JPS5829198B2 - 超電導導体用はんだ - Google Patents
超電導導体用はんだInfo
- Publication number
- JPS5829198B2 JPS5829198B2 JP15514181A JP15514181A JPS5829198B2 JP S5829198 B2 JPS5829198 B2 JP S5829198B2 JP 15514181 A JP15514181 A JP 15514181A JP 15514181 A JP15514181 A JP 15514181A JP S5829198 B2 JPS5829198 B2 JP S5829198B2
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- Japan
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- solder
- superconducting
- wires
- specific resistance
- alloy
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/26—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 400 degrees C
- B23K35/262—Sn as the principal constituent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、超電導導体用はんだに関する。
超電導導体用マグネットを構成し、このマグネットをパ
ルスマグネットとして用いると、このマグネットを構成
している超電導導体には、一般に交流損失が発生する。
ルスマグネットとして用いると、このマグネットを構成
している超電導導体には、一般に交流損失が発生する。
このような、交流損失を低減させるために、通常、複数
本の超電導線を撚合せてなる超電導導体や複数本の超電
導線を編上げてなる超電導導体を用いてパルスマグネッ
トを構成するようにしている。
本の超電導線を撚合せてなる超電導導体や複数本の超電
導線を編上げてなる超電導導体を用いてパルスマグネッ
トを構成するようにしている。
ところで、複数本の超電導線を撚合せたり、あるいは編
上げたりした超電導導体にあっては、超電導線相互の電
気的熱的な安定性および全体の機械的強度を高めるため
に通常、超電導線相互を低融点のはんだで結合させた構
成となっている。
上げたりした超電導導体にあっては、超電導線相互の電
気的熱的な安定性および全体の機械的強度を高めるため
に通常、超電導線相互を低融点のはんだで結合させた構
成となっている。
上記はんだは、上述した機能を園るために必要不可欠の
ものであるが、パルスマグネットを構威した場合、はん
だ層に誘起される結合電流による損失が犬きくなる可能
性がある。
ものであるが、パルスマグネットを構威した場合、はん
だ層に誘起される結合電流による損失が犬きくなる可能
性がある。
そこで、パルスマグネットに用いられる従来の超電導導
体にあっては、はんだとして比較的高い比抵抗を有する
すず一銀（Ｓｎ−Ａｇ）２元合金を用い、上述した結合
電流を弱めるようにしている。
体にあっては、はんだとして比較的高い比抵抗を有する
すず一銀（Ｓｎ−Ａｇ）２元合金を用い、上述した結合
電流を弱めるようにしている。
しかし、従来用いられているはんだ、つまシＳｎ−Ａｇ
２元合金にあっては、１だ比抵抗が十分高いとは言えな
いために、実際には、このはんだ層を介してかなりの結
合電流が超電導線間に誘起され、結合損失が増大し、結
果的にパルスマグネットの効率を低下させる問題があっ
た。
２元合金にあっては、１だ比抵抗が十分高いとは言えな
いために、実際には、このはんだ層を介してかなりの結
合電流が超電導線間に誘起され、結合損失が増大し、結
果的にパルスマグネットの効率を低下させる問題があっ
た。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、はんだとしての、機能を十分に
発揮することは勿論のこと、パルス磁界のもとにおいて
も超電導線間に誘起される結合電流を十分に減少させる
ことができ、もって、たとえばパルスマグネットの効率
向上化に寄与できる超電導導体用はんだを提供すること
にある。
の目的とするところは、はんだとしての、機能を十分に
発揮することは勿論のこと、パルス磁界のもとにおいて
も超電導線間に誘起される結合電流を十分に減少させる
ことができ、もって、たとえばパルスマグネットの効率
向上化に寄与できる超電導導体用はんだを提供すること
にある。
すなわち、本発明は、Ｓｎ−Ａｇ２元合金にビスマス（
Ｂｉ）を０．１重量％以上含有させたＳｎ−Ａｇ−Ｂ１
３元合金ではんだを構威し、上記目的を達成したもので
ある。
Ｂｉ）を０．１重量％以上含有させたＳｎ−Ａｇ−Ｂ１
３元合金ではんだを構威し、上記目的を達成したもので
ある。
以下、本発明の詳細な説明する。
１ず、市販の純度９９．９％のＳｎと、純度９９．９９
