JPS5830226B2 - 高速ワインダ装置 - Google Patents
高速ワインダ装置Info
- Publication number
- JPS5830226B2 JPS5830226B2 JP49054111A JP5411174A JPS5830226B2 JP S5830226 B2 JPS5830226 B2 JP S5830226B2 JP 49054111 A JP49054111 A JP 49054111A JP 5411174 A JP5411174 A JP 5411174A JP S5830226 B2 JPS5830226 B2 JP S5830226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- speed
- induction motor
- take
- inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速ワインダ装置に関するもので、溶融紡糸法
で製造される繊維の巻取工程において、高速ワインダの
定周速制御部を構成する巻取ローラ(ボビン)と、巻取
の周速検出部の両方に駆動力を持たせ、巻取ローラに巻
取られる繊維の形状を均一にし、高速化を可能とすると
共に、制御系の安定化を計るようにした高速ワインダ装
置を提供しようとするものである。
で製造される繊維の巻取工程において、高速ワインダの
定周速制御部を構成する巻取ローラ(ボビン)と、巻取
の周速検出部の両方に駆動力を持たせ、巻取ローラに巻
取られる繊維の形状を均一にし、高速化を可能とすると
共に、制御系の安定化を計るようにした高速ワインダ装
置を提供しようとするものである。
以下図面によって本発明の一実施例を説明する。
第1図イ、口はそれぞれローラ部の斜視図およびその側
面図を示し、Rcは制御ローラで、同期電動機SMによ
って一定速度で運転される。
面図を示し、Rcは制御ローラで、同期電動機SMによ
って一定速度で運転される。
Rwは制御ローラRcと所要の接圧で接触しながらかご
形誘導電動機IMにより同じ周速で回転される巻取ロー
ラで、Wはこの巻取ローラRwに巻取られた巻取糸であ
る。
形誘導電動機IMにより同じ周速で回転される巻取ロー
ラで、Wはこの巻取ローラRwに巻取られた巻取糸であ
る。
第2図は本発明装置の制御系の構成図を示し、■v2は
同期電動機SMを駆動するインバータ、■V1はかご形
誘導電動機IMを駆動するインバータであり、かご形誘
導電動機IMは第3図に示すようなハイスリップ特性を
有している。
同期電動機SMを駆動するインバータ、■V1はかご形
誘導電動機IMを駆動するインバータであり、かご形誘
導電動機IMは第3図に示すようなハイスリップ特性を
有している。
巻取ローラRwに糸Wが巻取られるに従って糸の巻直径
D(、m)は第1図口に示すように増加するから一定の
張力で巻取る必要がある。
D(、m)は第1図口に示すように増加するから一定の
張力で巻取る必要がある。
いま、一定の張力をFCN〕とすると、所要トルクT
(N 、m〕は T = FD/2(N−m、] −(
1)となるが糸の進行速度vCm/8〕 は一定条件と
する必要性からかご形誘導電動機IMの回転速度N(r
ps)は v=πDN または N=”/7(D(rps〕 ・・・・・・・・・(2)
となり糸の巻直径りに逆比例する。
(N 、m〕は T = FD/2(N−m、] −(
1)となるが糸の進行速度vCm/8〕 は一定条件と
する必要性からかご形誘導電動機IMの回転速度N(r
ps)は v=πDN または N=”/7(D(rps〕 ・・・・・・・・・(2)
となり糸の巻直径りに逆比例する。
従って時間tの経過と共にかご形誘導電動機IMの回転
速度Nを第4図に示すように変化させる必要があり、そ
のためには上記2式の如き回転速度Nの変化を与えるよ
うインバータIv1 に設定電圧を供給すればよい。
速度Nを第4図に示すように変化させる必要があり、そ
のためには上記2式の如き回転速度Nの変化を与えるよ
うインバータIv1 に設定電圧を供給すればよい。
第2図のTGはかご形誘導電動機IMに直結した回転速
度計であり、この回転速度計TGによりかご形誘導電動
機IMのスリップを検出し、その検出電圧を比較器CM
の第1人力に与え、またこの比較器CMの第2人力には
可変抵抗VRにより得られる電圧を与え、比較器CMの
出力がインバータIV1に与えられ、インバータIV1
の周波数を制御し、該電動機IMの速度制御を行うよう
にしたものである。
度計であり、この回転速度計TGによりかご形誘導電動
機IMのスリップを検出し、その検出電圧を比較器CM
の第1人力に与え、またこの比較器CMの第2人力には
可変抵抗VRにより得られる電圧を与え、比較器CMの
出力がインバータIV1に与えられ、インバータIV1
の周波数を制御し、該電動機IMの速度制御を行うよう
にしたものである。
第3図は負荷トルクT1とかご形誘導電動機IMのトル
クの関係を図示している。
クの関係を図示している。
糸Wの巻き始め時の回転速度をN1、満巻時(巻き終り
時)の回転速度をN4とする。
時)の回転速度をN4とする。
いま、かご形誘導電動機IMの回転速度N1から糸Wが
巻取ローラRwに巻取られ、ある時間後にある量だけ巻
き太った場合制御ローラRcと巻取ローラRwが接触し
ているため、これらローラRc、Rwの周速は一定であ
るから、かご形誘導電動機IMの回転速度がN1〜N1
になったとすれば、回転速度計TGによりインバータ■
V1に該電動機IMの回転速度をN1からN13にする
