JP3040304U - 歯科用サクションミラー - Google Patents

歯科用サクションミラー

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JP3040304U
JP3040304U JP1997000522U JP52297U JP3040304U JP 3040304 U JP3040304 U JP 3040304U JP 1997000522 U JP1997000522 U JP 1997000522U JP 52297 U JP52297 U JP 52297U JP 3040304 U JP3040304 U JP 3040304U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射板内部の孔における吸引物の詰まりを最
小限に抑え得るサクションミラーを提供すること。 【解決手段】 円板状をなすステンレス反射板10と把持
管30とをステンレス連結管20を介して連結した歯科用サ
クションミラーであって、ステンレス連結管20の端部を
嵌入する受入れ凹部が反射板10の内部に形成され、受入
れ凹部からみて反射板10の径方向中央部(中心)を挟ん
だ反対側に傾斜面12が形成され、反射板10の内部を、受
入れ凹部から傾斜面12にかけて3本の各々独立した孔が
それぞれ設けられるとともに、これら3本の孔が傾斜面
12にて開口してなるものである。把持管30の外周面上に
は、長手方向に延びる光ファイバ挿入溝31が設けられ、
この溝31の内部に光ファイバ50を嵌め込むとともに、光
ファイバ50を貼着片60,70 及びプラスチッククリップ80
によって上記サクションミラーに固定した状態で、発光
端部51を反射板10の近傍に位置させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、歯科用サクションミラー(以下、単に「サクションミラー」ともい う)に関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
歯を治療したり抜歯するとき、患者の歯肉から多量の出血があるとともに唾液 腺から多量の唾液が分泌され、これらが口腔内に溜まる。したがって、患者の口 腔内に溜まっている血液や唾液を吸入ホース(バキューム)で吸引して取り除く 必要がある。
【0003】 一方、医師による歯の治療や抜歯は、通常、歯科用ミラーを用いて歯の状態や 歯肉の状態を検診しながら行なわれる。この際、医者は一方の手で歯科用ミラー を握り、他方の手で治療用の工具を握らなければならないため、もはや前記した 吸入ホースを持つことはできない。このため、医者は、治療中において必ず看護 員(助手)をそばに置き、その者が吸入ホースを担当して患者の口腔内に溜まっ ている血液と唾液を除去するようにしていた。
【0004】 この場合、次のような問題があった。すなわち、医者と看護員の呼吸が合わな ければ、患者の口腔内に溜まっている血液や唾液、洗浄水、消毒水などの水分を 迅速で、かつ確実に取り除くことが困難となり、これにより、精密性が要求され る歯の治療に支障を来たし、また治療時間が不必要に長くなるという問題があっ た。吸引のタイミングの悪さが原因で血液や唾液が口腔の外に漏れ、患者の衣服 を汚すという問題があった。医者が患者の口腔を覗きながら治療に当たるので、 看護員の視野が医者の頭によって遮ぎられ、吸入ホースにおける吸入口の適切な 位置選択が困難であった。狭い口腔内に歯科用ミラー、治療用の工具および吸入 ホースが同時に挿入され、これらがそれぞれ違った働きをするために、患者に大 きな負担を与え、この反応として患者の口が小さくなり、作業し難いという問題 があった。
【0005】 そこで、上記した問題点を解消するために、サクション機能(吸引機能)とミ ラー機能とを兼ね備えたサクションミラーが開発された。従来のサクションミラ ーを図8,図9,図10に基づいて説明する。
【0006】 図に示すように、上面が鏡面101として光沢処理された円盤状のステンレス 反射板100の外縁部所定箇所に、把持管109の一端部が溶接によって取り付 けられている。把持管109の他端部(自由端部)の外周面には、ねじ山110 が形成されており、吸入ホース200の端部における内周面に形成されたねじ溝 (図示せず)と螺合する。これにより、把持管109と吸入ホース200とが連 結される。
【0007】 前記ステンレス反射板100の内部には、把持管109の内部空間と連通する 孔102が設けられている。この孔102は、反射板100の内部を直径方向に 真っ直ぐ延び、反射板100の外縁部にまで達し、そして反射板100の外周面 にて開口している。
