JPS5830575Y2 - エアクリ−ナ用エレメント - Google Patents
エアクリ−ナ用エレメントInfo
- Publication number
- JPS5830575Y2 JPS5830575Y2 JP7582981U JP7582981U JPS5830575Y2 JP S5830575 Y2 JPS5830575 Y2 JP S5830575Y2 JP 7582981 U JP7582981 U JP 7582981U JP 7582981 U JP7582981 U JP 7582981U JP S5830575 Y2 JPS5830575 Y2 JP S5830575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flanges
- filter paper
- air cleaner
- filter body
- punching metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエアクリーナ用エレメント特に濾紙式のエレ
メントの構造に関する。
メントの構造に関する。
従来のエアクリーナにおける濾紙式のエレメントは、一
般に第１図に示すように、二枚の円環状フランジｌａ、
ｌｂの内周縁間に、多・数の細孔２ａ、２ａ・・・・・
・を有する円筒状のパンチングメタル２を介挿、固着し
て、フランジｌａ、ｌｂの間隔を保持し、このパンチン
グメタル２の外周に蛇腹状に折り畳んだ濾紙３を配設し
て構成されていた。
般に第１図に示すように、二枚の円環状フランジｌａ、
ｌｂの内周縁間に、多・数の細孔２ａ、２ａ・・・・・
・を有する円筒状のパンチングメタル２を介挿、固着し
て、フランジｌａ、ｌｂの間隔を保持し、このパンチン
グメタル２の外周に蛇腹状に折り畳んだ濾紙３を配設し
て構成されていた。
すなわち、従来の濾紙式のエレメントにあっては、濾紙
３の強度がかなり小さいため、フランジ１ａ、ｌｂ間に
パンチングメタル２を介挿して補強し、濾紙３の破損を
防止していたのである。
３の強度がかなり小さいため、フランジ１ａ、ｌｂ間に
パンチングメタル２を介挿して補強し、濾紙３の破損を
防止していたのである。
しかしながら、このようにフランジｌａ、ｌｂの間隔を
保持するための補強材としてパンチングメタル２を設け
た従来のエアクリーナ用エレメントにあっては、パンチ
ングメタル２の加工が面倒であるとともに、濾紙３を通
過した空気は、総面積の占める割合が比較的少ない細孔
２ａ、２ａ・・・・・・を通ってエンジンの気化器へ供
給されるため、空気抵抗がかなり大きくなってしまうと
いう問題点があった。
保持するための補強材としてパンチングメタル２を設け
た従来のエアクリーナ用エレメントにあっては、パンチ
ングメタル２の加工が面倒であるとともに、濾紙３を通
過した空気は、総面積の占める割合が比較的少ない細孔
２ａ、２ａ・・・・・・を通ってエンジンの気化器へ供
給されるため、空気抵抗がかなり大きくなってしまうと
いう問題点があった。
この考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、
エレメントを構成する蛇腹状の濾紙のひだの一つに係合
可能な断面形状を有する結合部材を複数個支柱としてフ
ランジ間に適宜間隔をおいて配設することによってパン
チングメタルを不要とし、これによって上記問題点を解
決することを目的とする。
エレメントを構成する蛇腹状の濾紙のひだの一つに係合
可能な断面形状を有する結合部材を複数個支柱としてフ
ランジ間に適宜間隔をおいて配設することによってパン
チングメタルを不要とし、これによって上記問題点を解
決することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案の一実施例を説明する。
図において、１ａ、１ｂがエレメントの外枠となる円環
状のフランジ、３がこのフランジ１ａ、１ｂ間に配設さ
れる蛇腹状の濾紙で、この濾紙３の適宜個所（図では等
間隔で４ケ所）に、それぞれ濾紙３のひだの一つに係合
可能な断面形状■字形の結合部材４，４．・・・・・・
が配設され、両端がそれぞれ上記フランジｌａ、ｌｂに
固着されて、フランジ１ａ、ｌｂの間隔を保持している
。
状のフランジ、３がこのフランジ１ａ、１ｂ間に配設さ
れる蛇腹状の濾紙で、この濾紙３の適宜個所（図では等
間隔で４ケ所）に、それぞれ濾紙３のひだの一つに係合
可能な断面形状■字形の結合部材４，４．・・・・・・
が配設され、両端がそれぞれ上記フランジｌａ、ｌｂに
固着されて、フランジ１ａ、ｌｂの間隔を保持している
。
そして、各結合部材４，４・・・・・・は互い違いに濾
紙３の外側、内側に係。
紙３の外側、内側に係。
合され、向きが逆になるように介挿されている。
なお、フランジｌａ、ｌｂの内外周縁にはそれぞれ内向
きの縁部５ａ、５ｂが形成されていて濾紙３のずれを防
止している。
きの縁部５ａ、５ｂが形成されていて濾紙３のずれを防
止している。
この実施例のように複数個のＶ字型結合部材４．４．・
・・・・・を支柱として用いてフランジｌａ、ｌｂの間
隔を保持すると、従来のエレメントにおける形状複雑な
パンチングメタルが不要となり、濾紙３の内周側におけ
る空気通路断面積が増大して空気抵抗が減少し、また、
各結合部材４，４．・・・・・・を互い違いに向きを逆
にして濾紙３の外側、内側に配設したことにより、濾紙
