JPS5829719A - 光学活性フエニルグリシノ−ルを用いるキラルカルボン酸の光学分割法 - Google Patents
光学活性フエニルグリシノ−ルを用いるキラルカルボン酸の光学分割法Info
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- JPS5829719A JPS5829719A JP12732581A JP12732581A JPS5829719A JP S5829719 A JPS5829719 A JP S5829719A JP 12732581 A JP12732581 A JP 12732581A JP 12732581 A JP12732581 A JP 12732581A JP S5829719 A JPS5829719 A JP S5829719A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学活性フェニルグリシツールを塩基性光学分
割剤として用いる、酒石酸、2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルプロピオン酸、2−フェニル−2−ウレイド酢酸、
2−7 x−ニルプロピオン酸、2−ヒドロキシ−3−
フェニルプロピオン酸の光学分割に関するものである。
割剤として用いる、酒石酸、2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルプロピオン酸、2−フェニル−2−ウレイド酢酸、
2−7 x−ニルプロピオン酸、2−ヒドロキシ−3−
フェニルプロピオン酸の光学分割に関するものである。
キラルなカルボン酸を光学分割する方法とシテ、フルシ
ン、シンコニン、キニーネ、あるいは天然型α−アミノ
酸を還元することによって得られるアミノアルコール類
などを塩基性光学分割剤として用い、生成したジアステ
レオマー塩の溶解度差を利用して分別結晶し、分割する
方法がある。しかし、前述したブルシン、シンコニン、
キニーネあるいはアミノアルコール類は、天然有機化合
物あるいはその誘導体であるために、高価であると共に
大量に入手し難い欠点がある。さらに、一対の対掌体の
うち、どちらか一方の光学異性体しか利用できない場合
が多く、キラルなカルボン酸の両対掌体と塩基性光学分
割剤とから生成する両ジアステレオマー塩の間に十分な
溶解^工あったとしても、キラルなカルボン酸の両対掌
体のうち、取得したい対掌体の塩が必ずしも難溶性の塩
にならず、精製が困難な場合がある。
ン、シンコニン、キニーネ、あるいは天然型α−アミノ
酸を還元することによって得られるアミノアルコール類
などを塩基性光学分割剤として用い、生成したジアステ
レオマー塩の溶解度差を利用して分別結晶し、分割する
方法がある。しかし、前述したブルシン、シンコニン、
キニーネあるいはアミノアルコール類は、天然有機化合
物あるいはその誘導体であるために、高価であると共に
大量に入手し難い欠点がある。さらに、一対の対掌体の
うち、どちらか一方の光学異性体しか利用できない場合
が多く、キラルなカルボン酸の両対掌体と塩基性光学分
割剤とから生成する両ジアステレオマー塩の間に十分な
溶解^工あったとしても、キラルなカルボン酸の両対掌
体のうち、取得したい対掌体の塩が必ずしも難溶性の塩
にならず、精製が困難な場合がある。
そこでこのような欠点を有さない合成分割剤の開発が望
まれている。合成α−アミノ酸であるフェニルグリシン
を還元して得られるフェニルグリシツールも、これら合
成分割剤の1つであるが、この光学活性フェニルクリシ
ノールを塩基性光学分割剤として利用した例は(至)−
マンデル酸の光学分割の例〔公開昭53−18529〕
があるのみである。
まれている。合成α−アミノ酸であるフェニルグリシン
を還元して得られるフェニルグリシツールも、これら合
成分割剤の1つであるが、この光学活性フェニルクリシ
ノールを塩基性光学分割剤として利用した例は(至)−
マンデル酸の光学分割の例〔公開昭53−18529〕
があるのみである。
本発明者らは、フェニルグリシツールの両対掌体が高純
度で、容易且つ大量に入手可能になったことに着目し、
このフェニルグリシツールを塩基性光学分割剤として利