【0008】 孔102の長手方向中央部には反射板100の厚み方向に延びる補助孔105 が延設されており、この補助孔105が反射板100の裏面にて開口している。 また、孔102における補助孔105の延設箇所を端部として、孔103と孔1 04とが孔102を挟んでそれぞれ径方向に延びており、孔102と同様、各々 が反射板100の周面にて開口している。なお、孔102と孔103とがなす角 度、及び孔102と孔104とがなす角度はそれぞれ同じであり、例えば45° である。また、孔102,孔103,孔104はいずれにも、孔102における 孔105の延設箇所と開口部との間において、反射板100の厚み方向に延びる 補助孔106,補助孔107,補助孔108がそれぞれ延設されており、各々が 反射板100の裏面にて開口している。
【0009】 従来の歯科用ミラー(サクションミラー)は上記した構成を備え、反射板10 0により歯や歯肉の状態を検診しながら歯の治療を行ない、同時に孔102〜孔 104、及び補助孔105〜補助孔108から吸引して血液や唾液などの口腔内 の水分を除去するように期待されたものである。
【0010】 しかしながら、この歯科用ミラー(サクションミラー)には、次のような問題 があった。補助孔106を設けた孔102、補助孔107を設けた孔103、補 助孔108を設けた孔104が、孔102における補助孔105の延設箇所で合 流するので、吸引された内容物が反射板100の内部で詰まるという問題があっ た。すなわち、吸引時にあっては血液や唾液と一緒に歯石や歯牙の屑や石膏の屑 (歯牙の予備治療時に使用する)などの固形物も吸引される。これらが上記した 合流点(孔102における補助孔105の延設箇所)で引っ掛かり、これが原因 で、その後次々と吸引される固形物が前記合流点の周辺で詰まり、吸引力が弱く なり、延いては唾液などの液状物さえも吸引できなくなるといった問題あった。 そして、吸引力を元に戻すべく、医者は治療中に、把持管109から吸入ホー ス200を抜き出し、のち針金を差し入れて詰まっているものを取り除いて吸引 通路を確保するといった煩わしい作業を強いられ、このことが治療に差し支えた り、治療時間を不必要に長くした。
【0011】 [考案の目的] 本考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、反射板の内部 における孔が吸引物によって詰まるのを最小限に抑え得るサクションミラーを提 供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなし、前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入され る受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分岐点を持たずに前記反射 板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記複数本の孔がそれぞれ、前記反射板の 外周面にて開口してなるものである。
【0013】 請求項2記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなし、前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入され る受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分岐点を持たずに前記反射 板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記反射板はさらに、その外周面の一部と して、斜め下方あるいは斜め上方に面する傾斜面を有し、前記複数本の孔がそれ ぞれ、前記傾斜面にて開口してなるものである。
【0014】 請求項3記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなし、前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入され る受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分岐点を持たずに前記反射 板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記反射板はさらに、その外周面の一部と して、斜め下方あるいは斜め上方に面するとともに、周方向において湾曲した傾 斜面を有し、前記複数本の孔がそれぞれ、前記傾斜面にて開口してなるものであ る。
【0015】 請求項4記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなすとともに、連結管と把持管とにより構成され、前記連結 管を介して前記反射板と把持管が連結されてなり、前記反射板は、前記サクショ ン本体の端部が嵌入される受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分 岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記複数本の孔が それぞれ、前記反射板の外周面にて開口してなるものである。
