JPS5829440A - 内視鏡の鉗子栓装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒの発明は、内視鏡を通して体腔内に導入した空気、洗
滌水などが鉗子チャ、ンネルを通して外部に漏れること
を防止する内視鏡の鉗子栓装置に関する。

一般に、内視鏡を通して体腔内に鉗子を導入し、体腔内
の治療、組織検査等を行なうにあ九って紘、内視鏡先端
部の観察窓、照明窓、鉗子口などが体腔壁に触れないよ
う体腔内に内視鏡を通じて空気を導入して行なわれる。

また治療、組織検査等において、観察窓、照明窓などが
外側かし血液粘液などによって汚れ九ときには、内視鏡
を通して洗滌水を導入し、観察窓、照明窓を外側から随
時洗滌するようＫしている。

とζろが、このような治療、組織検査等にあつては、内
視鏡に設けた鉗子チャンネルを通じて操作部本体に設け
た鉗子導入口へ体腔内に導入された空気、洗滌水の一部
、さらＫは体腔の汚物が漏れてしまうといった問題があ
プ、内視鏡の操作に支障をきたす不具合を伴う。

そこで、このような問題を解決する手段として、従来で
は、互いに重ね合せた複数の厚みのりすい弾性蓋にそれ
ぞれ互いに交叉するよう切ｐ込みを設け、このように構
成された各弾性蓋で鉗子導入口を閉塵するような気密構
造が採用されるにある。

ととるが、このような複数の弾性蓋を用いたるという九
問題がある。そのうえ、弾性蓋は軍みかうすいかために
、鉗子の切シ込み部への挿・脱でめくれやすく、繰夛返
しの挿・腕操作による弾性の劣化が着しい、しかも使用
しているうちに次第に切シ込みが開き気密性が弱・くな
るといった不具合もある。さらに、上述した気密構造で
は、挿入する鉗子の径が大きいものを使用し九のち、小
さな径の鉗子を使用すると、切シ込み部に変形が残存し
、小さな径の鉗子を充分締付けられないといった不具合
を生じ、常に確実な気密性を確保できないものであった
。

この発明は上記事情に着目してなされた−ので、その目
的とするところは、外径よシ長い鉗子挿通通路部を備え
九弾性栓を採用して、簡単な構造で、確実に鉗子チャン
ネルの気密性を確保できるようにした内視鏡の鉗子栓装
置を提供することにある。

以下、ヒの発明を図面に示す第１の実施例にもとづいて
説明する。第１図中１は内視鏡の操作部本体であシ、こ
の操作部本体１には挿入部２を構成する可絢管部２１、
彎曲管部Ｊｂ、先端構成部２Ｃが順次連設されている。

を九、先端構成部ＩＣの先端面には、第２図で示すよう
に観察ＩＩ　Ｊ　％照明窓４．４が設けられ、挿入部２
および操作部本体！内に配備された各観察用光学系（図
示しない）および照明用光学系（図示しない）を通じ、
明るい照明のもとで操作部本体１に設けた接眼部５から
挿入部２の前方を目視することができるようになってい
る。なお。

Ｃは照明用光学系に光を導くためのエニパーサルコード
である・また、先端構成部２・の先端面には、ノズル１
が設けられておυ、同じく挿入部ｚ内に配備した送気・
送水路（図示しない）を通して外部の送気・送水装置（
図示しない）から送気および送水を行なうことができる
ようになりている。なお、８は送気・送水操作部、ｔは
彎曲管部２ｂを遠隔的に彎曲操作するためのアングル操
作ノブである。また、さらに挿入Ｔｏ２および操作部本
体１内には、鉗子チャンネルである処置臭挿入用チャン
ネル（以下、チャンネルと称す）７０が挿通されている
。そして、このチャンネル１ｏの先端は、先端構成部２
１！の先端に設けた吸引口を兼ねる鉗子口１ノと連通し
ている。また同じくチャンネル１ｏの後端は、操作部本
体１に設けたこの発明の要旨である鉗子栓装置１２に連
結されている。そして、ヒの鉗子栓装置１２の詳細は構
造が第３図に示されている。この鉗子栓装置１２につい
て説明すれば、図中ＩＪは操作部本体１に配備されたチ
ャンネル１０の鉗子導入口（以下、導入口と称す）であ
る、ｔた図中１５は取付筒で１．この取付筒１５の上部
側には、大径の筒部で構成される取付座１５１が備えら
れている。そして、この取付筒１５の下部側は、ねじ部
１３６を固定媒体として操作部本体１に固定され、上記
導入口１．１と接合している。すなわち、取付筒ＩＩは
チャンネル１０と連通する構造に表っている。

