JPS5829696B2 - 半導体限流装置 - Google Patents
半導体限流装置Info
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- JPS5829696B2 JPS5829696B2 JP14198176A JP14198176A JPS5829696B2 JP S5829696 B2 JPS5829696 B2 JP S5829696B2 JP 14198176 A JP14198176 A JP 14198176A JP 14198176 A JP14198176 A JP 14198176A JP S5829696 B2 JPS5829696 B2 JP S5829696B2
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- current
- current limiting
- circuit
- limiting device
- transistor
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体限流装置に関する。
従来半導体限流装置としては、例えばサイリスクを用い
たサイリスタ限流装置がある。
たサイリスタ限流装置がある。
このサイリスタ限流装置は、負荷に対する主回路にサイ
リスクを介挿し、故障電流発生時にサイリスクに逆電流
を供給することによりこのサイリスクをオフし、かくし
て故障電流を限流インピーダンに転流させるもので、直
流用として第1図のサイリスタ限流装置が用いられ、ま
た交流用として第2図のサイリスタ限流装置が用いられ
ている。
リスクを介挿し、故障電流発生時にサイリスクに逆電流
を供給することによりこのサイリスクをオフし、かくし
て故障電流を限流インピーダンに転流させるもので、直
流用として第1図のサイリスタ限流装置が用いられ、ま
た交流用として第2図のサイリスタ限流装置が用いられ
ている。
第1図において、1は直流電源、2は負荷、3はフリー
ホイーリングダイオード、4はサイリスタ限流装置であ
る。
ホイーリングダイオード、4はサイリスタ限流装置であ
る。
サイリスタ限流装置4は交流電源5を有し、その出力電
圧を変圧器6で変威し、電流制限用抵抗器7を介して4
つのダイオード8でなる単相全波整流器9によって整流
する。
圧を変圧器6で変威し、電流制限用抵抗器7を介して4
つのダイオード8でなる単相全波整流器9によって整流
する。
整流器9の出力電圧は抵抗器10と共に充電回路11を
構成する充電用コンデンサ12を常時充電する。
構成する充電用コンデンサ12を常時充電する。
一方サイリスタ限流装置4は、主サイリスタ13及び補
助サイリスタ14を具え、常時は負荷2を流れる電流を
、リアクトル15、主サイリスタ13、シャント抵抗器
16を直列に通じて流す。
助サイリスタ14を具え、常時は負荷2を流れる電流を
、リアクトル15、主サイリスタ13、シャント抵抗器
16を直列に通じて流す。
しかるに、この直列回路に故障電流が流れたとき、この
事故の発生をシャント抵抗器16の両端電圧の変化とし
て検出してゲート制御回路17に与える。
事故の発生をシャント抵抗器16の両端電圧の変化とし
て検出してゲート制御回路17に与える。
このときゲート制御回路17は主サイリスタ13へのゲ
ート信号の供給を停止すると共に、補助サイリスタ14
ヘゲート信号を供給してこれをターンオンさせる。
ート信号の供給を停止すると共に、補助サイリスタ14
ヘゲート信号を供給してこれをターンオンさせる。
かくすると、充電コンデンサ12の充電電荷が補助サイ
リスタ14、主サイリスク13、リアクトル15、サー
ジ吸収用コンデンサ18及び抵抗器19でなる放電回路
20を通じて、主サイリスタ13に対する逆電流として
流れる。
リスタ14、主サイリスク13、リアクトル15、サー
ジ吸収用コンデンサ18及び抵抗器19でなる放電回路
20を通じて、主サイリスタ13に対する逆電流として
流れる。
従って主サイリスタ13はターンオフし、これを通じて
流れていた故障電流が、主サイリスタ13に並列接続さ
れた限流インピーダンス21に転流される。
流れていた故障電流が、主サイリスタ13に並列接続さ
れた限流インピーダンス21に転流される。
かくして故障電流は限流インピーダンス21の値により
決まる大きさに限流される。
決まる大きさに限流される。
このように、第1図の直流用サイリスタ限流装置4は、