【0016】 請求項5記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなすとともに、その外周面の一部あるいは全体において長手 方向に延びる溝を有し、前記溝に光ファイバを嵌め込んでその発光端部を前記反 射板の近傍に位置させることができるようになし、前記反射板は、前記サクショ ン本体の端部が嵌入される受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分 岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記複数本の孔が それぞれ、前記反射板の外周面にて開口してなるものである。
【0017】 請求項6記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなし、前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入され る受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分岐点を持たずに前記反射 板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記複数本の孔がそれぞれ、前記反射板の 外周面にて開口してなり、全体に施されたニッケル−クロム鍍金の上からSiO コーティングされてなるものである。
【0018】 請求項7記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなすとともに連結管と把持管とにより構成され、前記連結管 を介して前記反射板と把持管が連結されてなり、前記サクション本体はさらに、 その外周面上の一部あるいは全体において長手方向に延びる溝を有し、前記溝に 光ファイバを嵌め込んでその発光端部を前記反射板の近傍に位置させることがで きるようになし、前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される受入れ 凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から分岐点を持たずに前記反射板の内部 を延びる複数本の孔を有し、前記反射板はさらに、その外周面の一部として、斜 め下方あるいは斜め上方に面する傾斜面を有し、前記複数本の孔がそれぞれ、前 記傾斜面にて開口してなるものである。
【0019】 請求項8記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の面 を鏡面として構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部に端部が連結さ れる細長状のサクション本体とよりなり、前記サクション本体は、長手方向両端 部が開口した筒状をなすとともに連結管と把持管とにより構成され、前記連結管 を介して前記反射板と把持管が連結されてなり、前記サクション本体はさらに、 その外周面上の一部あるいは全体において、長手方向に延びる溝を有し、前記溝 に光ファイバを嵌め込んで前記光ファイバの発光端部を前記反射板の近傍に位置 させることができるようになし、前記連結管は、その反射板側の端部において、 該反射板に近付くにしたがって徐々に幅広となる拡張部を有し、また把持管側の 端部において、該把持管の端部と嵌合する突出管部を有し、前記反射板は、前記 サクション本体の端部が嵌入される受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹 部から分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔を有し、前記反射 板はさらに、その外周面の一部として、斜め下方あるいは斜め上方に面する傾斜 面を有し、前記複数本の孔がそれぞれ、前記傾斜面にて開口し、全体に施された ニッケル−クロム鍍金の上からSiOコーティングされてなるものである。
【0020】 請求項9記載の歯科用サクションミラーは、請求項1〜8のいずれか1項に記 載の歯科用サクションミラーにおいて、前記反射板の上面に厚みの薄いミラーが 取着されてなるものである。
【0021】 請求項10記載の歯科用サクションミラーは、上下面のうち少なくとも一方の 面を鏡面(11)として構成すべく、厚みの薄いミラーを取着した円板状の反射板 (10)と、前記反射板(10)の周縁部に端部が連結される細長状のサクション本 体(1) とよりなり、前記サクション本体(1) は、長手方向両端部が開口した筒状 をなすとともに連結管(20)と把持管(30)とにより構成され、前記連結管(20 )を介して前記反射板(10)と把持管(30)が連結されてなり、前記サクション 本体(1) はさらに、その外周面上の一部あるいは全体において、長手方向に延び る溝(31)を有し、前記溝(31)に光ファイバ(50)を嵌め込むとともに、当該 光ファイバ(50)を貼着片とプラスチッククリップ(80)によって前記サクショ ン本体(1) に固定し、これにより前記光ファイバ(50)の発光端部(51)を前記 反射板(10)の周縁部近傍に位置させてなり、前記連結管(20)は、その反射板 (10)側の端部において、該反射板(10)に近付くに従って徐々に幅広となる拡 張部(21)を有し、また把持管(30)側の端部において、該把持管(30)の端部 と嵌合する突出管部(22)を有し、前記反射板(10)は、前記サクション本体(1 ) の端部が嵌入される受入れ凹部(13)を有するとともに、前記受入れ凹部(13 )から、分岐点を持たずに前記反射板(10)の内部を延びる複数本の孔(14)( 15)……を有し、前記反射板(10)はさらに、その外周面の一部として、斜め下 方あるいは斜め上方に面する傾斜面(12)を有し、前記複数本の孔(14)(15) ……がそれぞれ、前記傾斜面(12)にて開口し、全体に施されたニッケル−クロ ム鍍金の上からSiOコーティングされてなるものである。
【0022】
【考案の実施の形態】
【0023】
【実施例】
本考案のサクションミラーの一実施例を図1〜図7に基づいて説明する。
【0024】 本実施例におけるサクションミラーは、ステンレス反射板(10)と、この反射 板(10)の周縁部で連結されるサクション本体(1) とよりなり、サクション本体 (1) は、ステンレス連結管(20)と把持管(30)とによって構成される。
【0025】 ステンレス反射板(10)は、所定厚みを有する円板状をなし、その上面を鏡面 (11)として構成すべく、厚みの薄いミラーが取着されている。ステンレス反射 板(10)の外周部はその一部分が切り欠かれ、傾斜面(12)が形成されている。 この傾斜面(12)は、斜め下方に面するとともに円周方向において曲面を呈し、 いずれの箇所の最大斜度方向も、ステンレス反射板(10)の裏面(下面)から延 びる仮想軸芯と交差する傾斜面である。換言すれば、傾斜面(12)は、下面側に いくほど反射板(10)の径方向中央部(軸芯)に近付く傾斜面である。なお、傾 斜面(12)は平滑面により構成することもできる。
【0026】 ステンレス反射板(10)は、その内部において、吸引通路となる3本の孔(14 )(15)(16)が設けられ、これらがステンレス反射板(10)を貫通している。 すなわち、ステンレス反射板(10)の傾斜面(12)からみて径方向中央部(軸芯 )を挟んだ反対側に、略直方体状をなす切欠からなる受入れ凹部(13)が形成さ れている。この受入れ凹部(13)から直径方向に1本の孔(14)が延びており、 前記した傾斜面(12)にて開口している。また、この孔(14)の両側において、 受入れ凹部(13)から傾斜面(12)にかけて、孔(14)と所定の角度を保持しな がら孔(15)(16)が真直ぐ延び、孔(14)と同様、傾斜面(12)にて開口して いる。つまり、受入れ凹部(13)から傾斜面(12)にかけて、3本の孔(14)( 15)(16)が放射状に延びている。
【0027】 ステンレス連結管(20)は、長さ方向中途部分に、最小外径を有する括れ部( 23)が形成されている。この括れ部(23)を挟んだ長手方向両端側における一端 側は、徐々に外径が大きくなるテーパ部が形成され、このテーパ部の端部におい て、やや径小の突出管部(22)が同軸上に延設されている。また他端側は、前記 括れ部(23)から、図2に示すように斜め上方に向きを変えるとともに扇状に拡 がってなる拡張部(21)が形成され、これにより、前記他端側の開口部は楕円形 を呈する。
【0028】 把持管(30)は、その外周面上において、一端から他端にかけて長手方向に延 びる光ファイバ挿入溝(31)が設けられている。
【0029】 上記構成のステンレス反射板(10)、ステンレス連結管(20)、及び把持管( 30)を以下のようにして連結する。すなわち、ステンレス反射板(10)における 受入れ凹部(13)にステンレス連結管(20)の拡張部(21)を嵌入する。そして 、ステンレス連結管(20)の突出管部(22)を把持管(30)の一端側開口部に嵌 挿する。これにより、ステンレス連結管(20)を介してステンレス反射板(10) と把持管(30)とを連結することができる。なお、把持管(30)の他端側開口部 には、吸入ホース(40)(バキューム)の端部が挿入される。
【0030】 また、光ファイバ(50)を吸入ホース(40)に沿わせるとともに、その先端側 における所定長さを余して把持管(30)の光ファイバ挿入溝(31)に嵌め込む。 このとき、光ファイバ(50)の発光端部(51)が、ステンレス反射板(10)の外 縁部近傍に位置するように、光ファイバ(50)の長さを設定しておくことが好ま しい。光ファイバ挿入溝(31)に光ファイバ(50)を入れたのち、該光ファイバ (50)をプラスチックリング(90)で吸入ホース(40)に固定し、大小2つの貼 着片(60)(70)により把持管(30)に固定し、断面Ω形状またはC字状のプラ スチッククリップ(80)でステンレス連結管(20)の括れ部(23)に固定するこ とが好ましい。この際、前記したプラスックリング(90)の数は1つに限らず、 2つ、3つあるいはそれ以上の数でも良い。多く使用すれば、それだけよりしっ かりと固定することができる。あるいは、ビニールテープで固定してもよい。な お、ステンレス連結管(20)が、括れ部(23)を折曲部として「く」の字状に折 れ曲がっており、この括れ部(23)に光ファイバ(50)をプラスチッククリップ (80)で固定することにより、光ファイバ(50)はステンレス連結管(20)の折 曲りに従って自ずと上方に向きを変え、その発光端部(51)が自動的にステンレ ス反射板(10)の外縁部近傍に位置する。