そして、操作部本体ｌから突出し九上記取付筒１１にＱ
＠付座１５１には、弾性ｊ＆１６が着脱自在に取シ付け
られる。乙の弾性栓Ｉ６は、たと工ｔｆウレタンゴム、
あるいはシリコンゴム材すどの弾性体から上記取付筒１
５の内径とほぼ同）η じ外径をもつほぼ財柱状に構成してなシ、径方向の嫌埋
中夫には第４図で示すようにスリ、ト１１が軸方向に沿
って切シ込まれ、鉗子挿通通路部１＃を構成している。

ｔた鉗子挿通通路部Ｉ８の長さｔとしては、弾性＃に１
６の外径寸法ｄよシ長いものになっている。なお、弾性
栓１−の長さは鉗子挿通通路部１１の設定によ択径寸法
よシ長くなっていることはもちろんである。また上記弾
性栓１６の上部側には、大径部で構成される保合部１６
１が設けられる。しかして、弾性栓１６は、取付筒１５
の外側から挿入することによシ、取付筒１５内に収納さ
れ、また係合部Ｊ４ｊａが取付筒１５の取付座Ｉ５ａと
弾性的に係止する。そして、取付筒１５の上部側には、
中央部に鉗子挿入用の開口部１９ａを備えたキャップ１
９がねじ部２０を結合媒体として着脱自在に被せられ、
着脱自在逢る弾性１＆１σの固定構造を構成している。

したがって、開口部ｌｌｌ５．鉗子挿通通路部１８を通
じ、外側から鉗子２１をチャンネル１ｏ内に向けて挿０
脱自在に挿入することができるようＫなっている。なお
、２２は挿入案内溝である。

つぎにこのように構成された鉗子栓装置−１１の作用に
ついて説明する。内視鏡を通して体腔内に鉗子２１を導
入し、体腔内の治療、組織検査勢な行なうときには、ま
ず体腔内に内視鏡を挿入する。ついで、体腔内に内視鏡
を通して空気を導入し、観察窓３、照明窓４．４などが
体腔壁に触れないようにする。このときの状態としては
、弾性栓１６の鉗子挿通通路部Ｊ８は弾性によって密着
して気密が保たれ、チャンネルＸを通して体腔内の導入
空気は漏れることはない。

こののち、開口部１９ａから鉗子２１をチャンネル１０
内に吻けて挿入し、体腔内にその鉗子２１の先端部を導
いて治療中組織検査等が行なわれる。そして治療や組織
検査等が終え粂カれば、その鉗子２１をチャンネル１０
内から引き抜くことにな、る。

そして、この鉗子２１の挿入時における鉗子栓装置１２
＠の状態としては、鉗子挿通通路部１８を構成するスリ
、ト１１の接触部分ＪＦａが長いために鉗子２１の初期
の挿入にあっては。

）ノ 弾性＆１６の上方部で充分く鉗子Ｍを締付−１１九下方
部では接触部分７７＆が弾性によシ強く密着する。そし
て、この密着状態が鉗子２１の挿入とともに移行して第
５図で示すように、鉗子２１０周方向全体をスリ、ト１
７でめくれなどを生じることなく強く締付け、気密を保
つととＫなる。

また鉗子２１をチャンネルから抜き敞るときには、上記
挿入時の作用とは逆の作用でスリット１１による密着に
よシ鉗子２１の抜き取シ後針栓１６は鉗子挿通通路部１
８の接触部分１１１で特に強い弾性劣化の要因を伴うめ
くれを生じることなく気密機能を達成することになる・
また弾性＠１６は、弾性源が多いとともＫ、接触部分１
１１における弾性力を受けるエリアが広いために、スリ
、ト１ｒには常に充分な弾性力が働き、鉗子２１を繰夛
返し挿・脱操作しても、使用するうちに次第にスリ、ト
１１が開くといった気密不良、さらには径の大きい鉗子
２１を使用したのちに径の小さい鉗子２１を使用する際
に岨こる変形残存といった気密不良を防止するヒとにな
る。

したがって、外径よシ長い鉗子挿通通路部１８を備えた
弾性ｌ＆１６の採用によ〕、気密効果を十分に発揮させ
ることができ、いかなるときにでもチャンネル１ｏの気
密性を確保することができる。ｔた弾性栓１６の固定構
造としては、弾性栓１６を取付筒１５に取シ付ければよ
くその弾性栓Ｉ６を含めての構造は簡単で、また安価な
ものとなる。しかも、弾性栓１６の交換は容易で、また
チャンネル１ｏの消毒や洗滌を行ないやすくできるとい
った効果を奏する。

またとの発明は上述した一施例に限定される亀のではな
く、たとえば第６図に示す第２の実施、第７図ないし第
１０図に示す第３の実施例、第１１図に示す第４の実施
例、第１２図に示す第５の実施例のようＫしてもよい。

すなわち、嬉２の実施例は、弾性栓１６の鉗子挿通通路
部１８を、ピンホール２５で形成するようにしたもので
あシ、このようＫしても上述した実施例と同様の効果を
奏する。

