JPH0339049Y2 - - Google Patents

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JPH0339049Y2
JPH0339049Y2 JP16145886U JP16145886U JPH0339049Y2 JP H0339049 Y2 JPH0339049 Y2 JP H0339049Y2 JP 16145886 U JP16145886 U JP 16145886U JP 16145886 U JP16145886 U JP 16145886U JP H0339049 Y2 JPH0339049 Y2 JP H0339049Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯間ブラシに関する。
〔従来の技術〕
従来、歯間ブラシとしては、実開昭55−180408
号公報に記載されているもの、実開昭56−130715
号公報に記載されているもの、既に製品として市
販されているもの(第10図)などが知られてい
る。
実開昭55−180408号公報に記載されているもの
は、第6図及び第7図に示されているように、柄
4の先端にこの柄4に対するアングル角度θが
120度の支持筒部5を一体に成形したもので、支
持筒部5内にブラシ付チツプ2を着脱自在に嵌合
してあり、また、柄4の基端にブラシ付チツプ2
を着脱自在に嵌合する収納孔6を穿設したもの
で、前記支持筒部5は先端のみ開口しており、ま
た、前記ブラシ付チツプ2は支持筒部5の内径に
略等しい外径の支持軸9を有し、その中間部周囲
に環状突起12を設けるとともに先端にワイヤ1
1を突設してあり、このワイヤ11にブラシ毛1
0を放射状に植毛したもので、支持筒部5内には
その基端を嵌合して装着し、収納孔6にはワイヤ
11とともに支持軸9の先端を嵌合して装着する
ものである。
実開昭56−130715号公報に記載されているもの
は、第8図及び第9図に示されているように、先
のものと同様、柄4の先端にこの柄4に対して
120度のアングル角度θをもつて支持筒部5を一
体に成形したもので、支持筒部5内にブラシ付チ
ツプ2を着脱自在に嵌合してあり、また、柄4の
基端にブラシ付チツプ2を収納する収納孔6を穿
設してあるとともに、その収納孔6の開口部にク
リツプ付きキヤツプ21が嵌着されている。そし
て、前記支持筒部5は両端とも開口しており、ま
た、前記ブラシ付チツプ2は先の従来例と同様の
構造である。
また、市販されている第3の従来例のものは、
第10図に示されているように、柄4の先端にこ
の柄4に対して110度のアングル角度θをもつて
支持筒部5を一体に成形したもので、支持筒部5
内にブラシ付チツプ2を着脱自在に嵌合してあ
り、前記支持筒部5は両端とも開口しており、ま
た、前記ブラシ付チツプ2は、チツプ本体8の一
端に前記支持筒部5内に嵌合する支持軸9を突設
し、他端にブラシ毛10を放射状に植毛したワイ
ヤ11を突設し、さらに、チツプ本体8の周囲に
環状の突起部12を突設してあり、前記支持軸9
は前記支持筒部5内に嵌合した時、支持軸9の先
端が支持筒部5内から突出する長さに形成され、
支持筒部5内に支持軸9を嵌合して装着し、ブラ
シ付チツプ2を外す操作は支持筒部5内から突出
している支持軸9の先端を指で押して支持軸9の
嵌合を外して行うものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
これら歯間ブラシにおいてまず問題となること
は、ブラシ付チツプ2の支持筒部5内への着脱が
容易にできるかという点である。
歯間ブラシは、ワイヤ11に植毛したブラシ毛
10を歯の間に挿入し、ワイヤ11の軸方向に進
退させて歯間の汚れを除去するものであり、その
進退の際にブラシ付チツプ2を支持筒部5から外
す方向に力が加わるため、支持軸9の嵌合はきつ
くしてあるのが通常で、このことはブラシ付チツ
プ2を支持筒部5から外すのを困難にしており、
先の第1、第2の従来例ではブラシ付チツプ2の
ワイヤ11を突設してある側を指でつまんで引つ
張らなければならず、その際環状突起12に指が
引つ掛かるものの、それでも、小さなチツプ2を
つまんで引つ張るのは容易でなく、なかなか嵌合
を外すことができず、場合によつてはワイヤ11
を引つ張つてしまつて、植毛してあるブラシ毛1
0を抜いてしまつたり、ワイヤ11自体を引き抜
いてしまつたりするおそれもある。
この点、第10図の第3の従来例では、支持軸
9の先端を押して嵌合を外すものであるからこの
ような問題は無いが、支持軸9の小さな突出部分
を押さなければならず、しかも、支持軸9の嵌合
がきついため、支持軸9の先端が指に食い込んで
痛く、爪で押したりすると爪を傷めてしまう場合
などがあり、かなり操作しにくいものである。
本考案の第1の技術的課題は、このような問題
点を解決してブラシ付チツプ2を支持筒部5から
容易に外せるようにすることにある。