【0031】 本実施例のサクションミラーは、各部品にニッケル−クロムを鍍金し、その後 その上にSiOをコーティングしている。
【0032】 本実施例の歯科用サクションミラーは上記した構成を備えていることにより、 ステンレス反射板(10)により歯や歯肉の状態を検診しながら歯の治療を行ない 、これと同時に孔から吸引して血液や唾液などの口腔内の水分を除去することが できる。
【0033】 上記のサクションミラーにあっては、次のような作用効果を奏する。
【0034】 1.吸引された内容物(血液、唾液、歯石、歯の削り屑、石膏の屑などよりな る混合物)が孔(14)(15)(16)の内部で詰まらずに円滑に排出される(請求 項1〜10)。すなわち、いずれの孔(14)(15)(16)も分岐点を持たないの で、吸引された内容部が孔の内部で引掛かる可能性が少なく、これにより円滑に 受入れ凹部(13)にまで達し、のちステンレス連結管(20)および把持管(30) の内部を順次流れていく(拡張部(21)にあっては、その裏側面が緩やかなラウ ンドを形成しているため、内容物の流動がスムースになる(請求項10))。ま た、従来のサクションミラーに比して孔の数が少ないので、吸引力の圧損を最小 限に抑えることができる。これにより、血液や唾液あるいは消毒水などが迅速に 排出される。したがって、従来行なっていたような、孔に詰まった内容物を取り 除くという煩わしい作業から解放され、医者は治療に専念でき、治療時間の短縮 にもなる。
【0035】 2.孔(14)(15)(16)を、傾斜面(12)上にて開口させることにより、吸 引の性能が向上する(請求項2〜3,請求項7〜8,請求項10)。すなわち、 (a);孔(14)(15)(16)が傾斜面(12)上で開口しているので、孔の開口 部は楕円形状を呈する(図5及び図7参照)。これにより、比較的長い(大きい )石膏などの固形物をも吸引することができるのはもちろんのこと、口腔内の皮 膚によって前記開口部の全体が塞がれるという可能性が、開口部が円形である場 合に比して少なくなる。
【0036】 (b);孔(14)(15)(16)が傾斜面(12)上で開口しているので、1つの開 口部においてその全体が同時に口腔内の皮膚に接触するという可能性が少ない。 また、仮に1つの開口部の全体が口腔内の皮膚の吸い込みによって塞がれたとし ても、当該傾斜面(12)がステンレス反射板(10)の円周方向において曲面を呈 しているので(すなわち、同一平面上にないので)(請求項3)、残る他の開口 部が同時に塞がれるという可能性は極めて少ない。これにより、優れた吸入性能 が発揮され、より一層正確で、かつ迅速に治療を行なうことができる。なお、従 来の製品は、図8〜図10で示したように、ステンレス反射板100の外周面に おける孔102,103,104の開口部の広がり方向が、当該孔102,10 3,104が延びる方向に対して直交しているので、当該開口部の全体が口腔内 の皮膚に接触する確率が高くなる。
【0037】 3.取り外しのできるステンレス連結管(20)が設けられているので消毒時に 便利で、且つ経済的である(請求項4,請求項7〜8,請求項10)。すなわち 、本考案では、前述したようにステンレス連結管(20)を介してステンレス反射 板(10)と把持管(30)とが連結されているので、消毒処理の際は、把持管(30 )からステンレス連結管(20)を引き出して消毒することができ、把持管(30) までをも消毒処理する必要が無くなる。また、反射板(10)を新品に交換する時 、あるいはステンレス連結管(20)を新しいものに換えるときは、それのみを変 えれば良い。なお、従来は、製品を消毒処理するためには把持管109と吸入ホ ース200とを一々分離し、さほど必要性のない把持管109までも消毒処理す るといった結構面倒で不便で不必要な作業を強いられた。また、製品を新品に交 換する時には全体を交換しなければならないという非経済的な問題もあった。
【0038】 4.光ファイバ(50)が備えられ、この光ファイバ(50)の発光端部(51)が ステンレス反射板(10)の外縁部近傍に位置しているので、口腔内を明るく照ら すことができ、正確で、安全で、迅速な治療を行なうことができる(請求項5, 請求項7〜8,請求項10)。使用にあっては、光ファイバ(50)を前記サクシ ョン本体(1) に設けられた溝(31)に嵌め込む。これにより、光ファイバ(50) が邪魔になるということはない。また、光ファイバ(50)はテープなどの貼着片 (60)(70)やクリップ(80)によってしっかりとサクションミラーに保持(固 定)されるので、光ファイバ(50)が前記溝(31)から抜け出るというおそれは ない(請求項10)。
