JPS5829886Y2 - 高圧カツトアウト用複合形ヒュ−ズ - Google Patents
高圧カツトアウト用複合形ヒュ−ズInfo
- Publication number
- JPS5829886Y2 JPS5829886Y2 JP6817278U JP6817278U JPS5829886Y2 JP S5829886 Y2 JPS5829886 Y2 JP S5829886Y2 JP 6817278 U JP6817278 U JP 6817278U JP 6817278 U JP6817278 U JP 6817278U JP S5829886 Y2 JPS5829886 Y2 JP S5829886Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- fuse
- extinguishing tube
- melting point
- low melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は高圧カットアウト用ヒユーズの改良に係り、特に
エレメント部が消弧チューブの内壁に直接接触して起る
溶断特性の変化、焼損等を解決することを目的とするも
ので゛ある。
エレメント部が消弧チューブの内壁に直接接触して起る
溶断特性の変化、焼損等を解決することを目的とするも
ので゛ある。
従来より使用されている高圧カットアウト用ヒユーズの
うち第1図でみるようにヒユーズ端子100と接続金具
101間に低融点合金103を接続し、更にこれに並列
に張力線104を張設するようにしてエレメント部Aを
構成している。
うち第1図でみるようにヒユーズ端子100と接続金具
101間に低融点合金103を接続し、更にこれに並列
に張力線104を張設するようにしてエレメント部Aを
構成している。
ところで、上記構造においてはヒユーズの特性上、エレ
メント部は所定の抵抗値となるよう上下方向に長く設計
されており製作時に曲がった状態で細径の消弧チューブ
に収納されたりすると溶断部が同チューブの内壁に直接
接触して熱をうばわれ溶断特性が大きく変化し本来の保
護機能(溶断特性)が果たせない上に、ついには消弧チ
ューブを焼は焦がし焼損に至らせる。
メント部は所定の抵抗値となるよう上下方向に長く設計
されており製作時に曲がった状態で細径の消弧チューブ
に収納されたりすると溶断部が同チューブの内壁に直接
接触して熱をうばわれ溶断特性が大きく変化し本来の保
護機能(溶断特性)が果たせない上に、ついには消弧チ
ューブを焼は焦がし焼損に至らせる。
本案は上記の点に鑑みてなされたもので、ヒユーズ端子
と接続端子との間には両側に抵抗線を接続した低融点合
金と、同低融点合金と並列に高抗張力を有する張力線と
からなるエレメント部を張設し、更にこのエレメント部
および接続端子に接続するリード線の一部゛を消弧チュ
ーブ内に収納したものにおいて、上記エレメント部の略
中夫に位置する溶断部の上部には、同エレメント部に挿
通係止した外周端のみが消弧チューブの内壁に接触する
ようにした円板状の絶縁性断熱部材を付設したことを特
徴とする高圧カットアウト用複合形ヒユーズを提案しよ
うとするものである。
と接続端子との間には両側に抵抗線を接続した低融点合
金と、同低融点合金と並列に高抗張力を有する張力線と
からなるエレメント部を張設し、更にこのエレメント部
および接続端子に接続するリード線の一部゛を消弧チュ
ーブ内に収納したものにおいて、上記エレメント部の略
中夫に位置する溶断部の上部には、同エレメント部に挿
通係止した外周端のみが消弧チューブの内壁に接触する
ようにした円板状の絶縁性断熱部材を付設したことを特
徴とする高圧カットアウト用複合形ヒユーズを提案しよ
うとするものである。
第2ならびに第3図中1はヒユーズ端子であり、同端子
と下部の接続金具2との間には両端に抵抗線3,3′を
接合した低融点合金4を圧着して接続している。
と下部の接続金具2との間には両端に抵抗線3,3′を
接合した低融点合金4を圧着して接続している。
5はステンレス線等高抗張力を有する張力線であり使用
する際にリード線6に加かわる張力が低融点合金4に不
必要に加わらないようにこれと並列にヒユーズ端子1と
接続金具2間に張設したもので、上記低融点合金4と共
に複合形のエレメント部Aを構成している。
する際にリード線6に加かわる張力が低融点合金4に不
必要に加わらないようにこれと並列にヒユーズ端子1と
接続金具2間に張設したもので、上記低融点合金4と共
に複合形のエレメント部Aを構成している。
7はクラフト紙、塩化ビニル等一般的に使用される消弧
チューブであり、ヒユーズ端子の接続部1aの外周に嵌
合した止着栓8および消弧チューブ7がヒユーズ端子よ
り脱落するのを防止する突起部1bを形成している。
チューブであり、ヒユーズ端子の接続部1aの外周に嵌
合した止着栓8および消弧チューブ7がヒユーズ端子よ
り脱落するのを防止する突起部1bを形成している。
9はエレメント部Aの溶断部4Aより上部に位置した個
所に外周端9aのみが消弧チューブ7の内壁に支するよ
うに中央の小穴9bに張力線5および低融点合金4に接
続する抵抗線3からなるエレメント部Aを挿通係止した
セラミックあるいはファイバー等からなる円板状の絶縁
性断熱部材でありエレメント部Aが過電流の通過によっ
て発熱した場合特に溶断部の熱が消弧チューブに直接接
触してうばわれ不溶断となったり溶断特性が大きく変化
したり、チューブを焼損したりしないようにしている。
所に外周端9aのみが消弧チューブ7の内壁に支するよ
うに中央の小穴9bに張力線5および低融点合金4に接
続する抵抗線3からなるエレメント部Aを挿通係止した
セラミックあるいはファイバー等からなる円板状の絶縁
性断熱部材でありエレメント部Aが過電流の通過によっ
て発熱した場合特に溶断部の熱が消弧チューブに直接接
