JPS5830556B2 - 波動送受信装置 - Google Patents
波動送受信装置Info
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- JPS5830556B2 JPS5830556B2 JP677876A JP677876A JPS5830556B2 JP S5830556 B2 JPS5830556 B2 JP S5830556B2 JP 677876 A JP677876 A JP 677876A JP 677876 A JP677876 A JP 677876A JP S5830556 B2 JPS5830556 B2 JP S5830556B2
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- wave
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/52—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
- G01S7/534—Details of non-pulse systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、水中に配置したパルス波動(音波または超
音波)送信機とこの送信機から相当の距離を隔てて配置
した波動受信機との間の距離またはこれら相対方位を測
定する波動送受信装置に関する。
音波)送信機とこの送信機から相当の距離を隔てて配置
した波動受信機との間の距離またはこれら相対方位を測
定する波動送受信装置に関する。
波動送受信装置は、波動送信機によるパルス波動送出か
ら波動受信機でのこのパルス波動受信までの時間計測に
より、両者間の距離を測定する。
ら波動受信機でのこのパルス波動受信までの時間計測に
より、両者間の距離を測定する。
このパルス波動は、波動受信機から有線などの電気的手
段を介して波動送信機に送達された基準パルスに同期し
て送出される。
段を介して波動送信機に送達された基準パルスに同期し
て送出される。
ここで、波動受信機から波動送信機への電気的手段によ
る基準パルスの伝達時間は、波動送信機から波動受信機
への波動信号の伝搬時間に比べ極く短いから、基準パル
スの伝達時間は距離測定上無視し得る。
る基準パルスの伝達時間は、波動送信機から波動受信機
への波動信号の伝搬時間に比べ極く短いから、基準パル
スの伝達時間は距離測定上無視し得る。
また、波動送受信装置は、一定距離を隔てて複数個の波
動受信機を備えることにより、波動送信機に対する波動
受信機方位を測定することもできる。
動受信機を備えることにより、波動送信機に対する波動
受信機方位を測定することもできる。
この方位測定においては、波動送信機と波動受信機との
同期作動を要しないから、基準パルス伝送用の電気的手
段(例えばゲーブル)を省略できる。
同期作動を要しないから、基準パルス伝送用の電気的手
段(例えばゲーブル)を省略できる。
海中または海上の活動においては、海中に備えた各種器
具、装備と船舶との間の距離や方位測定が必要である。
具、装備と船舶との間の距離や方位測定が必要である。
しかし、この測定は一般に容易でない。
例えば、ワイヤを用いて距離測定をするならば、ワイヤ
のたわみにより測定が不正確となるばかりでなく船舶等
の行動が制限され、特に数キロメートル以上に及ぶ距離
では実用上測定不可能である。
のたわみにより測定が不正確となるばかりでなく船舶等
の行動が制限され、特に数キロメートル以上に及ぶ距離
では実用上測定不可能である。
これに対し、上述の波動送受信装置を用いればこのよう
な問題は生じない。
な問題は生じない。
例えば、船舶の位置標定は、複数の既知位置(海底)に
波動送信機を設置する一方、船舶には少なくとも3台の
波動受信機を備える。
波動送信機を設置する一方、船舶には少なくとも3台の
波動受信機を備える。
こうして、当該船舶からこれら波動送信機それぞれの相
対方位を測定することにより、船舶位置の標定は容易に
なし得る。
対方位を測定することにより、船舶位置の標定は容易に
なし得る。
この場合、船舶と波動送信機との間には何らの物理的結
合手段を要しない。
合手段を要しない。
ただし、波動送信機は内蔵電源により独立に作動しなけ
ればならない。
ればならない。
また、船舶と曳航物体(例えば、海水採取装置)との距
離および相対方位測定は、船舶に装備した1台または複
数台の波動受信機と曳航物体に装着した1台の波動送信
機とをケーブルで接続し、基準パルスおよび電力を波動
送信機に供給することにより容易になし得る。
離および相対方位測定は、船舶に装備した1台または複
数台の波動受信機と曳航物体に装着した1台の波動送信
機とをケーブルで接続し、基準パルスおよび電力を波動
送信機に供給することにより容易になし得る。
