JPS5829301Y2 - 単一操作ハンドルによる複数の噛合い点を持つた噛合いクラツチ機構の切換え装置 - Google Patents
単一操作ハンドルによる複数の噛合い点を持つた噛合いクラツチ機構の切換え装置Info
- Publication number
- JPS5829301Y2 JPS5829301Y2 JP9197578U JP9197578U JPS5829301Y2 JP S5829301 Y2 JPS5829301 Y2 JP S5829301Y2 JP 9197578 U JP9197578 U JP 9197578U JP 9197578 U JP9197578 U JP 9197578U JP S5829301 Y2 JPS5829301 Y2 JP S5829301Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- switching
- shaft
- spring compression
- clutch member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、単一操作・・ンドルを操作することにより複
数の噛合い点を持った噛合いクラッチ機構の噛合い位置
をセツティングすることができるようにした切換装置に
かかり、主として、2本糸による畳床の下針式多種縫着
機に付設しである複数個の噛合いクラッチ機構を前記操
作−・ンドルを用いて切換え操作をすることにより、同
機の運転条件ないしは動作態様を適当に選定して、前記
畳床に対し平ざし縫いの他、千鳥縫い(側面返し縫い)
、はしご縫い(框縫い)などの各種の縫層加工を容易に
行えるようにすることを目的とするものである。
数の噛合い点を持った噛合いクラッチ機構の噛合い位置
をセツティングすることができるようにした切換装置に
かかり、主として、2本糸による畳床の下針式多種縫着
機に付設しである複数個の噛合いクラッチ機構を前記操
作−・ンドルを用いて切換え操作をすることにより、同
機の運転条件ないしは動作態様を適当に選定して、前記
畳床に対し平ざし縫いの他、千鳥縫い(側面返し縫い)
、はしご縫い(框縫い)などの各種の縫層加工を容易に
行えるようにすることを目的とするものである。
以下に畳床の下針式多種縫着機における本考案の実施例
を図面を参照して説明する。
を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図において、機体1の側部に円形の操作−
・ンドル2を設げである。
・ンドル2を設げである。
操作・・ンドル2は中央にボス部分2bを有し、このボ
ス部分2bを−・ンドル支軸2aの一端に固着し、−・
ンドル支軸2aを機体1の側面部に固着した軸受3に回
転自在に横向きに支承させである。
ス部分2bを−・ンドル支軸2aの一端に固着し、−・
ンドル支軸2aを機体1の側面部に固着した軸受3に回
転自在に横向きに支承させである。
軸受3から機体1の内側に突出するハンドル支軸2aの
他端には傘歯車4を固着してあり、この傘歯車4を、機
体1に軸受so 、siで回転自在に支承した垂直軸5
21/J中間部に固着した傘歯車53に噛合させである
。
他端には傘歯車4を固着してあり、この傘歯車4を、機
体1に軸受so 、siで回転自在に支承した垂直軸5
21/J中間部に固着した傘歯車53に噛合させである
。
垂直軸52の下端には、先端部にピン56でコロ54を
取付けた揺動杆55の基端部を固着しである。
取付けた揺動杆55の基端部を固着しである。
操作ハンドル2は、その中心のハンドル支軸2aかも偏
心した所定部位に中央のボス部分2bよりも小径のボス
部分2cを有している。
心した所定部位に中央のボス部分2bよりも小径のボス
部分2cを有している。
そして操作ハンドル2の側方には、ハンドル支軸2aと
並列にのびる切換作動軸8を機体1に軸受板Tで回転自
在に支承して設置してあり、その切換作動軸8にはスプ
リング押圧枠9の下部のボス部9aを回転自在に枢着し
である。
並列にのびる切換作動軸8を機体1に軸受板Tで回転自
在に支承して設置してあり、その切換作動軸8にはスプ
リング押圧枠9の下部のボス部9aを回転自在に枢着し