また第３の実施例は、弾性＠１６を一対の弾性栓片２６
ａ・ｊ＋Ｉｊｂから構成するとともに、鉗子挿通通路部
１８の少なくとも一部に互いにかみあう凹凸部２１を採
用し九ものである。詳しくは、弾性栓片ｊｇｍおよび弾
性栓片Ｊｏｂを第９図で示すように、はぼ円柱を２分し
たような形状に構成し、この各弾性栓片２６ａ。

ｘｇｂの内面の中央の上部側に鉗子挿通通路部１Ｂを形
成するスリ、ト面２８を構成し、同じく下部に多数の凹
凸部２７・・・を形成し、これら各弾性栓片３６　ａ　
＋　ｊ　ｇ　ｂを、各弾性栓片２６ａ。

ｔａｂの内面の両側に設けた取着用の平面部：ｔｔｚ、
ｘｐで互いに接着して第７図および第８図で示すように
、互いに凹凸部１１・・・がかみ合うように一体化して
弾性栓１−を構成したものである。このように構成すれ
ば、第１Ｏ図で示すように鉗子挿通通路部１８を通して
鉗子２１を引き抜く際、各凹凸部ｊ１・・・が鉗子ｉ１
の外周囲をしごき、鉗子ｊ１の馬面に付着した汚物部を
しごき落すことができるといった効果を奏する。

なシ、第７図および第１Ｏ図において上述した第１の実
施例と同一構成部品は同一番号を附してその説明を省略
し九。

第４の実施例は、上記第３の実施例の変形例であって、
詳しくは取付筒１５の上部側の外周部に係止突＠３ｏを
設け、また各弾性栓片２＃ａ・ｘｔｔｂに係合部の代シ
に係止＃ＩＪＪを設け、上記係止突起３ｏに係止１１１
ｊｘｚを係・脱自在に係合させて、弾性栓１６でキヤ、
ｆを兼ねるようにしたものである。

第５の実施例は、上記第３および第４の実施例の角ばっ
た凹凸部に対し波形の凹凸部ＩＩＩ・・・を採用したも
のである。

この発明は以上説明し丸ように、外径寸法よシ長い鉗子
挿通通路部を備えた弾性栓を操作部本体に設けた取付筒
に着脱自在に収納固定して鉗子栓装置を構成するように
したから、従来に比べ簡単な構造で確実なる鉗子チャン
ネルの気密性を確保できることになる。

したがって、気密性の気密効果を飛繍的に向上させるこ
とができる。しか−弾性栓を取付筒に固定するといりた
構造は、簡単かつ安価で、ま九弾性栓を取シ外すことが
できるからチャンネルの消毒、洗滌を容易に行なわせる
ことができるとともに弾性栓の交換も容易であるといっ
た効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はとの発明の第１の実施例にかかる内視鏡を示す
斜視図、１１Ｅ２図はその内視鏡の先端面を示す正面図
、第３図はこの発明の＠１の実施例の鉗子栓装置を示す
断面図、第４図はその弾性栓の鉗子挿通通路部を示す平
断面図、第５図は同じく鉗子栓装置に鉗子を挿通したと
きの状態を示す状態図、第６図はこの発明の第２の実施
例の弾性栓を示す平断面図、第７図は同じく第３の実施
例の鉗子栓装置を示す断面図、第８図はその弾性栓を示
す平断面図、第９図はその弾性栓の構成を示す斜視図、
第１０図はその鉗子栓装置に鉗子を挿通したときの状態
を示す状態図、第１１図線この発明の第４の実施例の鉗
子栓装置を示す断面図、第１２図はこの発明の第ｓＯ実
施例の鉗子栓装置を示す断面図であ１・・・操作部本体
、１１・・・鉗子栓装置、Ｉｏ・・・出願人代理人　　
弁理士　鈴　江　武　彦Ｎ　　　　＋ 第５図 第７ＷＪ　　　　　　　　第Ｓ図 第ｔｏ　ｍ 第１２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　鉗子チャンネルの鉗子導入口が設けられ丸角
   視鏡の操作部本体と、この操作部本体の鉗子導入口にｍ
   ｌ）付けた取付筒と、この敞付筒内に着脱自在に収納固
   定される外径寸法よシも長い鉗子挿通通路部を備える弾
   性栓とを具備し九ことを特徴とする内視鏡の鉗子栓装置
   ・（２）上記鉗子挿通通路部は、弾性栓の軸方向に沿つ
   てスリ、トを形成してなることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の内視鏡の鉗子＠装置。 （３）上記鉗子挿過通路部は、弾性栓の軸方向に沿りて
   ♂ンホールを形成してなることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の内視鏡の鉗子栓装置・ （４）　　上記鉗子挿過通路部は、少なくともその一部
   に互いにかみあう凹凸部を有して形成されることを特徴
   とする特徴請求の範囲第１項に記載の内視鏡の鉗子栓装
   置、　１