ところで、波動送信機から波動受信機への伝搬波動には
、途中全く反射しない直接伝搬波だけでなく、海底や海
面で一回ないし数回反射した反射伝搬波がある。
、途中全く反射しない直接伝搬波だけでなく、海底や海
面で一回ないし数回反射した反射伝搬波がある。
反射伝搬波の伝搬経路長は直接伝搬波のそれより長いか
ら、波動伝搬時間に基づく波動送受信装置の距離測定や
方位測定には直接伝搬波と反射伝搬波との識別が必須で
ある。
ら、波動伝搬時間に基づく波動送受信装置の距離測定や
方位測定には直接伝搬波と反射伝搬波との識別が必須で
ある。
従来の波動送受信装置は同一形式のパルス波動を一定間
隔で送出する形式であったから、直接伝搬波と反射伝搬
波との識別は不可能であり、したがって反射伝搬波のあ
る環境では実用に供し得なかった。
隔で送出する形式であったから、直接伝搬波と反射伝搬
波との識別は不可能であり、したがって反射伝搬波のあ
る環境では実用に供し得なかった。
したがって、本発明の目的は、反射伝搬波を除去し直接
伝搬波だけを検出する機能を有する波動送受信装置を提
供するにある。
伝搬波だけを検出する機能を有する波動送受信装置を提
供するにある。
本発明によれば、周波数および時間軸上の少なくとも一
方で互いに区別できる少なくとも2つの波動信号を予め
定めた順序で時系列的に繰返し水中へ送信する手段と、
この信号の水中伝搬波を受信する手段と、この受信信号
を受け、制御信号により指定された前記中なくとも2つ
の波動信号のうちの1つの波動信号のみを解読、識別し
て解読信号を生ずる信号解読器と、この信号解読器が解
読信号を生ずる都度前記予め定めた順序で定まる前記解
読された波動信号の次に来る波動信号を解読するように
指定する前記制御信号を前記信号解読器に供給する回路
とを含むことを特徴とする波動送受信装置を得ることが
できる。
方で互いに区別できる少なくとも2つの波動信号を予め
定めた順序で時系列的に繰返し水中へ送信する手段と、
この信号の水中伝搬波を受信する手段と、この受信信号
を受け、制御信号により指定された前記中なくとも2つ
の波動信号のうちの1つの波動信号のみを解読、識別し
て解読信号を生ずる信号解読器と、この信号解読器が解
読信号を生ずる都度前記予め定めた順序で定まる前記解
読された波動信号の次に来る波動信号を解読するように
指定する前記制御信号を前記信号解読器に供給する回路
とを含むことを特徴とする波動送受信装置を得ることが
できる。
この発明による波動送受信装置では、使用する波動信号
を少なくとも2種用意する。
を少なくとも2種用意する。
これらの複数(2種以上)の互いに異なる信号はそれぞ
れの周波数を変えること或いは、予め定めたビット数の
F S (Frequency 5hift )信号と
すること、単パルスの中を周波数変調すること等で形成
する。
れの周波数を変えること或いは、予め定めたビット数の
F S (Frequency 5hift )信号と
すること、単パルスの中を周波数変調すること等で形成
する。
波動送信機ではまず、波動受信機からケーブルで送られ
た基準パルスに同期して第1の波動信号を発生する。
た基準パルスに同期して第1の波動信号を発生する。
その後、次の基準パルスに同期して第2の波動信号を発
生送出する。
生送出する。
以下同様に、互いに異なる信号を予め定めた順序で予め
用意した数だけ送信し、再び第1の波動信号に戻す。
用意した数だけ送信し、再び第1の波動信号に戻す。
この互いに異なる予め用意した数の信号の送信を1サイ
クルとし、以後このサイクルを繰返す。
クルとし、以後このサイクルを繰返す。
一方、波動受信機は、当初第1の信号のみを解読でき、
第1の信号を解読したら第2の信号のみを解読できるよ
うに構成する。
第1の信号を解読したら第2の信号のみを解読できるよ
うに構成する。
さらに、第2の信号を解読後は、第3の信号のみを解読
する状態に切換える。
する状態に切換える。
このようにして、波動送受信側の送信する信号のうち最
初に到達したものを解読したのち、次に送信される信号
だけを解読できるように波動受信機の解読可能信号を切
り換えていく。
初に到達したものを解読したのち、次に送信される信号
だけを解読できるように波動受信機の解読可能信号を切
り換えていく。
このようにすれば、波動信号送出から最短距離を伝搬し
て波動受信機に到達した直接伝搬波だけが波動受信機で
解読される。
て波動受信機に到達した直接伝搬波だけが波動受信機で
解読される。
その後、遅れて反射伝搬波が到達したとき、波動受信機
は既に次に送出されるべき信号だけを解読し得る状態に
切り換えられているから、この反射伝搬波は解読されな
い。
は既に次に送出されるべき信号だけを解読し得る状態に
切り換えられているから、この反射伝搬波は解読されな
い。
この反射伝搬波は反射を繰返し伝搬していくうちに減衰
し、ついには解読不能のレベルになる。