である。
操作ハンドル2の小径のボス部分2cには、・・ンドル
支軸2aを余裕をもって囲むような分岐状の略々扇形を
した連結ワンド50基端部5aに形成したボス部分5b
をピン6で枢着してあり、連結ロッド5の他方の自由端
部5cの側に形成したボス部分5dをスプリング弾圧桿
9の中間部にピン10で枢着しである。
支軸2aを余裕をもって囲むような分岐状の略々扇形を
した連結ワンド50基端部5aに形成したボス部分5b
をピン6で枢着してあり、連結ロッド5の他方の自由端
部5cの側に形成したボス部分5dをスプリング弾圧桿
9の中間部にピン10で枢着しである。
このようにして連結ロッド5が操作ハンドル2とスプリ
ング弾圧桿9との連動連結機構をなすものとしである。
ング弾圧桿9との連動連結機構をなすものとしである。
スプリング弾圧桿9の上端部の一側(内側)にはスプリ
ング弾圧用ブラケット部片9bが設けてあり、この部片
9bに形成したガイド孔9b’に弓形をなすスプリング
支持バー11を摺動自在に通しである。
ング弾圧用ブラケット部片9bが設けてあり、この部片
9bに形成したガイド孔9b’に弓形をなすスプリング
支持バー11を摺動自在に通しである。
そして切換作動軸8には、スフリング弾圧桿9の左右両
側に位置する一対のスプリング端支持用ブラケット部片
12a、12bを有するV字状の切換作動環12の下部
を固着してあり、一対のスゲリング端支持用部片12a
、12bにスプリング支持バー11の両端部を支持させ
である。
側に位置する一対のスプリング端支持用ブラケット部片
12a、12bを有するV字状の切換作動環12の下部
を固着してあり、一対のスゲリング端支持用部片12a
、12bにスプリング支持バー11の両端部を支持させ
である。
一対のスプリング端支持用部材12a、12bの間には
、スプリング弾圧用ブラケット部片9bを挾んでスプリ
ング常数が実質上等しい一対のコイルスプリングからな
るスプリング部材13.14をスフリング支持バー11
に担支させて装着しである。
、スプリング弾圧用ブラケット部片9bを挾んでスプリ
ング常数が実質上等しい一対のコイルスプリングからな
るスプリング部材13.14をスフリング支持バー11
に担支させて装着しである。
しかして操作ハンドル20回動操作に関して、第2図に
示されるように、小径のボス部分2cが、従ってピン6
がスプリング弾圧桿9とは反対側の最も遠い位置である
Aの位置にきた回動位置にあるときには、連結ロッド5
に引かれてスプリング弾圧桿9が切換作動軸8を中心に
左傾してaの位置に揺動した状態となるものとしである
。
示されるように、小径のボス部分2cが、従ってピン6
がスプリング弾圧桿9とは反対側の最も遠い位置である
Aの位置にきた回動位置にあるときには、連結ロッド5
に引かれてスプリング弾圧桿9が切換作動軸8を中心に
左傾してaの位置に揺動した状態となるものとしである
。
またその状態から、操作・・ンドル2を時計方向または
反時計方向に回動させてピン6をAの位置から時計方向
に所定角度90’位置したBの位置または反対の反時計
方向に所定角度900位置したCの位置に倒来させたと
きには、いずれも同じように連結ロッド5に押されてス
プリング弾圧9が切換作動軸8を中心に右傾してbの位
置に揺動した状態となるものとしである。
反時計方向に回動させてピン6をAの位置から時計方向
に所定角度90’位置したBの位置または反対の反時計
方向に所定角度900位置したCの位置に倒来させたと
きには、いずれも同じように連結ロッド5に押されてス
プリング弾圧9が切換作動軸8を中心に右傾してbの位
置に揺動した状態となるものとしである。
しかしてそのような操作ハンドルの回動操作において、
ピン6がAの位置にあってスプリング弾圧桿9がaの位
置に左傾されるときにはブラケット部片9bがスプリン
グ13を介して弾力的に一方のスプリング端支持用ブラ
ケット部片12aを押圧して右傾させ、ピン6がB又は
Cの位置にあってスプリング弾圧桿9がbの位置に右傾
されるときにはブラケット部片9bがスプリング14を
介して弾圧的に他方のスプリング端支持用ブラケット部
片12bを押圧して左傾させ、このようにして切換作動
環12が所定角度にわたって右と左とに回動されて切換