用することを種々検討した結果、酒石酸、2−ヒドロキ
シ−3−フェニルプロピオン酸、2−フェニル−2−ウ
レイド酢酸、2−フェニルプロピオン酸、2−ヒドロキ
シ−2−フェニルプロピオン酸などのキラルなカルボン
酸は、そ解度差があり、好収率で高光学純度の光学活性
カルボン酸が得られることを見い出し、本発明を完成さ
せたものである。
度で、容易且つ大量に入手可能になったことに着目し、
このフェニルグリシツールを塩基性光学分割剤として利
用することを種々検討した結果、酒石酸、2−ヒドロキ
シ−3−フェニルプロピオン酸、2−フェニル−2−ウ
レイド酢酸、2−フェニルプロピオン酸、2−ヒドロキ
シ−2−フェニルプロピオン酸などのキラルなカルボン
酸は、そ解度差があり、好収率で高光学純度の光学活性
カルボン酸が得られることを見い出し、本発明を完成さ
せたものである。
本発明を実施するにあたって、フェニルグリシツールの
両対掌体を適宜選択することによって、キラルカルボン
酸の両対掌体のうち望む対掌体を難溶性ジアステレオマ
ー塩として好収率、高光学純度で得ることができる。
両対掌体を適宜選択することによって、キラルカルボン
酸の両対掌体のうち望む対掌体を難溶性ジアステレオマ
ー塩として好収率、高光学純度で得ることができる。
次に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1゜
(至)−酒石酸8. OO9をメタノール80−に溶解
し、この溶液に(→−フェニルグリシツール(〔α]D
−26.3°(c9.00、MeOH)、光学純度10
0%)14.60gをメタノール20−に溶解した溶液
を加え、−晩装置し、生成した結晶を涙取すると粗(イ
)−酒石酸・H−フェニルグリシツール(1:2)塩が
得うれる。収量10.6 o fl、収率94チ、31
.5 〔α] −19,3°CC1,00、H2O)3
5 この粗塩を粉砕しメタノール50ゴに懸濁させ、20分
間加熱還流した後、放冷し、不溶結晶および析出した結
晶を涙取し、五酸化リンを乾燥剤として用いデシケータ
−中で減圧下乾燥すると、精製田)−酒石酸・(ハ)−
フェニルグリシツール(1:2)塩が得られる。
し、この溶液に(→−フェニルグリシツール(〔α]D
−26.3°(c9.00、MeOH)、光学純度10
0%)14.60gをメタノール20−に溶解した溶液
を加え、−晩装置し、生成した結晶を涙取すると粗(イ
)−酒石酸・H−フェニルグリシツール(1:2)塩が
得うれる。収量10.6 o fl、収率94チ、31
.5 〔α] −19,3°CC1,00、H2O)3
5 この粗塩を粉砕しメタノール50ゴに懸濁させ、20分
間加熱還流した後、放冷し、不溶結晶および析出した結
晶を涙取し、五酸化リンを乾燥剤として用いデシケータ
−中で減圧下乾燥すると、精製田)−酒石酸・(ハ)−
フェニルグリシツール(1:2)塩が得られる。
収量9.70g、収率86チ、融点193〜1940
℃、〔α) −15,0°(cl、oo、H2O
)、35 元素分析値N : 6.54 % (C20H28N2
0Bとしての計算値N:6.60チ) この精製塩9.70 、!i+を水65−に溶解し、強
酸性イオン交換樹脂カラム(AmberlifeIR1
2OB、 77m/)に通し塩を分解し、水450−を
流した後、流出液を濃縮し、デクケータ−中で減圧乾燥
すると(士−酒石酸が得られる。収量3.08 g、収
率77%、融点163〜169℃、〔α〕3汎+16.
1゜(cl、02、H2O) 、市販のし一酒石酸の比
旋光度を基準とした光学純度96% 分割剤を吸着したイオン交換樹脂カラムに5規定アンモ
ニア水溶液500−を通し、流出液を濃縮すると(→−
フェニルグリシツールがラセミ化することなく90%の
収率で回収される。
)、35 元素分析値N : 6.54 % (C20H28N2
0Bとしての計算値N:6.60チ) この精製塩9.70 、!i+を水65−に溶解し、強
酸性イオン交換樹脂カラム(AmberlifeIR1
2OB、 77m/)に通し塩を分解し、水450−を
流した後、流出液を濃縮し、デクケータ−中で減圧乾燥
すると(士−酒石酸が得られる。収量3.08 g、収
率77%、融点163〜169℃、〔α〕3汎+16.
