JPS5829421A - 調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は米飯等を加圧調理し、かつ長時間保温すること
ができ、美味しい炊飯が可能な調理装置に関し、断熱構
造の本体ならびに外蓋よりなる保温容器内に収納した鍋
および加圧蓋からなる圧力容器が、内圧を上昇している
時、もしくは内圧が上昇できる状態にある時には、保温
容器における外蓋の開放ができないようにして外蓋の開
閉にともなう安全性を高めたものである。

米飯を調理する容器と長時間保温する容器とを一体構造
となしたジャー付炊飯器が現在広く普及している。しか
し、この場合に米飯を調理する容器を圧力容器にしたも
のはなかった。

従来市販されて存在していたものは、鍋と蓋とのみによ
り圧力容器とした製品や、ヒーター熱源を組込んだ本体
内に鍋と蓋とを収納させた製品等であった。

しかし、これらの構成のものは長時間保温の場合、熱損
失が大きく、温度分布を良くすることができなかった。

そのため本体は断熱材を介在させた二重構造となしたり
、あるいは本体を覆う蓋体も二重構造となしたシして熱
損失を少なくしていたが充分でなかった。

いま上記欠点を除くために本体ならびに外蓋よりなる保
温容器に、鍋ならびに加圧蓋よシなる圧力容器を収納さ
せた調理装置とすると、製品の取扱上から一外蓋の開放
時には圧力蓋も開放できるようになす必要があった。こ
の場合、圧力容器の内圧が上昇している時、あるいは上
昇可能な状態の時には鍋と加圧蓋とは気密に結合されて
いるので、外蓋を開放すると加圧蓋は鍋を結合したまま
持ち上げられる惧れがあった。このように鍋も同時に３
ペ−二゛ 持ち上げられる圧力容器に振動が加えられる結果、内圧
調整用の圧力弁から急激に内部の蒸気が噴出したり、あ
るいは鍋の重さにより圧力容器が外蓋から外れて落下し
たシして製品使用上の安全面あるいは損傷による性能面
への悪影響があった。

本発明は加圧蓋が鍋に結合されていない時のみ外蓋を開
放すると加圧蓋も開放できるようになし、加圧蓋が鍋に
結合されている時には外蓋の開放ができないようにした
ものである。

以下その一実施例について詳述する。

断熱材１を内部に介在させた二重構造の本体２内に、有
底筒状の鍋３を着脱自在に収納している。

この鍋３の開口部は加圧蓋４によシハッキング５を介し
て覆蓋されている。鍋３の開口部に形成したフラン・ジ
部６には断続的に切欠部７を設けて爪部８を形成してお
り、加圧蓋４の周縁に形成したフランジ部９には断続的
に切欠部１ｏを設けて爪部１１を形成している。

この爪部８の下面に爪部１１が重合することにより鍋３
は加圧蓋４により密閉されて圧力容器を形成し、鍋３の
内圧が上昇する。鍋３の内圧が上昇して危険状態になっ
た場合に鍋３内の蒸気を噴出させて内圧を調理するノズ
ル１２が加圧蓋４に設けられ、このノズル１２の先端は
おもシ１３により常時は閉塞されている。

本体２を覆蓋して保温容器を形成する二重構造の外蓋１
４は本体２にヒンジ軸１６によって回動自在に支持され
ている。・外蓋１４の裏面中央部にはホルダー１６が設
けられ、加圧蓋４に設けられた取付軸１７がこのホルダ
ー１６に着脱かり回動自在に取付けられて加圧蓋４の上
面は外蓋１４で覆われている。

本体２を外蓋１４により覆蓋した場合、シーソー型のフ
ックレバー１８の下端に形成したロック爪部１９が本体
２の爪部２０に係止して旋錠される。外蓋８を開放する
場合には、フックレバー１８の上端に固着されたフック
レバーボタン２１をスプリング２３０弾力に抗して押す
と、フックレバー１８が支点軸２２のまわりに回動して
上記ロック爪部１９が本体２よシ離れる方向に移動し５
ベーご て爪部２０との係止が外れ、外蓋１４は開放可能となる
。爪部８と１１との重合による鍋３と加圧蓋４との結合
、爪部８と１１との離反による鍋３と加圧蓋４との分離
は加圧蓋４を外蓋１４から突出しているハンドル２４を
操作することによυ回動させて行なう。

