、貼付は後製本物を押し上げる型式のものに
比較すれば駆動力を一定に保持することができるといっ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2図は同正
面図、第3図は回路図、第4図は製本物の分解斜視図で
ある。 4・・・・・・熱板、15・・・・・・支え軸、22・
・・・・・タイマー(単安定マルチバイブレータ)、E
・・・・・・製本物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表紙貼付装置とこれより下方の待機位置との間を昇降自
    在とされてあって、常時定温度に加熱されである熱板と
    、背面にホットメルトタイプの接着剤を塗布した内容物
    を二つ折りした表紙の間にはさんだ製本物をその背面に
    おいて接するようにして支持する固定された支え軸と、
    常時前記待機位置にある前記熱板によって予め前記接着
    剤を加熱するために前記熱板を予め設定された時間だけ
    前記表紙貼付位置まで上昇させ、前記時間を経過したと
    き、前記熱板を再び前記待機位置まで下降させるように
    制闘するタイマーとからなり、前記熱板の表紙貼付位置
    を、前記支え軸上に支持された製本物の背面に前記熱板
    が接する位置としてなり、かつ前記熱板の表紙貼付位置
    において前記支え軸が嵌入する溝を前記熱板の表面に設
    けてなる表紙貼付装置。
JP1980085865U 1980-06-18 1980-06-18 表紙貼付装置 Expired JPS5830706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980085865U JPS5830706Y2 (ja) 1980-06-18 1980-06-18 表紙貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980085865U JPS5830706Y2 (ja) 1980-06-18 1980-06-18 表紙貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS579555U JPS579555U (ja) 1982-01-19
JPS5830706Y2 true JPS5830706Y2 (ja) 1983-07-06

Family

ID=29448096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980085865U Expired JPS5830706Y2 (ja) 1980-06-18 1980-06-18 表紙貼付装置

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JP (1) JPS5830706Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119849A (en) * 1974-08-07 1976-02-17 Teijin Ltd Shijono karyorio netsukoteisuruhoho

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563182Y2 (ja) * 1978-02-07 1981-01-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119849A (en) * 1974-08-07 1976-02-17 Teijin Ltd Shijono karyorio netsukoteisuruhoho

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Publication number Publication date
JPS579555U (ja) 1982-01-19

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