JPS5830100Y2 - 自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置 - Google Patents

自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置

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Publication number
JPS5830100Y2
JPS5830100Y2 JP4377778U JP4377778U JPS5830100Y2 JP S5830100 Y2 JPS5830100 Y2 JP S5830100Y2 JP 4377778 U JP4377778 U JP 4377778U JP 4377778 U JP4377778 U JP 4377778U JP S5830100 Y2 JPS5830100 Y2 JP S5830100Y2
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JP
Japan
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throttle valve
flexible wire
opening
carburetor
automatic transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP4377778U
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English (en)
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JPS54145726U (ja
Inventor
暢夫 松沢
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動変速機を備えた自動車又はオートバイの
エンジンにおいて、自動変速機が走行位置にあるときに
気化器の絞弁をアイドリング開度より僅かに開弁するよ
うに設けられた補助開弁機構を減速時には解除して絞弁
をアイドリング開度とする気化器絞弁制御装置に関する
ものである。
一般に、自動変速機を備えた自動車又はオートバイにお
いて、自動変速機をニュートラル(中立)位置に操作し
ないで走行位置にシフトした捷1で停車している場合に
は、自動変速機の出力側は駆動輪と接続されていること
により静止しており、一方、入力側はエンジンのクラン
ク軸と接続されているためにエンジンの回転に伴って回
転している。
即ち、自動変速機例えばトルクコンバータにおいては、
このトルクコンバータ内でオイルの循環があり、エンジ
ン出力が消費され、回転数が低下する。
従って、エンジンは通常のアイドリンク回転時より多く
の出力を出さなければエンジンの停止を来すものであり
、そのためには気化器の絞弁を通常の場合のアイドリン
グ開度より僅かに開弁して出力を向上する必要がある。
しかし、気化器の絞弁を自動変速機が走行位置にある場
合に常に上記のようにアイドリング開度より開弁したま
1にして釦くと、走行中減速しようとして絞弁を閉動さ
せた際に、との絞弁は前述のように僅かに開弁じており
、吸気を充分に絞ることができず吸気負圧が小さいため
に、エンジンブレーキの効きが非常に悪くなるものであ
る。
よって、エンジンブレーキを強く働かせたい時、例えば
、ある程度以上の単速度で下り坂を走行する場合などに
有効なエンジンブレーキ効果が得られないことになると
、制動距離の増大等の悪影響が発生するものである。
本考案は斯かる点に鑑み、自動変速機が走行位置にあっ
て気化器の絞弁がアイドリング開度より僅かに開弁して
いる場合でも、減速時には絞弁の開弁を解除してアイド
リンク開度とし、強力なエンジンブレーキを効かせる気
化器絞弁制御装置を提供し、前記従来の欠点を解消する
ものである。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
実施例 1 第1図に釦いて、1は気化器の内部に設置されて吸気通
路を開閉する絞弁(図示せず)と連係して回動する開閉
プーリであって、この開閉プーリ1に開弁用ワイヤ2と
閉弁用ワイヤ3とが連結されて絞弁開閉機構4が設けら
れている。
又、ブラケット5にアイドリング開度調整スクリュ6が
回り止めばね7を介装して螺合され、該調整スクリュ6
の先端が前記開閉プーリ1に接触してその回動を規制し
、絞弁の最小開度をアイドリンク開度に調整する。
上記絞弁開閉機構4に補助開弁機構8が設けられ、この
補助開弁機構8は、ブラケット9に立設された枢支具1
0にロッカレバー11の中央部が枢支され、該ロッカレ
バー11の一端にブツシュロッド12の基部が連結され
、このブツシュロッド12はガイド13を貫通してその
先端が開閉プーリ1に当接可能に設けられている。
