JPS5829792Y2 - 多室空気調和機 - Google Patents

多室空気調和機

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JPS5829792Y2
JPS5829792Y2 JP7869177U JP7869177U JPS5829792Y2 JP S5829792 Y2 JPS5829792 Y2 JP S5829792Y2 JP 7869177 U JP7869177 U JP 7869177U JP 7869177 U JP7869177 U JP 7869177U JP S5829792 Y2 JPS5829792 Y2 JP S5829792Y2
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JP
Japan
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room
compressor
coil
signal
weak
Prior art date
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JP7869177U
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English (en)
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JPS545856U (ja
Inventor
光博 生駒
宏 唐土
通真 堀
二郎 柚田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転数切換可能な圧縮機を多室空気調和機に応
用したもので、各室内ユニットの冷暖房負荷に応じて圧
縮機の能力(回転数)をバランスさせることを目的とす
る。
従来、回転数切換可能な圧縮機を、1台の室外ユニット
に複数台の室内ユニットを持つ多室空気調和機に搭載し
、室内ユニットの運転に応じて圧縮機の回転数を切換制
御する空気調和機が考案されている。
従来のものは、(1)室内ユニットが1台運転時には圧
縮機を低速運転し、室内ユニットが2台運転の時には圧
縮機を高速運転させるものや、(2)室内ユニットのサ
ーモスタットに応動して、各室内への冷媒を流れを制御
するストップバルブを開閉し、かつ各室内サーモスタッ
トのいづれか1つが閉の時に圧縮機を低速回転し、各室
内のサーモスタットがともに閉の時に圧縮機を高速回転
するものなどが考えられる。
しかし、(1)の場合は室内が2台運転時で1台がサー
モスタットで切れていても高速運転を行ない、室内負荷
以上の能力を出し、頻繁な圧縮機オンオフを繰り返して
圧縮機寿命を短かくしたり、振動騒音の原因になったり
していた。
また、(2)の場合には、1台運転の起動時のような立
上り時の場合には圧縮機は低速運転のままであるので、
急激な立上りは期待できなかった。
さらに前記の二つのもの以外に、第3のものとして各室
内ユニットの温度調節器を2段信号とし各温度調節器の
強弱信号の組合せによって圧縮機の回転数を切換えるこ
とも考案されているが、この場合は各室の温度調節器が
ともに弱信号の時には圧縮機の回転数を低速回転にして
いた。
ところがこの方法は、各室内負荷に対して十分な空調能
力を出すことばで゛きなかった。
さらに、各室の複数運転時及び一台運転時に圧縮機を高
速運転するように各室内外ユニットの冷媒量調節をして
いるので、各室内の温度調節器がともに弱信号の時に圧
縮機を低速回転することは冷媒量調整の点で極めて難し
かった。
本考案は前記従来の欠点を除去するものである。
そのための構成として、本考案は、回転数切換可能な圧
縮機を搭載した室外ユニットに複数台の室内ユニットを
接続し、前記各室内ユニットにそれぞれ第1サーモスタ
ツトと、切替接点をもつ第2サーモスタツトを直列に接
続した2段温度調節器を設け、前記第2サーモスタツト
の切替接点にそれぞれ室内負荷の強信号および弱信号を
示すコイルを接続し、前記コイルと前記2段温度調節器
を直列に電源に接続し、前記コイルがいずれか1台の強
信号を示すときは前記圧縮機の回転を高速回転にし、前
記コイルがいずれか1台の弱信号を示すときは前記圧縮
機の回転を低速回転にし、前記コイルが複数台とも弱信
号を示すときは前記圧縮機の回転を高速回転する少極用
コイルと、前記複数の温度調節器によって閉成される各
常開接点をそれぞれ直列に電源に接続したものである。
以下本考案の一実施例につき添付図面に沿って詳細に説