作動軸8がそれに伴なった回動運動を生じるものとしで
ある。
ピン6がAの位置にあってスプリング弾圧桿9がaの位
置に左傾されるときにはブラケット部片9bがスプリン
グ13を介して弾力的に一方のスプリング端支持用ブラ
ケット部片12aを押圧して右傾させ、ピン6がB又は
Cの位置にあってスプリング弾圧桿9がbの位置に右傾
されるときにはブラケット部片9bがスプリング14を
介して弾圧的に他方のスプリング端支持用ブラケット部
片12bを押圧して左傾させ、このようにして切換作動
環12が所定角度にわたって右と左とに回動されて切換
作動軸8がそれに伴なった回動運動を生じるものとしで
ある。
また上記の操作・・ンドル20回動において、ピン6の
Bの位置とCの位置との間の回動は、−・ンドル支軸2
aから傘歯車4.53を介して垂直軸52に所定角度の
回動運動を生ぜしめて揺動環55にそれに伴った揺動運
動を生せしめ、ピン6がBの位置にあってスプリング弾
圧桿9がbの位置にあるときには揺動環55が左方に揺
動し、ピン6がCの位置にあってスプリング弾圧桿9が
同じくbの位置にあるときには揺動環55が反対の右方
に揺動し、ピン6がAの位置にあってスプリング弾圧桿
9がaの位置にあるときには揺動環55が中立位置にあ
るものとしである。
Bの位置とCの位置との間の回動は、−・ンドル支軸2
aから傘歯車4.53を介して垂直軸52に所定角度の
回動運動を生ぜしめて揺動環55にそれに伴った揺動運
動を生せしめ、ピン6がBの位置にあってスプリング弾
圧桿9がbの位置にあるときには揺動環55が左方に揺
動し、ピン6がCの位置にあってスプリング弾圧桿9が
同じくbの位置にあるときには揺動環55が反対の右方
に揺動し、ピン6がAの位置にあってスプリング弾圧桿
9がaの位置にあるときには揺動環55が中立位置にあ
るものとしである。
なお、操作ハンドル2の外周の3箇所には上記したピン
6の各回動位置A、B、Cを規定するための切欠き部2
e 、2f 、2gを設け、それら切欠き部に対する係
着自在なハンドルレバー15を機体1の所定位置に固定
のブラケット16にピン17で枢着してあり、これによ
って操作ハンドル2をピン6の各回動位置A、B、Cの
いずれかに選択的に回動した状態に掛止維持してむくこ
とができるようにしである。
6の各回動位置A、B、Cを規定するための切欠き部2
e 、2f 、2gを設け、それら切欠き部に対する係
着自在なハンドルレバー15を機体1の所定位置に固定
のブラケット16にピン17で枢着してあり、これによ
って操作ハンドル2をピン6の各回動位置A、B、Cの
いずれかに選択的に回動した状態に掛止維持してむくこ
とができるようにしである。
次に、第4図及び第5図において、前記した切換作動軸
8が機体1の内部に延長されており、その切換作動軸8
の延長部近傍には、垂直な回転軸20と、この回転軸2
0の中間に一端部が対向して交差する方向に横方向にの
びる回転軸21とを設置しである。
8が機体1の内部に延長されており、その切換作動軸8
の延長部近傍には、垂直な回転軸20と、この回転軸2
0の中間に一端部が対向して交差する方向に横方向にの
びる回転軸21とを設置しである。
回転軸20の他端は、互いに噛合するウオーム34.3
5を介して機体1の所定位置に装設した畳床千鳥縫い及
びはしご縫い用の1つの回転鉤内蔵釜42の釜回転用作
動軸37に連動連結しである。
5を介して機体1の所定位置に装設した畳床千鳥縫い及
びはしご縫い用の1つの回転鉤内蔵釜42の釜回転用作
動軸37に連動連結しである。
釜42はその昇降軸86に担支され、昇降軸86の昇降
動によって回転用作動軸37と共に千鳥縫い及びはしご
縫いに必要な昇降動をされるようにしである。
動によって回転用作動軸37と共に千鳥縫い及びはしご
縫いに必要な昇降動をされるようにしである。
他方垂直な回転軸20の上端部は、横方向に延びる別の
連結軸38の一端に連動連結してあり、連結軸38の他
端は互いに噛合する傘歯車39fjr:介して機体1に
装設したもう一つの平さし縫い用の回転鉤内蔵釜43に
連動連結しである。
連結軸38の一端に連動連結してあり、連結軸38の他
端は互いに噛合する傘歯車39fjr:介して機体1に
