JPS5830216Y2 - 二重ノズルカラム栓 - Google Patents
二重ノズルカラム栓Info
- Publication number
- JPS5830216Y2 JPS5830216Y2 JP18091379U JP18091379U JPS5830216Y2 JP S5830216 Y2 JPS5830216 Y2 JP S5830216Y2 JP 18091379 U JP18091379 U JP 18091379U JP 18091379 U JP18091379 U JP 18091379U JP S5830216 Y2 JPS5830216 Y2 JP S5830216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separation column
- outer cylinder
- column
- cylinder
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液体クロマトグラフィー装置等の分離カラムの
カラム栓に関する。
カラム栓に関する。
液体クロマトグラフィー装置においては、分離カラムに
試料や展開液を導入するためカラム栓を使用するが、該
カラム栓として外筒と、該外筒内に挿入された内筒とよ
りなり、試料は該内筒を介して分離カラムに導入すると
共に、展開液は内筒と外筒の間を通して導入するように
した二重ノズルカラム栓が近時開発された。
試料や展開液を導入するためカラム栓を使用するが、該
カラム栓として外筒と、該外筒内に挿入された内筒とよ
りなり、試料は該内筒を介して分離カラムに導入すると
共に、展開液は内筒と外筒の間を通して導入するように
した二重ノズルカラム栓が近時開発された。
この二重ノズルカラム栓を使用すれば、試料導入時に内
筒と外筒の間を通して展開液を流すことにより、試料を
ほぼ分離カラムの軸心部のみを通してカラム壁面の影響
なしに移動させることができ、カラム効率を向上できる
。
筒と外筒の間を通して展開液を流すことにより、試料を
ほぼ分離カラムの軸心部のみを通してカラム壁面の影響
なしに移動させることができ、カラム効率を向上できる
。
このような二重ノズルカラム栓において、内筒の先端と
分離カラム内の充填材の上面が離れていると内筒より充
填材に導入される試料が壁面の向きへ大きく拡がってし
まうため、内筒の先端が前記充填材の上面に接触するよ
うにその位置を変更し得ることが好ましいが、従来の二
重ノズルカラム栓はこのような要求に応えることができ
なかった。
分離カラム内の充填材の上面が離れていると内筒より充
填材に導入される試料が壁面の向きへ大きく拡がってし
まうため、内筒の先端が前記充填材の上面に接触するよ
うにその位置を変更し得ることが好ましいが、従来の二
重ノズルカラム栓はこのような要求に応えることができ
なかった。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので以下図面に
基づき本考案の一実施例を詳述する。
基づき本考案の一実施例を詳述する。
図面において１は分離カラムであり、該分離カラム内に
は充填材２が充填されている。
は充填材２が充填されている。
該分離カラムの上端はラッパ状に拡げられており、この
拡げられた部分には第１の袋ナツト３が嵌合されている
。
拡げられた部分には第１の袋ナツト３が嵌合されている
。
該第１の袋ナツトには軸心に貫通孔を有する取り付は部
材４が螺合されている。
材４が螺合されている。
該取り付は部材４には第２の袋ナツト６が螺合されてお
り、第１の袋ナツト３と取り付は部材４及び第２の袋ナ
ツト６が分離カラム１に一体的に固定されている。
り、第１の袋ナツト３と取り付は部材４及び第２の袋ナ
ツト６が分離カラム１に一体的に固定されている。
一方間転部材５は第２の袋ナツト６によって分離カラム
１に対して回転のみ自在に取り付けられている。
１に対して回転のみ自在に取り付けられている。
該回転部材５も軸心に貫通孔が穿たれており、該貫通孔
には雌ネジが切られている。
には雌ネジが切られている。
該回転部材５及び前記取り付は部材４の貫通孔を貫通し
て、外筒７がその先端を分離カラム１内に挿入されて備
えられている。
て、外筒７がその先端を分離カラム１内に挿入されて備
えられている。
該外筒７の外周には雄ネジ８が切られていると共に、該
外筒７はキー溝９を有しており、該キー溝には前記取り
付は部材４に螺合されたキー１０が挿入されている。
外筒７はキー溝９を有しており、該キー溝には前記取り
付は部材４に螺合されたキー１０が挿入されている。
１１はシール用のＯ−リングである。
該外筒７の軸心に沿って内筒１２が挿入されている。
該内筒の外径は外筒７の内径より小さくされており従っ
て外筒７と内筒１２との間には空間部１３が生じる。
て外筒７と内筒１２との間には空間部１３が生じる。
１４は該内筒１２を外筒７に固定するための固定部材で
あり、該固定部材１４は外筒７に螺合されている。
あり、該固定部材１４は外筒７に螺合されている。
該固定部材１４には前記空間部１３に展開液を導入する
ための導入孔１５が設けられている。
ための導入孔１５が設けられている。
又内筒１２の固定部材側の一端はラッパ状に拡げられて
おり、図示外の試薬を送液するための管に接続される。
おり、図示外の試薬を送液するための管に接続される。
１６もシール用のＯ−リングバッキングで゛ある。
このような構成において、１分離カラム１に試料を導入
するときには、内筒１２を介して試料と展開液とを流し
、同時に導入孔１５より空間部１３を介して展開液を流
す。
するときには、内筒１２を介して試料と展開液とを流し
、同時に導入孔１５より空間部１３を介して展開液を流
す。
さて、充填材２の上面と内筒１２の先端が離れている場
合には、回転部材５を回転せしめる。
合には、回転部材５を回転せしめる。
該回転部材５は分離カラム１に対して取り付は部材４及
び、第１．第２の袋ナツト３，６により回転のみ自在に
取り付けられており、且つ外筒７はキー溝９に挿入され
たキー１０によって上下動のみ自在にされているため、
該回転部材５の回転により外筒７及び該外筒７に固定し
て取り付けられた内筒１２とが一体的に上昇又は下降す
る。
び、第１．第２の袋ナツト３，６により回転のみ自在に