ような指令が発せられることになる。
巻取ローラRwに巻取られ、ある時間後にある量だけ巻
き太った場合制御ローラRcと巻取ローラRwが接触し
ているため、これらローラRc、Rwの周速は一定であ
るから、かご形誘導電動機IMの回転速度がN1〜N1
になったとすれば、回転速度計TGによりインバータ■
V1に該電動機IMの回転速度をN1からN13にする
ような指令が発せられることになる。
この場合、重要なことは、制御ローラRcの駆動力≧巻
取ローラRwの駆動力とし、更に巻取ローラRwのトル
ク−速度特性を第3図の如きハイスリップ特性とするこ
とである。
取ローラRwの駆動力とし、更に巻取ローラRwのトル
ク−速度特性を第3図の如きハイスリップ特性とするこ
とである。
上述のように本発明によれば、現在の表面方式といわれ
るフリクションローラタイプのドローティクアップマシ
ンでは高速時、ローラのスリップのため、糸の巻取速度
がせいぜい1000m/、前後であるのに対し、その3
〜4倍以上の高速巻取りが可能となるばかりでなく、巻
取ローラはかご形誘導電動機の1次周波数制御をインバ
ータを介して行って高速回転にしたとしても機械的増速
機構が不要であるため、騒音の発生が少なく、制御系の
安定化を計ることができる特長がある。
るフリクションローラタイプのドローティクアップマシ
ンでは高速時、ローラのスリップのため、糸の巻取速度
がせいぜい1000m/、前後であるのに対し、その3
〜4倍以上の高速巻取りが可能となるばかりでなく、巻
取ローラはかご形誘導電動機の1次周波数制御をインバ
ータを介して行って高速回転にしたとしても機械的増速
機構が不要であるため、騒音の発生が少なく、制御系の
安定化を計ることができる特長がある。
第1図イ、口はそれぞれ本発明装置の一実施例における
ローラ部の斜視図およびその側面図、第2図は本発明装
置の制御系の構成図、第3図は本発明装置における負荷
トルクとハイスリップ特性を有するかご形誘導電動機I
Mのトルクの関係を示す特性線図、第4図は同じくかご
形誘導電動機の回転速度を時間の経過と共に変化させる
ための制御特性線図である。 Rw・・・・・・巻取ローラ、Rc・・・・・・制御ロ
ーラ、IM・・・・・・インバータIV1により駆動さ
れるハイスリップ特性を有するかご形誘導電動機、sM
・回・インバータIv2により駆動される周期電動機、
TG・・・・・・回転速度計、vs・・・・・・その検
出電圧。
ローラ部の斜視図およびその側面図、第2図は本発明装
置の制御系の構成図、第3図は本発明装置における負荷
トルクとハイスリップ特性を有するかご形誘導電動機I
Mのトルクの関係を示す特性線図、第4図は同じくかご
形誘導電動機の回転速度を時間の経過と共に変化させる
ための制御特性線図である。 Rw・・・・・・巻取ローラ、Rc・・・・・・制御ロ
ーラ、IM・・・・・・インバータIV1により駆動さ
れるハイスリップ特性を有するかご形誘導電動機、sM
・回・インバータIv2により駆動される周期電動機、
TG・・・・・・回転速度計、vs・・・・・・その検
出電圧。
Claims (1)
- 1 高速ワインダの定周速制御部を構成する巻取ローラ
と制御ローラに、それぞれインバータにより駆動される
ハイスリップ特性を有するかご形誘導電動機と同期電動
機とを各別に連結するとともに制御ローラの駆動力を巻
取ローラの駆動力より大きいかあるいは等しくなるよう
に設定し、上記巻取ローラに連結された誘導電動機のス
リップを回転速度計により検出し、その検出速度に比例
した電圧と設定電圧との偏差を上記誘導電動機のインバ
ータの入力として高速巻取動作を行なうようにしたこと
を特徴とする高速ワインダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49054111A JPS5830226B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | 高速ワインダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49054111A JPS5830226B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | 高速ワインダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50148610A JPS50148610A (ja) | 1975-11-28 |
JPS5830226B2 true JPS5830226B2 (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=12961475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49054111A Expired JPS5830226B2 (ja) | 1974-05-15 | 1974-05-15 | 高速ワインダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830226B2 (ja) |
-
1974
- 1974-05-15 JP JP49054111A patent/JPS5830226B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50148610A (ja) | 1975-11-28 |
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