装設したもう一つの平さし縫い用の回転鉤内蔵釜43に
連動連結しである。
回転軸20の側方には、垂直な回転主軸31を設置して
あり、この回転主軸31は、回転駆動軸46から互いに
噛合する傘歯車47.45を介して回転されるようにし
である。
あり、この回転主軸31は、回転駆動軸46から互いに
噛合する傘歯車47.45を介して回転されるようにし
である。
回転主軸31には大径の平歯車32を固着し、この平歯
車32に噛合して回転される小径の平歯車33を回転軸
20に付設しである。
車32に噛合して回転される小径の平歯車33を回転軸
20に付設しである。
平歯車33の上部と下部とには傘歯車22と鋸歯状の主
動側クラッチ部材としての噛合い部22aとを一体的に
付設してあり、この3者は一転軸20に対して回転自在
に付設しである。
動側クラッチ部材としての噛合い部22aとを一体的に
付設してあり、この3者は一転軸20に対して回転自在
に付設しである。
そして回転軸20には上記噛合い部22aと対向して噛
合クラッチを構成する従動側の噛合状の噛み合い部25
aを有するクラッチ部材25をキー26を介して軸方向
移動自在に付設しである。
合クラッチを構成する従動側の噛合状の噛み合い部25
aを有するクラッチ部材25をキー26を介して軸方向
移動自在に付設しである。
また回転軸21の一端部には上記の傘歯車22と噛合す
る傘歯車23を付設し、この傘歯車23にはもう一力の
主動側クラッチ部材を構成する鋸歯状の噛合い部23a
Y一体的に付設してあり、この傘歯車23と噛み合い部
23aとは回転軸21に対し回転自在に付設しである。
る傘歯車23を付設し、この傘歯車23にはもう一力の
主動側クラッチ部材を構成する鋸歯状の噛合い部23a
Y一体的に付設してあり、この傘歯車23と噛み合い部
23aとは回転軸21に対し回転自在に付設しである。
そして回転軸21には上記噛合い部23aと対向して噛
合クラッチを構成する作動%IJ U)鋸歯状の噛合い
部27aヲ有するクラッチ部材27をキー26を介して
軸方向移動自在に付設しである。
合クラッチを構成する作動%IJ U)鋸歯状の噛合い
部27aヲ有するクラッチ部材27をキー26を介して
軸方向移動自在に付設しである。
上記回転軸20に付設のクラッチ部材25と回転軸21
に付設のクラッチ部材27との夫々には、ピン又はコロ
28.29v介して機体1に一定のブラケット18に軸
支した1つのベルタラク形の切換レバー30に連結して
あり、このようにして選択的に切換の2つの噛合い点を
もった噛合いクラッチ機構Xを構成しである。
に付設のクラッチ部材27との夫々には、ピン又はコロ
28.29v介して機体1に一定のブラケット18に軸
支した1つのベルタラク形の切換レバー30に連結して
あり、このようにして選択的に切換の2つの噛合い点を
もった噛合いクラッチ機構Xを構成しである。
そして切換レバー30は前述した切換作動軸8に対して
、これを作動用支軸として回動されるように固定連結し
である。
、これを作動用支軸として回動されるように固定連結し
である。
しかして前述した操作ハンドル2の回動操作において、
切換作動軸8を介して切換レバー30の回動がなされ、
ピン6がAの位置にあるときにクラッチ部材25の従動
側噛合い部25aが主動側噛合い部22aに噛合って回
転主軸310回転力が回動軸20の側に伝達されて平刺
し縫い用の釜43が回転動作されるのに対し、ピン6が
B又はCの位置にあるときにはクラッチ部材27の従動
側噛合い部27aが主動側噛合い部23aに噛合って回
転主軸310回転力が回転軸21の側に伝達されて千鳥
縫い及びはしご縫い用の釜42が回転動作されるものと
しである。
切換作動軸8を介して切換レバー30の回動がなされ、
ピン6がAの位置にあるときにクラッチ部材25の従動
側噛合い部25aが主動側噛合い部22aに噛合って回
転主軸310回転力が回動軸20の側に伝達されて平刺
し縫い用の釜43が回転動作されるのに対し、ピン6が
B又はCの位置にあるときにはクラッチ部材27の従動
側噛合い部27aが主動側噛合い部23aに噛合って回
転主軸310回転力が回転軸21の側に伝達されて千鳥
縫い及びはしご縫い用の釜42が回転動作されるものと