従来例において次に問題となることは、とりわ
け奥歯の歯間掃除をしやすいか否かの問題であ
る。奥歯間をその内側、即ち舌のある口内側から
掃除する場合には、ワイヤ11の先端から支持筒
部5を含めてその反対側までの長さ(第10図に
おいて)は余り問題にならないが、歯の外側、
奥歯と頬との間の側から歯間にワイヤ11を挿入
しようとする場合、この長さが長すぎると、頬
を柄4で外側へと張り出すように押しつつ歯間掃
除をしなければならず、頬が痛いだけでなく、歯
間ブラシの操作自体も頬が邪魔になつてできない
という問題がある。
本考案の第2の技術的課題は、このような問題
を解決して奥歯と頬との間にブラシ付チツプ2部
分を挿入しやすく、奥歯間の掃除を歯の外側から
しやすくすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のような技術的手段をとつた。
本考案の歯間ブラシは、柄4の先端に所定の角
度θを付けて支持筒部5を設けるとともに、前記
柄4の基端に収納孔6を穿設してあるホルダ1
と、前記支持筒部5に着脱自在に支持されるブラ
シ付チツプ2と、前記収納孔6に着脱自在に嵌合
するミニホルダ3とを備えている。
そして、前記ブラシ付チツプ2は、チツプ本体
8の一端に前記支持筒部5内に嵌合する支持軸9
を突設し、他端にブラシ毛10を放射状に植毛し
たワイヤ11を突設し、さらに、チツプ本体8の
周囲に突起部12を突設してあり、また、前記支
持軸9は前記支持筒部5内に嵌合した時、支持軸
9の先端が支持筒部5内から突出しない長さに形
成されている。
また、前記ミニホルダ3は先端に前記収納孔6
に嵌合する嵌合部15を有するとともに、基端に
前記支持筒部5の内径より小径の押出突起16を
有し、さらに、前記嵌合部15に前記ブラシ付チ
ツプ2の支持軸9を着脱自在に嵌合せしめるチツ
プ嵌合孔17を穿設してある。
〔作用〕
柄4の先端の支持筒部5にブラシ付チツプ2を
取り付けると、支持筒部5が柄4に対して所定の
角度θをもつているため、ブラシ付チツプ2のワ
イヤ11も柄4に対して同一の角度θを持つて取
り付けられる。
この角度θは、従来例と同様に110度〜120度で
も良いが、130度〜150度、望ましくは140度が好
適である。その理由は歯科医師用のピンセツトの
先端の曲がり角度が140度に設定されており、そ
の角度が使いやすいものとして認知されているこ
と、また、歯科医師はこの140度の角度で曲がつ
たピンセツトを使い慣れているため、本考案の歯
間ブラシの角度も140度、もしくはその前後の130
度〜150度に設定すれば、違和感なく使用できる
からである。
ブラシ付チツプ2の支持軸9は支持筒部5に嵌
入されるが、支持軸9の先端は支持筒部5内から
外部に突出しない。この点を設計する側の立場か
らみると、少なくとも支持軸9が突出しない分だ
けワイヤ11の先端から支持筒部5を含めてその
反対側までの長さを短くでき、小型化に寄与で
き、狭い口腔内で使用しやすくできる。
そして、ブラシ付チツプ2を取り外す場合に
は、ミニホルダ3を柄4の収納孔6から外し、押
出突起16を支持筒部5内に挿入して嵌合してい
る支持軸9を押し、ブラシ付チツプ2を外す。
このブラシ付チツプ2は通常支持筒部5に取り
付けて使用するが、前歯間を掃除する場合などは
支持軸9をミニホルダ3のチツプ嵌合孔17に嵌
合し、ミニホルダ3を指でつまんで使用しても良
い。その場合、ブラシ付チツプ2をミニホルダ3
から外すには、チツプ本体8の周囲に突設した突
起部12に指を引つ掛けて引つ張ることにより外
す。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に
基づいて説明する。
柄4の先端に140度のアングル角度θで支持筒
部5を一体に設けたホルダ1がプラスチツクで成
形されており、前記柄4の基端部はやや太くなつ
ており、その端には収納孔6が穿設され、この収
納孔6はブラシ付チツプ2を収容しうる大きさに
形成されている。また、柄4の基端部にはこの収
納孔6に通じる通気孔7が穿設されている。この
ブラシ付チツプ2は、前記支持筒部5に着脱自在
に支持されるようになつており、具体的には、第
3図に示すように、チツプ本体8の一端に前記支
持筒部5内に嵌合する支持軸9を突設し、他端に
ブラシ毛10を放射状に植毛したワイヤ11を突
設し、さらに、チツプ本体8の周囲に突起部12
を突設した構造になつている。
そして、前記支持軸9は前記支持筒部5内に嵌
合した時、支持軸9の先端が支持筒部5内から突
出しない長さに形成され、その外面に支持軸9の
軸方向に沿つて支持軸9の基部に行くほどの高さ
の高くなるリブ13が複数条突設されている。ま
た、前記突起部12は4方に延びて十文字形をな
し、その支持軸9側の端面がテーパー面になつて
いる。
前記ミニホルダ3は先端に前記収納孔6に嵌合
する嵌合部15を有するとともに、基端に前記支
持筒部5の内径より小径の押出突起16を有し、