主サイリスタ13に逆電流を流すことによりこれをター
ンオフさせ、かくして故障電流を限流インピーダンス2
1に転流するようになされている。
主サイリスタ13に逆電流を流すことによりこれをター
ンオフさせ、かくして故障電流を限流インピーダンス2
1に転流するようになされている。
これに対して交流用サイリスタ限流装置25は、第1図
との対応部分には同一符号を附して第2図に示す如く、
三相交流電源26の各相出力回路にそれぞれ、主サイリ
スタMTH1〜MTH3及びリアクトルL1〜L3の直
接回路と、主サイリスタMTH1〜MTH3に並列接続
された補助サイリスクLTH1−LTH3及び限流イン
ピーダンスZ1〜Z3の直列回路とを具えた主回路切換
回路27R〜27Tを有し、常時はゲート制御回路28
によって主サイリスタMTH1〜MTH3をオンさせる
ことにより負荷29への電力の供給を行う。
との対応部分には同一符号を附して第2図に示す如く、
三相交流電源26の各相出力回路にそれぞれ、主サイリ
スタMTH1〜MTH3及びリアクトルL1〜L3の直
接回路と、主サイリスタMTH1〜MTH3に並列接続
された補助サイリスクLTH1−LTH3及び限流イン
ピーダンスZ1〜Z3の直列回路とを具えた主回路切換
回路27R〜27Tを有し、常時はゲート制御回路28
によって主サイリスタMTH1〜MTH3をオンさせる
ことにより負荷29への電力の供給を行う。
しかるに故障電流の発生時には、この故障を変流器CT
1〜CT3及び故障検出回路30によって検出してその
検出信号によりゲート制御回路28を制御し、これによ
り補助サイリスクLTH1〜LTH3をオンさせて充電
回路20の充電電荷により主サイリスタMTH1〜MT
H3に逆電流を流してこれを流してこれをターンオフさ
せ、かくして故障電流を限流インピーダンスZ1〜Z3
に転流させる。
1〜CT3及び故障検出回路30によって検出してその
検出信号によりゲート制御回路28を制御し、これによ
り補助サイリスクLTH1〜LTH3をオンさせて充電
回路20の充電電荷により主サイリスタMTH1〜MT
H3に逆電流を流してこれを流してこれをターンオフさ
せ、かくして故障電流を限流インピーダンスZ1〜Z3
に転流させる。
このように、第2図の交流用サイリスタ限流装置25に
おいても、主サイリスクMTH1〜MTH3に逆電流を
流すことによりこれをターンオフさせかくして故障電流
を限流インピーダンスZ1〜Z3に転流するようになさ
れている。
おいても、主サイリスクMTH1〜MTH3に逆電流を
流すことによりこれをターンオフさせかくして故障電流
を限流インピーダンスZ1〜Z3に転流するようになさ
れている。
いずれにしても第1図又は第2図の従来のサイリスタ限
流装置は、サイリスクをしゃ断して限流動作させる際に
、逆電流を流す必要があるため、第1に転流回路が不可
欠である点がある。
流装置は、サイリスクをしゃ断して限流動作させる際に
、逆電流を流す必要があるため、第1に転流回路が不可
欠である点がある。
しかるに通常の場合転流回路の空間的な占有度は、限流
装置全体の35φ程度でかなり高い(価格的にも30%
程度となる)ので、この転流回路を省略することが望ま
しい。
装置全体の35φ程度でかなり高い(価格的にも30%
程度となる)ので、この転流回路を省略することが望ま
しい。
また第2に、充電用コンデンサ18の充電電圧は主回路
電圧よりも高いのが普通であり、そのため主回路につい
ては低圧扱いができるのに対して、充電用コンデンサ1
8については高圧扱いをしなければならず、保守取扱い
上等に不便さかあるを避は得ない。
電圧よりも高いのが普通であり、そのため主回路につい
ては低圧扱いができるのに対して、充電用コンデンサ1
8については高圧扱いをしなければならず、保守取扱い
上等に不便さかあるを避は得ない。
さらに、サイリスクを用いているため、電源のバンクパ
ワーとは無関係には限流動作をさせ得ない。
ワーとは無関係には限流動作をさせ得ない。
すなわち、例えば交流電源の短絡推定電流が100kA
で、短絡発生後約5m SeCで最大値に達すると仮定
した場合、故障発生後限流動作開始するまでに250μ
Secかかったとすると、サイリスクに流れる電流ピー
ク値は約1100OAに達する。
で、短絡発生後約5m SeCで最大値に達すると仮定
した場合、故障発生後限流動作開始するまでに250μ
Secかかったとすると、サイリスクに流れる電流ピー
ク値は約1100OAに達する。