％のＡｇと、これに第３元素としてのＢｉとを溶解加工
して線径２鼎φ、重量比で、Ｓ ｎ −５％ Ａ ｇ
−０，１％Ｂ ｉ 、 ５ｎ−５％Ａｇ−０，４％Ｂ
１ ＊ Ｓ ｎ ５％Ａｇ−１，０％Ｂ ｉ 、 Ｓ
ｎ−５ｎ−５４Ａ、２ｑｂＢｉの４種類のはんだ用合
金線を製作した。
％のＡｇと、これに第３元素としてのＢｉとを溶解加工
して線径２鼎φ、重量比で、Ｓ ｎ −５％ Ａ ｇ
−０，１％Ｂ ｉ 、 ５ｎ−５％Ａｇ−０，４％Ｂ
１ ＊ Ｓ ｎ ５％Ａｇ−１，０％Ｂ ｉ 、 Ｓ
ｎ−５ｎ−５４Ａ、２ｑｂＢｉの４種類のはんだ用合
金線を製作した。
次に、参考例として、市販の純度９９．９％のＳｎと純
度９９．９９％のＡｇとを溶解加工して線径２ｍｍφ、
重量比で、Ｓ ｎ−０％Ａｇ 、 Ｓ ｎ−１％Ａ−ｇ
ｓ ５ｎ−２％Ａｇ 、 ５ｎ−３％Ａｇ、Ｓｎ４％
Ａｇ ｓ Ｓ ｎ−５％Ａｇ 、 Ｓ ｎ−６％人ｇの
７種類の従来用いられているはんだ用の合金線を製作し
た。
度９９．９９％のＡｇとを溶解加工して線径２ｍｍφ、
重量比で、Ｓ ｎ−０％Ａｇ 、 Ｓ ｎ−１％Ａ−ｇ
ｓ ５ｎ−２％Ａｇ 、 ５ｎ−３％Ａｇ、Ｓｎ４％
Ａｇ ｓ Ｓ ｎ−５％Ａｇ 、 Ｓ ｎ−６％人ｇの
７種類の従来用いられているはんだ用の合金線を製作し
た。
このようにして製作した本発明に係るＳｎ−人ｇ−Ｂｉ
３元合金からなるはんだおよび従来のＳｎ−λｇ２元合
金からなるはんだの比抵抗を液体ヘリウム中（絶対温度
Ｔ＝４．２°Ｋ）で外部印加磁界（磁界Ｈ＝ＯＴ、Ｈ＝
１．７Ｔ、Ｈ＝３．４Ｔの３水準）の条件下で測定した
ところ、第１図および第２図に示す結果を得た。
３元合金からなるはんだおよび従来のＳｎ−λｇ２元合
金からなるはんだの比抵抗を液体ヘリウム中（絶対温度
Ｔ＝４．２°Ｋ）で外部印加磁界（磁界Ｈ＝ＯＴ、Ｈ＝
１．７Ｔ、Ｈ＝３．４Ｔの３水準）の条件下で測定した
ところ、第１図および第２図に示す結果を得た。
第１図は、従来のＳｎ−ＡｇＺ元合金からなるはんだの
Ａｇの重量含有率に）に対する比抵抗ρ（［−ｍ）を磁
界Ｈ（Ｔ）をパラメータにして示したものである。
Ａｇの重量含有率に）に対する比抵抗ρ（［−ｍ）を磁
界Ｈ（Ｔ）をパラメータにして示したものである。
この図から判るようにＳｎ−Ａｇ２元合金からなるはん
だは、Ａｇの含有率が約３．５ ％ （共晶組成）にな
る１で比抵抗が漸増するが、３．５ ｆＯ以上の含有率
になるとほとんど変化が見られない。
だは、Ａｇの含有率が約３．５ ％ （共晶組成）にな
る１で比抵抗が漸増するが、３．５ ｆＯ以上の含有率
になるとほとんど変化が見られない。
そして、比抵抗の値もＨ＝３．４Ｔの条件で高々ｌＸ１
０７，２・備と非常に小さい値である。
０７，２・備と非常に小さい値である。
これに対して、本発明に係るＳｎ−Ａｇ−Ｂ１３元合金
からなるはんだは、第２図に示す特性を示した。
からなるはんだは、第２図に示す特性を示した。
すなわち、この図は磁界零の条件下における４種類の５
ｎ−５係Ａｇ Ｂｉ３元合金からなるはんだのＢｉの
重量含有率（係）に対する比抵抗ρ（ρ・ａＯを示した
ものである。
ｎ−５係Ａｇ Ｂｉ３元合金からなるはんだのＢｉの
重量含有率（係）に対する比抵抗ρ（ρ・ａＯを示した
ものである。
なお図中・印は参考として従来のＳ ｎ −５％ Ａ
ｇ ２元合金かもなるはんだの比抵抗を示している。
ｇ ２元合金かもなるはんだの比抵抗を示している。
この図から明らかなように、第３元素としてＢｉを含有
させれば比抵抗を増加させることができ、さらにＢｉの
含有率を増加させることによって、比抵抗を連続的に増
加させることができる。
させれば比抵抗を増加させることができ、さらにＢｉの
含有率を増加させることによって、比抵抗を連続的に増
加させることができる。
たとえば、Ｂｉを０．１％含有させれば、その比抵抗は
従来のＳ ｎ −５％ Ａ ｇ ２元合金からなるはん
だの比抵抗に比較し約１．５倍に増加し、またＢｉを１
係含有させれば約６倍に増加する。
従来のＳ ｎ −５％ Ａ ｇ ２元合金からなるはん
だの比抵抗に比較し約１．５倍に増加し、またＢｉを１
係含有させれば約６倍に増加する。
このように、従来のＳｎ−Ａｇ２元合金からなるはんだ
では、たとえＡｇの含有率を変化させても比抵抗を大幅
に変化させることができないが、本発明に係る５ｎ−５
％Ａｇ−Ｂ１３元合金からなるはんだでは、Ｂｉの含有
率を変化させることによって比抵抗を大幅に変化させる
ことができることが理解される。
では、たとえＡｇの含有率を変化させても比抵抗を大幅
に変化させることができないが、本発明に係る５ｎ−５
％Ａｇ−Ｂ１３元合金からなるはんだでは、Ｂｉの含有
率を変化させることによって比抵抗を大幅に変化させる
ことができることが理解される。
そして、第２図から明らかなようにＢｉの含有量の下限
値は０．１重量％であり、上限値はおおよそ１．２重量
係程度である。
値は０．１重量％であり、上限値はおおよそ１．２重量
係程度である。
このように、本発明に係るはんだは、従来のはんだに比
較して比抵抗が大幅に大きいので、複数本の超電導線を