さらに、前記嵌合部15に前記ブラシ付チツプ2
の支持軸9を着脱自在に嵌合せしめるチツプ嵌合
孔17を穿設してある。
そして、このチツプ嵌合孔17にブラシ付チツ
プ2を取り付け、ブラシ付チツプ2を収納孔6内
に収納した状態でミニホルダ3を収納孔6に嵌合
して携帯、もしくは収納する。
前歯間の掃除をする場合などは、このようにミ
ニホルダ3にブラシ付チツプ2を取り付けて使用
してもよいが、通常はミニホルダ3からブラシ付
チツプ2を取り外し、支持筒部5に取り付けて使
用する。ミニホルダ3からブラシ付チツプ2を外
すには突起部12に指を引つ掛けてブラシ付チツ
プ2を引つ張つて外すが、その際、突起部12は
十文字形になつているので支持軸9の周方向に引
つ掛かりができ、ブラシ付チツプ2を回しながら
引つ張ることができるようになり、取り外し操作
が容易である。さらに、突起部12の支持軸9側
端面がテーパー面になつているので、その点にお
いても指を引つ掛けやすくなり、取り外し操作を
容易にしている。
また、支持筒部5からブラシ付チツプ2を外す
場合は、支持軸9の先端を覗かせている支持筒部
5の一端開口部からミニホルダ3の押出突起16
を支持筒部5内に挿入し、支持軸9の先端を押出
突起16で押す操作により取り外す。このように
すれば、小さな支持軸9の先端を指や爪で押す必
要が無いので指先を傷めずにブラシ付チツプ2を
取り外すことができる。そして、支持軸9は支持
筒部5内に嵌合固定できるだけの長さがあれば良
く、支持筒部5も取り立てて長くする必要も無い
ので、これらの部分の長さを短くでき、よつて、
ブラシ毛10を植毛したワイヤ11の先端からそ
の反対側の支持筒部5の端部までの長さを短く
でき、小型となり、狭い口腔内での歯間掃除を容
易にすることが可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、支持筒部5からのブラシ付チ
ツプ2の取り外しをミニホルダ3の押出突起16
により行うようにしたので、取り外しに力を要せ
ず、また、指で直接支持軸9を押すものではない
ため、取り外しに際して指を傷めたりしない。さ
らに、取り外しの際にブラシ毛10部分に触れる
必要がないので衛生的である。
また、支持軸9の長さを支持筒部5から突出し
ないようにしたことから、ブラシ付チツプ2のみ
ならず支持筒部5も可能な限り小型化できるよう
になり、口腔内での操作を容易になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解正面図、
第2図はその組み立て正面図、第3図はブラシ付
チツプの拡大正面図、第4図はその縦断側面図、
第5図はブラシ付チツプを支持筒部から外す操作
を示す図、第6図及び第7図は実開昭55−180408
号公報に記載されている従来例を示す図、第8図
及び第9図は実開昭56−130715号公報に記載され
ている従来例を示す図、第10図は市販されてい
る従来例を示す正面図である。 1……ホルダ、2……ブラシ付チツプ、3……
ミニホルダ、4……柄、5……支持筒部、6……
収納孔、9……支持軸、10……ブラシ毛、11
……ワイヤ、12……突起部、15……嵌合部、
16……押出突起、17……チツプ嵌合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 柄4の先端に所定の角度を付けて支持筒部5を
    設けるとともに、前記柄4の基端に収納孔6を穿
    設してあるホルダ1と、前記支持筒部5に着脱自
    在に支持されるブラシ付チツプ2と、前記収納孔
    6に着脱自在に嵌合するミニホルダ3とを備え、 前記ブラシ付チツプ2は、チツプ本体8の一端
    に前記支持筒部5内に嵌合する支持軸9を突設
    し、他端にブラシ毛10を放射状に植毛したワイ
    ヤ11を突設し、さらに、チツプ本体8の周囲に
    突起部12を突設してあり、また、前記支持軸9
    は前記支持筒部5内に嵌合した時、支持軸9の先
    端が支持筒部5内から突出しない長さに形成さ
    れ、 前記ミニホルダ3は先端に前記収納孔6に嵌合
    する嵌合部15を有するとともに、基端に前記支
    持筒部5の内径より小径の押出突起16を有し、
    さらに、前記嵌合部15に前記ブラシ付チツプ2
    の支持軸9を着脱自在に嵌合せしめるチツプ嵌合
    孔17を穿設してあることを特徴とする歯間ブラ
    シ。
JP16145886U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0339049Y2 (ja)

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JPS6366930U JPS6366930U (ja) 1988-05-06
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