【0039】 5.ニッケル−クロム鍍金による人体への悪影響を最小限に抑えることができ る(請求項6,請求項8,請求項10)。すなわち、製品全体をニッケル−クロ ム鍍金した後、SiOをその上からコーティングすることにより、人体への悪 影響がないサクションミラーを提供することができる。従来の製品は、ニッケル −クロム鍍金を原因とした患者への健康問題が懸念されていた。
【0040】
【考案の効果】
本考案のサクションミラーによれば、反射板の内部における孔が吸引物によっ て詰まるという可能性を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の側面図である。
【図3】本考案の要部拡大断面図である。
【図4】ステンレス反射板の内部構成を示す断面図であ
る。
【図5】ステンレス反射板を傾斜面側からみた図であ
る。
【図6】ステンレス反射板を受入れ凹部側からみた図で
ある。
【図7】ステンレス反射板を底面(裏面)からみた斜視
図である。
【図8】従来のサクションミラーを示す斜視図である。
【図9】前図の部分断面図である。
【図10】図8に示すサクションミラーの全体断面図で
ある。
【符号の説明】
10……ステンレス反射板 14,15,16……孔 20……ステンレス連結管 21……拡張部 22……突出管部 30……把持管 31……光ファイバ挿入溝 50……光ファイバ 60,70……貼着片 80……プラスチッククリップ

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなし、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記反射板の外周面にて開
    口してなることを特徴とする歯科用サクションミラー。
  2. 【請求項2】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなし、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記反射板はさらに、その外周面の一部として、斜め下
    方あるいは斜め上方に面する傾斜面を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記傾斜面にて開口してな
    ることを特徴とする歯科用サクションミラー。
  3. 【請求項3】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなし、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記反射板はさらに、その外周面の一部として、斜め下
    方あるいは斜め上方に面するとともに、周方向において
    湾曲した傾斜面を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記傾斜面にて開口してな
    ることを特徴とする歯科用サクションミラー。
  4. 【請求項4】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなすとともに、連結管と把持管とにより構成され、前
    記連結管を介して前記反射板と把持管が連結されてな
    り、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記反射板の外周面にて開
    口してなることを特徴とする歯科用サクションミラー。
  5. 【請求項5】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、両端部が開口した筒状をなすと
    ともに、その外周面の一部あるいは全体において長手方
    向に延びる溝を有し、 前記溝に光ファイバを嵌め込んでその発光端部を前記反
    射板の近傍に位置させることができるようになし、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記反射板の外周面にて開
    口してなることを特徴とする歯科用サクションミラー。
  6. 【請求項6】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなし、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記反射板の外周面にて開
    口してなり、 全体に施されたニッケル−クロム鍍金の上からSiO
    コーティングされてなることを特徴とする歯科用サクシ
    ョンミラー。
  7. 【請求項7】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなすとともに連結管と把持管とにより構成され、前記
    連結管を介して前記反射板と把持管が連結されてなり、 前記サクション本体はさらに、その外周面上の一部ある
    いは全体において長手方向に延びる溝を有し、前記溝に
    光ファイバを嵌め込んでその発光端部を前記反射板の近