しである。
なお、図中44は延長された切換え作動軸8の先端部を
支承している軸受、48及び49は回転軸21を支承し
ている軸受である。
支承している軸受、48及び49は回転軸21を支承し
ている軸受である。
次に第6図〜第7図において、前述したハンドル支軸2
aに連動連結されている垂直軸52の下端付近には、ス
プリング弾圧桿58を設けである。
aに連動連結されている垂直軸52の下端付近には、ス
プリング弾圧桿58を設けである。
スプリング弾圧桿58は後部の基端部を機体1に対して
ピン57で枢着しである。
ピン57で枢着しである。
このスプリング弾圧桿58の中間部には長孔58aを形
成し、この長孔58aに垂直軸52の下端の揺動枠55
のコロ54を嵌入係合させである。
成し、この長孔58aに垂直軸52の下端の揺動枠55
のコロ54を嵌入係合させである。
スプリング弾圧桿58の先端部の一側(下側)にはスプ
リング弾圧用ブラケット部片58bを突設し、この部片
58bにガイド孔58b′を形成してあり、ガイド孔5
8b′にはまっすぐなスプリング支持バー61を摺動自
在に通しである。
リング弾圧用ブラケット部片58bを突設し、この部片
58bにガイド孔58b′を形成してあり、ガイド孔5
8b′にはまっすぐなスプリング支持バー61を摺動自
在に通しである。
そしてスプリング弾圧用ブラケット部片58bの両側に
位置する一対のスプリング端支持用ブラケット部片60
a。
位置する一対のスプリング端支持用ブラケット部片60
a。
60bにスプリング支持バー59の両端を支持させ、そ
の一対のブラケット部片60a、60bは切換作動枠6
0に形成したものとしである。
の一対のブラケット部片60a、60bは切換作動枠6
0に形成したものとしである。
そして一対のブラケット部片60a、60bの間には、
スプリング弾圧用ブラケット部片58bを挾んでスプリ
ング常数が実質上等しい一対のコイルスプリングからな
るスプリング部材13.14をスプリング支持バー59
に担支させて装着しである。
スプリング弾圧用ブラケット部片58bを挾んでスプリ
ング常数が実質上等しい一対のコイルスプリングからな
るスプリング部材13.14をスプリング支持バー59
に担支させて装着しである。
スプリング弾圧桿58の先端部近傍には横方向にのびる
平行な2本の回転軸70.71を配設してあり、それら
回転軸70.71の夫々の一端部付近には、いずれも主
動側のクラッチ部材をなす鋸歯状の噛合い部を備えた歯
車72.73を回転自在に付設して、両歯車72.73
はその一力に一体回転可能に連結されたスプロケットホ
イール76とチェーン70を介し前述した第4図の回転
駆動軸46を駆動源として回転力が伝達されるようにし
である(第5図参照)。
平行な2本の回転軸70.71を配設してあり、それら
回転軸70.71の夫々の一端部付近には、いずれも主
動側のクラッチ部材をなす鋸歯状の噛合い部を備えた歯
車72.73を回転自在に付設して、両歯車72.73
はその一力に一体回転可能に連結されたスプロケットホ
イール76とチェーン70を介し前述した第4図の回転
駆動軸46を駆動源として回転力が伝達されるようにし
である(第5図参照)。
そして両回転軸70.71の夫々には、夫々の前記噛合
い部に対向して噛合いクラッチを構成する鋸歯状の従動
側の噛合い部を令するクラッチ部材74.75を夫々キ
ーを介して軸方向移動自在に付設しである。
い部に対向して噛合いクラッチを構成する鋸歯状の従動
側の噛合い部を令するクラッチ部材74.75を夫々キ
ーを介して軸方向移動自在に付設しである。
両クラッチ部材74.75はそれらの中間を支点とする
1つの切換レバー800両側にピン又はコロを介して保
合連結してあり、このようにして選択的に切換の2つの
噛合い点をもった噛合いクラッチ機構Yを構威しである
。
1つの切換レバー800両側にピン又はコロを介して保
合連結してあり、このようにして選択的に切換の2つの
噛合い点をもった噛合いクラッチ機構Yを構威しである
。
そして切換レバー80の一端部を前記の切換作動環60
の一端部にピン63で枢着しである。
の一端部にピン63で枢着しである。
両回転軸70,71の他端側の夫々にはカム部材78.