し、ついには解読不能のレベルになる。
従って、送信信号の繰返し周期と切り換えられる信号の
種類数との積を十分大きくして、第1の信号の送出から
次の第4の信号の送出までの1サイクル時間を上記反射
伝搬波の解読不能レベルへの減衰に必要な一定時間以上
とすることにより、波動受信機は反射伝搬波をすべて除
去できる。
種類数との積を十分大きくして、第1の信号の送出から
次の第4の信号の送出までの1サイクル時間を上記反射
伝搬波の解読不能レベルへの減衰に必要な一定時間以上
とすることにより、波動受信機は反射伝搬波をすべて除
去できる。
この1サイクル時間は使用する波動送信機の海底からの
高さ、水深および波動送信機と波動受信機との間の距離
等により決定する。
高さ、水深および波動送信機と波動受信機との間の距離
等により決定する。
最も簡単な方式は、使用する信号の数を2つとし、波動
送信機ではこれらを交互に送出し、波動受信機側では第
1の信号の受信解読後第2の信号の受信解読の状態に、
第2の信号の受信解読後第1の信号の受信解読の状態に
切り換えるものである。
送信機ではこれらを交互に送出し、波動受信機側では第
1の信号の受信解読後第2の信号の受信解読の状態に、
第2の信号の受信解読後第1の信号の受信解読の状態に
切り換えるものである。
この発明による波動送受信装置は、海底や海面で反射し
ながら伝搬してきた反射伝搬波をすべて除去でき、直接
伝搬波だけを受信解読し得るから、波動受信機から波動
送信機までの距離および両者の相対方位を正確に測定す
ることができる。
ながら伝搬してきた反射伝搬波をすべて除去でき、直接
伝搬波だけを受信解読し得るから、波動受信機から波動
送信機までの距離および両者の相対方位を正確に測定す
ることができる。
波動送信機が作動電源を内蔵し送信信号を自動的に送出
する(基準パルスを用いない)場合も作動は全く同様で
ある。
する(基準パルスを用いない)場合も作動は全く同様で
ある。
ただし、この場合にはパルス送信からその受信までの時
間測定ができないから、距離測定は不可能である。
間測定ができないから、距離測定は不可能である。
次ぎに図面を参照して、この発明を詳述する。
第1図はこの発明による波動送受信装置の一実症例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
海中にある波動送信機1は外部からの駆動指令を要しな
い方式であり、その内部のパルス発振回路101で一定
時間間隔にパルスを発生する。
い方式であり、その内部のパルス発振回路101で一定
時間間隔にパルスを発生する。
信号発生回路102はパルス発振回路101に出力パル
スがあるごとに信号切換回路103により定められた信
号を発生する。
スがあるごとに信号切換回路103により定められた信
号を発生する。
信号切換回路103は、パルス発振回路101に出力パ
ルスがあるごとにその状態を順次切換える。
ルスがあるごとにその状態を順次切換える。
従って、信号発生回路102の出力信号は予め定めた順
序で順次切換られた信号となる。
序で順次切換られた信号となる。
この出力は送信器104で電力増幅され、海中の送波器
105からパルス波動信号として海中へ送出される。
105からパルス波動信号として海中へ送出される。
この送出された波動信号は、海面2にある船舶の波動受
信機3の受波器106に直接伝搬径路4を伝搬して到達
する。
信機3の受波器106に直接伝搬径路4を伝搬して到達
する。
この受波器106に到達する波動信号にはこの他、海面
2で反射して伝搬する海面反射伝搬径路5、海底6で反
射して伝搬する海底反射径路7、海面2および海底6で
反射しながら伝搬する海面海底反射径路8など多くの反
射伝搬径路を伝搬してくる成分もある。
2で反射して伝搬する海面反射伝搬径路5、海底6で反
射して伝搬する海底反射径路7、海面2および海底6で
反射しながら伝搬する海面海底反射径路8など多くの反
射伝搬径路を伝搬してくる成分もある。
これら多くの反射伝搬径路を伝搬して受波器106へ受
信される波動信号は妨害信号となる。
信される波動信号は妨害信号となる。
そこで、直接伝搬径路4を伝搬して受信される直接伝搬
波をこれら反射伝搬した波動から分離して識別する必要
がある。
波をこれら反射伝搬した波動から分離して識別する必要
がある。
受波器106で受信された波動送信器1からの信号は増
幅器107で増幅され、信号解読器108へ送られる。
幅器107で増幅され、信号解読器108へ送られる。
この信号解読器108は、信号切換回路109からの解
読指定信号により指定された信号を受信したときだけ解
読信号を信号処理表示器110へ送る。
読指定信号により指定された信号を受信したときだけ解
読信号を信号処理表示器110へ送る。
信号切換回路109は、この解読信号を受けるごとに次
の送信波動信号を解読すべく解読指定信号を生じる。