取り付けられており、且つ外筒７はキー溝９に挿入され
たキー１０によって上下動のみ自在にされているため、
該回転部材５の回転により外筒７及び該外筒７に固定し
て取り付けられた内筒１２とが一体的に上昇又は下降す
る。
従って操作者は内筒１２の先端位置をガラスで形成され
た分離カラム１を介して観察しながら、回転部材５の回
転のみにより内筒１２の先端位置を充填材２の上面に一
致させることができる。
た分離カラム１を介して観察しながら、回転部材５の回
転のみにより内筒１２の先端位置を充填材２の上面に一
致させることができる。
上述したように、本考案により内筒の先端を容易に充填
材２の上面に一致させることのできる構造の簡単な二重
ノズルカラム栓が提供される。
材２の上面に一致させることのできる構造の簡単な二重
ノズルカラム栓が提供される。
図面は本考案の一実施例を示すためのものである。
１：分離カラム、２：充填材、３，６：袋ナツト、４：
取り付は部材、５：回転部材、７：外筒、８：雄ネジ、
９：キー溝、１０：キー、１１：Ｏ−リング、１２：内
筒、１３：空間部、１４：固定部材、１５：導入孔。
取り付は部材、５：回転部材、７：外筒、８：雄ネジ、
９：キー溝、１０：キー、１１：Ｏ−リング、１２：内
筒、１３：空間部、１４：固定部材、１５：導入孔。
Claims (1)
- 分離カラムと、該分離カラム内に入れられた充填材と、
該分離カラムに挿入される外筒と、該外筒内に挿入され
て取り付けられ試料を前記分離カラムに導入するための
内筒と、該内筒と外筒の間に展開液を供給するための導
入孔を備えたカラム栓において、前記外筒の外周に刻設
されたネジ部と、該ネジ部に螺合されその回転によって
外筒先端を前記充填材層上面に接触させるための回転部
材と、その一端が前記分離カラム上端に取り付けられ該
回転部材の軸方向の移動を阻止するための部材と、前記
外筒と分離カラムのうちの一方に軸方向に沿って設けら
れたキー溝と、前記外筒と分離カラムのうちの他方に固
定され該キー溝に挿入されるキーとを具備したことを特
徴とする二重ノズルカラム栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18091379U JPS5830216Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 二重ノズルカラム栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18091379U JPS5830216Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 二重ノズルカラム栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697744U JPS5697744U (ja) | 1981-08-03 |
| JPS5830216Y2 true JPS5830216Y2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=29691315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18091379U Expired JPS5830216Y2 (ja) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | 二重ノズルカラム栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5830216Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003025170A1 (fr) * | 2001-09-17 | 2003-03-27 | Hitachi, Ltd. | Dispositif et procede de traitement d'echantillons |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP18091379U patent/JPS5830216Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697744U (ja) | 1981-08-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2265822A1 (en) | A direct screw-on cartridge holder with self-adjustable connection | |
| JPS5830216Y2 (ja) | 二重ノズルカラム栓 | |
| US3669220A (en) | Exchangeable grease gun tip | |
| JPS592391Y2 (ja) | 分水栓 | |
| JPH0131834Y2 (ja) | ||
| JPH055200Y2 (ja) | ||
| JPH02106Y2 (ja) | ||
| JPS61102822U (ja) | ||
| JPH0120029Y2 (ja) | ||
| JPS6418673U (ja) | ||
| JPS6015620Y2 (ja) | 給油装置付きタツプ立て | |
| JPS6118743Y2 (ja) | ||
| JPS6240769Y2 (ja) | ||
| JPS5824062Y2 (ja) | ニ−ドルバルブにおけるスピンドル | |
| JPS581563Y2 (ja) | 注入器のノズルアタッチメント | |
| JPH01100480U (ja) | ||
| JPS61114109U (ja) | ||
| JPH0129352Y2 (ja) | ||
| JPH02112796U (ja) | ||
| JPS61202335U (ja) | ||
| JPS5962382U (ja) | 容器壁に対する管の貫通固着装置 | |
| JPH0368744U (ja) | ||
| JPS58154440U (ja) | 水道管用テストプラグ | |
| JPS58191471U (ja) | 分解洗浄が容易な四方切替弁 | |
| JPH02103519U (ja) |