JPS582950Y2 - 歯科治療用の回転式チツプホルダ− - Google Patents

歯科治療用の回転式チツプホルダ−

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JPS582950Y2
JPS582950Y2 JP1979047106U JP4710679U JPS582950Y2 JP S582950 Y2 JPS582950 Y2 JP S582950Y2 JP 1979047106 U JP1979047106 U JP 1979047106U JP 4710679 U JP4710679 U JP 4710679U JP S582950 Y2 JPS582950 Y2 JP S582950Y2
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JP
Japan
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cylindrical member
constricted
protrusion
outlet
tip
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JP1979047106U
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English (en)
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JPS55146115U (ja
Inventor
細矢政雄
Original Assignee
有限会社 三協デンタル技研
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、歯科治療に際して患者の口腔内から排泄され
る分泌物、歯部または歯根の切削により生じる粉塵及び
切削機から流出する冷却水などを吸引除去するために使
用する回転式チップホルダーに関する。
従来この種回転式チップホルダーとしては実開昭50−
52793号の如きものがあるが、これは、チップを接
続する指部とホースを接続するスリーブとを回転自在に
連結するにあたり、指部端の軸筒部外周に、断面直角三
角形状で斜辺がスリーブ側へ向く環状突部を設け、又ス
リーブ内周に、該環状突部と同形の環状凹溝を設け、環
状突部と環状凹溝を係合せしめて成るものである。
しかしこの構造は、指部及びスリーブ間の摩擦面が大き
いためスムースに回転せず、逆に摩擦面を小さくすると
流動物が洩れてし1い、又製造時の組立てにおいて軸筒
部に、スリーブを嵌挿する際、スリーブを強い力で押圧
しなければならず、この作業を容易ならしめるために軸
筒部外周とスリーブ内周間の隙間をある程度大きくしな
ければならない。
そのために更に洩れが大きくなる。
加えて分解が不可能であるため、摩擦面に汚物が溜り、
不潔である等の欠点を有するものである。
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、患者の口腔
内に挿入するチップを取付けた円筒状部材を、吸引機と
接続するホースに対して自由に回転するよう連結し、ホ
ースのねじれを防止し、かつ該回転をスムーズに行い、
また分解掃除ができ、加えて吸引汚物の洩れの生じない
ものを目的とするO 本考案は、軸心に、入口及び出口を有する通孔を貫通し
、入口にチップ取付部を設ける一方、入口と出口の略中
間部位から出口にわたって外周を二段に絞って第一絞り
部及び第二絞り部を形成する合成樹脂製の円筒状部材、
通孔の出口に位置する第二絞り部の先端周縁を通孔の外
側へ向けて斜めに膨出させ該円筒状部材と一体形成する
断面略楕円形状の突条、内径が第一絞り部の外径と同一
で、該絞り部の外周に回転自在に嵌合する合成樹脂製の
回転摺動部と、内径が、第二絞り部の外径より大きく、
かつ第二絞り部先端の突条の外径よりも小さい円筒形状
をなし、突条に嵌合すべく内周面端部に凹状を形成する
と共に、該凹条と反対側の内周面端部に、該端部に向い
内径が大きくなる環状傾斜面を設けた金属製のホース取
付部とを、該環状傾斜面の外周に一体形成した固着部を
回転摺動部の内周面端部に形成した段部に接着剤を介し
て嵌合固着し、全長が、円筒状部材の両絞り部の長さと
間尺である回転筒から構成したことを特徴とするもので
あり、以下に本考案の実施例を図面に従って説明する。
図中1は、軸心に、口腔内からの吸引物の入口2及び出
口3を有する通孔4を貫通した合成樹脂製の円筒状部材
で、該入口部位にチップ取付部5をバッキング6を介し
て着脱自在に取付け、又入口2と出口3の略中間位置か