の送信波動信号を解読すべく解読指定信号を生じる。
したがって、受信波動のうち直接伝搬径路4を伝搬して
最初に到達した直接伝搬波だけが信号解読器108によ
って検出される。
最初に到達した直接伝搬波だけが信号解読器108によ
って検出される。
この直接伝搬波の受信彼達れて到達する反射伝搬波は、
信号解読器108が信号切換回路109により切り換え
られ、次ぎの発生信号を解読する待機状態になっている
ため、この信号解読器108で検出されない。
信号解読器108が信号切換回路109により切り換え
られ、次ぎの発生信号を解読する待機状態になっている
ため、この信号解読器108で検出されない。
こうして波動受信機3の信号解読器108では、波動送
信機1の送出波動信号の伝搬波のうち、反射伝搬波が取
除かれ、直接伝搬波のみが検出される。
信機1の送出波動信号の伝搬波のうち、反射伝搬波が取
除かれ、直接伝搬波のみが検出される。
そして信号解読器108からの解読信号は信号処理表示
器110へ送られる。
器110へ送られる。
次ぎに、パルスごと送信周波数を変えて複数の送信信号
を形成する方式を一例として挙げ、送信信号および解読
信号の切換につき述べる。
を形成する方式を一例として挙げ、送信信号および解読
信号の切換につき述べる。
まず、信号切換回路103および109は信号種類数を
最大カウント数とし、これを超えると自動的にリセット
する型のカウンタで構成する。
最大カウント数とし、これを超えると自動的にリセット
する型のカウンタで構成する。
信号発生回路102は、発振周波数が互いに異なる発振
器を信号種類数と同数備え、信号切換回路103の出力
(カウンタのカウント数)に応じて使用発振器を切換え
る構成とする。
器を信号種類数と同数備え、信号切換回路103の出力
(カウンタのカウント数)に応じて使用発振器を切換え
る構成とする。
信号解読器108は通過帯域を互いに異にする帯域通過
フィルタを信号種類数と同数備え、信号切換回路109
のカウント数に応じて使用フィルタ切換える構成とする
。
フィルタを信号種類数と同数備え、信号切換回路109
のカウント数に応じて使用フィルタ切換える構成とする
。
なお、波動送受信装置の起動時には送信信号と解読指定
信号で指定した信号解読器108の解読可能信号とが一
致しないことがある。
信号で指定した信号解読器108の解読可能信号とが一
致しないことがある。
しかし、送信信号は自動的に予め定めた順序で順時異な
る信号を送出するから、長くとも前述した送信信号の1
サイクルの間には送信信号と解読可能信号とが必らず一
致し、信号解読器108は解読信号を生じる。
る信号を送出するから、長くとも前述した送信信号の1
サイクルの間には送信信号と解読可能信号とが必らず一
致し、信号解読器108は解読信号を生じる。
以後、上に詳述したように送信信号と信号解読器108
の解読可能信号とは同期して切り換えられるから、全て
の送信信号は信号解読器108で解読される。
の解読可能信号とは同期して切り換えられるから、全て
の送信信号は信号解読器108で解読される。
この第1図に示した波動送受信装置では、波動受信器3
の受波器106を少なくとも3個配置し、それぞれの受
波器106の受信信号の中から、先に述べたように直接
伝搬波の受信される時を検出すると、それぞれの受波時
間差から波動送信機1の方位を測定することが出来る。
の受波器106を少なくとも3個配置し、それぞれの受
波器106の受信信号の中から、先に述べたように直接
伝搬波の受信される時を検出すると、それぞれの受波時
間差から波動送信機1の方位を測定することが出来る。
第2図はこの発明による波動送受信装置の第二の実症例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
この実症例では、波動送信機1が海底を移動する作業車
や船尾から曳航される曳航体に塔載され、波動受信機3
とケーブル9で接続されている。
や船尾から曳航される曳航体に塔載され、波動受信機3
とケーブル9で接続されている。
そこで、第一の実症例で述べた波動送信機1の内部に有
していたパルス発振回路101を波動受信機3の内部に
含ませ、その出力を基準パルスとじてケーブル9を介し
て、波動送信機1へ送る。
していたパルス発振回路101を波動受信機3の内部に
含ませ、その出力を基準パルスとじてケーブル9を介し
て、波動送信機1へ送る。
他の動作、構成は第一の実施例と同一である。
なお、図に示すようにパルス発振回路101の出力を信
号処理表示器110へ送る。
号処理表示器110へ送る。
こうすると、波動送信器1から波動の送波された時刻が
信号処理表示器110で正確にわかるから、直接伝搬径
路4を波動が伝搬する時間が計測できる。
信号処理表示器110で正確にわかるから、直接伝搬径
路4を波動が伝搬する時間が計測できる。
水中の波動伝搬速度は既知であるから、これにより波動