1゜(cl、02、H2O) 、市販のし一酒石酸の比
旋光度を基準とした光学純度96% 分割剤を吸着したイオン交換樹脂カラムに5規定アンモ
ニア水溶液500−を通し、流出液を濃縮すると(→−
フェニルグリシツールがラセミ化することなく90%の
収率で回収される。
実施例2゜
(イ)−酒石酸3.0 O/iをメタノール20 ml
に溶解し、この溶液に(ト)−フェニルグリシツール〔
α)、+26.3°(c、9.oo、MeOH)、光学
純度100%)5.48.!i+をメタノール15ゴに
溶解した溶液を加え、−晩装置し、析出した結晶を戸取
すると粗(へ)−酒石酸・(ト)−フェニルグリシツー
ル(1:2)塩が得られる。
に溶解し、この溶液に(ト)−フェニルグリシツール〔
α)、+26.3°(c、9.oo、MeOH)、光学
純度100%)5.48.!i+をメタノール15ゴに
溶解した溶液を加え、−晩装置し、析出した結晶を戸取
すると粗(へ)−酒石酸・(ト)−フェニルグリシツー
ル(1:2)塩が得られる。
収量4.22 F、収率100チ、〔α〕2235
十20.g′(e 1.01、R20)この粗塩を粉
砕しメタノール18−に懸濁させ20分間還流した後放
冷し、不溶結晶および析出した結晶を戸数する。同様の
操作をもう一度繰返し、得られた結晶なデシグーター中
で減圧上乾燥すると精製(へ)−酒石酸・(イ)−フェ
ニルグリシツール(1:2)塩が得られる。収量3.1
4 g、収率74チ、融点192〜193℃、〔α)
−16,9835 (cl、oO1H20) この精製塩3.14 gを水30−に溶解し、強酸性イ
オン交換樹脂カラム(Amberlite lR12O
B、77−)に通し塩を分解した抜水15〇−を流し、
流出液を濃縮してデシケータ−中で減圧上乾燥すると(
ハ)−酒石酸が得られる。
砕しメタノール18−に懸濁させ20分間還流した後放
冷し、不溶結晶および析出した結晶を戸数する。同様の
操作をもう一度繰返し、得られた結晶なデシグーター中
で減圧上乾燥すると精製(へ)−酒石酸・(イ)−フェ
ニルグリシツール(1:2)塩が得られる。収量3.1
4 g、収率74チ、融点192〜193℃、〔α)
−16,9835 (cl、oO1H20) この精製塩3.14 gを水30−に溶解し、強酸性イ
オン交換樹脂カラム(Amberlite lR12O
B、77−)に通し塩を分解した抜水15〇−を流し、
流出液を濃縮してデシケータ−中で減圧上乾燥すると(
ハ)−酒石酸が得られる。
収量0.95 fj、収率63チ、融点165〜166
5℃〔α)22−15.9°(c 1.OO,R20
)、光学純り 度95チ 実施例3゜ 出−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸4,9
89と(ハ)−フェニルグリ7ノール4.059とを酢
酸エチル・2−プロパツールヒドロキシ−3−フェニル
プロピオン酸・←)−フェニルグリシツール塩が得られ
る。収量8 3、91 &、収率87チ、〔α、1 −74.8゜
35 (c 1.00、MeOH) 粗塩3.91 、!i+を酢酸エチル・2−プロパツー
ル(2:1)混合溶媒95−で1回再結晶すると精製H
−2−ヒドロキシー3−フェニルプロピオン酸@(ハ)
−フェニルグリシツール塩が得られる。収量3.16.
9 、収率70%、5 融点145〜146℃、〔α、1 −113゜35 (e 1.00 Me OH)、元素分析値N二4
.66%(C1,■2+NO4としての計算値N:4.
62%)この精製塩3.129に1規定塩酸を加え、チ
ル部を乾燥後、濃縮すると(へ)−2−ヒドロキシ−3
−フェニルプロピオン酸が得られる。
5℃〔α)22−15.9°(c 1.OO,R20
)、光学純り 度95チ 実施例3゜ 出−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸4,9
89と(ハ)−フェニルグリ7ノール4.059とを酢
酸エチル・2−プロパツールヒドロキシ−3−フェニル
プロピオン酸・←)−フェニルグリシツール塩が得られ
る。収量8 3、91 &、収率87チ、〔α、1 −74.8゜
35 (c 1.00、MeOH) 粗塩3.91 、!i+を酢酸エチル・2−プロパツー
ル(2:1)混合溶媒95−で1回再結晶すると精製H
−2−ヒドロキシー3−フェニルプロピオン酸@(ハ)
−フェニルグリシツール塩が得られる。収量3.16.