ら出口3の間の外径を2段に絞り、第一絞り部7及び第
二絞り部7′を形成し、該第二絞り部7も先端、つまり
出口3の周縁を通孔4の外側へ向けて斜めに膨出させた
断面略楕円形状の突条8を突設し、かつ該突条に近い部
位の絞り部7′の内周面に環状の切込み9を刻設しであ
る。
図中10は、全長が該第−絞り部7の根部11から突条
81での長さと間尺で、且つ第一絞り部7の外周面に回
転自在に嵌合する回転筒であり、この回転筒74.内径
が第一絞り部7の外径と同一で該絞り部の外周に回転自
在に嵌合すると共に第一絞り部より長尺であって第一絞
り部7と第二絞り部7′との境目より突出する部位の内
周面に段部12を形成し、又外周面に螺旋13を刻設し
た円筒形状で合成樹脂製の回転摺動部14と、内径が第
二絞り部7′の外径よう大きく、第二絞り部先端の突条
8の外径よりも小さい円筒形状をなし、突条8に嵌合す
べく内周面端部に凹条15を形成すると共に、該凹条と
反対側の内周面端部に、該端部に向い内径が大きくなる
環状傾斜面16を設けた金属製のホース取付部17とを
、該環状傾斜面の外周に設ける突状固着部18を回転摺
動部140段部12に接着剤を介して嵌合、固着して一
体となしたものである。
又回転摺動部14の外周に刻設しである螺旋13は、ホ
ース取付部17に嵌めて接着したホースbが使用中に折
曲して破損するのを防ぐためのホース保護具19を取付
けるもので、弾力性のある針金等を巻いて成るこのホー
ス保護具19を、上部の密に巻いた部分19を該螺旋1
3に螺合させ、ホース保護具19の先端が回転摺動部1
4外周に設けた段部20に当接して摩擦力を生じると、
螺入時と反対方向に回転させようとしてもホース保護具
19の内径が縮少し、つ1りは回転摺動部14の外周を
締め付け、脱落せず、又万−説落しても簡単に元に戻す
ことができるのである。
円筒状部材の絞り部に回転筒10を嵌合する時、回転筒
を一定距離、第二絞り部7′に嵌入すると、環状傾斜面
16が突条8の外周に当たり、ここで強く押し込むと切
込み9の働きで突条8部位の径が窄まり、更に嵌入する
と、回転摺動部14が第一絞り部に回転自在に嵌入する
そして回転筒の回転摺動部先端が第一絞り部の根部に達
すると同時に凹条16が突条8の位置に移動して、今1
で窄1つていた突条8の径が、凹条15の凹所にて開き
、元の外径に戻って突条8の外周が凹条15の凹所に@
1り回転筒10は円筒状部材1に対し抜は止めがなされ
る。
同道に、円筒状部材1から回転筒10を分離するには、
回転筒10を円筒状部材1に対して強く引けば、略楕円
形の突条8が斜め外側へ突出しているから1.凹条15
の内側角部が突条8の表面を滑りつつ突条8部位の第二
絞り部7め径を窄ぼめ、回転筒10を引き出すことがで
きる。
今、本考案のチップホルダーを使用するに、チップ取付
は部5にチップaを嵌めて取付ける一方、回転筒5のホ
ース取付部17にホースbを嵌めて固定すると共にホー
ス保護具19を螺旋13に螺合する0そして歯科治療に
際し、医師は円筒状部材1を握ってチップaを患者の口
腔内に入れ、分泌物、切削粉塵、冷却水などをホースb
に連結した吸引装置(図示せず)によって吸引除去する
ものである。
以上のように本考案は、軸心に、入口及び出口を有する
通孔を貫通し、入口にチップ取付部を設ける一方、入口
と出口の略中間部位から出口にわたって外周を二段に絞
って第一絞り部及び第二絞り部を形成する合成樹脂製の
円筒状部材、通孔の出口に位置する第二絞り部の先端周
縁を通孔の外側へ向けて斜めに膨出させ該円筒状部材と
一体形成する断面略楕円形状の突条、内径が第一絞り部
の外径と同一で、該絞り部の外周に回転自在に嵌合する
合成樹脂製の回転摺動部と、内径が第二絞り部の外径よ
り大きく、かつ第二絞り部先端の突条の外径よりも小さ
い円筒形状をなし、突条に嵌合すべく内周面端部に凹条
を形成すると共に、該凹条と反対側の内周端部に、該端
部に向い内径が大きくなる環状傾斜面を設けた金属製の
ホース取付部とを、該環状傾斜面の外周に一体形成した
固着部を回転摺動部の内周面端部に形成した段部に接着
剤を介して嵌合固着し、全長が円筒状部材の両絞り部の
全長と間尺である回転筒から構成したので、ホースに対
して円筒状部材力咄由に回転してホースがねじれること
がなく、円筒状部材の第一絞り部と、これに回転自在に
嵌合する回転筒の回転摺動部とが合成樹脂製であるから
密閉度が高く従って両者間から空気、汚物が洩れること
がなく、同時に円筒状部材に対して回転筒を取り外し自
在にしであるから分解組立てがごく簡単に行え、絞り部
と回転筒の間などに溜まって悪臭を発生する汚物を清掃
することができ、患者に不快感を与えることがない。