明する。
第1図は2個の室内ユニットを有し、A、Bの2室をそ
れぞれの蒸発器で冷房しようとした空気調和機の冷媒回
路を示し、第2図はその電気制御回路を示すものである
1は室外ユニットであり、A室及びB室をそれぞれ空気
調和する室内ユニツ)2A、2Bが接続されている。
圧縮機3より吐出された冷媒は、凝縮器4に入’)?l
k縮液化され、高圧側ヘッダ5で空調すべきA室、B室
にてそれぞれ設置された室内ユニツ)2A、2Bにてそ
れぞれ設けられた蒸発器6A、6Bの入口側に設けられ
たストップバルブ7A、7Bに分流される。
前記ストップバルブ7A、7Bはそれぞれ冷媒減圧機構
8A、8Bを介して前記蒸発器6A、6Bへの冷媒の流
通を制御する。
蒸発器6A、6Bで冷媒は蒸発し、それぞれA室の空気
を減湿冷却し空気調和を行ない、低圧側ヘッダ9で合流
し、圧縮機3に吸入される。
室外ユニット1のファン10の凝縮器4へ送風するため
のもので、室内ユニツ)2A、2Bに設けられたファン
11A、11 Bはそれぞれ蒸発器6A、6Bに送風を
行なフ。
第2図において、12 A、12 Bは室内ユニット6
A、6Bにそれぞれ設けられた温度調節器13A。
14 A、13 B、14 Bはそれぞれ前記温度調節
器12A、12B内の第1.第2サーモスタツトであり
、第1サーモスタツトの動作温度は第2サーモスタツト
よりも低く設定している。
A4.B4はそれぞれ各温度調節器12A、12Bが弱
信号のとき、第1サーモスタット13A、13Bが閉じ
、第2サーモスタツ)−14A、14BがA4.B4側
で閉じたときに通電されるコイル、A2.B2はそれぞ
れ各温度調節器12A、12Bが強信号のとき、第1サ
ーモスタット13A、13Bが閉じ、第2サーモスタッ
ト14A、14BがA2.B2側で閉じたときに通電さ
れるコイルである。
A4’、 A4”およびB11.B11はそれぞれコイ
ルA4.B4が通電されたときに閉じる常開接点、A4
″。
B4″′はそれぞれにコイルA4.B4が通電されたと
きに開く常閉接点である。
同じ< A、’、 B2’はそれぞれコイルA2.B2
が通電されたときに閉じる常開接点、A2″、B2″は
それぞれコイルA2.B3が通電されて開く常閉接点で
ある。
SVA、SVBがそれぞれストップバルブ7A、7Bの
開閉を動作させる電磁リレーで、各第1サーモスタツ)
13A、13Bが閉じているときのみ通電し、ストップ
バルブ7A、7Bを開放する。
2Pは圧縮機3を駆動する極数切換可能なモータ(図示
せず)を2極(高速)運転する電磁開閉器(図示せず)
を駆動させる2極用コイル、4Pは極数切換可能なモー
タを4極(低速)運転する電磁開閉器を駆動させる4極
用コイルで゛ある。
そして、4極用コイル4Pには、接点B4//、 A
4//。
A2″を直列に結んだものと接点A4″、B4″′、B
2″を直列に結んだものを並列に結線して直列に結び、
2極用コイル2Pには、接点A 4/、 B 4/を直
列に結んだものと、接点A2’、B2’と互いに並列に
結んだものと直列にそれぞれ結んでいる。
ただし、15A、15BはそれぞれA室、B室の室内ユ
ニツ)2A、2Bの運転スイッチである。
つぎに、動作を説明する。
A室を空調する場合は、A室運転スイッチ15Aを閉じ
るとA室空気温度が設定温度より高ければ、第1サーモ
スタツ)13Aが閉じ、第2サーモスタフ)14Aがコ
イルA2側に接点が閉じ強信号となり、コイルA2の通
電によって接点A2’が閉じて接点A2″が開くので2
極用コイル2Pが通電されて圧縮機3が2極(高速)運
転し、同時にコイルSVAに通電されてストップバルブ
7Aが開くので、冷媒が室内ユニツ)2Aに流れてA室
を急速に冷する。
室内温度が低下して、第2サーモスタツト14Aが動作
してコイルA4側に切換わり、コイルA4が通電され、
コイルA2が切れるとなって、接点A4’、 A4”が
閉じ、A4″′が開いて、4極用コイル4Pが通電され
て圧縮機3が4極(低速)運転する。
このときストップバルブ7Aは勿論間いたままである。
圧縮機3が低速運転のままでもさらにA室の冷房負荷が
少なくて、室内空気温度が低下すれば第1サーモスタツ
ト13Aが開き、コイルA4が切れて4極用コイル4P
に通電されず、圧縮機3はOFF して停止する。
つまりA室温度調節器12Aの強弱信号により圧縮機3
が高速、低速運転することになる。
B室だけ空調する場合も上述のA室−室のみ空調する場
合と同様である。
つぎに、A室、B室二室を空調する場合について述べる
運転スイッチ15A、15Bをそれぞれ閉じる。