なお、鍋３の加熱はヒータ２６により行なわれ、このヒ
ータ２６はコントローラ２６により制御される。

いま爪部８と１１とを重合することにより鍋３は加圧蓋
４により密閉されて加圧調理が可能となり、また鍋３は
本体２により、加圧蓋４は外蓋１４によりそれぞれ覆わ
れ、かつ本体２と外蓋１４とは旋錠されて一体となるの
で遮熱され、長期間保温が可能となる。

、　　なお外蓋１４にヒータ２７を設けることにより保
温効果はより良好となる。また加圧蓋４０回動はホルダ
ー１６と取付軸１７との嵌合によシかつこの回動中心よ
り離れたハンドル２４によりなされるので、回動トルク
は小さくすることができる６、く− とともに回動が安定して加圧蓋４のフランジ部９’ｌ）
ｉ鍋３（Ｄ７ランジ部ｅと接触することもなくスムーズ
な回動がえられる。

外蓋１４にはロック軸２８が上下動自在に軸支され、ス
プリング２９の弾性にょシ上端はフックレバーボタン２
１の下面に当接している。

加圧蓋４が鍋３を密閉して鍋内圧力が上昇している時、
あるいは圧力が上昇できる状態にある時にはロック軸２
８の下端は圧力蓋４の上面に形成した凸部３ｏに当接し
ている。

また加圧蓋４が鍋３を密閉していない時には、鍋内圧力
は上昇できない状態となシ、その際にはロック軸２８の
下端は加圧蓋４とは当接しなく、加圧蓋４の上面との間
に間隔を形成している。

すなわち、第２図の状態にあるときは爪部８と１１が重
合していないので、ロック軸２８の下端は凸部３ｏよυ
ずれた位置にあり、爪部８と１１とを重合させるために
加圧蓋４が入方向に回動されるとロック軸２８の下端は
凸部３０に当接する。

したがってロック軸２８の下端が凸部３０より７・Ｚ−
２・ ずれているときに、レバーボタン２１を押すとロック軸
１５は、その下端が加圧蓋４の上面と当接するまで下方
に移動する。その結果シーソー型のフックレバー１８は
ロック爪部１９が本体２から離れる方向に支点軸２２を
中心として回動し、本体２との係止が外れる。

つぎにロック軸２８の下端が凸部３０に当接していると
きはレバーボタン２１を下方に押すことができないので
シーソー型のフックレバー１８は回動しなく、ロック爪
部１９と本体２との係止は外れない。

したがって鍋３が加圧蓋４により密閉されている時には
外蓋１４を開放しようとしてもロック爪部１９と本体２
との係止が外れないので、従来におけるように外蓋１４
の開放により鍋３に振動が与えられて、蒸気が噴出する
危険はなくなり、また開放された外蓋１４により鍋３が
同時にもち上げられることもなくなる。

以上のように本発明は加圧蓋により覆蓋する鍋を収納し
た本体と、この本体を覆蓋する外蓋とを結合するロック
機構は上記鋼の非密閉時にのみ解放可能にすることによ
り、鍋の内圧が上昇している時に誤って外蓋を開放する
ことができなくして調理装置の安全性を高めた工業的価
値の大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるジャー付炊飯器の断
面図、第２図は同ジャー付炊飯器における圧力容器の要
部分解斜視図である。 ２・・・・・・本体、３・・・・・・鍋、４・・・・・
・加圧蓋、１４・・・・・・外蓋、１８・・・・・・フ
ックレバー、１９・・・・・・ロック爪部、２８・・・
・・・ロック軸。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｉｌ
１図 ＠２図 ２ｆ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加圧蓋により覆った鍋を収納した本体と、この本体を覆
   蓋する外蓋とを結合するロック機構は上記鋼の非密閉時
   にのみ解放可能にしてなる調理装置。