9 、収率70%、5 融点145〜146℃、〔α、1 −113゜35 (e 1.00 Me OH)、元素分析値N二4
.66%(C1,■2+NO4としての計算値N:4.
62%)この精製塩3.129に1規定塩酸を加え、チ
ル部を乾燥後、濃縮すると(へ)−2−ヒドロキシ−3
−フェニルプロピオン酸が得られる。
収量1.67 &、収率67チ、融点122〜8−
123℃、〔α) 17.5°(c 1.00
、EtOH)、光学純度94チ H−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸を抽出
した後の水層および、分別結晶母液を濃縮して得られる
塩を1規定塩酸で分解し生成したカルボン酸をエーテル
抽出した後の水層な合せ、1規定水酸化す) IJウム
水溶液を加え、弱アルカリ性にした後、水を留去し、1
0規定水酸化ナトリウム水溶液を少量加え、エーテル抽
出する。エーテル部を乾燥後濃縮すると(→−フェニル
グリシツールが回収される。収量3.779 、回収率
93%、〔α]D−26.3°(c 9.00.Me
OH)、光学純度100% 実施例4゜ CB−2−フェニル−2−ウレイド酢酸5.829と(
→−フェニルグリシツール4.11.9ヲ75チエメノ
ール90−に加熱浴解後−晩放置し、析出した結晶を炉
取すると粗(ハ)−2−フェニル−2−ウレイド酢酸・
(→−フェニルグリシツール塩が得られる。収量4.2
3 、!i+、収率5 85%、〔α〕 −173°CC1,00、R20)
35 この粗塩を75チメタノール85ゴで1回再結晶すると
精製H−2−フェニルー2−ウレイド酢酸・(ハ)−フ
ェニルグリシツール塩が得られる。収量3.60 g、
収率76チ、融点0 200〜201℃、〔α) −201゜35 (c 1.00、R20)、元素分析値N : 12
.8 %(C17H2+ N5Chとしての計算値N:
12.7チ)精製塩3.509を水に溶解し、1規定塩
酸でコンゴーレッド酸性とし、遊離したカルボン酸をエ
ーテル抽出し、エーテル部を乾燥後濃縮すると(へ)−
2−フェニル−2−ウレイド酢酸が得られる。収量2.
10g、収率72チ、融点188〜189℃〔α〕18
−156゜((!0.50、EtoH)、光学純度94
%実施例5゜ (1)−2−フェニルプロピオ7M6.00gと(ハ)
−フェニルグリシツール5.49.?を酢酸エチル・エ
タノール(4:1)混合g媒xo。
、EtOH)、光学純度94チ H−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸を抽出
した後の水層および、分別結晶母液を濃縮して得られる
塩を1規定塩酸で分解し生成したカルボン酸をエーテル
抽出した後の水層な合せ、1規定水酸化す) IJウム
水溶液を加え、弱アルカリ性にした後、水を留去し、1
0規定水酸化ナトリウム水溶液を少量加え、エーテル抽
出する。エーテル部を乾燥後濃縮すると(→−フェニル
グリシツールが回収される。収量3.779 、回収率
93%、〔α]D−26.3°(c 9.00.Me
OH)、光学純度100% 実施例4゜ CB−2−フェニル−2−ウレイド酢酸5.829と(
→−フェニルグリシツール4.11.9ヲ75チエメノ
ール90−に加熱浴解後−晩放置し、析出した結晶を炉
取すると粗(ハ)−2−フェニル−2−ウレイド酢酸・
(→−フェニルグリシツール塩が得られる。収量4.2
3 、!i+、収率5 85%、〔α〕 −173°CC1,00、R20)
35 この粗塩を75チメタノール85ゴで1回再結晶すると
精製H−2−フェニルー2−ウレイド酢酸・(ハ)−フ
ェニルグリシツール塩が得られる。収量3.60 g、
収率76チ、融点0 200〜201℃、〔α) −201゜35 (c 1.00、R20)、元素分析値N : 12
.8 %(C17H2+ N5Chとしての計算値N:
12.7チ)精製塩3.509を水に溶解し、1規定塩
酸でコンゴーレッド酸性とし、遊離したカルボン酸をエ
ーテル抽出し、エーテル部を乾燥後濃縮すると(へ)−
2−フェニル−2−ウレイド酢酸が得られる。収量2.