従って使用する素子としてはサージ耐量の犬きいもの、
換言すれば大きな定格電流の素子を選択する必要がある
。
換言すれば大きな定格電流の素子を選択する必要がある
。
例えば数10A〜数10OAの限流装置ではバックパワ
ーの大きさを考慮して、−股上のグレードの素子を選定
する必要がある。
ーの大きさを考慮して、−股上のグレードの素子を選定
する必要がある。
さらに、一般に限流装置は、故障フィーダが除去された
ら高速度に再投入され得、かくしてその後すぐに故障が
生じても支障なく限流動作を開始できるようにすること
が望ましい。
ら高速度に再投入され得、かくしてその後すぐに故障が
生じても支障なく限流動作を開始できるようにすること
が望ましい。
しかるにかくするためにサイリスタ限流装置においては
、一旦限流動作をしてから再投入するまでの時間を少く
とも約0,1秒はとって充電用コンデンサ18を充電さ
せた後再投入するようにするか、又は転流回路を多重化
してすぐに再投入できるようにしなければならない制限
があった。
、一旦限流動作をしてから再投入するまでの時間を少く
とも約0,1秒はとって充電用コンデンサ18を充電さ
せた後再投入するようにするか、又は転流回路を多重化
してすぐに再投入できるようにしなければならない制限
があった。
以上の点を考慮して本発明においては、上述の欠点を一
挙に解決し得る半導体限流装置を提供しようとするもの
である。
挙に解決し得る半導体限流装置を提供しようとするもの
である。
以下図面について本発明に依る半導体限流装置e−例を
詳述しよう。
詳述しよう。
第3図は、直流用の半導体限流装置の一例を示したもの
で、41は直流電源、42は負荷、43はフリーホイー
リングダイオード、44は半導体限流装置である。
で、41は直流電源、42は負荷、43はフリーホイー
リングダイオード、44は半導体限流装置である。
半導体限流装置44は、第1図の場合と同様に交流電源
45、変圧器46、単相全波整流器47を有すると共に
、負荷42に対する主回路に介挿されたパワートランジ
スタ48を有する。
45、変圧器46、単相全波整流器47を有すると共に
、負荷42に対する主回路に介挿されたパワートランジ
スタ48を有する。
このパワートランジスタ48の制御回路として活性領域
検出回路49及びベース信号回路50に対する電源とし
て整流器47の出力が与えられる。
検出回路49及びベース信号回路50に対する電源とし
て整流器47の出力が与えられる。
かくして常時においてトランジスタ48はベース信号回
路50からのベース電流の供給、停止に応じてオン、オ
フ制御されるようになされている。
路50からのベース電流の供給、停止に応じてオン、オ
フ制御されるようになされている。
パワートランジスタ48には直列に故障電流検出器とし
てシャント抵抗器51が接続され、その両端電圧によっ
て故障電流の発生が検出されこの検出出力がベース信号
回路50に与えられ、このときパワートランジスタ48
のベースへのベース電流の供給を停止することによりト
ランジスタ48をオフするようになされている。
てシャント抵抗器51が接続され、その両端電圧によっ
て故障電流の発生が検出されこの検出出力がベース信号
回路50に与えられ、このときパワートランジスタ48
のベースへのベース電流の供給を停止することによりト
ランジスタ48をオフするようになされている。
トランジスタ4B(7−コレクタには定電圧ダイオード
52を介して活性領域検出回路49が接続され、トラン
ジスタ48のエミッタ及びコレクタ間電圧が定電圧ダイ
オードのツェナー電圧値以上になったとき、これにより
トランジスタ48が活性領域に入ったものとして、活性
領域検出回路49からベース信号回路50へ予定のタイ
ミングでベース信号しゃ断指令を送り(この実施例の場
合約20μsecの間)、かくしてトランジスタ48を
確実にしゃ断するようになされている。
52を介して活性領域検出回路49が接続され、トラン
ジスタ48のエミッタ及びコレクタ間電圧が定電圧ダイ
オードのツェナー電圧値以上になったとき、これにより
トランジスタ48が活性領域に入ったものとして、活性
領域検出回路49からベース信号回路50へ予定のタイ
ミングでベース信号しゃ断指令を送り(この実施例の場
合約20μsecの間)、かくしてトランジスタ48を
確実にしゃ断するようになされている。
なお活性領域検出回路49は、常時のオン、オフ動作時
にも予定のタイミングで定電圧ダイオード52を介して