送信機1と波動受信機3との間の距離が測定できる。
送信機1と波動受信機3との間の距離が測定できる。
また波動受信機3の受波器106を少なくとも3個配置
することにより、第1図に示した実施例におけると同様
に波動送信機1の方位を測定することも出来る。
することにより、第1図に示した実施例におけると同様
に波動送信機1の方位を測定することも出来る。
なおここに挙げた実施例では波動送信機1の信号切換回
路103はパルス発振回路101の出力パルスで切換え
たが、この切換は波動信号の送出されてから次の波動送
出までの間に行なえばよいから、信号発生回路102の
出力に応動して切換るようにしても差支えない。
路103はパルス発振回路101の出力パルスで切換え
たが、この切換は波動信号の送出されてから次の波動送
出までの間に行なえばよいから、信号発生回路102の
出力に応動して切換るようにしても差支えない。
また、ケーブル9の一部を無線送受信装置に代えること
もできる。
もできる。
例えば波動受信機3を備える船舶上に無線送信機を設け
、基準パルスを高周波パルス電波に変換して空中に放射
し、波動送信機1の近傍の他の船舶に備えた無線受信機
でその電波を受けることによりDCの基準パルスを再生
し、このパルスを再びケーブルで波動送信機1へ伝送す
る方式は、波動受信機と波動送信機との距離が犬なると
き有効である。
、基準パルスを高周波パルス電波に変換して空中に放射
し、波動送信機1の近傍の他の船舶に備えた無線受信機
でその電波を受けることによりDCの基準パルスを再生
し、このパルスを再びケーブルで波動送信機1へ伝送す
る方式は、波動受信機と波動送信機との距離が犬なると
き有効である。
第3図は、第1図および第2図に示したこの発明による
波動送受信装置の動作を説明するための信号はタイミン
グ図である。
波動送受信装置の動作を説明するための信号はタイミン
グ図である。
Aは送出される波動信号で、この図は3種類の送号を送
信する場合を示し、第1の信号送出後、第2の信号を、
続いて第3の受骨を送出し、次ぎに第1の信号を送出す
る。
信する場合を示し、第1の信号送出後、第2の信号を、
続いて第3の受骨を送出し、次ぎに第1の信号を送出す
る。
図では送出時を四角で表わし、その中に記す数字が信号
の番号を表わしている。
の番号を表わしている。
Bは波動受信機3に受信される受信信号である。
ここに記す数字は対応する送信信号の番号であり、次の
アルファベットaは直接伝搬波、bは続いて受信される
反射伝搬波、Cはその後に受信される反射伝搬波である
ことを示す。
アルファベットaは直接伝搬波、bは続いて受信される
反射伝搬波、Cはその後に受信される反射伝搬波である
ことを示す。
Dは信号解読器108の出力信号を示し、Eはこの信号
解読器108がどの信号を検出する待期状態となってい
るかを示している。
解読器108がどの信号を検出する待期状態となってい
るかを示している。
図ではまず、第1の信号を受信する待期状態とされ、B
に記す第1の信号の直接伝搬波1aを受信解読した後、
信号解読器108はEに示すように第2の信号を検出す
る待機状態となる。
に記す第1の信号の直接伝搬波1aを受信解読した後、
信号解読器108はEに示すように第2の信号を検出す
る待機状態となる。
このため、この後に受信される第1の信号の反射波1b
は信号解読器108の待機状態と異なるため取除かれ、
信号解読器108の出力信号りとしては出力されない。
は信号解読器108の待機状態と異なるため取除かれ、
信号解読器108の出力信号りとしては出力されない。
続いて第2の信号の直接伝搬波2aが受信されると、信
号解読器108はDに示す信号を出力し、第3の信号を
受信検出する待機状態となる。
号解読器108はDに示す信号を出力し、第3の信号を
受信検出する待機状態となる。
このとき受信される反射伝搬波1c、第2の信号の反射
伝搬波2bは、第3の信号と異なるため、信号解読器1
08で取除かれDに示すように出力はない。
伝搬波2bは、第3の信号と異なるため、信号解読器1
08で取除かれDに示すように出力はない。
続いて受信される第3の信号により、信号解読器108
に出力りに示すように、出力が得られ、信号解読器10
8は第1の信号を受信検出する待機状態に切換えられる
。
に出力りに示すように、出力が得られ、信号解読器10
8は第1の信号を受信検出する待機状態に切換えられる
。
このようにして信号解読器108では反射伝搬波が除去
され、直接伝搬波のみが検出される。
され、直接伝搬波のみが検出される。
以上述べたように、この発明による波動送受信装置を用
いることにより、従来不可能であった反射伝搬波と直接
伝搬波の分離が可能となる。
いることにより、従来不可能であった反射伝搬波と直接
伝搬波の分離が可能となる。
このため従来不可能であった各種測定が確実に出来るこ