前記ロッカレバー11には復帰方向に付勢する捩りばね
14が装着されるとともに、その他端には可撓性ワイヤ
15の一端が連結され、該ワイヤ15は、ブラケット9
に一端部が固定された外筒体16内を通って他端が自動
変速機の変速操作機構に連係され、自動変速機が走行位
置にシフトされた際に引っ張られるように構成されてい
る。
又、上記可撓性ワイヤ15に対向して前記ブラケット9
にダイヤフラム装置によるアクチュエータ17が固設さ
れ、解除機構に連係されている。
このアクチュエータ17はダイヤフラムケース18内に
設けられた空間がダイヤフラム19にて負圧室20と大
気室21とに区画され、このダイヤフラム19の前面側
にアクチュエータロッド22が立設され、該アクチュエ
ータロッド22の先端部にローラ23が付設され、該ロ
ーラ23が前記可撓性ワイヤ15に直交方向から当接可
能に設けられて可撓性ワイヤ15を弛緩する解除機構が
構成されている。
又、上記負圧室20にはダイヤフラム19を前方に付勢
する圧縮スプリング24が設けられ、この負圧室20の
負圧口25はエンジンQ吸気管等に接続され、減速時に
発生する負圧が導入される。
作動を説明すれば、非減速時においてはアクチュエータ
ロッド22は突出してローラ23が可撓性ワイヤ15を
押圧し、解除機構は非作動状態にあり、該可撓性ワイヤ
15は屈曲してそのワイヤ系路が長くなっている。
その際、自動変速機を中立位置から走行位置にシフトす
ると可撓性ワイヤ15は引っ張られ、第1図に実線で示
すように、ロッカレバー11を介してブツシュロッド1
2が突出し、このブツシュロッド12の突出ニヨリ、ア
イドル開度調整スクリュ6に当接している開閉プーリ1
を押圧して回動せしめ、絞弁をアイドリング開度より僅
かに開弁せしめるものである。
一方、上記のように絞弁がアイドリング開度より僅かに
開弁している際に、減速状態となると、ダイヤフラム1
9背後の負圧室20に大きな負圧が作用し、このダイヤ
フラム19が後方に偏倚してアクチュエータロッド22
、ローラ23が後退し、図面中鎖線で示すように、解除
機構によって可撓性ワイヤ15の押圧屈曲状態を解除し
、該可撓性ワイヤ15のワイヤ系路を短くすることによ
って弛緩せしめ、ロッカレバー11の復帰回動によりブ
ツシュロッド12は後退し、絞弁はアイドリング開度と
なるものである。
伺、前記アクチュエータロッド22の作動には上記のよ
うなダイヤフラム19による吸気負圧を利用したものの
他、電磁弁や油圧シリンダ等を使用してもよい。
実施例 2 本例はその要部を第2図に示し、図示していない絞弁開
閉機構4、補助開弁機構8は前例と同様に設けられ、可
撓性ワイヤ15の上端が前記ロッカレバー11に連結さ
れている。
該可撓性ワイヤ15は外筒体26内を摺動自在に案内さ
れて自動変速機の変速操作機構に連係され、自動変速機
が走行位置に操作された際に下方に引っ張られる。
上記可撓性ワイヤ15の外筒体26(ri固定部26a
と可動部26bとに分割され、固定部26aはブラケッ
ト9に固着され、この固定部26aに可動部26bの先
端が摺動自在に嵌挿され、外筒体26全体の長さが可変
に設けられている。
又、上記可動部26bKニー1突起26cが設けられ、
該突起26cには回動レバー27の先端部27aが係合
され、この回動レバー27の基端部27bU固定部分に
枢着されて可撓性ワイヤ15を弛緩する解除機構が構成
されている。
一方、前記ブラケット9には前例と同様のダイヤフラム
装置によるアクチュエータ17が固設され、ダイヤフラ
ム19に立設されたアクチュエータロッド22の先端が
前記回動レバー27の中間部に連結されている。
上記アクチュエータ17/Ii減速時にその負圧室20
に作用する大きな負圧によってアクチュエータロッド2
2を短縮せしめる。
このアクチュエータロッド22の短縮により回動レバー
27を引いて回動せしめ、外筒体26の可動部26bを
短縮方向に移動せしめ、外筒体26による可撓性ワイヤ
15の経路を短縮する。
よって、可撓性ワイヤ15を上方に伸ばして弛緩せしめ
、前例と同様にブツシュロッド12が後退1、絞弁はア
イドリング開度となるものである。
実施例 3 本例はその要部を第3図に示し、図示していない絞弁開
閉機構4、補助開弁機構8は実施例1と同様に設けられ
、可撓性ワイヤ15の上端が前記ロッカレバー11に連
結されている。
該ワイヤ15は外筒体16内を摺動自在に案内されて自
動変速機の変速操作機構に連係され、自動変速機が走行
位置に操作された際に下方に引っ張られる。
上記可撓性ワイヤ15の外筒体16は先端部が揺動レバ
ー28の先端部に固着され、該揺動レバー28は基端部
がブラケット9に枢支されるとともに、圧縮スプリング
29にて復帰方向に付勢されて可撓性ワイヤ15を弛緩
する解除機構が構成されている。
又、上記ブラケット9には実施例1と同様のダイヤフラ
ム装置によるアクチュエータ1Tが固設され、ダイヤフ
ラム19に立設されたアクチュエータロッド22の先端
に立設したストッパ30が前記揺動レバー28の裏面と