の信号の受入れ、又は受入れ停止をすることにより、ト
ランジスタ48の動作時間との協調を図るようになされ
ており、この実施例の場合トランジスタ48がオン信号
を受けてから約10μSeC後に定電圧ダイオードから
の信号を受けるようになされ、またトランジスタ4−8
がオフ信号を受けてから約20μSeC後に定電圧ダイ
オード52からの信号をカットするようになされている
。
にも予定のタイミングで定電圧ダイオード52を介して
の信号の受入れ、又は受入れ停止をすることにより、ト
ランジスタ48の動作時間との協調を図るようになされ
ており、この実施例の場合トランジスタ48がオン信号
を受けてから約10μSeC後に定電圧ダイオードから
の信号を受けるようになされ、またトランジスタ4−8
がオフ信号を受けてから約20μSeC後に定電圧ダイ
オード52からの信号をカットするようになされている
。
因みに、パワートランジスタ4Bのスイッチ時間はせい
ぜい数μSeCであるので、デッドバンドの時間として
は十分な値に選定されていることになる。
ぜい数μSeCであるので、デッドバンドの時間として
は十分な値に選定されていることになる。
一方パワートランジスタ48及びシャット抵抗器51の
直列回路には並列に限流インピーダンス53が接続され
ている。
直列回路には並列に限流インピーダンス53が接続され
ている。
なお同様に並列に、ダイオード54と、コンデンサ55
と、抵抗器56と、非直線サージ吸収素子57とからな
るサージ吸収回路58が接続されている。
と、抵抗器56と、非直線サージ吸収素子57とからな
るサージ吸収回路58が接続されている。
上述の構成において、常時は、ベース信号回路50から
のオン信号によってトランジスタ48がオンして負荷4
2へ電力が供給される。
のオン信号によってトランジスタ48がオンして負荷4
2へ電力が供給される。
これと同時に活性検出回路49に信号が送られ、約10
μsec後に定電圧ダイオード52からの信号が受は入
れられ、かくして全体として電力供給状態になる。
μsec後に定電圧ダイオード52からの信号が受は入
れられ、かくして全体として電力供給状態になる。
この状態からベース信号回路50からのオフ信号によっ
てトランジスタ48がオフとなり、その後約20μSe
C経過後に活性検出回路49に対する定電圧ダイオード
52からの信号の受入れを停止する。
てトランジスタ48がオフとなり、その後約20μSe
C経過後に活性検出回路49に対する定電圧ダイオード
52からの信号の受入れを停止する。
次に故障電流の発生時の応動動作について述べるに、上
記の電力供給動作状態において、故障電流が流れたこと
をシャット抵抗51を介して検出すると、ベース信号回
路50はトランジスタ48に対するベース電流の供給を
停止する。
記の電力供給動作状態において、故障電流が流れたこと
をシャット抵抗51を介して検出すると、ベース信号回
路50はトランジスタ48に対するベース電流の供給を
停止する。
このとき流れ得るコレクタ電流の値は決っているので(
コレクタ電流はベース電流に直流増幅率の値を乗じた値
しか流れない)、トランジスタ48は活性領域に入るこ
とになる。
コレクタ電流はベース電流に直流増幅率の値を乗じた値
しか流れない)、トランジスタ48は活性領域に入るこ
とになる。
なお故障電流はダイオード54を通じてコンデンサ55
にも流入し、かくしてトランジスタ48のしゃ断動作は
楽になり、トランジスタ48のASO内での裕度が増す
。
にも流入し、かくしてトランジスタ48のしゃ断動作は
楽になり、トランジスタ48のASO内での裕度が増す
。
トランジスタ48が活性領域に入り、やがてエミッタ及
びコレクタ電流が定電圧ダイオード52のツェナー電圧
値になると、活性領域検出回路49が約20μsecの
間ベース信号回路50にベース信号しゃ断指令を送る。
びコレクタ電流が定電圧ダイオード52のツェナー電圧
値になると、活性領域検出回路49が約20μsecの
間ベース信号回路50にベース信号しゃ断指令を送る。
ここでトランジスタ48のコレクタ電流はベース信号を
オフにするとすぐ減少してしまうが、20μSeCの間
ベース信号しゃ断指令が送られるので、しゃ断動作は確
実行われる。
オフにするとすぐ減少してしまうが、20μSeCの間
ベース信号しゃ断指令が送られるので、しゃ断動作は確
実行われる。
このようにしてパワートランジスタ48が活性領域に入
ると、限流インピーダンス53にも故障電流が転流し始