79を固着してあり、これらカム部材78.79は、基
端部を取付ピン84で機体1に支持し先端部を前述した
第4図の千鳥縫い及びはしご縫い用の釜の昇降軸86の
下端部にピン85で枢着したてこ桿83の中間部にコロ
81.82を介して係合させるようにしである。
79を固着してあり、これらカム部材78.79は、基
端部を取付ピン84で機体1に支持し先端部を前述した
第4図の千鳥縫い及びはしご縫い用の釜の昇降軸86の
下端部にピン85で枢着したてこ桿83の中間部にコロ
81.82を介して係合させるようにしである。
しかして、前述した操作ハンドル20回動に関して、ピ
ン6がBの位置にあるときは揺動環55の揺動によって
コロ54でスプリング弾圧桿58が第7図のFの位置に
回動されて、スプリング62を介して弾力的に切桿作動
桿60を押圧し、切桿レバー80がeの位置に回動され
、クラッチ部材75の従動側噛合い部が主動側噛合い部
に噛合って、回転駆動軸41からの回転力が回転軸71
に伝達され、そのカム部材79によるてこ桿83の揺動
で昇降枠86を介して釜42が昇降動されるものとしで
ある。
ン6がBの位置にあるときは揺動環55の揺動によって
コロ54でスプリング弾圧桿58が第7図のFの位置に
回動されて、スプリング62を介して弾力的に切桿作動
桿60を押圧し、切桿レバー80がeの位置に回動され
、クラッチ部材75の従動側噛合い部が主動側噛合い部
に噛合って、回転駆動軸41からの回転力が回転軸71
に伝達され、そのカム部材79によるてこ桿83の揺動
で昇降枠86を介して釜42が昇降動されるものとしで
ある。
またピン6がCの位置にあるときには揺動環550反対
方向への揺動によってコロ54.でスプリング弾圧桿5
8が第7図のEの位置に回動されて、スプリング61を
介して弾力的に切換作動環60を押圧し、切換レバー8
0がfの位置に回動され、クラッチ部材74の従動側噛
合い部が主動側噛合い部に噛合って、回転駆動軸41か
らの回転力が回転軸70に伝達され、そのカム部材78
によるてこ桿83の揺動で昇降枠86を介して釜42が
昇降動させるものとしである。
方向への揺動によってコロ54.でスプリング弾圧桿5
8が第7図のEの位置に回動されて、スプリング61を
介して弾力的に切換作動環60を押圧し、切換レバー8
0がfの位置に回動され、クラッチ部材74の従動側噛
合い部が主動側噛合い部に噛合って、回転駆動軸41か
らの回転力が回転軸70に伝達され、そのカム部材78
によるてこ桿83の揺動で昇降枠86を介して釜42が
昇降動させるものとしである。
ここにおいて、両回転軸70.71の歯車72.73に
よる回転減速比率と夫々の両カム部材78.79のカム
形等は、それらのうちの一方を釜42の千鳥縫い用の昇
降動作用に設定し、他方を釜42のはしご縫い用の昇降
動作用に設定してあり、これによってその2種の縫い方
が選択されるようにしである。
よる回転減速比率と夫々の両カム部材78.79のカム
形等は、それらのうちの一方を釜42の千鳥縫い用の昇
降動作用に設定し、他方を釜42のはしご縫い用の昇降
動作用に設定してあり、これによってその2種の縫い方
が選択されるようにしである。
そして前述のようにピン6がへの位置にあって平刺し縫
用の釜43が回転されるときには、揺動環55が中立位
置にあって、スプリング弾圧桿58が第7図のDの中立
位置に位置し、切換レバー80がdの中立位置に位置し
、両クラッチとも噛合されず、両回転軸70.71とも
回転せず、釜42が伺ら昇降動されないようにしである
。
用の釜43が回転されるときには、揺動環55が中立位
置にあって、スプリング弾圧桿58が第7図のDの中立
位置に位置し、切換レバー80がdの中立位置に位置し
、両クラッチとも噛合されず、両回転軸70.71とも
回転せず、釜42が伺ら昇降動されないようにしである
。
かくして、以上の機構によれば、単一の操作ハンドル2
0回動操作によってピン6をA、B、Cのいずれかの位
置に選択的に切換えることによって、平刺し縫い用の釜
43と千鳥縫い及びはしご縫い用の釜42との回転動作
の切換選択と同時に、釜43の千鳥縫いとはしご縫いど
のいずれかの昇降動作の切換選択がナサれ得る。
0回動操作によってピン6をA、B、Cのいずれかの位
置に選択的に切換えることによって、平刺し縫い用の釜
43と千鳥縫い及びはしご縫い用の釜42との回転動作
の切換選択と同時に、釜43の千鳥縫いとはしご縫いど
のいずれかの昇降動作の切換選択がナサれ得る。
そして各クラッチ機構における噛み合い動作は、スプリ
ング部材13.14及び61.62によって弾力的にシ
ョックなく確実になされ得る。
ング部材13.14及び61.62によって弾力的にシ
ョックなく確実になされ得る。
以上に述べたように、本考案は1組の主動側クラッチ部
材と従動側クラッチ部材とを互いに対面させるごとく装
着した回転軸を少なくとも2個配置して、それらの回転
軸上の主動側クラッチ部材と従動側クラッチ部材との噛
合い点を選択的に規定する切換えレバーを備えた噛合い
クラッチ機構に対して適用することができるものであり
、往復的に動かし得る単一な操作ハンドルを設け、この
操作−・ンドルに対して連結ロンド等からなる適宜の連
動連結機構の一方のC基端側ないしは連結基点側の)連
結端を連動連結するとともに、その他方の(自由端側な
いしは連結延長点側の)連結端をスプリング弾圧桿に対