    傍に位置させることができるようになし、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記反射板はさらに、その外周面の一部として、斜め下
    方あるいは斜め上方に面する傾斜面を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記傾斜面にて開口してな
    ることを特徴とする歯科用サクションミラー。
  8. 【請求項8】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面と
    して構成された円板状の反射板と、前記反射板の周縁部
    に端部が連結される細長状のサクション本体とよりな
    り、 前記サクション本体は、長手方向両端部が開口した筒状
    をなすとともに連結管と把持管とにより構成され、前記
    連結管を介して前記反射板と把持管が連結されてなり、 前記サクション本体はさらに、その外周面上の一部ある
    いは全体において、長手方向に延びる溝を有し、 前記溝に光ファイバを嵌め込んで当該光ファイバの発光
    端部を前記反射板の近傍に位置させることができるよう
    になし、 前記連結管は、その反射板側の端部において、該反射板
    に近付くにしたがって徐々に幅広となる拡張部を有し、
    また把持管側の端部において、該把持管の端部と嵌合す
    る突出管部を有し、 前記反射板は、前記サクション本体の端部が嵌入される
    受入れ凹部を有するとともに、前記受入れ凹部から各々
    分岐点を持たずに前記反射板の内部を延びる複数本の孔
    を有し、 前記反射板はさらに、その外周面の一部として、斜め下
    方あるいは斜め上方に面する傾斜面を有し、 前記複数本の孔がそれぞれ、前記傾斜面にて開口し、 全体に施されたニッケル−クロム鍍金の上からSiO
    コーティングされてなることを特徴とする歯科用サクシ
    ョンミラー。
  9. 【請求項9】前記反射板の上面に厚みの薄いミラーが取
    着されてなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の歯科用サクションミラー。
  10. 【請求項10】上下面のうち少なくとも一方の面を鏡面
    (11)として構成すべく、厚みの薄いミラーを取着した
    円板状の反射板(10)と、前記反射板(10)の周縁部に
    端部が連結される細長状のサクション本体(1) とよりな
    り、 前記サクション本体(1) は、長手方向両端部が開口した
    筒状をなすとともに連結管(20)と把持管(30)とによ
    り構成され、前記連結管(20)を介して前記反射板(1
    0)と把持管(30)が連結されてなり、 前記サクション本体(1) はさらに、その外周面上の一部
    あるいは全体において、長手方向に延びる溝(31)を有
    し、 前記溝(31)に光ファイバ(50)を嵌め込むとともに、
    当該光ファイバ(50)を貼着片とプラスチッククリップ
    (80)によって前記サクション本体(1) に固定し、これ
    により前記光ファイバ(50)の発光端部(51)を前記反
    射板(10)の周縁部近傍に位置させてなり、 前記連結管(20)は、その反射板(10)側の端部におい
    て、該反射板(10)に近付くに従って徐々に幅広となる
    拡張部(21)を有し、また把持管(30)側の端部におい
    て、該把持管(30)の端部と嵌合する突出管部(22)を
    有し、 前記反射板(10)は、前記サクション本体(1) の端部が
    嵌入される受入れ凹部(13)を有するとともに、前記受
    入れ凹部(13)から、各々分岐点を持たずに前記反射板
    (10)の内部を延びる複数本の孔(14)(15)……を有
    し、 前記反射板(10)はさらに、その外周面の一部として、
    斜め下方あるいは斜め上方に面する傾斜面(12)を有
    し、 前記複数本の孔(14)(15)……がそれぞれ、前記傾斜
    面(12)にて開口し、 全体に施されたニッケル−クロム鍍金の上からSiO
    コーティングされてなることを特徴とする歯科用サクシ
    ョンミラー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7075161B1 (ja) * 2021-01-29 2022-05-25 英世 宇治 照明付き口腔内吸引装置
WO2022162952A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 英世 宇治 光るバキュームチップ
WO2022163144A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 英世 宇治 照明付き口腔内吸引装置

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