める。
ると、限流インピーダンス53にも故障電流が転流し始
める。
そしてトランジスタ48が完全にオフになったとき故障
電流は全て限流インピーダンス53側に転流され、この
ときの故障電流は限流インピーダンスで決まる値にまで
限流される。
電流は全て限流インピーダンス53側に転流され、この
ときの故障電流は限流インピーダンスで決まる値にまで
限流される。
なお、抵抗器56はコンデンサ55の放電用に用いられ
、非直線サージ吸収素子57はパワートランジスタ48
のエミッタ及びコレクタ間に■cEoの電圧以上の電圧
を印加しないように主回路のサージ電圧を抑制するため
に用いられる。
、非直線サージ吸収素子57はパワートランジスタ48
のエミッタ及びコレクタ間に■cEoの電圧以上の電圧
を印加しないように主回路のサージ電圧を抑制するため
に用いられる。
またフリーホイーリングダイオード43は負荷が誘導負
荷のときその誘導電圧が電源41と同極性であればこれ
を吸収し、かくしてトランジスタ48への過大電圧の印
加を防止する機能を果す。
荷のときその誘導電圧が電源41と同極性であればこれ
を吸収し、かくしてトランジスタ48への過大電圧の印
加を防止する機能を果す。
以上は直流用限流装置に本発明を適用した場合について
述べたが、交流用限流装置に適用する場合は第4図に示
す如く、三相交流電源61の各相の出力回路に、それぞ
れ第3図のパワートランジスタ限流装置44と同様の限
流回路62R〜62Tを設ける。
述べたが、交流用限流装置に適用する場合は第4図に示
す如く、三相交流電源61の各相の出力回路に、それぞ
れ第3図のパワートランジスタ限流装置44と同様の限
流回路62R〜62Tを設ける。
ただし第4図の場合は、R相のベース信号回路62Rは
そのトランジスタ48に対してオフ信号を与えたときこ
れと同時に、S相のベース信号回路50に対してしゃ断
指令S1を送出してこれをしゃ断動作させる。
そのトランジスタ48に対してオフ信号を与えたときこ
れと同時に、S相のベース信号回路50に対してしゃ断
指令S1を送出してこれをしゃ断動作させる。
同様にS相のベース信号回路50はT相のベース信号回
路50にしゃ断指令S2を送出し、またT相のベース信
号回路50はR相のベース信号回路50にしゃ断指令S
3を送出する。
路50にしゃ断指令S2を送出し、またT相のベース信
号回路50はR相のベース信号回路50にしゃ断指令S
3を送出する。
かくすれば、第3図の場合と同様の動作により、交流負
荷電流の限流を実現できる。
荷電流の限流を実現できる。
上述せる如く本発明に依れば、故障電流を切換えるため
の素子として逆電流を必要とするサイリスクを用いてい
ないので、そのために従来用いられていた転流回路が不
要となる。
の素子として逆電流を必要とするサイリスクを用いてい
ないので、そのために従来用いられていた転流回路が不
要となる。
従ってこの弁全体としての構成が簡易小型となるのに加
えて、高圧扱いを必要とする充電用コンデンサも不要で
あるから、装置を全体として低電圧回路のみで構成し得
る。
えて、高圧扱いを必要とする充電用コンデンサも不要で
あるから、装置を全体として低電圧回路のみで構成し得
る。
また限流動作をさせるにつき電源のバックパワーに制限
されることなく実現できる。
されることなく実現できる。
さらに切換素子としてパワートランジスタを用いたこと
により、高速度の再投入ができるので多頻度で故障電流
が発生してもこれに確実に応動でき、従って応動特性が
一段と改善された半導体限流装置を提供することができ
る。
により、高速度の再投入ができるので多頻度で故障電流
が発生してもこれに確実に応動でき、従って応動特性が
一段と改善された半導体限流装置を提供することができ
る。
第1図及び第2図は従来の半導体限流装置を示す接続図
、第3図及び第4図は本発明に依る半導体限流装置の一
例を示す接続図である。 1.41・・−直流電流、2,42・・・負荷、3゜4
3・・・フリーホイーリングダイオード、4・・・サイ
リスタ限流装置、13・・・主サイリスタ、14・・・
補助サイリスク、16.51・・・シャント抵抗、17
・・・ゲート制御回路、21,53・・・限流インピー
ダンス、49・・・活性領域検出回路、50・・・ベー
ス信号回路、52・・・定電圧ダイオード、58・・・
サージ吸収回路、61,62・・・交流電源、63 、
29・・・交流負荷。
、第3図及び第4図は本発明に依る半導体限流装置の一