A室、B室ともに温度調節器12A、12Bが強信号で
あれば、コイルA2.B2が通電されて、接点A2′、
B2′が閉し、A2″、B2″が開いて圧縮機3の2極
用コイル2Pが通電されて圧縮機3が2極(高速)運転
し、ストップバルブ7A、7Bも開いているので、A、
B両室を冷房する。
ここで、どちらか一方の、例えばA室温度調節器12A
が弱信号(コイルA4.SVAが通電)でもOFF信号
(コイルA4.A2゜SVAが0FF)であってもB室
の温度調節器12Bが強信号であれば、圧縮機3は2極
(高速)運転し、B室を急速に冷房することになる。
しかるに、A室、B室ともに温度調節器12A、12B
が弱信号(コイルA4.SVA、B4.SVBが通電)
であれば、接点A”! 84’、 A4”、 84″が
閉じ、接点A4″′、B4″′が開くので、2極用コイ
ル2Pが通電されて、圧縮機3は2極(高速)運転し、
冷媒が室内ユニット6A、6Bに流れてA室、B室を冷
房する。
以上のA室、B室の温度調節器12A、12Bの信号に
よる圧縮機3の2極、4極運転および停止の運転状態を
整理したものが第1表である。
即ち、A室またはB室のいづれか一方の温度調節器の信
号が強の場合および両方の温度調節器とも弱信号の時に
負荷に応じて、圧縮機は2極運転し、A室、B室の一方
が弱信号で他方がOFF信号の場合にのみ圧縮機は4極
運転し、A室、B室共にOFF信号の場合は勿論圧縮機
は停止する。
以上の実施例は直膨式の2室を冷房する場合について説
明したが、3室以上の空調機においても、ヒートポンプ
式の空気調和機においても応用可能であり、また直膨式
でなくても、チラーなどのブラインを冷却、加熱するも
のであっても良い。
さ”らに前記実施例は極数切換モータを使用したが、そ
の他の手段でモータの回転数を切換えても良い。
以上のように、本考案によれば、各室の室内空調負荷を
検出する温度調節器の信号がともに弱信号であっても、
空調快感上から定常状態の空調負荷は弱信号とOFF信
号の繰返し設定となるので、弱信号の空調負荷は比較的
大きく、圧縮機を高速運転することにより負荷に応した
空調能力を発揮できる優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における多室空気調和機の冷
媒回路図、第2図は同多室空気調和機の電気回路図であ
る。 1・・・・・・室外ユニット、2・・・・・・室内ユニ
ット、3・・・・・・圧縮機、12 A、12 B・・
・・・・2段温度調節器、13A、13B・・・・・・
第1サーモスタツト、14 A、14 B・・・・・・
第2サーモスタツト、A2.B2・・・・・・強信号コ
イル、A4゜B4・・・・・・弱信号コイル、2P・・
・・・・少極用コイル、4P・・・・・・多極用コイル
、A2’、 B2’、 A4’、 B4’、 A4”I
B4″・・・・・・常開接点、A2″、B2″、A4″
′、B4″′・・・・・・常閉接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転数切換可能な圧縮機を搭載した室外ユニットに複数
    台の室内ユニットを接続し、前記各室内ユニットにそれ
    ぞれ第1サーモスタツトと切替接点をもつ第2サーモス
    タツトを直列に接続し、2段温度調節器を設け、前記第
    2サーモスタツトの切替接点にそれぞれ室内負荷の無信
    号および弱信号を示す各無信号コイル、弱信号コイルを
    接続し、この各強9弱信号コイルと前記2段温度調節器
    を直列に電源に接続すると共に、前記圧縮機の少極用コ
    イルと直列に前記各弱信号コイルの常開接点の直列回路
    及び前記各無信号コイルの常開接点の並列回路を接続し
    、かつ前記圧縮機の多極用コイルと直列に前記ある一室
    (A室)の弱信号コイルの常開接点と他室(B室)の各
    強弱信号コイルの常閉接点の直列回路及び他室(B室)
    の弱信号コイルの常開接点とある一室(A室)の各強弱
    信号コイルの常閉接点の直列回路に接続した多室空気調
    和機。
JP7869177U 1977-06-15 1977-06-15 多室空気調和機 Expired JPS5829792Y2 (ja)

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JPS545856U JPS545856U (ja) 1979-01-16
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