10g、収率72チ、融点188〜189℃〔α〕18
−156゜((!0.50、EtoH)、光学純度94
%実施例5゜ (1)−2−フェニルプロピオ7M6.00gと(ハ)
−フェニルグリシツール5.49.?を酢酸エチル・エ
タノール(4:1)混合g媒xo。
−に加熱溶解後−晩放置し、析出した結晶を炉別すると
粗(−1−2−フェニルプロピオン酸・(へ)−フェニ
ルグリシツール塩が得られる。
粗(−1−2−フェニルプロピオン酸・(へ)−フェニ
ルグリシツール塩が得られる。
4
収量8.65 g、収率151チ、〔α〕435−38
.6°(c 1.00. MeOH)この粗塩を酢酸
エチル・エタノール(4:1)溶媒で3回再結晶する(
それぞれ100−175−165−)と精製(−)−2
−フェニルプロピオン酸・(ハ)−フェニルグリシツー
ル塩が得られる。収量3.349、収率58チ、融点1
49〜150℃、〔α〕23−52.7°゛35 (c 1.00、Me OH)、元素分析値N:4.
96%(C17H2+ NO3としての計算値4,88
%ン精製塩3. OOgを水に溶解し、■規定塩酸でコ
ンゴーレッド酸性とし、遊離したカルホン酸をエーテル
抽出し、エーテル部を乾燥後濃縮すると(ハ)−2−フ
ェニルプロピオン酸が得られる。収量1.489、収率
49%、沸点108〜b Cc、 1.30、CeHe )、光学純度95チ実
施例6゜ (ト)−2−ヒドロキシ−2−フェニルプロピオンe
3.32 gと(ハ)−フェニルグリシツール2.74
El’を酢’1IRf−fル・ベンゼン(1:1)混合
溶媒100rntに加熱溶解後−晩放置し、析出した結
晶を戸数すると、粗(+3−2−ヒドロキシ−2−フェ
ニルプロピオン酸j(@−フェニルグリシツール塩が得
られる。収量5.95g、この粗塩を酢酸エチル・ベン
ゼン(1:1)混合溶媒で3回再結晶する(それぞれ2
00+++/、200n+/、160 ml )と精製
(+)−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸・
(−) −フェニルグリシツール塩が得られる。収量1
、33 g、収率44%、融点117〜119℃、8 〔α] +22.4°(cl、00、MeOH)、
元素分35 桁値N : 4.69 % (Cl7H21NO4とし
ての計算値N:4.62チ) 精製塩1.28gを水に溶かし、1規定塩酸を加えコン
ゴーレッド酸性とし、遊離したカルボン酸をエーテル抽
出し、エーテル部を乾燥した後濃縮すると2−ヒドロキ
シ−2−フェニルプロピオン酸が得られる。収量0.6
8I、収率41チ、融点113〜114℃、〔α)”3
+34.7°(e 1.00、EtOH)、光学純度
92チ 特許出願人 野 乎 博 之
.6°(c 1.00. MeOH)この粗塩を酢酸
エチル・エタノール(4:1)溶媒で3回再結晶する(
それぞれ100−175−165−)と精製(−)−2
−フェニルプロピオン酸・(ハ)−フェニルグリシツー
ル塩が得られる。収量3.349、収率58チ、融点1
49〜150℃、〔α〕23−52.7°゛35 (c 1.00、Me OH)、元素分析値N:4.