し、連動連結することにより、前記操作ハンドルの操作
によって前記スプリング弾圧桿を往復的に移動可能とな
し、このようなスプリング弾圧桿の一側にスプリング支
持バーを通すガイド孔を有するスプリング弾圧用ブラケ
ット部片を形成し、このスプリング弾圧用ブラケット部
片を挾むごとく一対のスプリング端支持用ブラケット部
片を設けた切換え作動環を設置し、前記スプリング弾圧
用72771部片のガイド孔を通した状態の前記スプリ
ング支持バーの上端部をその左右の側にある前記スプリ
ング端支持用ブラケット部片をもって支持し、それらの
左右のスプリング端支持用ブラケット部片の間に、スプ
リング弾圧用ブラケット部片を挾んでスプリング常数が
実質上等しく一対のスプリング部材を前記スプリング支
持バーを介して対象的に装着し、前記切換え作動環を前
記噛合い位置切換えレバーに対して接続した構成により
、単一な操作−・ンドルを切換えすることによって、複
数の噛合い点を有する噛合いクラッチ機構の噛合い位置
を任意に切換えることができるようになり、前述した縫
着機におけるように、複数の切換えレバーや操作・・ン
ドルを設けることを要していた操作上ないしは設計上の
不利益を解消して、簡単で、しかも正確な切換え操作が
可能になるという利益をあげることができる。
材と従動側クラッチ部材とを互いに対面させるごとく装
着した回転軸を少なくとも2個配置して、それらの回転
軸上の主動側クラッチ部材と従動側クラッチ部材との噛
合い点を選択的に規定する切換えレバーを備えた噛合い
クラッチ機構に対して適用することができるものであり
、往復的に動かし得る単一な操作ハンドルを設け、この
操作−・ンドルに対して連結ロンド等からなる適宜の連
動連結機構の一方のC基端側ないしは連結基点側の)連
結端を連動連結するとともに、その他方の(自由端側な
いしは連結延長点側の)連結端をスプリング弾圧桿に対
し、連動連結することにより、前記操作ハンドルの操作
によって前記スプリング弾圧桿を往復的に移動可能とな
し、このようなスプリング弾圧桿の一側にスプリング支
持バーを通すガイド孔を有するスプリング弾圧用ブラケ
ット部片を形成し、このスプリング弾圧用ブラケット部
片を挾むごとく一対のスプリング端支持用ブラケット部
片を設けた切換え作動環を設置し、前記スプリング弾圧
用72771部片のガイド孔を通した状態の前記スプリ
ング支持バーの上端部をその左右の側にある前記スプリ
ング端支持用ブラケット部片をもって支持し、それらの
左右のスプリング端支持用ブラケット部片の間に、スプ
リング弾圧用ブラケット部片を挾んでスプリング常数が
実質上等しく一対のスプリング部材を前記スプリング支
持バーを介して対象的に装着し、前記切換え作動環を前
記噛合い位置切換えレバーに対して接続した構成により
、単一な操作−・ンドルを切換えすることによって、複
数の噛合い点を有する噛合いクラッチ機構の噛合い位置
を任意に切換えることができるようになり、前述した縫
着機におけるように、複数の切換えレバーや操作・・ン
ドルを設けることを要していた操作上ないしは設計上の
不利益を解消して、簡単で、しかも正確な切換え操作が
可能になるという利益をあげることができる。
この考案に係る装置は、前述した実施例と実質的に同−
構成並びに作用をなす噛合いクラッチ機構を備えた他の
各種の作業機械に適用することができるのはもちろんで
ある。
構成並びに作用をなす噛合いクラッチ機構を備えた他の
各種の作業機械に適用することができるのはもちろんで
ある。
第1図は本考案の要部を示す部分断面側面図、第2図は
第1図の正面図、第3図は第1図の平面図、第4図は本
考案を適用するための噛合いクラッチ機構を備えた畳床
縫着機を示す部分断面平面図、第5図は第4図の側面図
、第6図は本考案を適用するための他の噛合いクラッチ
機構を備えた畳床縫着機の部分断面図、第7図は第6図
の平面図、第8図は第6図及び第7図のクラッチ機構に
適用した本考案の要部を示す側面図、第9図は第7図の
平面図である。 2・・・・・・操作ハンドル、8・・・・・・切換作動
環、9゜58・・・・・・スプリング弾圧枠、11.5
9・・・・・・スプリング支持バー、12,60・・・
・・・切換え作動環、13.14,61.62・・・・
・・スプリング部材、20.21.70.71・・・・
・・回転軸。
第1図の正面図、第3図は第1図の平面図、第4図は本
考案を適用するための噛合いクラッチ機構を備えた畳床
縫着機を示す部分断面平面図、第5図は第4図の側面図
、第6図は本考案を適用するための他の噛合いクラッチ
機構を備えた畳床縫着機の部分断面図、第7図は第6図
の平面図、第8図は第6図及び第7図のクラッチ機構に
適用した本考案の要部を示す側面図、第9図は第7図の
平面図である。 2・・・・・・操作ハンドル、8・・・・・・切換作動
環、9゜58・・・・・・スプリング弾圧枠、11.5
9・・・・・・スプリング支持バー、12,60・・・
・・・切換え作動環、13.14,61.62・・・・
・・スプリング部材、20.21.70.71・・・・
・・回転軸。
Claims (1)
- 1組の主動側クラッチ部材と従動側クラッチ部材とを互
いに対面させるごとく装置した回転軸を少なくとも2個
配置して、それらの回転軸上の前記主動側クラッチ部材
と前記従動側クラッチ部材との噛合い点を選択的に規定
