JPS5830149Y2 - 回転圧縮機の油分離装置 - Google Patents

回転圧縮機の油分離装置

Info

Publication number
JPS5830149Y2
JPS5830149Y2 JP16143278U JP16143278U JPS5830149Y2 JP S5830149 Y2 JPS5830149 Y2 JP S5830149Y2 JP 16143278 U JP16143278 U JP 16143278U JP 16143278 U JP16143278 U JP 16143278U JP S5830149 Y2 JPS5830149 Y2 JP S5830149Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil separation
rotary compressor
oil
plate
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16143278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5578774U (ja
Inventor
秀彦 山田
善堂 大石
五雄 忠
正 柳沢
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP16143278U priority Critical patent/JPS5830149Y2/ja
Publication of JPS5578774U publication Critical patent/JPS5578774U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5830149Y2 publication Critical patent/JPS5830149Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転圧縮機の油分離装置の改良に関するもの
である。
従来この種、油分離機は第6図に示すような構造になっ
ていた。
すなわち、圧縮要素(図示していない)で圧縮され密閉
容器1内へ吐出されたガスは固定子5の外周に設けた固
定子の隙間7および固定子5と回転子6との間に形成さ
れるエアギャップ8を通って密閉容器1内の上部空間に
た筐る。
回転子6の上部には薄い鉄板等で作った油分離板9がエ
ンドリング16等を利用してカシメ固定されている。
そして圧縮機運転中は回転子6とともに油分離板9も回
転するので、その周囲のガスはこの油分離板に接すると
その回転円心力でガス中のガスより比重の大きい油は外
周に飛ばされ、油分の少なくなったガスが、吐出管14
を通って圧縮機から外方へ吐出される。
なおこの吐出管の入口開口端17は上記油分離板9の中
央に近接するように位置させていた。
かかる従来の油分離装置では、固定子隙間7を通って上
昇したガスは油分離板9に接することなく直撚吐出管1
4に入る場合が多く、十分な油分離を期待できないばか
シでなく、吐出管14を密閉容器1内に長く導出させ、
かつ吐出管の入口開口端17を上記油分離板9に近接さ
せるよう成形し配設する必要がちυコスト高になるとい
う欠点があった。
この考案は上述した欠点を解消したもので、ガス中の油
分離を効果的に行なうようにした回転圧縮機の油分離装
置を提供するものである。
この考案の構成は、密閉容器内に圧縮要素と電動要素を
収容するとともにこの圧縮要素で圧縮したガスを容器内
へ吐出させてから密閉容器の天井付近に設けた吐出管よ
り排出するようにした回転圧縮機であって、密閉容器内
の上部空間にほぼ金山にわたって油分離板を設け、電動
要素の回転方向に向けて下傾斜する斜板を油分離板に放
射状に複数個設けるとともにこQ斜板に隣接して間隙を
設けて構成したものである。
以下図示実施例についてこの考案を詳細に説明すると、
1は密閉容器、2は圧縮要素で、吸入アツキュムレータ
3を介して吸入されたガスを高温高圧にして密閉容器1
内に排出するものである。
4はこの圧縮要素に直結された電動要素で\固定子5と
回転子6とから成っている。
7はこの固定子の外周に形成された隙間で、固定子5と
回転子6間に形成されるエアギャップ8とともに、ガス
通路となる。
9は密閉容器1内の上部空間に固定された油分離板で、
略中心よう放射状に切込みを入れるとともに上記回転6
の回転方向に向けて下傾斜する斜板10とこの斜板に隣
接する間隙11を複数個形成している。
12はこの油分離板9内に開口したガラスターミナル1
3に接続する導線の通路である。
14は上記密閉容器1の天井部に固着された吐出管であ
る。
次にこの油分離装置の作用について説明すると1第3図
において、図示矢印Aの方向から流れてきた・高速で、
かつ多量の油を含むガスは斜板10に当接して、ガス中
の油を斜板10に付着させることにより油とガスは分離
する。
普た斜板10の抵抗によシ図示矢印Bの方向に流れてき
たガスは、ガスよう比重の重い油のみ流速の慣性力によ
り下方へ落下させ、比重の小さいガスのみ間隙11を通
って図示矢印Cに沿って油分離板9の上方に開口する吐
出管14に向って排出される。
なお第4図1よび第5図はこの考案の他の実施例を示す
もので、第4図は斜板10の先端部をさらに下方に曲折
させたもので、ガスの流れに対して抵抗を大きく、かつ
図示矢印Bの流速を落とすことなく、できる限シ下方に
向くようになシ油分離の効果を上げることができる。
また第5図は間隙11にその開口面積を調節する隙間調
整板15を設けるようにしたもので、例えば斜板10を
下方へ急激に曲折させるとき間隙11が大きくなりすぎ
て、油分離が十分行なわれないガスの通過するのを防止
しようとするものである。
この考案は以上述べたように構成したから密閉容器内に
吐出されるガスは、回転子の回転とともに同一方向に高
速で移動させ、油分離板に1柩通過させるようにして吐
出管より排出させるので、ガス中の油分離を効果的に行
なうことができる。
また吐出管を密閉容器内に長く配設する必要がな(なり
安価に提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回転圧縮機を一部破
断にして示す側面図、第2図はこの考案による油分離板
の斜視図、第3図は第2図のm−■線の断面図、第4図
および第5図はこの考案の他の実施例を示すもので、第
3図に相当する断面図、第6図は従来の回転圧縮機の要
部の断面図である。 なか同一符号は同一または相当部分を示す。1は密閉容
器、2は圧縮要素、4は電動要素、9は油分離板、10
は斜板、11は間隙、14は吐出管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉容器内に圧縮要素と電動要素を収容するとともにこ
    の圧縮要素で圧縮したガスを上記容器内へ吐出させてか
    ら密閉容器の天井付近に設けた吐出管より排出するよう
    にした回転圧縮機において、上記密閉容器内の上部空間
    にほぼ金山にわたって油分離板を設け、上記電動要素の
    回転方向に向けて下傾斜する斜板な上記油分離板に放射
    状に複数個設けるとともにこの斜板に隣接して間隙を設
    けたことを特徴とする回転圧縮機の油分離装置。
JP16143278U 1978-11-22 1978-11-22 回転圧縮機の油分離装置 Expired JPS5830149Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16143278U JPS5830149Y2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 回転圧縮機の油分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16143278U JPS5830149Y2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 回転圧縮機の油分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578774U JPS5578774U (ja) 1980-05-30
JPS5830149Y2 true JPS5830149Y2 (ja) 1983-07-02