96%(C17H2+ NO3としての計算値4,88
%ン精製塩3. OOgを水に溶解し、■規定塩酸でコ
ンゴーレッド酸性とし、遊離したカルホン酸をエーテル
抽出し、エーテル部を乾燥後濃縮すると(ハ)−2−フ
ェニルプロピオン酸が得られる。収量1.489、収率
49%、沸点108〜b Cc、 1.30、CeHe )、光学純度95チ実
施例6゜ (ト)−2−ヒドロキシ−2−フェニルプロピオンe
3.32 gと(ハ)−フェニルグリシツール2.74
El’を酢’1IRf−fル・ベンゼン(1:1)混合
溶媒100rntに加熱溶解後−晩放置し、析出した結
晶を戸数すると、粗(+3−2−ヒドロキシ−2−フェ
ニルプロピオン酸j(@−フェニルグリシツール塩が得
られる。収量5.95g、この粗塩を酢酸エチル・ベン
ゼン(1:1)混合溶媒で3回再結晶する(それぞれ2
00+++/、200n+/、160 ml )と精製
(+)−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロピオン酸・
(−) −フェニルグリシツール塩が得られる。収量1
、33 g、収率44%、融点117〜119℃、8 〔α] +22.4°(cl、00、MeOH)、
元素分35 桁値N : 4.69 % (Cl7H21NO4とし
ての計算値N:4.62チ) 精製塩1.28gを水に溶かし、1規定塩酸を加えコン
ゴーレッド酸性とし、遊離したカルボン酸をエーテル抽
出し、エーテル部を乾燥した後濃縮すると2−ヒドロキ
シ−2−フェニルプロピオン酸が得られる。収量0.6
8I、収率41チ、融点113〜114℃、〔α)”3
+34.7°(e 1.00、EtOH)、光学純度
92チ 特許出願人 野 乎 博 之
Claims (4)
- (1)ω−酒石酸と光学活性フェニルダリシノールとか
ら生成したジアステレオマー塩ヲ、その溶解度差を利用
して分割することを特徴とする酒石酸の光学分割法。 - (2) (1)−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロ
ピオン酸と光学活性フェニルグリシツールとから生成し
たジアステレオマー塩を、ソノ溶解度差を利用して分割
することを特徴とする(至)−2−ヒドロキシ−3−フ
ェニルプロピオン酸の光学分割法。 - (3)(f)−2−フェニル−2−ウレイド酢酸と光学
活性フェニルグリシツールとから生成したジアステレオ
マー塩を、その溶解度差を利用して分割することを特徴
とする(至)−2−フェニル−2−ウレイド酢酸の光学
分割法。 - (4) (至)−2−フェニルプロピオン酸と光学活
性フェニルグリシツールとから生成したジアステレオマ
ー塩を、その溶解度の差を利用して分割することを特徴
とする(至)−2−フェニルプロピオン酸の光学分割法
。 (S) (至)−2−ヒドロキシ−2−フェニルプロ
ピオン酸と光学活性フェニルグリシツールとから住成し
たジアステレオマー塩を、そノ溶解度差を利用して分割
することを特徴とする(至)−2−ヒドロキシ−2−フ
ェニルプロピオン酸の光学分割法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12732581A JPS5829719A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 光学活性フエニルグリシノ−ルを用いるキラルカルボン酸の光学分割法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12732581A JPS5829719A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 光学活性フエニルグリシノ−ルを用いるキラルカルボン酸の光学分割法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5829719A true JPS5829719A (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=14957132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12732581A Pending JPS5829719A (ja) | 1981-08-14 | 1981-08-14 | 光学活性フエニルグリシノ−ルを用いるキラルカルボン酸の光学分割法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0205215A2 (en) * | 1985-06-07 | 1986-12-17 | Gist-Brocades N.V. | Process for the preparation of 2-arylpropionic acids |
JPH0395138A (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-19 | Nissan Chem Ind Ltd | 3―メチルヘプタン酸の光学分割法 |
JP2009542615A (ja) * | 2006-07-04 | 2009-12-03 | ラボラトリオ キミコ インテルナツィオナーレ ソチエタ ペル アツィオーニ | (r)−(−)−3−(カルバモイルメチル)−5−メチルヘキサン酸及びプレガバリン及び合成中間体の製法 |
WO2017104782A1 (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 第一三共株式会社 | オキサジアゾール化合物の製造方法 |
-
1981
- 1981-08-14 JP JP12732581A patent/JPS5829719A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0205215A2 (en) * | 1985-06-07 | 1986-12-17 | Gist-Brocades N.V. | Process for the preparation of 2-arylpropionic acids |
JPH0395138A (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-19 | Nissan Chem Ind Ltd | 3―メチルヘプタン酸の光学分割法 |
JP2009542615A (ja) * | 2006-07-04 | 2009-12-03 | ラボラトリオ キミコ インテルナツィオナーレ ソチエタ ペル アツィオーニ | (r)−(−)−3−(カルバモイルメチル)−5−メチルヘキサン酸及びプレガバリン及び合成中間体の製法 |
WO2017104782A1 (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | 第一三共株式会社 | オキサジアゾール化合物の製造方法 |
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