とになり、その作用効果は絶大なものがあり、各種床い
用途が開かれる。
とになり、その作用効果は絶大なものがあり、各種床い
用途が開かれる。
以上、実施例を挙げ本発明を詳述したが、特許請求の範
囲に記載した本発明はこれに限定されるものでないこと
は勿論である。
囲に記載した本発明はこれに限定されるものでないこと
は勿論である。
第1図はこの発明による波動送受信装置の第一の実施例
を示すブロック図、第2図はこの発明の第二の実施例を
示すブロック図、第3図はこの発明の詳細な説明するた
めの各部信号のタイミング図である。 各図において、1は波動送信機、3は波動受信機、10
1はパルス発振回路、102は信号発生回路、103は
信号切換回路、104は送信器、105は送波器、10
6は受波器、107は増幅器、108は信号解読器、1
09は信号切換回路、110は信号処理表示器をそれぞ
れ示す。
を示すブロック図、第2図はこの発明の第二の実施例を
示すブロック図、第3図はこの発明の詳細な説明するた
めの各部信号のタイミング図である。 各図において、1は波動送信機、3は波動受信機、10
1はパルス発振回路、102は信号発生回路、103は
信号切換回路、104は送信器、105は送波器、10
6は受波器、107は増幅器、108は信号解読器、1
09は信号切換回路、110は信号処理表示器をそれぞ
れ示す。
Claims (1)
- 1 周波数および時間軸上の少なくとも一方で互いに区
別できる少なくとも2つの波動信号を予め定めた順序で
時系列的に繰返し水中へ送信する手段と、この信号の水
中伝搬波を受信する手段と、この受信信号を受け、制御
信号により指定された前記少なくとも2つの波動信号の
うちの1つの波動信号のみを解読、識別して解読信号を
生ずる信号解読器と、この信号解読器が解読信号を生ず
る都度前記予め定めた順序で定まる前記解読された波動
信号の次に来る波動信号を解読するように指定する前記
制御信号を前記解読器に供給する回路とを含むことを特
徴とする波動送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP677876A JPS5830556B2 (ja) | 1976-01-23 | 1976-01-23 | 波動送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP677876A JPS5830556B2 (ja) | 1976-01-23 | 1976-01-23 | 波動送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5289957A JPS5289957A (en) | 1977-07-28 |
JPS5830556B2 true JPS5830556B2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=11647625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP677876A Expired JPS5830556B2 (ja) | 1976-01-23 | 1976-01-23 | 波動送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830556B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121551A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-25 | Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd | 自動車用ステアリングロツク装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022615Y2 (ja) * | 1977-12-29 | 1985-07-05 | 富士通株式会社 | トランジスタ |
-
1976
- 1976-01-23 JP JP677876A patent/JPS5830556B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121551A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-25 | Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd | 自動車用ステアリングロツク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5289957A (en) | 1977-07-28 |
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