Family

ID=29156154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16143278U Expired JPS5830149Y2 (ja) 1978-11-22 1978-11-22 回転圧縮機の油分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5830149Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5578774U (ja) 1980-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62255592A (ja) 回転式圧縮機
JPS5830149Y2 (ja) 回転圧縮機の油分離装置
JP3961189B2 (ja) 密閉型圧縮機とその気液分離吐出方法
JPS62147082A (ja) 密閉型回転圧縮機の油分離装置
JPH0565718B2 (ja)
JP2629419B2 (ja) 密閉型回転式圧縮機
JP2004132365A (ja) スクロール圧縮機用のクランクケースの一部としてのオイルシールド
JPS60164681A (ja) 密閉型回転圧縮機の油分離装置
JPH0538813Y2 (ja)
JPH0161486U (ja)
JPS60130114U (ja) フアン装置
JPS62126288A (ja) 密閉形スクロ−ル圧縮機
JPS60187377U (ja) 密閉形電動圧縮機
JPS61125694U (ja)
JPS62129595A (ja) 密閉形スクロ−ル圧縮機
JPH0315692A (ja) 圧縮機
JPS599112Y2 (ja) 密閉型回転式冷媒ガス圧縮機
JPS6237978Y2 (ja)
JPH0510283A (ja) 密閉形スクリユー圧縮機
JPS6337275B2 (ja)
JPS61205392A (ja) 竪形回転圧縮機
JP2003097470A (ja) 回転式圧縮機
JPS6279988U (ja)
JP2714150B2 (ja) 密閉型圧縮機の油分離装置
JPS58180392U (ja) 密閉形圧縮機