例を示す接続図である。 1.41・・−直流電流、2,42・・・負荷、3゜4
3・・・フリーホイーリングダイオード、4・・・サイ
リスタ限流装置、13・・・主サイリスタ、14・・・
補助サイリスク、16.51・・・シャント抵抗、17
・・・ゲート制御回路、21,53・・・限流インピー
ダンス、49・・・活性領域検出回路、50・・・ベー
ス信号回路、52・・・定電圧ダイオード、58・・・
サージ吸収回路、61,62・・・交流電源、63 、
29・・・交流負荷。
Claims (1)
- 1 負荷に対する主回路に介挿されたパワートランジス
タと、このパワートランジスタと並列に接続され当該パ
ワートランジスタがオフ動作したとき上記主回路の電流
の転流を受ける限流インピーダンスと、上記主回路に故
障電流が流れたときこれを検出する故障電流検出器と、
上記パワートランジスタが活性領域に入ったときこれを
検出する活性領域検出回路と、上記故障電流検出器の検
出出力によって上記パワートランジスタをオフ動作させ
、且上記活性領域検出回路の検出出力によって予定の時
間の間上記パワートランジスタのオフ動作を維持させる
ベース信号回路とを具えたことを特徴とする半導体限流
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198176A JPS5829696B2 (ja) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | 半導体限流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14198176A JPS5829696B2 (ja) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | 半導体限流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5366551A JPS5366551A (en) | 1978-06-14 |
JPS5829696B2 true JPS5829696B2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=15304610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14198176A Expired JPS5829696B2 (ja) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | 半導体限流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829696B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01180594U (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-26 | ||
JPH0524287B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1993-04-07 | Koichi Uemura |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940005909B1 (ko) * | 1987-01-16 | 1994-06-24 | 다쓰사부 쓰까모토 | 클립 |
JP3990421B2 (ja) * | 2005-10-20 | 2007-10-10 | 日本電信電話株式会社 | 突入電流低減回路および電気機器 |
-
1976
- 1976-11-26 JP JP14198176A patent/JPS5829696B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524287B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1993-04-07 | Koichi Uemura | |
JPH01180594U (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5366551A (en) | 1978-06-14 |
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