係合し、圧縮スプリング29の付勢を受けている。
上記アクチュエータ17//i減速時にその負圧室20
に作用する大きな負圧によってアクチュエータロッド2
2を短縮せしめる。
このアクチュエータロッド22の短縮により揺動レバー
28を引いて回動せしめ、外筒体16の先端部をロッカ
レバー11の方向(上方)に移動せしめる。
よって、外筒体16の長さに相当する可撓性ワイヤ15
が両者の相対位置を変更することなく、共に移動し、可
撓性ワイヤ15を上方に伸ばして弛緩せしめ、前例と同
様にブツシュロッド12が後退し、絞弁はアイドリング
開度となるものである。
従って、以上のような本考案絞弁制御装置によれば、気
化器に補助開弁機構を設け、この補助開弁機構を可撓性
ワイヤにて作動せしめ、自動変速機が走行位置にあると
きに絞弁がアイドリング開度より僅かに開弁するように
設けるとともに、減速時には解除機構に連係したアクチ
ュエータの作動により、可撓性ワイ、ヤを弛緩して解除
し、絞弁がアイドリング開度となるように設けたために
、自動変速機を走行位置にシフトした1Xの状態で停車
してエンジンの出カフ5咄動変速機内にて消費されても
、その時には絞弁がアイドリング開度より僅かに開弁さ
れエンジンの出力が向上していることにより、エンジン
の停止その他の不具合を解消すると共に、エンジンブレ
ーキが必要となる状態即ち、減速時には自動変速機が走
行位置にシフトされていても、絞弁がアイドリング開度
となることにより有効なエンジンブレーキ効果が得られ
、走行の安全性等を確保できるものであるなど種々の優
れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ実施例1〜実施例3を示す概
略構成図である。 1・・・・・・開閉プーリ、4・・・−・・絞弁開閉機
構、6・・・・・・調整スクリュ、8・・・・・・補助
開弁機構、11・・・0.。 ロッカレバー、12・・・・・・ブツシュロッド、15
・・。 ・・・可撓性ワイヤ、17・・・・・・アクチュエータ
、22・・・・・・アクチュエータロッド、23・・・
・・・ローラ、26・・・・・・外筒体、27・・・・
・・回動レバー、28・・・・・・揺動レバー。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 自動変速機を備えた車両用エンジンにおいて
    、気化器の絞弁開閉機構に自動変速機が走行位置にある
    ときに絞弁をアイドリング開度より僅かに開弁するよう
    に可撓性ワイヤにて作動する補助開弁機構を設けると共
    に、エンジンの減速状態を検出して作動するアクチュエ
    ータを設け、該アクチュエータは上記補助開弁機構の可
    撓性ワイヤを弛緩する解除機構に連係され、減速時に補
    助開弁機構の作動による絞弁の開弁を解除してアイドリ
    ンク開度とすることを特徴とする気化器絞弁制御装置。
  2. (2)解除機構は、非減速時には可撓性ワイヤの糸路を
    長くし、減速時にはこの糸路を短くして該可撓性ワイヤ
    を弛緩することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の気化器絞弁制御装置。
  3. (3)解除機構は、減速時に可撓性ワイヤの外筒体を移
    動させて該可撓性ワイヤを弛緩することを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の気化器絞弁制御装置
JP4377778U 1978-04-03 1978-04-03 自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置 Expired JPS5830100Y2 (ja)

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JP4377778U JPS5830100Y2 (ja) 1978-04-03 1978-04-03 自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS54145726U JPS54145726U (ja) 1979-10-09
JPS5830100Y2 true JPS5830100Y2 (ja) 1983-07-02

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ID=28918836

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JP4377778U Expired JPS5830100Y2 (ja) 1978-04-03 1978-04-03 自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置

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