触してうばわれ不溶断となったり溶断特性が大きく変化
したり、チューブを焼損したりしないようにしている。
なお、絶縁性断熱部材は上記の如く溶断部の上部に位置
しておりヒユーズエレメントが短絡電流の通過によって
溶断気化した場合でもその気化ガスはチューブの下端開
口部より速みやかに外部へ排出され絶縁回復のさまたげ
とならないようにしている。
しておりヒユーズエレメントが短絡電流の通過によって
溶断気化した場合でもその気化ガスはチューブの下端開
口部より速みやかに外部へ排出され絶縁回復のさまたげ
とならないようにしている。
本案は以上のように円板状の絶縁性断熱部材をその外周
端のみが消弧チューブの内壁に接触するようにエレメン
ト部の溶断部の上部に挿通係止した結果、上記エレメン
ト部のうち特に溶断部が消弧チューブの内壁より離間し
て直接接触することがなく、かつ熱が同部材によって断
熱されるため従来タイプのヒユーズにみられたように溶
断部がチューブの内壁に直接接触して同溶断部の熱がチ
ューブにうばわれ大きく溶断特性が変化したり、さらに
は消弧チューブが焼損したりする事故が確実に防止でき
、また上記の如く絶縁性部材がエレメント部の溶断部の
上部に位置しているため、遮断時の気化ガスは消弧チュ
ーブの下端開口部より排出され絶縁回復は速みやかに行
なわれるもので実用性は極めて高いものである。
端のみが消弧チューブの内壁に接触するようにエレメン
ト部の溶断部の上部に挿通係止した結果、上記エレメン
ト部のうち特に溶断部が消弧チューブの内壁より離間し
て直接接触することがなく、かつ熱が同部材によって断
熱されるため従来タイプのヒユーズにみられたように溶
断部がチューブの内壁に直接接触して同溶断部の熱がチ
ューブにうばわれ大きく溶断特性が変化したり、さらに
は消弧チューブが焼損したりする事故が確実に防止でき
、また上記の如く絶縁性部材がエレメント部の溶断部の
上部に位置しているため、遮断時の気化ガスは消弧チュ
ーブの下端開口部より排出され絶縁回復は速みやかに行
なわれるもので実用性は極めて高いものである。
第1図は従来の高圧カットアウト用複合形ヒユーズの縦
断面図、第2図は本考案の実施例を示す高圧カットアウ
ト用複合形ヒユーズの縦断面図、第3図は第2図におけ
る要部を示す拡大縦断面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・ヒユーズ端子、A・・・・・・エレメン
ト部、2・・・・・・接続金具、3,3′・・・・・・
抵抗線、4・・・・・・低融点合金、4a・・・・・・
溶断部、5・・・・・・張力線、6・・・・・・リード
線、7・・・・・・消弧チューブ、9・・・・・・絶縁
性断熱部材、9a・・・・・・外周端、9b・・・・・
・小穴。
断面図、第2図は本考案の実施例を示す高圧カットアウ
ト用複合形ヒユーズの縦断面図、第3図は第2図におけ
る要部を示す拡大縦断面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・ヒユーズ端子、A・・・・・・エレメン
ト部、2・・・・・・接続金具、3,3′・・・・・・
抵抗線、4・・・・・・低融点合金、4a・・・・・・
溶断部、5・・・・・・張力線、6・・・・・・リード
線、7・・・・・・消弧チューブ、9・・・・・・絶縁
性断熱部材、9a・・・・・・外周端、9b・・・・・
・小穴。
Claims (1)
- ヒユーズ端子と接続端子との間には両側に抵抗線を接続
した低融点合金と、同低融点合金と並列に高抗張力を有
する張力線とからなるエレメント部を張設し、更にこの
エレメント部および接続端子に接続するリード線の一部
を消弧チューブ内に収納したものにおいて、上記エレメ
ント部の略中夫に位置する溶断部の上部には、同エレメ
ント部に挿通係止した外周端のみが消弧チューブの内壁
に接触するようにした円板状の絶縁性断熱部材を付設し
たことを特徴とする高圧カットアウト用複合形ヒユーズ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6817278U JPS5829886Y2 (ja) | 1978-05-20 | 1978-05-20 | 高圧カツトアウト用複合形ヒュ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6817278U JPS5829886Y2 (ja) | 1978-05-20 | 1978-05-20 | 高圧カツトアウト用複合形ヒュ−ズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54169729U JPS54169729U (ja) | 1979-11-30 |
JPS5829886Y2 true JPS5829886Y2 (ja) | 1983-06-30 |
Family
ID=28975804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6817278U Expired JPS5829886Y2 (ja) | 1978-05-20 | 1978-05-20 | 高圧カツトアウト用複合形ヒュ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829886Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-20 JP JP6817278U patent/JPS5829886Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54169729U (ja) | 1979-11-30 |
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