撚合せたり、編上げたりした超電導導体のはんだとして
用いると超電導線間に誘起される結合電流を減少させる
ことができるので、結合損失を減少させ得、結局、パル
スマグネットの効率向上化に寄与できる。
較して比抵抗が大幅に大きいので、複数本の超電導線を
撚合せたり、編上げたりした超電導導体のはんだとして
用いると超電導線間に誘起される結合電流を減少させる
ことができるので、結合損失を減少させ得、結局、パル
スマグネットの効率向上化に寄与できる。
また熱的、機械的な特性を調べたところ、これらについ
ては従来のはんだとほぼ同程度であることが確認された
。
ては従来のはんだとほぼ同程度であることが確認された
。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではない
。
。
すなわち、実施例でばＡｇの含有率を従来のはんだによ
く使用されている５係にしたが、特に５優に限定される
ものではない。
く使用されている５係にしたが、特に５優に限定される
ものではない。
また超電導導体の構造も特に限定されるものではない。
すなわち、この明細書で述べている超電導線とは超電導
芯線の外周を銅等の常電導金属で被覆したもの含んでお
り、さらに超電導導体には上記のような複数本の超電導
線と複数の常電導線とからなる超電導導体も含んでいる
ものである。
芯線の外周を銅等の常電導金属で被覆したもの含んでお
り、さらに超電導導体には上記のような複数本の超電導
線と複数の常電導線とからなる超電導導体も含んでいる
ものである。
以上述べたように本発明によれば、はんだとしての機能
を十分発揮するとともに、パルス磁界のもとにおいても
超電導線間に誘、起される結合電流を十分に減少させる
ことができ、もってパルスマグネットの効率句上化に寄
与できる超電導導体用はんだを提供できる。
を十分発揮するとともに、パルス磁界のもとにおいても
超電導線間に誘、起される結合電流を十分に減少させる
ことができ、もってパルスマグネットの効率句上化に寄
与できる超電導導体用はんだを提供できる。
第１図は従来のＳｎ−Ａｇ２元合金はんだのＡｇの重量
含有率に対する比抵抗を示す図、第２図は本発明の実施
例に係るＳｎ−人ｇ−Ｂｉ３元合金はんだのＢｉの重量
含有率に対する比抵抗を示す図である。
含有率に対する比抵抗を示す図、第２図は本発明の実施
例に係るＳｎ−人ｇ−Ｂｉ３元合金はんだのＢｉの重量
含有率に対する比抵抗を示す図である。
Claims (1)
- １ 複数の超電導線あるいは複数の超電導線と複数の常
電導線とを熱的、機械的に結合させる超電導導体用はん
だにおいて、０．１重量％以上のビスマスを含み、残り
がすす、銀からなる組成であることを特徴とする超電導
導体用はんだ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15514181A JPS5829198B2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 超電導導体用はんだ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15514181A JPS5829198B2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 超電導導体用はんだ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855193A JPS5855193A (ja) | 1983-04-01 |
| JPS5829198B2 true JPS5829198B2 (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=15599436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15514181A Expired JPS5829198B2 (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 超電導導体用はんだ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4873116A (en) * | 1986-09-30 | 1989-10-10 | Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. | Method of preparing mixtures of incompatible hydrocarbon polymers |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15514181A patent/JPS5829198B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5855193A (ja) | 1983-04-01 |
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