又第二絞り部の内周面に切込みを設けであることと相俟
って円筒部材が合成樹脂製である一方、ホース取付部が
金属製であるから、円筒状部材の絞り部に回転筒を嵌合
する場合は、環状傾斜面と突条間の摩擦が、又引き出し
て分解する場合は、凹条の内周角部を突条間の摩擦が各
各小さく、分解、組立てが抵抗なくスムーズに行え、加
えて使用時において円筒状部材に対して回転筒が回転す
る際、当接する凹条の内周角部と突条間の摩擦抵抗が少
なく、更に通孔が一直線となっており、その内面に抵抗
となるものがないから汚物、冷却水等が抵抗なく通過す
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断正面図、第2図はホース及びホース保護具
を取付ける状態を表わす正面図、第3図はホース保護具
を取付けた状態を表わす拡大正面図、第4図は第1図の
要部を拡大して表わす一部縦断正面図である。 尚図中1は円筒状部材、4は通孔、−5はチップ取付部
、7は第一絞り部、7壮第二絞り部、8は突条、9//
′i、切込み、101/i回転筒、14は回転摺動部、
15は凹条、16は環状傾斜部、17はホース取付部を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸心に、入口及び出口を有する通孔を貫通し、入口にチ
    ップ取付部を設ける一方、入口と出口の略中間部位から
    出口にわたって外周を二段に絞って第一絞り部及び第二
    絞り部を形成する合成樹脂製の円筒状部材、通孔の出口
    に位置する第二絞り部の先端周縁を通孔の外側へ向けて
    斜めに膨出させ該円筒状部材と一体形成する断面略楕円
    形状の突条、内径が第一絞り部の外径と同一で、該絞り
    部の外周に回転自在に嵌合する合成樹脂製の回転摺動部
    と、内径が、第二絞り部の外径より大きく、かつ第二絞
    り部先端の突条の外径よりも小さい円筒形状をなし、突
    条に嵌合すべく内周面端部に凹条を形成すると共に、該
    凹条と反対側の内周面端部に、該端部に向い内径が大き
    くなる環状傾斜面を設けた金属製のホース取付部とを、
    該環状傾斜面の外周に一体形成した固着部を回転摺動部
    の内周面端部に形成した段部に接着剤を介して嵌合固着
    し、全長が、円筒状部材の両絞り部の全長と間尺である
    回転筒から構成したことを特徴とする歯科治療用の回転
    式チップホルダー。
JP1979047106U 1979-04-10 1979-04-10 歯科治療用の回転式チツプホルダ− Expired JPS582950Y2 (ja)

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JP1979047106U JPS582950Y2 (ja) 1979-04-10 1979-04-10 歯科治療用の回転式チツプホルダ−

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Publication Number Publication Date
JPS55146115U JPS55146115U (ja) 1980-10-21
JPS582950Y2 true JPS582950Y2 (ja) 1983-01-19

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ID=28928418

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JP1979047106U Expired JPS582950Y2 (ja) 1979-04-10 1979-04-10 歯科治療用の回転式チツプホルダ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970218A (ja) * 1972-09-18 1974-07-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51159234U (ja) * 1975-06-11 1976-12-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970218A (ja) * 1972-09-18 1974-07-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55146115U (ja) 1980-10-21

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