３の外方および内方への移動を確実に防止することがで
きるので゛ある。
・・・・・を支柱として用いてフランジｌａ、ｌｂの間
隔を保持すると、従来のエレメントにおける形状複雑な
パンチングメタルが不要となり、濾紙３の内周側におけ
る空気通路断面積が増大して空気抵抗が減少し、また、
各結合部材４，４．・・・・・・を互い違いに向きを逆
にして濾紙３の外側、内側に配設したことにより、濾紙
３の外方および内方への移動を確実に防止することがで
きるので゛ある。
なお、上記実施例ではＶ字型結合部材４，４．・・・・
・・の向きを互い違いに変えるようにしたが、全て外向
きあるいは内向きに配設することも可能であり、結合部
材４の数も４個に限定されるものではない。
・・の向きを互い違いに変えるようにしたが、全て外向
きあるいは内向きに配設することも可能であり、結合部
材４の数も４個に限定されるものではない。
また、この考案は、濾紙３の代わりにポリウレタン等地
の材質からなる濾過体を使用したエレメントにも適用す
ることができる。
の材質からなる濾過体を使用したエレメントにも適用す
ることができる。
以Ｅ説明したごとくこの考案に係るエレメントは、一対
の円環状フランジと、この両フランジ間に配設される蛇
腹状の濾過体と、該濾過体のひだの少なくとも一部に係
合する平断面Ｖ字状をなしかつ該フランジ間に適宜の間
隔で配設されて両端部が該フランジに固着されてその間
隔を保持する複数個の結合部材とにより構成したので、
一対の円環状フランジは結合部材によって強固に保持さ
れ、従来のエレメントに使用されているパンチングメタ
ルが不要となり、これによって空気抵抗が減少し、エア
供給量が増加するとともに、構造が簡単となり、コス１
〜ダウンが図れる等の効果を奏する。
の円環状フランジと、この両フランジ間に配設される蛇
腹状の濾過体と、該濾過体のひだの少なくとも一部に係
合する平断面Ｖ字状をなしかつ該フランジ間に適宜の間
隔で配設されて両端部が該フランジに固着されてその間
隔を保持する複数個の結合部材とにより構成したので、
一対の円環状フランジは結合部材によって強固に保持さ
れ、従来のエレメントに使用されているパンチングメタ
ルが不要となり、これによって空気抵抗が減少し、エア
供給量が増加するとともに、構造が簡単となり、コス１
〜ダウンが図れる等の効果を奏する。
第１図は従来の濾紙式エレメントの構造を示す一部断面
正面図、第２図は本考案に係るエアクリーナ用ニレメン
Ｉ・の一実施例を示す一部断面平面図、第３図はその一
部断面側面図である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・フランジ、３・・・・・・濾過
体（濾紙）、４・・・・・・結合部材。
正面図、第２図は本考案に係るエアクリーナ用ニレメン
Ｉ・の一実施例を示す一部断面平面図、第３図はその一
部断面側面図である。 ｌａ、ｌｂ・・・・・・フランジ、３・・・・・・濾過
体（濾紙）、４・・・・・・結合部材。
Claims (1)
- 一対の円環状７ランジと、この両フランジ間に配設され
る蛇腹状の濾過体と、該濾過体のひだの少くとも一部に
係合する平断面Ｖ字状をなしたかつ該フランジ間に適宜
の間隔で配設されて両端部が該フランジに固着されてそ
の間隔を保持する複数個の結合部材とからなり、該濾過
体の内周部にパンチングメタルを不要としてなることを
特徴とするエアクリーナ用エレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7582981U JPS5830575Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | エアクリ−ナ用エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7582981U JPS5830575Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | エアクリ−ナ用エレメント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57187622U JPS57187622U (ja) | 1982-11-29 |
| JPS5830575Y2 true JPS5830575Y2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=29871549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7582981U Expired JPS5830575Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 | エアクリ−ナ用エレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830575Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-27 JP JP7582981U patent/JPS5830575Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57187622U (ja) | 1982-11-29 |
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