する切換レバーを備えた噛合いクラッチ機構の切換え装
置であって、往復的に動かし得る単一な操作−・ンドル
を設け、この操作−・ンドルに対し連結ロンド等からな
る適宜の運動連結機構の一力の連結端を連動連結すると
ともに、その他方の連結端をスプリング弾圧枠に対して
連動連結し、このスプリング弾圧枠の一側にスプリング
支持バーを通すガイド孔を有するスプリング弾圧用ブラ
ケット部片を形成し、このスプリング弾圧用ブラケット
部片を挾むごとく一対のスプリング端支持用ブラケット
部片を設けた切換作動桿を設置し、前記スプリング弾圧
用ブラケット部片のガイド孔を通した状態の前記スプリ
ング支持バーの両端部をその左右の側にある前記スプリ
ング端支持用ブラケット部片を以って支持し、それらの
左右のスプリング端支持用ブラケット部片の間に、前記
スプリング弾圧用ブラケット部片を挾んでスプリング定
数が実質上等しい一対のスプリング部材を前記スプリン
グ用支持バーを介して対称的に装着し、前記切換作動桿
を前記切換レバーに対して接続したことを特徴とする単
一操作・・ンドルによる複数の噛合点を持った噛合クラ
ッチ機構の切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197578U JPS5829301Y2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | 単一操作ハンドルによる複数の噛合い点を持つた噛合いクラツチ機構の切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197578U JPS5829301Y2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | 単一操作ハンドルによる複数の噛合い点を持つた噛合いクラツチ機構の切換え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS558284U JPS558284U (ja) | 1980-01-19 |
JPS5829301Y2 true JPS5829301Y2 (ja) | 1983-06-27 |
Family
ID=29021732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9197578U Expired JPS5829301Y2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | 単一操作ハンドルによる複数の噛合い点を持つた噛合いクラツチ機構の切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829301Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-03 JP JP9197578U patent/JPS5829301Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS558284U (ja) | 1980-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5829301Y2 (ja) | 単一操作ハンドルによる複数の噛合い点を持つた噛合いクラツチ機構の切換え装置 | |
JP3691914B2 (ja) | サイクルミシンの送り装置 | |
JPS6357077B2 (ja) | ||
US3710404A (en) | Electric hospital bed | |
JP3920980B2 (ja) | 目とび機構を備えたミシン | |
JPS6315870B2 (ja) | ||
JPS5831949B2 (ja) | 多種畳縫着機 | |
JP4017737B2 (ja) | 糸端保持手段を備えた多針ミシン | |
JPS621873Y2 (ja) | ||
DE6924383U (de) | Knopflochmechanismus fuer haushalt-zickzack-naehmaschinen | |
JP2681520B2 (ja) | パワーショベルの操向操作装置 | |
JPS5851901Y2 (ja) | ジグザグミシンにおけるカム選択装置 | |
JPH02232098A (ja) | ミシンの送り制御装置 | |
JPS6036311B2 (ja) | ジグザグミシン | |
CN206396444U (zh) | 缝纫机 | |
US2796754A (en) | Power-driven wringing machines | |
JP3367997B2 (ja) | オーバーロックミシンの上メスリリース装置 | |
JPH077955Y2 (ja) | 人体揉み機 | |
JP3793979B2 (ja) | ジグザグミシン | |
JP3107846B2 (ja) | ミシン | |
JPS59167337A (ja) | 動力取出用クラツチの操作装置 | |
JPH04336094A (ja) | 模様縫いミシンの布押え装置 | |
JPS5951286B2 (ja) | 高さ及び傾斜調節自在なベツド | |
JPH0811008B2 (ja) | 苗植機 | |
JPS62607Y2 (ja) |